登山のポーチやスタッフバッグに「防水&透明で中身が見える」マジックマウンテンが超おすすめ

登山で使うポーチやスタッフバッグ、何を使っていますか?

私は最近マジックマウンテン(MAGIC MOUNTAIN)というブランドのものを試しに使っていたんですが、これがメッチャ良かったので大幅に追加購入しました。

これはガチで良いものなので、ポーチやスタッフバッグで悩んでいる方におすすめしたいと思います!

目次

中身が見えるという天才的な発想のポーチ

マジックマウンテンがどんなブランドかは後回しにして、こんな感じでテントライトやヘッデンやら交換電池やらを入れるナイスなポーチを探しておりまして、適当にググっていたら巡り合ったブランド。

大きさが種々あることはもちろん、前面が透明で中に何が入っているか一目でわかる。

これが最高に使いやすくて気に入ってます。

ファーストエイドを入れるポーチに最適

手前は私が高校の時に購入したスヌーピーのポーチ。大きさがちょうど良いのでファーストエイドはこれに入れていましたが、見ての通り、中に何が入っているのか全く見えなくて不便でした。

これを解決してくれるのがマジックマウンテンのポーチというわけです。

透明無地のポーチもいいんですが、ファーストエイドと一目でわかる白十字付き!

中身も見れて、ファーストエイドとわかるとか天才!これは山のことを、登山者の気持ちを十分わかっていないとデザインできない!

大きすぎず・小さすぎないポーチが登山にぴったり

この大きさ感がまあ登山に向いているわけです。ポーチは小さすぎると物が入らないし、大きすぎるとブカブカになってしまい使い勝手が悪い。

その点マジックマウンテンのポーチはもう最高な大きさなわけです。

iPhoneXと大きさを比べた画像です。これ以上大きいとザックのサイドポケットや雨蓋のポケットに入れるのが窮屈になるベストなサイズです。

繰り返しになりますが、中身が確認できるのが本当にいい。これ天才です。

モバイルバッテーを入れたりカメラ関係の道具を入れてもいいですね!

私のファーストエイドの中身をこっそり教えます。

登山のファーストエイドはそこまで個性が出ないとは思いますが、逆に何を持っていくかの取捨選択に違いがあるかと思います。

正直なところ、ほとんど、99%は出番がない物たちですし、出番がないに越したことはありません。だからこそ減らせるものは減らしたい。そんなファーストエイド。

私のこれまでの経験から持っているものは写真の通り、かなり厳選しています。

  1. テーピング
  2. 包帯(足などを通すタイプ)
  3. 湿布薬
  4. 絆創膏
  5. 風邪薬
  6. 下痢止め
  7. ハサミ
  8. ライター
  9. ホイッスル(笛)
  10. ポケットティッシュ

私が登山中に経験したことがある疾病は「捻挫」「発熱」「すり傷」「腹痛」です。

これらに対応ができるようなキットになっています。あらゆる状況に対応しようと思うと馬鹿みたいな量のファーストエイドになってしまいますので、こればかりは個人で最適化・カスタマイズする他ありません。

今の時代はマスクを1枚入れておくと山小屋でのトラブル回避に良いかもしれませんね。

テーピングは巻き方を覚えていられないので、巻きかたの写真や動画をオフラインで保存しておくことをおすすめします。

腹痛

発熱

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捻挫

スタッフバッグもMAGIC MOUNTAIONに変更

ポーチが素晴らしかったのでスタッフバッグもマジックマウンテンへ変更します。

これまではSea to Summitのものを使っていましたが、製品としてのレベルが違うと感じています。

これ系のスタッフバッグは中が見えないストレスが半端ない・・・。

登山では大量な荷物を持っていくので、例えばウェアやインナーウェアもまあまあな数になります。

これらを収納するならパッと見ただけで中がわかるとすごく助かります。一回開けるストレスがなくなるからです。

マジックマウンテン20L:シュラフの収納に

20Lのバッグを購入。こちらも中身が見えるだけで超おすすめですが、さらにコンプレッション機能もついています。神すぎ。

大きさの比較のためにiPhoneを並べましたが、20Lの割には意外と小さく見えるかもしれません。

でもこれ、超入ります!

こちらは底面を撮ったもの。黒いのは手で持ちやすくする取手のようなものですが、これは要らないかと思いました(笑)

スタッフバッグは破けるとしたらこの底面が筆頭候補ですが、しっかりとした作りなので安心できそうです。

生地の硬さや質感も気になるところですが非常に使い勝手がいいものとなっています。

防水バッグと謳っていてもぺらぺらだとあまり安心感がありませんが、マジックマウンテンはザックカバーのような雰囲気なので安心感が違いますね。

20Lのスタッフバッグは何に使うかといえばシュラフを収納します。

ダウンシュラフは水が天敵なので防水性の高いスタッフバッグとの相性が抜群。ザックの最下部に入れることが多いので、雨の日などに何も対策をしないとザック内で濡れてしまうことがあるので要注意です。

スタッフバッグへのシュラフの収納の仕方

よくTwitterなどで「シュラフをスタッフバッグに入れるのが難しい」という意見を見ます。

確かに、女性だと結構大変なのかなと思うところですが、マジックマウンテンの20Lはこの辺りもよく考えられていて、間口が広いので20Lの割にシュラフを入れやすいと思います。マジでよく考えられていて感心します。

シュラフの入れかたですが・・・

気合を入れて・・・

勢いよく中に突っこんで・・・

ひたすらグイグイ押し込み・・・

奥へ奥へとグイグイ押し込むだけ!

技術も何もありません。マジで気合で入れるだけです。

強いていえばたまにスタッフバッグをクルクル回しながら全体的に押し込むことがポイントでしょうか。

最後はギューーーッと押し潰します。

コンプレッション機能が付いていると紹介しましたが、写真中央黒い丸のところから空気が排気される仕組み。しかも防水!

ただ一点だけイマイチなところがあり、排気する時に音がします(笑)

防水性を保つために仕方がないことかと思いますが、この排気口が相当小さい穴だからでしょうか、変な音だけしますが、まあ目を瞑りたいと思います。

コンプレッションするとモンベルのダウンハガー#1がかなりの小さいサイズまでコンプレッションされました。

シュラフを小さくするためにコンプレッサーを使っている人もいるかと思いますが、卒業する時が来たようです。

スタッフバッグとコンプレッサーを足して、しかも中身が見える防水バッグ、それがマジックマウンテのスタッフバッグです。

マジックマウンテン5L:ダウンウェアの収納に

冬季登山から春山、秋山まで広く活躍するダウンウェア。

特に厳冬期に使用するダウンウェアはかなり嵩張ります。しかもダウンシュラフと同じく濡らすとマズイ製品です。

こちらもしっかりとしたドライバッグ(防水スタッフバッグ)に入れて持ち運びたいということで、5Lのマジックマウンテンも購入しました。

モンベルのアルパインダウンパーカー上下を収納したいと思います。

5Lのドライバッグで余裕を持って収納できました。スタッフバッグは「大は小を兼ねる」ことを考えて5Lを買いましたがちょうどいい大きさでしたね。

一緒に就寝用のインナーなどを入れても余裕を持って収納できます。

スタッフバッグは登山用途で使う限り、そうそう破けるものでもないので買い替えのタイミングが難しいもの。

中身が見えるポーチが欲しいと思って調べ出したのがこのブランドと出会ったきっかけですが、想像以上に使いやすかったのでドライバッグまで購入した次第です。

マジックマウンテンとは

初めはAmazonで見つけたので、どこか無名なメーカーかチャイナブランドかと思っていましたが、全然しっかりとしたアウトドアの企業さん。

誰もが知っているグリベルの正規代理店をしたり、自社のブランドを展開したりと、もともとスリーピングエアーマットの会社さんなんでしょうか?マジックマウンテンは社名のようです。

エアーマット出しているくらいなので密閉性やコンプレッションは専門なんでしょうね!コンプレスドライバッグは本当に完成度が高いと感じました。

ミシン跡がないのはもちろんジッパーもしっかりシームレス加工されているので防水性も期待できそうです。

ポーチにも3種類(1L・2L・4L)の大きさがありますので収納したい量によって使い分けが可能です。

ポーチはあまり詰めすぎると取り出しにくくなりユーザビリティが下がるので1Lがベストバイだと思います。

コンプレスドライバッグも5L・7L・10L・15L・20L・25Lと大きさがたくさん用意されています。夏用シュラフであれば15Lでも十分入ると思います。厳冬期用は20Lか25Lがおすすめ。各種ウェアを収納するのにも良いと思います。

おすすめなのでぜひ参考にしてもらえればと思います。

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コメント一覧 (7件)

  • マジックマウンテンのコンプレッサーバッグにシュラフを入れた場合膨らんできたりはしませんか?

  • またマジックマウンテンのコンプレッサーバッグを使ってシュラフを平たく圧縮することは可能でしょうか?
    あとレビューに若干ずつ空気が 戻った入ってしまうというレビューがあったのですがそんなことありますか?

    • 平たく圧縮というのがどの程度のレベル感をご希望かなんとも言えないのですが、SeaToSummitのような一般的なスタッフバッグに入れるよりは格段に小さくできると思います。一方で、シュラフ専用の外付けコンプレッサーを使ったことはないため、その比較はちょっとわからないです。圧縮した直後を100%だとしまして、確かに80%くらいまで時間経過とともにやや戻ってしまうのかなとは思います。防水のスタッフバッグ+コンプレッションなので、ある程度は仕方がないかなという判断です。私はどちらかと言えば、コンプレッションは「あってラッキー」程度に見ていますので、その優先度によって使い勝手が変わるのかなという印象です!

      • 返信ありがとうございます。
        平べったくがちょっと伝わりにくかったかもしれません。
        物を入れる側から 縦に圧縮をかけると思うんですけども 、 シュラフを入れて入り口を 何回かロールして塞いだ後 空気の抜けるバルブ部分を上にして踏みつけるなどして 平たい状態に圧縮し、リュックに入れたいなと考えておるのですがそういう形での圧縮はできますか?
        またその状態ですと シュラフの力で空気が入ってってしまうでしょうか?
        あまり入口部分を折り返して圧縮してないために バルブから逆流して空気が入ってきてしまうのではないかと思っています。
        通常寸胴みたいな形になると思いますがそうではなく 平たい板状に 圧縮できないかと考えております。

        • 入り口をロールアップで固定して、バルブから空気を抜いて圧縮することはできますのでシュラフの大きさにもよりますがご希望に近い状態にはなるかと思います。バルブから逆流して空気が入るということはありませんが、100%圧縮した状態からから少しずつ空気が入っているのかな、という気はしています。平たい板状にまでできるかというと、単純にスタッフバッグの容量とシュラフの持つ体積的に、そこまで平にはならないのではないかと思いますが、例えば夏用のシュラフであれば近い状態になるかもしれません。

          • 本当に返信ありがとうございます大変助かっております。
            当方900 g のダウン入りのシュラフを、
            25 L の この圧縮袋に 入れて何回かロープアップした後に踏むことで空気を抜き ぺちゃんこまではいきませんが、 少し平たい状態にしてザックの背面に入れたらどうかなと考えております。
            ただけっこうダウン量が多いものだとあまり圧縮されないのではないかなと考え
            中です。

  • いえいえ!しかし・・・900gのダウンを少しでも平にするというのは結構難しいかもしれません。ブログの写真もそれなりに圧縮してこの形ですので、900gのダウンを平らな形状にコンプレッションするというのは、そもそも論として難しいかもしれませんね。少なくとも、ザックの背面に適合する形にできるかどうかは、結構微妙な気もします。決して高い買い物ではないので、なんらかの形で活用できることを考えれば、一度お試しいただくのがいいかなとは思いますが、いかんせん、900gのシュラフは体積がかなり大きく、背面に収納するのは難しいのでは?というのが私の見解です。お役に立てば幸いです。

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