2017年登山の振り返り~雪山デビュー、そして山に傾倒した1年~

私にとって登山元年だった「2016年」に引き続き、2017年は本当に多くの山に登ることができました。今後、これだけの密度をもって登山に傾倒できるのは、サラリーマン生活を辞めた後?でも、その時は今ほどの体力があるだろうか?もしかすると、2017年は私の人生の中で「最も山に登った年」となる可能性がある、そんな1年間でした。

雪山登山のデビューを果たし、日本一周しながら西日本の山にもよく登りました。「究極の失敗の原因は安住することである。」というのが私の座右の銘ですが、「究極の絶景は山にある。」というのがここ2年間で得た持論です。

目次

2017年に登った山の振り返り

1年目と比べて技術、体力、山の総合力が大幅にパワーアップした2017年!登った山を振り返ると共に「2016年登山の振り返り~テント泊、縦走デビューした1年~」同様、登山レベル(技術度/体力度)を☆5つで評価したいと思います!

登り過ぎて振り返るのも記事書くのも読むのも大変ですが、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

1. 北横岳 2,480m(北八ヶ岳)

2017年の登山第一弾は「雪山登山初心者におすすめ」ランキングNo.1とだいたいどこでも紹介されている北横岳!

人生初の雪山は、その積雪量、荘厳な景色、何より下界では決して経験することができない圧倒的な絶景に心を奪われました。北横岳ってめっちゃ景色いいです。

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北横岳(厳冬期)の評価

技術:★☆☆☆☆/体力:★★☆☆☆

コメント:次は隣の縞枯山や茶臼山をテント泊で縦走します。

2. 蓼科山 2531m(北八ヶ岳)

蓼科山(たてしなやま)は日本百名山にも選ばれている、富士山型の美しい山。女神茶屋から登るコースは急登で、真冬とは思えない程に暑く、驚いたことをよく覚えています。

しかし、森林限界を超えると状況は一変。雪煙舞う山頂付近は極寒。グローブを突き抜ける烈風に恐怖を覚えました。一方、空を見上げれば八ヶ岳ブルーとも呼ばれる、どこまでも突き抜けるような青空が広がっています。

冬は空気が極端に乾燥しているため、およそ下界では見る事ができないような、美しい青空が、頭上に展開します。本当にすごいですよ。この紺碧の青空を見たら、もう登山を辞める事は叶わないでしょう。

山頂からは八ヶ岳はもちろん、中央アルプスや遠く北アルプスの白い連嶺を眺める事ができます。この日はちょっと霞んでいたので、また北アルプスを眺めに再訪したいですね。

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蓼科山(厳冬期)の評価

技術:★☆☆☆☆/体力:★★☆☆

コメント:厳冬期の山頂は強烈な風が吹きます。森林限界を超える段階で、グローブ、バラクラバ、ゴーグルの用意をお忘れなく。

3. 西吾妻山 2035m 登頂失敗(福島県~山形県)

雪山登山3回目にして、厳冬の東北へ、それも、平日に挑む愚かな男がいました。

吾妻連峰最高峰の西吾妻山は八甲田(青森県)、蔵王(山形~宮城)と並び日本を代表する樹氷の景観地。樹氷を求めて、歩き始めるも・・・。

雪はひたすらに深く、時間ばかりが過ぎて、体力は減っていきます。結局、山頂どころか樹氷原まで到達することもできず、途中にある西大顛(にしだいてん)にて力尽きました。

それでも、西大顛に立ち並ぶ樹氷を見る事が出来ました。

自然が造り出す超常現象に感動。一方、はじめて登頂できない悔しさをかみしめ、同時に登山の計画性の重要さを身を持って学ぶ登山となりました。

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西吾妻山(厳冬期)の評価

技術:★★☆☆☆/体力:★★★★★

コメント:厳冬の東北は人が少なく、雪が多いのでこの山は日帰りでの計画自体が無謀でした。

4. 那須岳 1,915m(栃木県)

栃木を代表する山の一つ、那須岳は強風の代名詞とも言われるような山で、厳冬は厳しい風が吹き荒れます。同時に晴れにくい山域であり、アクセスは良いですが出撃タイミングが難しい。

那須岳は主に茶臼岳、朝日岳、三本槍岳から構成され、最高峰は三本槍岳。まだ未踏なので、次は再び厳冬期に、今度はテント泊で縦走したいと思っています。

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那須岳・茶臼岳(厳冬期)の評価

技術:★★★☆☆/体力:★☆☆☆☆

コメント:風が強く、茶臼岳の山頂付近は岩稜となっているためアイゼンとピッケルをきかして慎重に歩きましょう。

5. 奥白根山(日光白根山) 2,578m(栃木県~群馬県)

関東最高峰である奥白根山は早い時期から雪が付く、関東有数の雪山であり、めったに晴れません。私がとった栃木県日光側(湯本)からのルートは急登続きで、前日までの大量降雪と相まって登山口から山頂まで完全なるノートレース。

登山口で出会った男性と一致団結してひたすら、ただひたすらにラッセルを重ね、五色沼避難小屋で夜を明かした次の日、雲一つない快晴の元に、私たちはその絶頂へ至りました。

足跡一つない山肌に道を作りながら歩く楽しさ、この美しすぎる景色を教えてくれた奥白根山。私の大好きな山の一つになったのでした。

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奥白根山(厳冬期)の評価

技術:★★★☆☆/体力:★★★★★

コメント:少しでも登頂確率を高めたい場合は群馬県側から登るのがおすすめです。

しかし、前白根から望む五色沼と奥白根の景色は息を飲む絶景ですよ。

6. 木曽駒ケ岳 2,956m(中央アルプス)

アクセスの良さから厳冬でもよく登られている、中央アルプス最高峰の木曽駒ケ岳。夏は人がごった返し、冬は静かな千畳敷を気持ちよく登り、目指すは白銀の頂へ。木曽駒から眺める南アルプスの連嶺や御嶽山の迫力はすっごいですよ!

千畳敷は雪崩の巣窟。また上部はものすごい傾斜ですので、滑落にも要注意。

稜線へ登り、そこで待ち迎えるは厳冬の宝剣岳。冬の宝剣岳は近々に挑戦予定です。ついでに木曽駒でテント泊しようと思っていますが、厳冬の中央アルプスは風が恐ろしいので、気合の登山となりそうです。楽しみ。

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木曽駒ケ岳(厳冬期)の評価

技術:★★☆☆☆/体力:★★☆☆☆

コメント:雪山初心者におすすめの山としてよく紹介されていますが、3000m近い山ですので、断じて優しいわけではありません。

7. 谷川岳 1,977m(群馬県~新潟県)

標高2,000mにも満たない山域、しかし、日本屈指の豪雪地帯。それが谷川連峰。その主峰にして多くの人を魅了して止まないのが谷川岳です。

写真はオキノ耳から眺めるトマノ耳。

厳冬期、めったに晴れる事が無い山域だけに、晴れそうな日を狙って出撃しました!日本三大急登である西黒尾根はさておき、天神平スキー場から登る天神尾根は天気さえ良ければ比較的歩きやすいコースです。

 自然が作る超常現象の代表格「雪庇」はすごい迫力。次は泊りで訪れたいと思います。

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谷川岳(厳冬期)の評価

技術:★★☆☆☆/体力:★★☆☆☆

コメント:厳冬期とは言え、晴れた谷川岳は人気なので間違いなく人がいると思います。

8. 焼岳 2,455m(北アルプス)

これまでの私史上、もっとも感動して、もっとも素晴らしかった登山が、この厳冬期の焼岳でした。誰一人としていない山の中、厳冬の2月、過ごした時間は宝物みたいなもんです。夕焼けまで山頂で粘ったのも、ぶっちゃけかなり無理しているのでおすすめはできないのですが、本当に素敵な景色をみさせてもらいましたね。

焼岳山頂からは穂高岳、笠ヶ岳、乗鞍岳などを望むことができ、なにより北峰から眺める南峰と夕焼けは自然のスケールの大きさ、美しさを改めて感じる光景でした。

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初めてのツェルト泊が厳冬の焼岳とかアホか。

焼岳(厳冬期)の評価

技術:★★★★☆/体力:★★★★☆

コメント:焼岳のピーク下は広い平地となっているため幕営に適しています。雪崩だけ気を付けてくださいね。

9. 伯耆大山 1,729m(独立峰・鳥取県)

鳥取県が世界に誇るべき名峰、それが、伯耆大山(ほうきだいせん)!!

まずハッキリと言えること、それはこの山が日本の山トップ10に間違いなく入るであろうといういうことです。山に恵まれない中国地方でただ唯一光り輝くこの山は、圧倒的な存在感を放っています。

日本一周中に訪れたこの日、ご一緒した方々と大山が見せる神秘的な景色に、ただただ見惚れました。

写真見てるだけでまたすぐにでも登りたくなる名峰。独立峰なのがまたかっこいい!!

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伯耆大山(残雪期)の評価

技術:★★☆☆☆/体力:★★☆☆☆

コメント:弥山から剣ヶ峰の縦走は本気の本気で危険なので基本、やめた方が良いです。でも1回は行きたくなっちゃうのよね。

10. 三瓶山 1,126m(島根県)

島根県にあるこの山は、そこまで知名度が高くありませんが、歩いてみると結構面白い山です。男三瓶~女三瓶~子三瓶~孫三瓶とぐるっと縦走することができるのがいい。山頂にきれいな避難小屋もあるので泊りで行けます。

残雪期も後半に行ったので雪が腐ってきていて、踏み抜きが辛かった・・・。

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三瓶山(残雪期)の評価

技術:★★☆☆☆/体力:★★★☆☆

コメント:全山縦走する場合はそれなりの体力が必要です。

11. 九重山 1,791m(大分県)

4月の九州という事で、残雪も残雪。本当に雪解けの時期で登山道が洪水のようになっていて、かなり辛い思いをしました。雪はいつか溶け、水となるので、この時期だけはあまり登山に適してませんね・・・。

九州本土最高峰で、ミヤマキリシマというピンクの花が咲き誇ることで有名な山域。2018年、必ずや見に行きたいと思っています。

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九重山(残雪期)の評価

技術:★☆☆☆☆/体力:★★★☆☆

コメント:法華院温泉は最高に気持ちいいので入る価値ありありです。

12. 祖母山 1,756m(大分県)

九州を代表する山の一つ、祖母山はハデさこそありませんが、あたりを山に囲まれた静かでいい山です。テント泊で迎えたご来光、それはそれは美しく。ここから始まる縦走へ出だし好調!

それにしても、大分県は本当に素敵な所で、山だけでなく下界も本当にいいところ。九州で住むなら間違いなく大分県ですね。

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祖母山の評価

技術:★★★☆☆/体力:★★☆☆

コメント:祖母山の登山口からしばらく、迷いやすい道なので技術を★3つとしておきます。9合目に山小屋もテント場(狭い)もあるので一泊して是非ご来光を眺めてください。

13. 傾山 1,602m(大分県)

九州の深い山域である祖母山~傾山の縦走は、登山家なら誰でも憧れる登山路の一つではないでしょか?西日本で縦走と言えば、ここか屋久島、四国の剣山などが有名です。

祖母山から傾山への縦走路は歩き甲斐があるロングコース。

傾山(かたむきやま)山頂から眺める祖母山方面の朝焼け。自分が歩いてきた縦走路を眺める時間は、贅沢で至福、すべてが報われた気がする瞬間ですよね。傾山からの景色は抜群ですよ!

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祖母山~傾山縦走の評価

技術:★★☆☆☆/体力:★★★★☆

コメント:難しい場所はありませんが、縦走路としてはかなりのロングコースです。

14. 大崩山 1,644m(宮崎県)

どの山域とも違う、まさに比類なき絶景を提供する山が九州の宮崎県にあります。延岡からバスで山奥へ。超狭い道を進んだ先にある祝子(ほうり)の集落を拠点として、そこから登るは大崩山(おおくえやま)。

九州本土では間違いなく一番の絶景登山です。

丸みを帯びた花崗岩が所狭しと隆起するこの景観は、まさに秘境と呼ばれるに相応しいもので、登山好きなら是非訪れてみてほしい山の一つですね。ハンパないっすよ。登り甲斐も、景色も、一級品。西日本では伯耆大山と並んでお勧めの山です。

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大崩山の評価

技術:★★★☆☆/体力:★★★☆☆

コメント:大崩山の花崗岩はいずれも丸みを帯びていて、足を滑らせたりちょっと勢いがついてしまうと本気で落ちます。

15. 宮之浦岳 1936m(屋久島)

屋久島は私が最も好きな山域の一つです。その中で九州最高峰の高さを誇り、日本百名山にも選ばれているのが宮之浦岳(写真右手)。

屋久島と言うと白谷雲水峡の苔むした景色や縄文杉が有名ですが、それは屋久島の魅力の30%くらいでしかありません。

森林限界を超え、ヤクザサが茂る稜線へと出れば、そこには花崗岩が散りばめられた、屋久島でしかみることのできない独特の景色が展開しています。2017年のゴールデンウィーク前半、屋久島は奇跡的に4日連続晴れということで、訪れた人はラッキーでしたよね。

宮之浦岳の評価

技術:★★☆☆☆☆/体力:★★☆☆☆

コメント:一般的な淀川登山口から登るのであれば、道がよく整備されていますし、初心者の方でも十分登頂可能です。

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16. 永田岳 1,886m(屋久島)

宮之浦岳から眺める永田岳。標高が後少し高ければ日本百名山には永田岳が選ばれていた事でしょう。私は好きな山トップ10に間違いなく入れるほどにかっこいいと思っています。

この時は花山新道から上がり、永田岳近くの岩からご来光を望みました。今思い出しても、胸が熱くなる、濃厚で、贅沢で、山の魅力を全面に感じた時間でしたね。

ああ、屋久島行きたいです。次は厳冬期に行く予定。

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永田岳の評価

技術:★★★☆☆☆/体力:★★★☆☆

コメント:永田岳へは宮之浦岳から縦走するか永田歩道から登るかですが、永田歩道は荒廃してきているらしく、道も長いので、宮之浦から縦走した方が安全です。

17. 黒味岳 1,831m(屋久島)

宮之浦岳、永田岳、黒味岳を合わせて三岳と言います。

登ったことはなくとも、焼酎を知っているという方は多いかもしれませんね!私は屋久島の楠川から湯泊までsea-to-summitで横断しまして、その途中に訪れたのがこの黒味岳でした。

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黒味岳は屋久島の中央にそびえ、360度大自然に囲まれたすごい景色を見る事ができます。山頂には巨岩があって、上に登ることができるので、インスタ映えな写真を撮ることができますよ!笑

黒味岳の評価

技術:★★☆☆☆/体力:★★★☆☆

コメント:黒味岳は縦走でしか登れないため、難易度は宮之浦岳などと比べて高くなります。

屋久島横断(南北)の評価

技術:★★★★☆/体力:★★★★★

屋久島を横断しようとする場合、山の総合的な経験が必要となってきます。歩行距離は長く、有人の山小屋は一つもありません。南の湯泊歩道は難易度高いので、初心者単独の入山は非常に危険です。…とか言って、私も道に迷いかけたので、偉そうな事はいえないんですけどね。

18. 開聞岳 924m(鹿児島県)

例外的に、1500m未満の標高で日本百名山に選ばれている2座のうち1つです。海のすぐ横にそびえる富士山型のきれいな山ですね。

山頂からの景色は爽快の一言!登り始めは曇っていたんですが、山頂に着くころにはきれいに晴れてくれました。

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開聞岳の評価

技術:★☆☆☆☆/体力:★☆☆☆☆

コメント:標高も低いし、難しい所は何もありません。初心者の方でも楽しんで登れると思います。

19. 雲仙岳 1,483m(長崎県)

九州の一部の山域でのみ咲く、ミヤマキリシマ。私は日本一周中にこの時期を迎えることができました。その山域とは、九重山、阿蘇山、霧島山、そしてここ雲仙岳です。

山の中に咲き誇るピンクの群生、ミヤマキリシマは絶景に慣れてきちゃった私も大興奮の美しさでした。山の中でピンク色を見るということ自体が新鮮で、ミヤマキリシマの虜に。雲仙岳は簡単に登れますし、景色もそこそこなので、開花の時期に行くことをおすすめしたいですね。

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雲仙岳の評価

技術:★☆☆☆☆/体力:★☆☆☆☆

コメント:雲仙は自転車日本一周で行くと死ぬほど疲れます。

20. 石鎚山 1,982m(愛媛県)

麓の伊予西条から眺めると圧倒的な迫力で迫って来るのが、西日本最高峰の石鎚山です。弥山から眺める天狗岳の景観はとても有名なので見たことがある人が多いんじゃないでしょうか?山岳信仰が非常に強い山で、山頂には立派な社務所があります。

朝日を浴びる天狗岳のかっこよさったらないですね!!

この山は紅葉が美しいことで有名なので、次回は紅葉か、あるいは厳冬に訪れたいと思っています。

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石鎚山の評価

技術:★★☆☆☆/体力:★★☆☆☆

コメント:鎖場は槍ケ岳の垂直梯子などとはレベルが違いますので、高所恐怖症の人はくれぐれも挑戦しない方がいいと思います。

21. 三嶺 1,894m(高知県~徳島県)

石鎚山、剣山と並んで四国を代表する山の一つ三嶺(みうね)です。剣山との縦走が有名で、西日本を代表する縦走路。多くの登山家が憧れる道を歩くことができました。三嶺山頂は360度の大展望が広がっており、ここまで素晴らしい眺望の山はそうそうありません。特に西日本ではトップクラスと言っていいでしょう。

私が泊まった夜は天の川がきれいに見えました。

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なお、三嶺~剣山の縦走をやり終えた「翌日」にヒンソン(香港から来た日本一周チャリダー)と再び三嶺に登ったのはいい思い出です笑

三嶺の評価

技術:★★☆☆☆/体力:★★★☆☆

コメント:山頂近くに綺麗な避難小屋があって過ごしやすいです。ただ、この山は私が見てきた山の中で最も鹿が多く、ちょっとビビる位に鹿ってます。

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22. 剣山 1,955m(徳島県)

剣山と言えば石鎚山に次ぐ四国第二位の高峰です。三嶺からの稜線歩きが何と言っても魅力の山。笹に覆われた稜線を歩いて三嶺~剣山を歩くのは至福の時ですよ。写真は次郎笈(じろうぎゅう)から眺める剣山とご来光。

剣山にはテント場があるのでゆっくりしていたところ、天候が急変し、いきなり爆焼けどころか超常現象的な夕焼けに遭遇することができました。こんな景色、登山しまくっていてもそうそう見れる訳ではないので、本当に、2017年は恵まれた1年だったなと改めて思います。今思い出してもぞっとするくらい、辺り一面がオレンジ色で染め上げられてたんです。本当に、山ってすごいですよね。

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剣山の評価

技術:★☆☆☆☆/体力:★☆☆☆☆

コメント:山頂に有人の山小屋あり、日本の名水100選の湧水あり、テント場ありと至れり尽くせり。

三嶺~剣山縦走の評価

技術:★★☆☆☆/体力:★★★☆☆

コメント:三嶺から剣山へ縦走する場合でも、技術的に難しい所はありません。

23. 穂高岳 3,190m(北アルプス)

残雪が眩しい初夏の穂高岳に行ってきました。目的は前穂高岳からのご来光だったわけですが、ご来光どころか、雨の中、重太郎新道をナイトハイクするという黒歴史。正直、雨の前穂高岳はかなり危ないので、くれぐれも真似しないでほしい登山記録となっています。

写真はザイテングラートからの景色で、涸沢カールを上から眺められる絶景ポイントとしてお気に入り。

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奥穂高岳の評価

技術:★★★☆☆/体力:★★★☆☆

コメント:雨のナイトハイクは止めましょう(白目

24. 北岳(白根三山)3,193m(南アルプス)

日本第二位の高峰である北岳。第三位の間ノ岳、そして農鳥岳と合わせて白根三山と呼ばれますが、これを縦走してきました。中白根山から望む北岳はめちゃくちゃかっこよくて、写真的にもいい感じなのですが、残念ながら間ノ岳と農鳥岳はガスってしまい、気合を入れた割には悲しい結果となりました。

南アルプスはこれからどんどん開拓していきたい山域の一つです。

北岳の評価

技術:★★☆☆☆/体力:★★★☆☆

コメント:北岳めっちゃカッコいいのでおすすめです。南アルプスはどう開拓していくか悩ましいですが、今年の冬、甲斐駒ケ岳狙ってます。

白根三山縦走の評価

技術:★★☆☆/体力:★★★★☆

コメント:技術的には難しくありませんが、やはり体力が必要です。特に、農鳥岳へ至る大門沢はかなりの急登かつロングコースなので、下山で利用したとしてもかなり足にきます。

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25. 南駒ヶ岳 2,841m(中央アルプス)

私の登山史上、ここまで労力と結果が反比例してしまったことはありません。しかし、それもまた山。倉本駅から豪雨の中スタートした登山でしたが、道を間違えるわ避難小屋までたどり着けないわ足を捻挫するわで、勉強の登山となりました。

南駒ヶ岳の評価

技術:★★☆☆☆/体力:★★★☆☆

コメント:雷雨の中スタートしたりするのは、止めましょう。

26. 烏帽子岳 2,628m(北アルプス)

裏銀座縦走路の起点となる、烏帽子岳は巨岩が連なった独特の形をしています。山頂からの景色は爽快。近くに山小屋もあるので利便性も高く、おすすめの山ですね。

北部に目をやれば物々しい雰囲気の針ノ木岳がそびえています。まだ未踏ですので、来年は針ノ木雪渓を歩いたり、あるいは針ノ木岳の写真を撮りに行きたいなと考えています。

烏帽子岳の評価

技術:★★☆☆☆/体力:★★★☆☆

コメント:北アルプス三大急登とも言われるブナ立て尾根を歩くため、それなりに骨が折れますが、稜線へ出た時の爽快感はたまりません。

27. 野口五郎岳 2,924m(北アルプス)

裏銀座の山域で一番高い山、それが野口五郎岳です。白い巨岩が辺り一面に散らばった膨大な山容をしています。三ツ岳からの眺めがよくて、この日は美しいモルゲンロートをカメラに収める事ができました。

野口五郎岳の評価

技術:★★☆☆☆/体力:★★★☆☆

コメント:野口五郎岳は縦走でしかピークを踏むことができず、結構大変な山。

28. 水晶岳 2,986m(北アルプス)

おそらく、日本百名山をこれだけの数一望できる山は他にないのでは?そう思えるほどに、名峰の展望台として名高いのが水晶岳(黒岳)。水晶岳は北アルプスのど真ん中にあるため、槍、穂高、乗鞍、笠、鷲羽、薬師、立山・・・北アルプスのオールスター勢ぞろいな景色を愉しめます。

水晶岳の評価

技術:★★★☆☆/体力:★★★★☆

コメント:どこから登っても2泊3日の行程が必要なため、難易度はかなり高いです。山小屋は北アルプスで一番小さく、また、テント場もないため繁忙期に泊まると大変らしい。

29. 鷲羽岳 2,924m(北アルプス)

眼下に鷲羽池、目の前には硫黄尾根、そして槍ヶ岳を望む北アルプスでも屈指の展望地、また、山容も美しくファンが多い鷲羽岳(わしばだけ)。名前もかっこいい。

裏銀座縦走で疲れた所に鷲羽岳の急登があるので、三俣山荘へ下る道では滑らないように要注意。

鷲羽岳の評価

技術:★★★☆☆/体力:★★★★☆

コメント:水晶岳同様、こちらも北アルプス最深部にあるため、どこから登っても遠いです。

30. 黒部五郎岳 2,840m(北アルプス)

黒部五郎カールで有名な山であり、富山県を代表する名峰。カール内には巨岩が所狭しと散りばめられ、登る人も北アルプスの中では少な目なので、静かで美しい登山が楽しめます。山頂からの景色も抜群です。行こうかどうしようか迷っていましたが、行ってよかった。

黒部五郎岳の評価

技術:★★★☆☆/体力:★★★☆☆

コメント:裏銀座縦走中に行こうと思うと相当タフな工程となるため、黒部五郎狙いなら富山の折立から登るのが一番近くていいですね。

31. 双六岳 2,860m(北アルプス)

高山植物の宝庫として名高い双六岳(すごろくだけ)は、槍ケ岳の展望地としても抜群で、こちらから眺める槍ヶ岳の迫力たるや、ちょっとビビるくらいに絶景。裏銀座縦走してここに着いた時には、かなり疲れてました。ここから双六小屋までガクッと下るのよね。

双六岳の評価

技術:★★☆☆☆/体力:★★★☆☆

コメント:双六小屋のキャンプ場は風が強いので要注意。

32. 宝剣岳 2,931m(中央アルプス)

誰でも簡単に絶景を楽しめる千畳敷カールのボスこと、宝剣岳です。岩が積み重なり非常に険しい表情を見せます。夏山も良いですが、やはり宝剣岳がかっこいいのは冬だと思います。

宝剣岳の評価

技術:★★★☆☆/体力:★☆☆☆☆

コメント:宝剣岳は極楽平方面が切れ落ちているので、宝剣岳を越えて中央アルプスを縦走する場合は、滑落に要注意。

33. 空木岳 2,864m(中央アルプス)

中央アルプス深部に位置する空木岳(うつぎだけ)は、人もそれほど多くなく、南駒ヶ岳や御嶽山を眺める絶好のスポット。写真左手が空木岳、右手は熊沢岳です。その年の借りはその年に返す…といことで、前回真っ白だった中央アルプスのリベンジ縦走は本当に最高でしたね。まだまだ写真を撮りたいと思っている山域です。

空木岳の評価

技術:★★★☆☆/体力:★★★☆☆

コメント:かなりおすすめの山です。景色良し、山容良し、すばらしい。しかし、池山尾根は長く、木曽駒や越百から縦走してもまた長い。簡単には登らせてくれない、そんなところもまたいいのかもしれません。

34. 立山 3,015m(北アルプス)

紅葉が美しい事で知られる立山、ついに今年行ってきました!日本海側に近い立山は冬の間豪雪で知られ、雪が全くない時期と言うのは立山からしたら、本当に短い憩いの季節なんでしょうね。立山ってファンがめっちゃ多いイメージですが、正直私はそこまでゾッコンというわけではありません。

立山の評価

技術:★☆☆☆☆/体力:★★☆☆☆

コメント:立山に登るだけであれば、それほど難しいところはありません。岩系の登山道ですので、ねん挫などに気を付けましょう。

35. 剱岳 2,999m(北アルプス)

剱岳って、登山における一つのベンチマークみたいなところがあって、なるべく早めに登っておきたいという気持ちがありました。

写真だけみると、マジで人が歩くような場所ではありませんが、写真で見た方が実際より怖いかもしれません(笑)

剱岳はやはり雪がある時期が本当の姿でしょうから、裏剱や早月尾根、その他色々撮影スポットがあるので、剱岳は登るより写真撮影メインとなりそう。2018年は気合入れて撮りたいですね!

剱岳の評価

技術:★★★★★/体力:★★★★☆

コメント:ネットで見ると初心者でも大丈夫的な記載も多いのですが、全然そんなことないので惑わされないようにしてください。剱岳は工程が危ないだけでなく、剣山荘からかなりの距離があるので、体力的にもきついです。山小屋に泊まってピークハントに徹すのがまずはいいのかなと思います。でも、別山からの眺めは最高だよ?と悪魔のささやきをしておきます。

36. 穂高岳 3,190m(北アルプス)

前穂高岳から眺める奥穂高岳の迫力はすさまじく、ご来光の写真を撮りたいと去年から考えていて、今年は実行に移しました。こういう経験をどんどん積んで、かっちょいい山の写真を撮れるようになるのが私の目標です。

この日は雲海もすごかった。登山が報われる瞬間だなって、いつも絶景を目にして思います。皆さんにもこれを生で見てもらいたい。北アルプスは雲海率がかなり高いですから、何回か登れば見れる可能性は結構高いと思うので、ぜひ。

前穂高岳の評価

技術:★★★☆☆/体力:★★★☆☆

コメント:重太郎新道は技術的にも体力的にもそれなりにしんどい場所。そこを越えて、山頂に着いた時の驚きたるや、初めてなら絶対感動ものですよ!!

37. 白毛門 1,720m(群馬県)

谷川岳東壁を目の間に、白毛門(しらがもん)はそびえています。私が日本一周後、社会人復帰してから初めて登った山であり、私は変態的に二週連続で白毛門に行っています。2回目はテント泊で臨み、モルゲンロートを期待しましたがあえなく撃沈。次こそは・・・!!

 

白毛門の評価

技術:★★☆☆☆/体力:★★★☆☆

コメント:とにかく谷川岳の迫力がすごいので一回は登る価値がある山。土合駅からのアクセスも良いのでおすすめ。夏はテントできないので幕営するなら冬ですね。

2017年を振り返っての総評

登り過ぎ(笑)

これ、全部1年間に起きたこととか自分でも信じられません。2017年は濃密過ぎて、記事書くのが大変でしたが、来年からはさすがにもう少し落ち着くはずです。たぶん。きっと。

縦走中に踏んだピークを合わせると、2017年は軽く40座は登っています。ほんと、よくやりました笑

濃密な時間を過ごした分、登山の経験値が大幅に増加したのは事実です。やっぱり、どれだけ知識を詰め込んだとしても、経験に勝るものはないと思っています。これからも安全登山を心がけつつ、登ったことが無い山域は足を踏み入れ、一度登った山はいかにかっちょいい場面に遭遇し、写真を撮れるか、極めていきたいと思います。

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コメント一覧 (1件)

  • 清宮さん こんにちは。

    40座以上、平均すると約週1ですね。自転車日本一周しながらよく登りましたね〜。
    また、改めて見ると天気に恵まれて絶景写真が沢山撮れてます。ブログテーマの「山が好き写真が好き」ですね。重いカメラ抱えて登った甲斐がありましたね〜。

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