先月登った夏山での焼岳にて、最近購入したLeofoto LX-254CTを実践投入してきました。
三脚の使い心地などは上の記事でも書いていますが、自宅でカメラを載せてみるのと、担いで山の上で使うのとではやはり勝手が違いますし、実際の現場で使ってこそ本当の評価ができるもの。
夏の焼岳という比較的ライトな登山での評価になりますが、山岳写真で使うに値する三脚だと思います。
山での使い勝手は非常に良好でした。
終日風は弱かったので耐風性能はあまり評価できませんでしたが、カメラを置いた感覚は「ドッシリ安定」していて、愛機Nikon Z6をしっかり支えてくれました。
使った感覚としては、強風の稜線での使用に十分耐えうるものと思います。
センターポールを上げて使っても固定力は維持されていたので、アイレベルで写真を撮りたい人にもおすすめできます。
カーボンなのでその安定性や大きさの割りに軽量で、以前私が使っていたManfrottoのエントリー向けのアルミ三脚とほぼ同等の重量。
少しでも荷物を軽くしたい登山においても、運ぶのにストレスにならないギリギリの重量かと思います。少なくとも私の体格や筋力ではこれ以上重い三脚は厳しいかなと。ゴッツイ体格の人が羨ましい・・・。
見た目も悪くない。Leofotoのロゴが青くて目立つのでどうかと思いましたが、山の中ではむしろこれくらい目立つワンポイントがあった方が見失わず良いかもしれません。
カメラとクランプの相性、雲台の使い心地、ナットの回し心地や撮影中の取り扱いやすさなど、山で使ってみて不満はありませんでした。
センターポール にフックがついているのも良い。
ここには重量をプラスして安定性を高めることや、写真のようにアタッチメントを引っ掛けることも可能。
今回の撮影ではNDフィルターを使ったのでフィルターケースをここに掛けておくと撮影がスムーズでした。
山でのフィルター交換は「超」が付く程の苦行なんですが、フィルターケースを三脚にぶら下げるとかなり便利でしたね。
トラベル三脚ということで脚を反転させればかなりコンパクトになるのでザックの中にしまいたい派の人にもお勧めできます。
「コスパまで考えると山岳写真で使うのに最適な三脚」と銘打ちたくもなるほど、特に不満はありませんでしたよ。
GITZOやSLIKは値段的に高すぎて買いたくない、でも一眼レフミラーレスを山の中で実用レベルでしっかりと使い倒したい、という私のわがまままニーズにしっかりと応えてくれそうです。
中国メーカーだしなと…はじめ訝しっかってる時期もありましたが、SNSをはじめ高い評価を受けているので興味を持ったleofotoの三脚。結果としては良い買い物でしたねー!
Leofotoにもたくさんの種類がある中でも、LX-254CTは山岳写真で使い勝手が良いものと思います。
まだ一回、それも非常にコンディションが良い条件の中ではありましたが、Leofoto LX-254CTは私的に山岳写真の相棒としてしっかり活躍してくれそうです!
※ 昔のモデルはグリップが茶色、現行モデルはグレーになっています。
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