自転車日本一周するにあたり、必要となる持ち物や装備の総まとめです!
下の表は持ち物のチェックリストとしてご活用ください。人によって、旅のスタイルによって必要・不必要は変わってきますが、自転車日本一周をした私、清宮なりのスタイルとして参考にしていただければ幸いです。
自転車 | ||
自転車本体 | サイドバッグ「前後」 | ハンドルバーバッグ |
キャリア(前後) | ライト(前後) | サイコン |
スマホホルダー | ウォーターボトル | ドリンクホルダー |
ロック(鍵) | 交換用ネジ | ヘルメット |
整備用品 | バイクカバー | パンク修理キット |
アウトドア | ||
テント | グラウンドシート | シュラフ(寝袋) |
マット | クッカー(コッヘル) | フライパン |
トースター | ストーブ(バーナー) | カトラリー |
ヘッドライト | テントライト | バックパック |
ウェア(衣類) | ||
下着 (5着) | インナー (上下)(化繊)(3-4着) | Tシャツ (化繊) (4-5着) |
フリース (1着) | ダウン (1着) | ズボン (3-4本) |
靴下 (4-5ペア) | 防水シューズ | (登山シューズ) |
電子機器 | ||
スマホ | パソコン | モバイルバッテリー (20,000mAh) |
ACアダプター | カメラ | 三脚 |
生活用品 | ||
歯磨き | 髭剃り | 手ぬぐい |
シャンプー (ミニサイズ) | 石鹸 (ミニサイズ) | ジップロック |
イヤホン | 蚊よけグッズ | 工具 (ペンチ/六角) |
タイラップ (結束バンド) | 吸水タオル | 座椅子 |
日本一周看板 | 名刺 |
アウトドア用品からデジタル、カメラやお風呂の話まで、雑多で幅広く日本一周必需品をカバーしています。
「この記事を読めば日本一周の持ち物はOK」というレベルを想定して書いていますので、旅を検討中の片の参考になれば幸いです。
洗濯やお風呂に入るサイクルなど、持ち物に関連して、ライフスタイルのご紹介も併せて行いたいと思います。
本当に必要な持ち物の選び方
必要な装備を用意する際、是非知っておいていただきたいのが、本当に必要な物はどれで、出発時には不要な物はどれかという事。
日本一周という大舞台、出発時は不安な気持ちから荷物過多になる傾向があります。
情報の取捨選択で迷うかもしれません。"あの人はおすすめと言っているが、この人はおすすめじゃないと言っている…??"
そんな時は、「尊敬できる/こんな旅がしてみたい」と思える旅人さんの情報を参考にしたらいいと思います!
日本一周におすすめの自転車とは?
「絶対この自転車に乗って日本一周したいんだ!」そんな強い気持ちがある方は、その自転車で日本一周するのが最善な方法です。
ミニベロからロードバイク、果てはママチャリまで、基本的にはどんな自転車でも日本一周を目指せます。
ただ一点、機動力が小さい折り畳み自転車は止めておいた方が無難でしょう。
アラヤ工業という間違いのない選択肢
日本一周の為に自転車を購入する、あるいは普段は自転車乗りじゃないけれど、自転車で日本一周してみたい。そんな人におすすめできる自転車と言うのは、これまでの歴史から割とハッキリしています。
アラヤ工業・フェデラル
超メジャー・超実績のある自転車。
これを選んでおけば間違いない一品です。
アラヤ工業・ディアゴナール
私が使った自転車。日本一周後も自転車を乗りたいならとてもおすすめ。
フェデラルに若干のロードバイク要素を足した自転車です。
タイヤが少し大きく、スタイリッシュで速く走れます。
ディアゴナールなら日本一周ばっちり達成できますよ!
総じていえば、素人にとって、アラヤ工業は最強ということ。
自転車へ特にこだわりが無いのであれば、値段と実績から、上記二つ以外を検討する必要はないかもしれないほど。
サイドバッグからフロントバッグまで問題なく装着可能で、泥除けが付いていて、安価であり、かつ丈夫です。
日本一周自転車選びで重要なポイント
上の二つを選んでいただいても十分なんですが、自転車選びで重要なポイントを列挙するとすれば以下の項目になるかと思います。
タイヤの大きさ
26×1-3/8あるいは700Cであればどこの自転車屋でも入手可能なので、トラブルに対処しやすいです。
前者がフェデラル、後者がディアゴナールの規格ですね。
スポークの本数
あまりに本数が少ないとスポーク折れの懸念が。
しかし、通常の空気タイヤを使い、過積載でなければあまり心配しなくていいかも。
【参考】フェデラル:36本フェデラル、ディアゴナール:32本
泥除け
デフォルトで付いている自転車ならベストですね。
ついていなければ後から付けることも。
いずれにせよ絶対にあった方が良いです。ハンパなく泥飛んできますからね。
ダボ穴の有無
ロードバイクの場合は注意が必要です。
フェデラルやディアゴナールはもちろん旅用自転車として付いていますよ。
これがないとキャリアを付けられないので、購入前に必ず確認しましょう。
素材
クロモリ(クロムモリブデン)であれば間違いありません。カーボンは軽いんでしょうが、軽い事故でポキッと折れてしまいそうなので日本一周では怖いですね。
ジャイアントのグレートジャーニーは?
ジャイアントのグレートジャーニーという選択肢もありますが、付属のサイドバッグが完全防水ではないのでコスパを考えると微妙かと・・・。
結構な値段がするんですよね。
それならフェデラル/ディアゴナールを買って完全防水のサイドバッグを買った方が、お得だし結局は割安になるという話です。
おすすめの自転車装備は?
日本一周には自転車本体に加え、自転車の装備が必要であり、長い旅を乗り越えるのにはとても大切。
この記事で紹介する製品は、私が使ったことがあり機能面/実用面を保証できるか、あるいは他のチャリダーが使っているのを見て、私の物より日本一周に適しているとおすすめできるものだけです。
それでは、一つずつコメント付きで見ていきましょう!
サイドバッグ(前後)
自転車日本一周で圧倒的大多数が支持し、使用しているオルトリーブのサイドバッグ。もともと「雨に濡れないカバンが作りたい」というコンセプトから産まれたメーカーなので、完全防水にこだわり、実績にも定評があります。私は日本一周してサイドバッグの中身が濡れたという事は一切ありません。
たまに「浸水した」というブログ記載を見かけますが、これは「穴」が開いた場合なんです。穴があけばそりゃ水が入ります。そんな場合でもテープで中から塞げば大丈夫。
完全防水のバッグは他に、モンベルやトピークからも出ていますが、サイドバッグはオルトリーブを選んでおけばまず間違いないと言えるでしょう。モンベルの利点はすぐ修理に出せることかもしれませんね。
ハンドルバーバッグ(フロントバッグ)
実際に私が使っていた大型のハンドルバーバッグです。完全防水ではありませんが、レインカバーが付属されています。フルサイズの一眼レフD750を日本全国運んだ実績があり、大型のカメラを収納したい人におすすめできます。
ハンドルバーバッグに防水を求めるのであれば、やはりオルトリーブが便利です。上のトピークと比べるとやや体積が減りますが、一眼レフでもAPS-C機を使う場合、あるいはミラーレスカメラを運ぶ場合には十分な大きさです。
防水は正義。日本一周では防水以上に優先すべき機能はありませんから。
キャリア (前後)
フロントキャリアはリアキャリアと比べて荷重が少ないため、それ程神経質になる必要はありません。大事なのは、フロントサイドバッグを使用して、前後4つのサイドバッグを付ける事。これは荷物を分散させることで体感重量を軽減させる目的、リアキャリアへの負荷を和らげる目的があります。
後ろにばかり荷物を積むと、自転車のバランスが悪く、時にウィリーしてしまったり、自転車を倒す原因となります。
フロントキャリアはハンドルバーバッグの台座にもなり、一石二鳥となります。
リアキャリアには強い荷重がかかるため、製品の安定性が重要。フロントキャリアのタイオガしかり、トピークのリアキャリアは多くのチャリダーに愛されてきた実績があります。
キャリアに関して言えば、他の日本一周チャリダーが過去に使っている物を選ぶのがベター。変にオリジナリティを出さない方が良いと思います。それ程に重要な装備というわけです。
ライト(前後)
フロントライトの考え方ですが、100~200ルーメンあれば安心です。明るければ明るい程良いですが、価格が上がるので、そこは考え方次第。
200ルーメンあれば安心安全で運転できますね。私は予備含めてフロントライトは上記の二つを持っていました。
フロントライトは電池の消費が激しいため、こまめな充電が何より大切。いざという時に電池切れがないよう気を付けましょう。
リアライトは明るさに応じて自動点灯するタイプを強くおすすめします。私は手動式の物を使っていましたが、これがまあ面倒くさい!トンネルや雨の時など、リアライトを手動で付けるのは手間がかかります。ぶっちゃけ面倒で付けていなかったことも多いくらい。
自動式のリアライトを使うチャリダーを見る度に、私もこっちを選べばよかったと後悔したものです。
サイクルコンピューター
サイコンにどこまでの機能を求めるかによって選び方は変わってきます。私は走行距離、走行時間、総走行距離、走行速度、時間が分かればいいので上の物を選びました。
もしサイコンでGPSのログを取りたいと思った場合、ガーミンなどの高級サイコンを選ぶ必要が出てきます。
日本一周は走る距離が莫大であり、GPS内蔵型のサイコンは電池の消費が激しすぎることから、個人的にはあまりおすすめではありません。GPSのログはスマホで取ることができますし、後からグーグルマップで作成する方法もあります。
スマホ用ホルダー
スマホをナビ代わりに使う方が大半だと思うんです。であれば、スマホと自転車を接続するスマホホルダーは極めて重要。まず大切なのは、走行中にスマホが外れたり落ちたりしないという事。Tigra製品は私が日本一周して一度も落ちないことを確認済みです。
また、スマホを「サッ」と取り外せることも大切で、コンビニ寄るとき、ちょっと自転車から離れる時、この利便性が際立つんです。
ウォーターボトル/ドリンクホルダー
キャメルバックは飲み口にロック機構が付いているので便利です。走るときは「出る」方にしておけば走りながら水分補給が可能となります。
ただ一点、これは他の製品でも同じですが、中にお茶を入れて使い続けると内部に茶渋が付いてエグイことになりますので、たまにブラシを使ってきれいにしてあげてくださいね。ブラシは100均の物を使い捨てればOKです。
ナルゲンを利用するのもアリです。ナルゲンは造りが丈夫で温度変化に強いため、登山などアウトドアで広く使用されているウォーターボトルです。当然自転車でも使えます。中を洗いやすい上、アウトドアの用途で併用できるのが魅力的。
私はカメルバッグとナルゲンを1つずつ使い、水分補給は計2本体制でした。
トピークのサイズを調整できるタイプです。2Lなど大型のペットボトルをセットできない欠点があるものの、幅をある程度調整できるのでナルゲンや自転車用のウォーターボトルを利用予定の方にはおすすめ。私はこれを二つ使っていました。
なお、2Lのペットボトルは真夏だと中身がお湯になる率が高すぎて、イマイチかと思っています。
良いサイズの水筒を使うというのも手ですね。冷たいまま飲めますから。
鍵(ロック)
鍵はしっかりしたものを一つ用意しましょう。おすすめはダイヤル式のチェーンロック。ダイヤル式は「鍵の紛失リスク」が無く、ダイヤルを回すだけなので便利(暗証番号だけ絶対忘れないように)。
チェーンロックなのはワイヤーと比べて頑丈かつ、盗難リスクを軽減するためです。ワイヤーロックとチェーンロックのダブルロックなら、なお一層安心ですね。
日本一周チャリダーの自転車盗難は毎年のように起きています。ロックを持つことはもちろん、こまめに鍵をかける、アースロックを心がける等、自転車を守る習慣を続けることが何より大切なんです。
交換用ネジ
旅が長期化すると、キャリアを停めているネジが錆びてきて折れる事があります。この時、交換用のネジを持っていないと窮地へまっしぐら。
私は十石峠の山頂でリアキャリアのネジが折れるという地獄を見ています。事前に使っているネジを調べ、予備を持っておくことを強くおすすめします。
自転車関係その他
- トゥ―クリップ
- ヘルメット
- サイクルグローブ
- スタンド
- 自転車整備用品
これらの装備は必要に応じてというもの。
スタンドがあると、自転車を入れた自撮りができるようになるのでおすすめ。ヘルメットも安全性の観点からあった方がいいでしょう。
スタンドは自転車屋さんに相談して付けてもらうのが一番かもしれません。とにかく自転車が重たいので、積載した状態で相談するのがベスト。
個人でやってる専門的な所が親身に相談に乗ってくれますよ。自作で付ける場合、センタースタンドは安定性が高いのでおすすめです。
トゥ―クリップとサイクルグローブは、走ってみて必要だと感じたら後から購入することで十分だと思います。
私は出発半日でサイクルグローブを捨てましたし、必要ない人にとっては本当に要らないものです(持って行ったものの中で一番要らなかった、軍手の方が快適)。
トゥ―クリップはあると便利ですが、安物はすぐ外れてしまうため、買うのであれば金属製のしっかりした物を使った方がいいと思います。
なお、普段自転車に乗らない人はビンディングに手を出さない方が無難だと思います。
パンクしないタイヤを使っていたのでパンク修理キットなどは無し
私はパンクしないタイヤを使っていたので、空気入れやタイヤレバーなどを持っていませんでした。一般的な空気タイヤの場合、これらが必要となります(すいません、私の専門外です)。
アウトドア
野宿を中心に据えたアウトドア用品を選びましょう!日本一周に関して言えば、テントや寝袋は「家」に相当するものだと言えば、その重要性をお分かりいただけるかと思います。
決して安い買い物ではないですし、安物買いの銭失いとならぬよう、しっかりしたものを選びたいですね。
日本一周しながら登山したい方へのアドバイスも併せて載せておきますね。
テント
テントの考え方ですが、まずダブルウォールを選びます。(ダブルウォールとはフライシートがあるテントのことです。)
次に、居住性が高い物を選びましょう。1人用ではなく2人用を選ぶのがポイント!
間違っても、下記のような背が低いテントを選ぶべきではありません。
ムーンライトはモンベルの中で最も古いタイプのテントで、設営が早いと謳っていますが、日本一周では一秒を争うような状況など無い上に、非常に重たいテントなので運ぶのが大変です。さらに背が低いので中でゆっくり休むこともできません。
将来後悔したくなければ、ドーム型と呼ばれる「いわゆるテントの形」をしたものを選びましょう。
値段や汎用性の観点から、モンベルのステラリッジや同じく日本製のプロモンテなどがおすすめです。このテントはしっかりした造りなので山岳テントとしても問題ありません。
日本一周すると本格的なアウトドアにはまる可能性も高いので、登山で使えるテントを選んでおくことをおすすめします。
ペグ
テントを使う上で欠かせないのがペグです。特にキャンプ場でテントするときに必要ですので、予め持っておいた方がいいです。
登山用途の人はアウトドアショップで好みの物を選んだ方がいいでしょう。おすすめはV字ペグ。初心者でも安定して使いやすいですよ。
寝袋(シュラフ)
シュラフについては、化繊ではなくダウンを選びます。化繊のシュラフはかさばり過ぎ、でか過ぎで自転車日本一周には不向きです(車日本一周なら大いにアリ)。次にダウンシュラフの選び方ですが、可能な限り暖かい物をチョイスします。
この記事で解説していますが、モンベルのシュラフの内#3や#5では寒いと思う時がやってきます。
春や秋、地域によってはかなり寒くなりますので、暖かいシュラフを選んでおくことがとっても大切。日本一周では何故か#3を選ぶ人が多いのですが、過去チャリダーがそうだからという理由だけです。
#2は登山でも用途が広く、アウトドア志向の人にもおすすめできます。
日本一周にシュラフカバーは必要ありません。
空気を入れるタイプの枕は嵩張らず便利です。旅の初期は持っていなかった枕ですが、途中で購入、睡眠の質が跳ね上がりました。
スリーピングマット
マットには空気を入れるエアマットとそうでないクローズドセル/ウレタンマットがありますが、日本一周でおすすめなのはクローズドセル。
エアマットは穴があいてしまえばそれで終了。よく穴が開いてガックリしているチャリダーさんのブログを見てきました。
ウレタンマットは多少ラフに扱っても壊れると言ったことがないんですね。雪山で使用するような分厚い物ではなく、日本一周ではある程度のスペックで十分です。サーマレストが代表ブランドですね。
分厚さについては、アウトドアショップで実物を見て決めるのが良いでしょう。マットについては、もうちょい安物でも大丈夫かなぁというのも正直な所です(銀マットとか)。
グラウンドシート
グラウンドシートはテントの下に敷くことでテントを保護し、雨から守る役割があります。基本的には購入するテントのメーカーの物をセットで買うのが良いですね。
あるいは、よくレジャーで使われるブルーシートを予めテントの大きさにカットして使うのでもOKです。
(ブルーシートは防水性が高い反面、かなり嵩張るので、自転車旅では微妙かも)
グランドシートを敷かないと、テント底面の摩耗が著しく早まります(実体験)。特にコンクリートの上にテントを張ることが多い日本一周では、その意味合いは大きいので、必ず用意しましょう。
コッヘル(クッカー)
ラーメンであれパスタであれ、コッヘルは深いタイプを選ぶのがコツ。ラーメンなら2袋同時に調理可能だし、パスタであれば多めに作って複数人でシェアできる。コッヘルの中に後述するストーブを収納して運ぶことにより、コッヘルの大きさを収納面でも活かすことが可能となります。
コッヘルにはチタンとアルミ製の物がありますが、チタンは焦げやすいため、玄人の方を除き、アルミを選ぶようにしましょう。
私は老舗ブランドエバニューのクッカーを使っていました。
フライパン
フライパンがあると自炊が楽しくなるばかりか、野菜炒めや焼き肉などを気軽に楽しめるので、栄養面でも一躍買ってくれます。コッヘルしか持っていないと、ついラーメンやパスタだけになりがちです。
そこにフライパンの登場。
モヤシ、キャベツに値引きされているお肉を買って炒めるだけで、絶品の野菜炒めができあがり!こちらもアルミ製を選びましょう。クッカーと同じくエバニュー製を愛用。
トースター
日本一周で食べた食パンの枚数は1000枚!?そんな食パンライフを快適にするため、この格安トースターを持っておきましょう。
ジャムなりハチミツなりを塗って焼くだけであら不思議、1000枚の食パンを飽きることなく食べられます。焼かない食パンは本気でキツイ、無理ゲー間違いなしです。
ストーブ(ガスバーナー)
SOTOのストーブを私は猛プッシュします。
何と言っても上にコッヘルを置きやすいからです。ユニフレームと大勢を二分していますが、ユニフレーム派の人が「ソトの方が安定していて羨ましい」と山でよく言われることがあるんです。
深いタイプのコッヘルにしまう事で収納も完璧。私はこのストーブを日本一周から本格登山まで使いまくっていますが、壊れる兆しがありません。山でも大活躍ですよ。
肝心のカセットガスは100均ならどこでも売っていますし、やや割高ですがスーパーやコンビニでも手に入ります。
ストーブに関して言えば、アウトドア用のガスが必要なタイプのストーブ(プリムスなど)を買わないように気を付けてくださいね。カセットガスが使えるストーブが日本一周では必需品です。
カトラリー(箸、スプーン、フォーク)
大前提として、箸を持って行く必要性はありません。コンビニやスーパーで割り箸をもらいましょう。
次にスプーンやフォークですが、少しでも節約したい方は自宅の適当な物を持って行けばそれでOK、あえてアウトドア用の物を買う必要はありません。
とは言え、一つ欲しいという方はスプーンとフォークが合体しているタイプか、一つ選ぶなら必要なのはフォークです。フォークで食べられない物はありませんから。スプーンはおまけ。
包丁/ナイフ
日本一周していると、ご当地の果物を食べる機会があると思います。梨は包丁がないと食べられないので、ダイソーで100円の物を用意しておきましょう。調理の時にあると便利ですしね。
マグカップ
朝ご飯食パン系チャリダーはモーニングコーヒーが欠かせません。マグカップは一つあると便利です。
コーヒー自体はスティックコーヒーが安いし美味しくなっているんで、おすすめですよ。
カトラリーのまとめ方
コッヘル、カトラリー、調味料(パスタの素など)をひとまとめにしておくと、とっても便利。
自転車移動して幕営地に着いてから、夕食の準備をササッと済ませるためにも、この辺りの整理整頓は後から効いてきますよ。
ヘッドライト
登山をしない方でも、ヘッドライトを携帯することを強くおすすめしたいです。
なぜなら、日が暮れてから行動しなければならない場面が日本一周では出てくるからです。そんな時にスマホのライトしかないのと、ヘッドライトがあるのとでは、頼りがいが天と地ほどの差があります。
登山をしない方にはヘッドライトの選び方が難しいと思うので、騙されたと思ってブラックダイヤモンドのスポットを使ってみてください。明るさ(ルーメン)、照射距離、耐水圧など文句なしです。
テントライト
テントでブログを更新する、本を読む、スマホをいじる、何にせよテント内のライトは明るい事に越したことはありませんね。最近のランタンは小型で明るく、電池持ちも良くなっています。
間違っても、「大型のテントで使うような巨大なランタン」など持って行かないよう気をつけましょう。めっさ重たいです。
バックパック
バックパックを補助的な役割に位置付けるのであれば、超軽量・超小型化できるものなんて良いですね。
基本は使わないけれど、ちょっとした移動なんかでバックが欲しいという方にはこの手の物が理にかなっていると思います。
私はバックパックを背負って自転車走行していたので、大きすぎず小さすぎず、そして防水仕様のパックを選びました。登山用のザックを背負って走ると間違いなく疲れるため、常時背負うパックはある程度の大きさに抑えた方が良いでしょうね。
ロゴスのバッグはかっこいい上、結構な容量があって気に入ってます。
日本一周&登山のバックパック(ザック)
自転車で日本一周しながら登山する人は中型のザックが必要となります。日帰り登山オンリーかテント泊するかで容量が変わってきますが、50L程度のザックが良いでしょう。
ショルダーハーネスが硬いタイプはリアキャリアに載せにくいので、ある程度の容量が確保でき、自転車に乗せやすい物を選ぶ必要があります。
ウェア類
自転車日本一周は灼熱地獄、汗、そして夜間の冷えとの戦いでもあります。
自宅にいるように快適に…というのは無理ですが、旅を快適に楽しむために、備えておくべきウェア類についてお話していきます。
洗濯やお風呂のサイクルについてもご紹介します。
下着
化繊の物ならベストですが実際は普段はいている物でも大丈夫です。
枚数は4~5枚がベスト。
かなり汗をかきます。臭う下着は辛いですよ。
インナー(上下)
インナーは多くの人が間違えてしまいがち。アウトドア用インナーは値段が高いからです。
インナーほど化繊(ポリエステルなど)であることが重要な物はなく、特に自転車日本一周では間違いなく、例外なく大量の汗をかきます。
インナーは汗を発散し、乾かす必要があるのですが、これは化学繊維でないと無理です。綿のインナーは汗が発散されず、冷えてきます。
インナーは値段が高く感じてしまいますが、化繊の物をはじめから選びましょう。
上と下、どちらが重要かと言えば「上」です。上は化繊にして、下は家にある物を持って行くというのもアリですね。厚さは悩ましい所ですが、通年使用を視野に入れると中厚手より薄手かと思います。厚手のものは夏が耐えられないでしょう。夏場は着ないという選択肢もアリですけどね。
ミズノは日本の気候に合わせた優れたアウトドアウェアを作っているのでおすすめのブランドです。
枚数は上下ともに3~4枚でしょうか。
Tシャツ
化繊(ポリエステル)であれば何でも構いません。綿のTシャツは汗を吸い込んで地獄を見ることに。
基本的には半袖を着て、中に長袖のインナーを着るのが良いと思います。
枚数は4~5枚欲しいですね!
フリース
登山をする人は必ず登山用品を選びましょう。
日本一周だけを考えても、アウトドア用がベストです。
しかし、フリースを着て走ることはまず無いと思うので、あまり嵩張らず、暖かければ用を成します。上を見るとかなり高額の物もありますが、ここは値段を抑えても良いでしょう。主に寝る時やブログ執筆時に着ます。
枚数は1枚でOK。
ダウン
ダウン上は必ず必要ですが、パンツは無くともなんとかなります。
寒い時期に「耐えられない」と感じたら追加で購入でもいいでしょう。厚手のダウンではなく、コンパクトに収納できるものがいいですね。
上下ともに1枚でOK。
パンツ
何でも大丈夫。上半身と比べて圧倒的に汗が少ないからです。
ジーンズで走っているチャリダーもいるくらいですよ。半ズボンと長ズボンどちらもあると便利。
長ズボン2着、半ズボン2~3着あると良いですね!
靴下
こだわる必要はありません。くるぶしソックスなどではなく、ある程度厚めの方が汎用性が高いです。
登山する人は厚手の靴下を一つは用意しておきましょう。
雨で濡れることを考慮して4~5足は欲しい。
各種枚数まとめ
私の思うベストな必要枚数をまとめるとこんな感じですね!
下着 | 5枚 |
インナー(上) | 4枚 |
インナー(下) | 4枚 |
Tシャツ(半袖) | 5枚 |
Tシャツ(長袖) | 0~1枚 |
フリース | 1着 |
ダウン(上) | 1着 |
ダウン(下) | 1着 |
長ズボン | 2着 |
半ズボン | 3着 |
靴下 | 5足 |
これでは多いと思うチャリダーもいるはずです。
足りなければ買えばいいので、気持ち少なめにして、必要であれば途中で買い足すのが賢いかもしれません。
洗濯サイクルと着替えのサイクル
私が日本一周していた時の、着替えと洗濯の基本的なサイクルを表したのが上の図です。
季節により、天気により、性別により着替えのペースは異なりますが、概ね3日~4日に1回程度は着替えていたと思います。
このサイクルで着替えと洗濯を行うのであれば、着替えは4着分あると安心だという事になりますね。人によりこの基準は異なりますが、多くのチャリダーが3~4着分の着替えを持っていると思います。
汗をかいたり汚れたりして、特に気になるのは「下着、靴下、インナー」。
一方でズボンは相当な日数履き続ける事が可能だったりします。
着終えた服はどうするの?
汗をたっぷり吸収した着替えは、くさいです(涙)
そのため、選択するまでは二重にしたジップロックで密閉するのがいいです。
ただ、それでも臭ってくるため、10日前後で洗濯したほうがいいと思います。
手洗いという選択肢はアリ?
個人的には、無しです。
まず、道の駅の水道では洗濯禁止となっている場所が増えてきており、洗う行為自体が嫌煙されています。
さらに、洗剤を持ち運ぶ必要性、洗っても匂いが落ちないリスク・・・それなら、コインランドリーを利用した方が総合的に言って賢いと思っています。
お風呂に入るタイミングとは?
お風呂は着替えるタイミングで入るのが鉄則!
汚れた服を脱ぎ捨て、死ぬほど体と頭を洗って入る温泉程気持ちのいい物はありません。
頻度については毎日入る旅人もいれば、週に数回から週に1回まで様々です。
個人的な感覚として、3日入らないとまあまあ汚れて、5日間入らないとザ・旅人の汚さ、7週間入らないと一線を越え、10日近く入らないと人智を越えてきます。
風呂に入らなければ偉いわけでもなんでもないので、周りに迷惑が掛からないレベルで旅を楽しむのが一番。
とは言え、汚れてなんぼの世界みたいなところもあるんです(たぶん)
電子機器
人によって持つ量がかなり変わってくるのが電子機器。スマホ、カメラ、パソコンが主な持ち物になると思います。
”スマホじゃなくてミラーレスで素敵な記録を残したい”
”ブログを重要視しているからパソコンのスペックはそれなりがいい”
旅に最適な物というよりも、旅で何を優先させたいのか?によって装備がガラリと変わります。
スマホ
一昔前までは得体の知れなかった格安SIMがメジャーとなり、工夫すればかなりの節約ができるようです。
お金が厳しい旅人生活、事前に大手のキャリアから格安SIMに乗り換えておくのは賢い方法だと思っています。
もちろん最新のiPhoneを持って行くのも良いでしょう。
基本的には既存のスマホをそのまま使えばいいですね。
たまに電子機器無しの旅をしている人も居ますが、そうでもない限り、地図を確認するのにやはりスマホは必要です。
防水機能や通信料が進化した今のスマホ
今はソフトバンクから20GBの定額プランが出ていたり、iPhoneが防水になったりと、私が日本一周していた昨年とは事情が変わってきました。
20GBあればデザリングすることでポケットwifiは不要となり、スマホが防水になったことで自転車ホルダーの選び方にも影響してきます。
ポケットWifiとの兼ね合いもありますので、もしスマホを買い替えるのであればどんなプランにするかは早めに決めておいたほうが良さそうです。
ポケットWifiは必要か?
私は7Gのプランのスマホを使っていたので必要でしたが、20GBあるプランなら不要でしょう。
ブログ執筆にはかなりの通信料を使いますから、スマホ(+ポケットWifi)で20GBあれば余裕があると思います。
モバイルバッテリー
スマホや自転車ライトなどを充電するのに使います。旅をするのに欠かせない装備の一つですね。
毎日コンセントで充電するのは手間なので、モバイルバッテリーを活用するわけです。上の製品は20000mAhという高容量です。実際に使っていますが、iphoneを5~6回はフル充電できるので日本一周でも十分です。
モバイルバッテリーと言えばAnkerというまでに有名なブランドになりました。他にはCheeroなども有名です。
モバイルバッテリーとペアで必要なのがUSB充電アダプタです。4ポートあるものがベスト。
これなら①モバイルバッテリー②スマホ③自転車のライト④wifiなど、複数の電子機器を一気に充電できちゃいます。
日光で充電できるタイプもありますが、自転車日本一周ではぶっちゃけなくても大丈夫かと思います。
サバイバル的な旅がしたければお勧めかも?
カメラ
「日本一周の経験に基づく「旅におすすめのカメラとは何か?」の提案」を参考にしていただければと思いますが、ざっくり需要と供給を分類するなら以下のような感じでしょう。
写真は撮れれば何でもいい | スマホ |
スマホ以外にもカメラは欲しい | コンデジ |
スマホ以上にきれいな写真が撮りたい | ミラーレス |
写真に重きを置いている | ミラーレス/一眼レフ |
最近はミラーレスカメラの台頭が著しい。
写真に重きを置いている人で、これから新しいカメラを買いたいのであればミラーレス一択でしょう。
一方で、今どきの最新スマホはカメラの性能が目を見張ります。とりあえず撮れればいいのであれば、スマホも十分ありかと。
一番中途半端なのは、スマホ以下の画質しかない昔のコンデジです。これでは勿体ないですよね。
一眼レフですが、「そのカメラじゃなきゃダメな理由」を知っているのならば、一眼レフを運んで日本一周するのは大いに意味があると思っています。
そうでなければ、無理に一眼レフじゃなくても、ミラーレスで良いのではないかと言うのが最近の私の考え方です。
現在は素晴らしいフルサイズミラーレスが躍動している時代です。
どの程度カメラに重きを置いているかが選ぶ鍵ですね。
交換バッテリー
カメラの交換バッテリーを1つか2つは用意したいところ。
特に私の様に日本一周写真系チャリダーならなおさらです。
パソコン
時代と共に進化するノートPC、この記事をお読みいただいた時に最適な種類を選びたいですね。
私が日本一周で使っていたのは東芝のKIRAというシリーズです。Lightroomという写真編集・管理ソフトを多用するため、それなりのスペックがあるノートパソコンが必要でした。
もしブログをアップするだけの用途であれば、もっと安いノートPCでも十分だと思います。
PCで見るべきポイントは稼働時間と重さ、それにCPUの性能です。何のためにPCを持って行くのか理由をはっきりさせておきましょう。
ASUSのZenBookなんて良いなと思います。
ノートパソコンは保護ケースに入れて運んでいました。サイドポケットに外付けHDDやマウスが入るので便利ですよ。衝撃吸収モデルなので、ちょっとした安心感もありますしね。
外付けHDD
1TBあればRAWで撮った写真でも十分保存できます。
万が一足りなくなったら旅の途中で追加購入したらいいと思います。
生活用品、その他の便利グッズ
最後に、旅という生活を経験するにあたり、生活用品として必要な物、あるいは持っていると便利な物を挙げてみたいと思います。
歯磨き/歯磨き粉
言わずもがな。生活必需品。旅の途中で虫歯にだけはならないよう気を付けましょう。
シャンプー/ボディーソープ
基本的にシャンプー備え付きの銭湯や温泉を利用したいですが、共同浴場(町の小さな風呂場)は基本的にシャンプーがありません。
番台で買うと高いので、小さいサイズのシャンプーとボディーソープは持っていて損はないと思います。
(無くなったら大きな温泉施設などで補充させてもらいましょう…ゴニョゴニョ)
速乾性タオル
手ぬぐいや速乾性タオルは干せばすぐに乾く優れもの。
2枚持っておけば1枚を体洗い用、1枚を拭き用として使えます。
電気髭剃り
レイザー剃刀でも良いですが、そこはお好みで。
女性の倍はサニタリーグッズなども必要だと思いますが、そのあたりは女性チャリダーの先輩に聞くのがいいと思います。
イヤホン
ネットカフェ、ゲストハウス、野宿、とにかくいびきをかいたりアイドリングしている車がうるさかったりと、日本一周の睡眠は騒音との戦いでもあります。
耳栓でもいいですが、音楽を流せるイヤホンの方が完全防音になります。
旅になれてくると音楽聞きながら寝れますよ!
ジップロック
言わずと知れた、100均で手に入る最強アイテム。
日本一周における重要度は計り知れません。
ウェア類をジップロックで小分けにしたり、汚い服を閉じ込めたりと幅広く使っていました。安いので気兼ねなく使えます。ジ
蚊よけスプレー
日本一周で何が辛いかお話ししましょう。それは、夏なんです。
6月を過ぎるとテントの外には蚊がいっぱい!
蚊よけのスプレーは人体に全く影響がないわけではないですし、ないより密閉されたテント内で使うと咳き込んだりもするので換気をお忘れなく。
簡単な工具(特にペンチと六角)
日本一周の準備編を見ると、チャリダーは総じて過剰な工具類を持っていますが、ぶっちゃけそんなに使いません。
ペンチと六角があれば十分でしょう。ドライバーでも何でもダイソーで売っていますから、必要になったら買えばいいんです。
初めから持って行くと要らない工具がかなり邪魔に思えてくるはず。
タイラップ(結束バンド)
必ずあった方がいいですね!結束バンド、インシュロック、タイラップと場所によって名前を変えますが、いずれも同じもの。
キャリアやパニアバッグが壊れたりしたとき、タイラップで繋ぎ合わせることで物凄い強度を持たせることができます。
これも100均で手に入るアイテムの中で、ジップロックと並びとても優秀です。
吸水タオル
無くても問題ありませんが、あればテントの結露を拭けるので便利。
これも100均に売っています。
防水シューズ
自転車日本一周で悩ましいのが雨との付き合い方。私は雨でも走ることがありました。
結論としては、防水のレインシューズを持っているのが一番だと思います。
私はビニールに足を突っ込んでクロックスを履いて頑張りましたが、結局濡れてしまいます。それならレインシューズを持っていた方が良い。
それくらい雨は厄介な問題なのです。
座椅子
私のような日本一周ブログ系チャリダーには圧倒的におすすめ!テント内で背もたれに寄りかかれる幸せをぜひ味わってください。
ブログの執筆環境が跳ね上がりますよ。
バイクカバー
道通りや駐輪場に自転車を長期間停めておく時、バイクカバーの有無は防犯に役立ちます。
これがあるだけで荷物をガサゴソしにくくなる効果があり、とうぜん雨もしのげるので絶対に必要。
私はダイソーのバイクカバーを使いましたが、薄くてすぐ破れるのでしっかりしたものを買うのがいいと思います。
三脚
日本一周の思い出に自分が写っている写真がどれくらいあるのかは大切だと思っていて、三脚はそんな自撮りに必須です。
自転車と自分が写っているような写真が無いと、後で寂しい思いをしてしまいます。
日本一周から登山まで、これくらいの三脚があれば十分です。
日本一周の看板
看板は絶対あった方が楽しいし、旅が盛り上がります!
この看板を通じて、多くの出会いを経験してきました。
ある意味、身分証明にもなりますので、自分だけの看板を引っさげて日本一周してみてくださいね。
名刺
出会った人はあなたの名前を憶えていてくれるでしょうか?
出会ったその人はあなたにすごく興味があり、ブログが見たいのに、別れた後うっかり名前を忘れてしまった・・・なんてことは十分起こりえます。
そこで名刺の出番です。
これを渡してさえいれば、機会や出会いのロスを防ぐことが可能。
ぜひ個性あふれる名刺を作ってみてください。
旅の装備は、旅人の個性
日本一周に「これを持って行かなければいけない」なんて物はありません。
使いたい物を使えばいいと思っています。
装備は旅人の個性です。私がここでお示しした情報もあくまで参考でしかありません。
もちろん、迷った場合は先人の知恵を借りればいいんですが、断固たる思いがあるのであれば、ぜひ自分の考えを貫いてください。
私で言えばフルサイズ一眼レフ+レンズ4本がその例でした。
他にもすごい物を持って日本一周している人が日本一周にはごまんといるんですから。