GR3 (GRIII) 購入!久しぶりに使ったコンデジの感想とメリット・デメリット・おすすめできるユーザー像について

久しぶりにあたらしいカメラを購入しました。その名もGR3 (GRIII)。RICOH(リコー)から発売されているコンデジです。・・・タイトルにも入れておきながらなんですが、もしかすると『コンデジ』ってもう死語になっているのかもしれませんね。

コンデジとはコンパクトデジタルカメラのこと。スマホで写真を撮るという文化が大衆化する前は、多くの人がコンデジで写真を撮っていました。スマホカメラが一気に普及して、カメラ業界全体が衰退していく中、その煽りを強く受けたのがこのコンデジだったのです・・・。

と、そんなコンデジの中で単焦点レンズを持つ特徴的なGRIII。

使ってみて感じたメリット・デメリット・おすすめできるユーザー・ミラーレス一眼との比較、購入した経緯など、普段はNikonZ6で写真を撮っている私なりの視点でご紹介していければと思います。

目次

購入目的を明確に

GR3の特徴はAPS-Cサイズのセンサーを搭載していて、このサイズの割に美しい描写性能を誇ること。手のひらサイズのコンパクトなサイズ。単焦点レンズを搭載していること。このおしゃれでユニークなカメラを「どんな場面で活かすことができるのか」という点ですが、なかなか難しいなと感じています。

35mm換算(フルサイズカメラに換算して)28mmの焦点距離を持つ単焦点レンズですが、広角レンズよりの標準レンズという位置付け。描写は悪くないし小さいから扱いやすい。

ただ、じゃあ何を撮ろうか?と言われると回答するのが難しい。まずはその理由から。

旅行(風景写真)のベストな選択ではない

GRに限らず、単焦点レンズというのはズームができないので、被写体との距離調整は自分自身の足で行う必要がある。一方で、旅行先で撮影する被写体は必ずしも近づけるわけではない風景が主体。旅先で出会った景色を綺麗な画質で残したい。そんな思いでGRを選ぶと痛い目を見るかも。

写真において最も重要なのは「構図」です。画質も大事、その他の設定も大事、でも構図が何より大事。単焦点レンズだと、旅先で出会う景色を撮影するのに大きな制限があります。だって、ズームできないから。

旅行に限らず、風景を撮りたい時に単焦点レンズは本当に難しいと感じた。GRIIIは小さくて軽いから旅行に持って行きやすい。それは確かな事実。ただ、それだけの理由だと弱い。例えば最新のiPhone、例えばiPhone14 ProならRAW撮影ができるし、画質もすごくよくなっている。

GRが小さくて軽いとはいえ、それはあくまで「他のカメラと比較して」の話であり、スマホと比較したら重たいし、嵩張るし、ポケットに入れて持ち運びにくい。これが理由でコンデジというカテゴリーそのものが消滅しそうになっているわけだから、GRも同じ運命を辿らなくもない・・・そんな風に感じてしまった。

スマホと比較すると嵩張る

サイズとしては本当に小さい。手のひらサイズだし、重さも気にならない。ただ、スマホと比較してどうしても幅が気になってしまう。特にズボンのポケットに入れておくと、邪魔じゃないといえば嘘になる。

本格的な写真を撮るには物足りない

構図の話が重複するのだけれど、GRIIIで本格的な写真を撮るのは難しいと感じた。画質は確かに悪くはない。コンデジとしてはすごく綺麗なんだと思う。けれど、旅先から帰宅して、自宅でNikonZ6で撮影した時に、Z6の画質に改めて感動してしまった。つまり、フルサイズのミラーレス一眼などと比較すると画質に圧倒的な差がある。作品をGR3で撮りたい・・・とまでは思えないかな(そういう用途のカメラじゃないと思うけど一応ね)。

GRIIIのメリット・デメリット

改めてGRIIIのメリット・デメリットをまとめてみます。

  • 一眼レフやミラーレスのような無骨なデザイン
  • (ミラーレスと比較して)圧倒的に小さくて軽い
  • (コンデジとしては)画質がきれい
  • 電源のオン/オフがスムーズかつ高速、起動が早い
  • マクロ撮影可能
  • 液晶がタッチパネルに対応
  • F2.8と絞りが明るい
  • 2424万画素あるので画像サイズが十分大きい
  • 料理や物撮りなどテーブルフォトに向いてる
  • ストリートフォトなどスナップに向いてる
  • ミラーレス一眼と比較すると画質が物足りない
  • 単焦点ゆえに風景写真は向いてない
  • (スマホと比較して)ポケットに入れるとかさばる
  • F2.8と明るいが28mmと広いのでボケは程々
  • 料理・物撮り・スナップなどGRが得意な分野はハイエンドのスマホカメラと競合する

GR3のメリット・デメリットは普段どんなカメラを使っていて、どんなカメラやスマホと比較するか。それにより評価がガラリと変わるカメラだと思う。

例えば、私のようにメインのカメラがミラーレスNikonZ6で24-200mmの高倍率レンズを使っていると、どうしても単焦点レンズの不便さやデメリットが目立つ。画質も劣る。

一方で、スマホでしか写真を撮らず、しかもiPhone8など広く普及している少し古いスマホを使っている場合、画質がすごく綺麗だと感じるはず。つまり、使っているスマホの種類やメインカメラの種類により、また、GR3で何を撮りたいのかにより、おすすめできる・できないの判断が変わってくると感じた。

・・・では、GRというカメラは一体どんな人におすすめできるのだろうか??

結論:写真はあくまでカメラで撮りたいが大きなカメラは嫌いな人向け

GRはその性質上、スマホとミラーレス(一眼レフ)との板挟みになってしまうし、良さも悪さも両者とバッティングする。今時のスマホはRAWできれいな写真を残せると言われたら確かにそうだし、ミラーレスを使った方が便利だしきれいな写真が撮れると言われたら、それも確かにその通り。

『写真はスマホじゃなくてカメラで撮りたい』
『だけど、ミラーレス一眼のように大きなカメラは持ち運びたくない』

この二つに当てはまる人こそ、GR3が向いているのだと思う。それぞれを掘り下げてみると以下のような考えが底辺にあるように思う。

写真はあくまでカメラで撮りたい理由

  • スマホはあくまでスマホ(電話)だから。
  • スマホで写真を撮る時流に乗りたくない。
  • カメラのシャッターを押す感覚が好き。
  • シャッターを押す経験こそが写真だと思う。
  • メディア+Lightroomで写真を管理してるから。
  • スマホだと写真の管理がしにくいから。
  • スマホの画質では満足いかない。
  • カメラの拡張性(フィルター効果など)が好き。

大きなカメラを使いたくない理由

  • 写真を撮るのは好きだけどあくまで記録用だから。
  • 写真を撮るのは好きだけど、作品を撮りたいとは思わない。
  • 大きなカメラとレンズを持ち運ぶのが嫌になった。
  • メインの活動があって、写真撮影はサブだから(例:登山)
  • スマホで写真が撮れる時代に、大きなカメラなんて時代遅れだ。

そんな人が、ちょっと出かける時、ちょっと散歩に行く時、ちょっと旅行に行く時。写真を撮るのが好きだし、せっかくならカメラで撮りたい。でも、大きなカメラを持ち運ぶほどじゃない・・・こんな場面で輝くのがGRというカメラなんだと思います。

私がGRIIIを購入した理由

私自身はスマホでは写真を撮りません。友達との記念写真を撮ったり、日常の中でメモの役割で撮ったりはするけれど「写真を撮るぞ」とか「どこか行くから記念に写真を残したい」といったシーンでスマホカメラを使うことはありません。

一方、メインカメラはNikonZ6。

そんな私がGRIIIを購入したのは・・・

①写真はあくまでカメラで撮りたい人。
②NikonZ6(ミラーレス一眼)では大袈裟だと思える場面で使うサブカメラが欲しかった。

こんな思いからGRIIIを購入しました。強いて付け加えると、Twitterで使っている人が多いので興味を持ったのかもしれません。

例えば海外出張。

ビジネスが基本とはいえ、時間を作って観光地にも行きます。そんな時でもメインのカメラがあるのがベストですが、作品を撮りに行くわけじゃないから必須でもない。でも、スマホだけじゃ寂しい。

そんな時に行き着いたのがGR3だったわけです。

ただ、旅行などの風景を撮るには思った以上に難があるカメラでした。この用途で強くおすすめできるかと聞かれると・・・基本はGR3で事足りるはずだけれど、メインカメラがミラーレスや一眼レフだと強烈なジレンマを感じるかもしれない。というのが私の結論です。

GRIIIとGRIIIx

GRには焦点距離が40mm相当のGRIIIxという兄弟機も存在します。一長一短あり、どちらがいいかは一概には評し得ないものの、一般に使いやすいのはGRIII(28mm)かと思います。ただ、GRで作品を撮りたい人には40mmの方が使いやすいかもしれません。

「これからカメラ・写真撮影という趣味を始めたい」人におすすめできるカメラではなく、そんな人はやはり、ミラーレスカメラと交換用レンズを揃えるのが王道。

本格的に写真を撮るなら

撮影の幅が広いと楽しいし、交換レンズを使った組み合わせなら良い意味でも悪い意味でも、スマホと明確な違いがあるので、ぜひ王道を行ってほしいと思います。

GR3はサブカメラとして、日常のちょっとしたこと、あるいはNikonZ6では大袈裟だと思われるようなシーンで使っていければと思っています。

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