登山が趣味の皆様、1年間の登山でどれくらいのお金を使っているか計算してみたことはございますか?禁断とも言えるこの手の計算をしてみることで、否が応でも登山活動にどの程度のお金を使っているか客観的に把握することができます。
登山にまつわる費用は主に・・・
①準備資金(ウェアやギア)
②遠征資金(移動費や宿泊費)
③関連費用(食費や保険など)
などに分類できますね。
私の場合はすでに登山道具・登山装備をほぼ揃えているため主な費用は遠征費用になりますが、それでも毎年追加で新しい道具を購入しているので、準備資金にもお金を割いています。
「どれくらいお金を使ったのか?」という興味本位で始めた計算ですが、思った以上にかかっているものです(汗)
2021年の登山費用
2021年は12回(月1回ペース)登山しており、いずれも北アルプス遠征でした。『月1回のペースで北アルプス登山にかかるお金』はキリが良い指標になるかと思い、一つの参考事例としてまとめてみました。
各月で書いているのは遠征費のみです。食費や関連費用は最後に概算としてまとめています。
1月
自宅 ⇆ 八王子 | 1870円 |
八王子 ⇆ 松本 | 13240円 |
松本 ⇆ 中の湯 | 4500円 |
合計 | 19610円 |
2月
自宅 ⇆ 八王子 | 1870円 |
八王子 ⇆ 松本 | 13240円 |
ホテルエムマツモト(前泊) | 2980円 |
松本 ⇆ 乗鞍スキー場前 | 3700円 |
合計 | 21790円 |
3月
自宅 ⇆ 八王子 | 1870円 |
八王子 ⇆ 松本 | 13240円 |
松本 ⇆ 豊科 | 4500円 |
豊科 ⇆ 須砂渡ゲート | 8000円 |
合計 | 19610円 |
4月
自宅 ⇆ 八王子 | 1870円 |
八王子 ⇆ 松本 | 13240円 |
松本 ⇆ 上高地 | 5300円 |
合計 | 20410円 |
5月
自宅 ⇆ 新宿 | 1870円 |
新宿 → 上高地 | 12200円 |
上高地 → 松本 | 2650円 |
松本 → 新宿 | 6620円 |
テント泊 | 2000円 |
合計 | 25340円 |
5月
自宅 ⇆ 新宿 | 1870円 |
新宿 → 上高地 | 12200円 |
上高地 → 松本 | 2650円 |
松本 → 新宿 | 6620円 |
テント泊 | 2000円 |
合計 | 25340円 |
6月
自宅 ⇆ 新宿 | 1870円 |
新宿 → 上高地 | 12200円 |
上高地 → 松本 | 2650円 |
松本 → 新宿 | 6620円 |
テント泊 | 4000円 |
合計 | 27340円 |
7月
自宅 ⇆ 新宿 | 1870円 |
新宿 → 上高地 | 12200円 |
上高地 → 松本 | 2650円 |
松本 → 新宿 | 6620円 |
テント泊 | 6000円 |
合計 | 29340円 |
8月
自宅 ⇆ 新宿 | 1870円 |
新宿 → 上高地 | 12200円 |
上高地 → 松本 | 2650円 |
松本 → 新宿 | 6620円 |
テント泊 | 2000円 |
合計 | 25340円 |
9月
自宅 ⇆ 新宿 | 1870円 |
新宿 → 上高地 | 12200円 |
上高地 → 松本 | 2650円 |
松本 → 新宿 | 6620円 |
テント泊 | 4000円 |
合計 | 27340円 |
10月
自宅 ⇆ 新宿 | 1870円 |
新宿 → 上高地 | 12200円 |
上高地 → 松本 | 2650円 |
松本 → 新宿 | 6620円 |
穂高岳山荘 | 8800円 |
合計 | 32140円 |
11月
自宅 ⇆ 八王子 | 1870円 |
八王子 ⇆ 松本 | 13240円 |
ホテルエムマツモト(前泊) | 3980円 |
松本 ⇆ 新穂高ロープウェイ | 5800円 |
新穂高ロープウェイ ⇆ 西穂高口 | 3600円 |
テント泊 | 2000円 |
合計 | 30490円 |
2021年 合計
1月 | 19610円 |
2月 | 21790円 |
3月 | 19610円 |
4月 | 20410円 |
5月 | 25340円 |
5月 | 25340円 |
6月 | 27340円 |
7月 | 29340円 |
8月 | 25340円 |
9月 | 27340円 |
10月 | 32140円 |
11月 | 30490円 |
遠征費 小計 | 304090円 |
– 食事代 | 60000円(5000円 x 12) |
– 装備・道具 | 120000円(推定) |
– ココヘリ・JRO | 7000円 |
2021年 合計 | 491090円 |
道具にかかる費用は年により大きく変動しそうですね。道具を新調しなければ管理維持費程度で済むでしょうし、新しい道具を導入すれば大きな費用となりそうです。
今年は動画撮影用にDJI Pocket2クリエイターコンボを買ったり、スノーショベルやトレッキングポールを買い換えたので上記のような費用がかかっていますが、もし買い替えがなくランニングコストだけであれば数万円かからない場合もあります。
まとめ
- 横浜からバス・電車を使った公共交通機関による北アルプス遠征(1泊)では1回で2万円(テント代なし)〜2.5万円(テント泊)〜3万円(小屋泊)程度の費用がかかる。
- 月に1回のペースで北アルプス登山をすると遠征費だけで約30万円程度の費用がかかる。
- 新しい道具も導入したりして、2021年度は約50万円ほど登山関係に使っていた。
結婚していて「登山関係で年間どれくらい使ってるの!?」と聞かれた場合は、上記数値を参考にうまいことゴニョゴニョと回答できるよう準備されてはいかがでしょうか(笑)
登る場所や頻度により費用は大きく変動します。
自分の登山スタイルでどれくらい費用がかかっているか、計算してみると面白いですし、家計のためにもなると思います。ちょうど年末ですので、気になる方はぜひ計算してみてくださいね。
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