【北海道】十勝岳 登山〜北海道はじめての登山は十勝連峰の最高峰へ〜

こんにちは!自転車日本一周72日目です。

以前、ブログ読者の方に「本州を多少犠牲にしてでも、北海道はゆっくり周った方がいい」と言われたことがあります。その時は「いやいや~!」と思っていましたが・・・分かる。今ならその意見、すっごい分かる。分かりすぎる。天気がよくなって、本気出した北海道が最高すぎて困ってます。

北海道快晴3連続の中日、今日は北海道初登山!

72日目、いってみよー!

目次

白銀荘前キャンプ場から十勝岳へ

4時に起きて5時には出発します。今日登る山は百名山の一つ、十勝岳です!日本一周チャリダーに人気があるようで、結構登ってる人がいますね。

入山届を書いて、早速出発しましょう!しかし・・・朝の5時だっていうのに、暑い、暑すぎるぜ。

快晴なのは幸せだけどね。

十勝岳は登山ルートがいくつかありますが、ここ白銀荘前キャンプ場(吹上温泉ルート)が一番楽。ルートもそうですし、登山口がキャンプ場内にあるのでアクセスが抜群。

キャンプサイト左端に登山口があります。

北海道初登山!テンション上がりますねー!

まずは笹道を過ぎていきます。

少し視界が開けたところに出ます。ここで川を超えるんですが、特に歩道は用意されていませんでした!

岩を飛び移る必要があるんですが、増水時は川を渡る必要があるかも?

はじめは視界があまりよくないので、登山道を見失わないようにしましょう。登山道にはピンクテープやペンキ、矢印などがあるのでこれを辿るように進みます。

大きな富良野岳の展望

少し歩くと富良野岳が見えてきましたー!思っていたより残雪が少ないですね。

残雪と山肌が作るゼブラ柄が綺麗なんですが・・・むむむ、これは今後の計画を見直す必要があるかな?

歩みを進めると、岩石が連なる場所に出ました。むむ?登山道はどこへ行った?一瞬、登山道を見失うという失態を犯す。

ここまでくると視界良好で、後はひたすら登っていくだけです。

他の登山口から合流した方たちと時折お話ししながら、楽しく登山することができました。この日は平日ですが、結構登山されている方がいらっしゃるものです。

富良野のラベンダーなどは外国人の方が多いですが、登山客は全員日本人でした。

十勝岳避難小屋

途中にあった避難小屋です。

好天なので多くの方が登山を楽しまれてます。

山頂まであと3kmちょっと!さあ、気合を入れて登りますよ!

活火山の水蒸気を見上げながら

十勝岳は活火山なので勢いよく水蒸気を上げています。登山中の噴火ほど怖いものはないので、ぜひ大人しくしてしておいてください。ちなみに、90年代前半まで活発に活動していたようで、犠牲者もかなり出ているようです。

いい景色だぁ!!写真に写っているこのお方、後で再会してすることに。

上部には一部雪が残っていました。さすが豪雪の十勝連峰。

十勝岳の斜面は多くがザレていてちょっと歩きにくい。トレッキングシューズでグリップを効かせながら急登を登っていくと・・・

十勝岳 登頂

十勝岳、登頂しましたー!!

登山口付近は照り付ける太陽で地獄の暑さでしたが、山頂は風が強くて半袖一枚だと若干寒いくらい。お昼ご飯持ってきたんですが、この時まだ朝の8時!昼ごはんいるわけないですね。

十勝岳の山頂からは十勝岳連峰、大雪山系の山々を臨むことができます!

こちらは残雪が美しい富良野岳方面です。

山が作る景色って、本当に美しいですよね。この日はすばらしい快晴で、山頂に着いた皆さんテンションMAXでした。

山頂で2時間ゆっくりしたので、名残惜しいですがそろそろ下山しましょう。

ブログ読者様の中には「はい?こんなに天気いいのに縦走しないの?!十勝岳のピストン!?」と思われる方がいらっしゃるかと思います。確かに、本当は美瑛岳方面へ縦走したいところ。

しかし、昨日からの疲れで足が限界です。実際は十勝岳のピストンでぎりぎりでした。

下山

白銀荘前キャンプ場に無事、帰還ー!

登山届に下山時刻とメッセージ書いて、登山終了!

とりあえず、暑すぎるのでアイスを二つがっつきます!

ああ最高だったー!!!

北海道最高か。

・・・

今後の予定としては、美瑛に向かいます。

しかし、美瑛といえば北海道屈指の絶景ポイント、見て回る場所がたくさんあります。また、美瑛は丘の街なので、登りもたくさんあることでしょう。今の足の状態で周るのは「不可能」!

迷うことなく、午後はキャンプ場でゆっくり過ごすことにします。

じゃーん!こちら、一時帰宅の際に追加で購入した新装備!

見ての通り、座椅子です!

私はPCで写真の整理をしたりブログを書いたりしていますが、椅子がない環境ではPCを使うのが大変。あぐらをかいて足の上にPCを載せていましたが、背中も足も疲れちゃって本当につらかったです。

そこで、この座椅子の購入に踏み切りました。使用しての感想ですが・・・やばい。快適すぎてやばい!これがあればテント内でゆっくりくつろぐことも、キャンプ場でふんぞり返ってビールを飲むことも可能です。背もたれがなくて苦労している方、ぜひご検討してみては?

吹上温泉

吹上温泉には室内有料と無料の露天風呂があります。こちらの露天風呂は「北の国から」で宮沢りえさんが入った、超有名なところ、らしいです(見たことないのでわかりませんが笑)。

ここに来たなら入らないのはもったいない!しかも・・・混浴!青森県で酸ヶ湯温泉ヒバ千人風呂(混浴)では女性が誰もいませんでしたからね。リベンジだぜ!

一応、脱衣所的なものはありますが、女性はあらかじめ水着を着てきた方がいいと思います。

ここで着替える度胸があれば別ですが。

自然の露天風呂ですが、地元のボランティアの方々が整備してくださっており、びっくりするくらいきれいです。

お湯は加水などしておらず、天然そのもの!年によって熱さが違うみたいですが、この日は46度と42度くらいのちょうどいい湯加減でした。吹上温泉でまさかのマサさんと再会!一緒にお風呂に入りまし。

そして、女性が!?いたのかと言うと!?

・・・

いませんでしたー!

水着を着てもOKなので、女性も気軽に利用しているみたいですよ。いい湯なのでおすすめです!

天然の露天風呂でぽっかぽかになり、昼間からビール!!キャンプサイトでジンギスカンにお誘いいただき、山のふもとで!昼間から!サッポロクラシックと!ジンギスカン!

こんな贅沢・・・サラリーマンじゃなかなか経験できません。人生ずーっとこういうわけにはいきません。でも、長い人生だし、こんな経験したっていいんじゃないのかなって思っています。

走行距離0km
総走行距離2671km
平均走行速度
スタートキャンプサイト「白銀荘前キャンプ場」
ゴールキャンプサイト「白銀荘前キャンプ場」

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!

お気軽にコメントください

コメント一覧 (11件)

  • 十勝岳登山、ご苦労さまです。
    それにしても一日自転車を漕いで、へとへとに疲れているにも拘らず、ブログを綴り続けるのは大変でしょう。
    あるブロガーは二時間くらいかかるって書いてたけど、清宮さんはどれくらいの時間を充ててるんですか。
    なんにしろ、そうして残した記録が、後から来るチャリダーや旅人の貴重な情報源になるし、旅懐を掻き立てるんでしょう。
    本州は暑いですが、北海道は所によっては、暑い人もいるし、涼しい人もいるし、寒い人もいるみたいですね。
    体調に気を付けて、北海道を満喫してきてください。

    • いえいえ!自分が好きでやっていることですから☆
      もちろん・・・「ブログ面倒くせー!!!٩(◦`□´◦)۶ 」
      ってときもありますし、そんな時はビール飲んで寝てしまうに限ります笑
      一日の行動が終わって、写真の整理からカウントすると・・・4時間くらいでしょうか?
      おそらく日本一周ブロガーの中で最も時間をかけている分類だと思います。
      私は、あまり質の低い記事を作りたくなくて、それなら多少時間がかかっても
      しっかりとした記事、サイトを作ろうと当初から考えていました!
      写真整理が終わって、記事を書くだけなら、早いときは1時間ちょっとで終わるときもありますよ(๑╹ڡ╹๑)p♪

  • いやもう何と言っていいか…絶景ですね!!素晴らしい!!お天気もそうですが、カメラ&レンズが良いんでしょう!あっ、それからもちろんカメラマンの方の腕も…( ̄▽ ̄;)
    正直、何で岩だらけの十勝岳が百名山?と思ってたんですが撤回します!(笑)

    温泉のマナーについて。原則的に温泉では水着の着用はしない方が良いです。理由は2つ。1つは、水着を着ると海やプールで水遊びする感覚になってしまい、ついつい汚れ落としのかけ湯をしなかったり、はしゃいでお湯を汚したりするから。もう1つは、たいていの水着には水を弾く撥水剤が塗り込んであり、泉質によっては撥水剤が溶け出してくる場合があるからです。屈斜路湖畔の「コタン温泉」や中標津の「からまつの湯」などはマナーにうるさいのでご注意ください。
    まあケンタ君はフル○ンみたいで安心しました。そういえば、吹上温泉をはじめ露天風呂では盗難が多い(湯船が脱衣場より低いので見えない)です。貴重品の管理には気をつけてください。

    美瑛に行ったら「拓真館」に行ってみて!もちろん知ってますよね?自分も拓真館に行って一眼レフ(フィルムカメラね)を買ったクチです。( ̄▽ ̄;)美瑛だけでリバーサルフィルム何本使ったか…美瑛では間違いなく停滞決定でしょ!

    またキレイな写真を楽しみにしています!

    • そうですね・・・十勝岳が百名山なのは、やはり十勝岳連峰の主峰であり、
      山頂からの絶景が最高なこと、また活火山でることなどが特徴だからでしょうか?
      吹上温泉は慣例的に水着も認められているようですね。
      地元の方も気にしていない様子でした。
      もちろん、女性に限っての話であり、野郎どもは皆フル〇ンでしたよ!w
      美瑛はすでに通り過ぎていますが、残念ながら拓真館には寄れませんでした・・・
      時間と場所の都合で、詳しくは今日の記事を見てください☆

  • 冒頭のセリフを僕が言ったような言わなかったような…記憶が定かではないですが、いずれにしても北海道とその他地域の差は結構大きいと思うので、ぜひ今をたっぷり楽しんでくださいね。

    個人的な意見ですが、北海道の本領発揮は旭川以降だと思っています!

    • 北海道、ここぞとばかりに満喫します!
      なるほど・・・確かに、旭川を過ぎるともっと広大な、もっと雄大な自然が広がりますもんね。
      楽しみですね(๑╹ڡ╹๑)p♪

  • だいぶ雪解けが進んでますね!!!
    やっぱいい写真です*\(^o^)/*
    また違った一面を見ることができました!
    あとリンク載せてくれてありがとうございます^ ^

    • 十勝岳、いいよねー!!
      でも、これからもっとすごい記事あげるから楽しみにしておいて(๑╹ڡ╹๑)p♪
      いえいえ!お世話になっている人にはブログ紹介という形で
      恩返ししたいなと思っております☆

  • お疲れ様です!

    余市のところで、コメントが反映されないなーと思ったら、少しタイムラグがあるんですね。
    今、あらためて見てみたらウヰスキーについての語り(?)も、ご理解頂ける方が居て嬉しいです(^-^)

    今日辺りはどの辺りに居るのでしょう?
    道北の何処かで楽しんでいるんだろうなー!と想像します。

    くれぐれも、交通事故には気を付けてくださいね!

    また!何処かで会いましょう!

    • お疲れ様です!
      実は、コメントは「私が確認して承認」しないと反映されないようになってまして、
      電波がない環境ですと確認が遅くなり、結果コメントの承認も遅くなってしまいます。
      ごめんなさい( ;∀;)
      帯広あたりにいるときに、お会いできたら嬉しいです☆

masa へ返信する コメントをキャンセル

Category
カテゴリー
youtube
ranking
ranking
ranking
youtube
ranking
ranking
Special
特集
youtube
ranking
ranking
ranking
youtube
ranking
ranking
ranking
Prefectures
日本一周カテゴリー
Mountains
登山カテゴリー
Tags
タグ検索
目次