【旅266日目】倉敷美観地区と漆黒の岡山城を見に岡山後楽園へ!

道の駅「みやま公園」は名前のごとく深山公園と一体になっている道の駅。公園側の駐車場、一番車が来なさそうな奥の一区画をお借りしました。あまりに静かなので普段よりゆっくりしましたが、テントから出てみるとあらびっくり、公園は多くの車で賑わっていた様です。

目次

旅とエチケット

今日は移動距離が少ないので、二度寝しちゃう。

あと、たまには爪を切ったりエチケットタイム。ふと気が付くと爪が驚く程に伸びていることがあります。面倒ですが大切。旅していても人としての一線は守らなければ(と、言う意識は一応持っておりますw)。

毎日お風呂に入ったりと綺麗にしているチャリダーもいますが、私はまあ、旅しているならちょっと汚い位が丁度いいのでは?と思っております。

旅終盤ならではのしんどさ

旅が終盤にさしかかり、心身ともに疲れが取れなくなってきた。

・・・実はですよ、日本一周チャリダーのブログって、終盤だいたい同じパターンになるというか、同じ現象が起きがちだと思ってたんです。例えば、ネットカフェ利用率が異様に高まる、野宿しなくなる、自炊しなくなる、観光せずに長距離走って家を目指す等々。

以前はブログ読みながら“後少しなんだから頑張ればいいのに…”と思っていたこともあったんですけどね。正直、今は。

「気持ちが分かり過ぎる」

って感じです。分かる。分かりまくる。それでも明日はやってくる。さあ、自転車日本一周266日目、岡山の観光いってみよう!!

歴史のかおり漂う「倉敷」美観地区が想像以上!

道の駅から程なく、岡山県を代表する観光地である倉敷にやって来ました!自転車を停めてすぐ目に入ったのは「きびだんご」の文字。岡山県と言えば外せないご当地物です。

早速お店に入ってみるも、お土産屋さん的というか、観光地的プライス過ぎてドン引き。

倉敷は江戸時代の町並みが保存されている場所。特になまこ壁などに代表される屋敷が広範囲に保存されています。倉敷みたいな「歴史ある町並みを保存する試み」は日本全国多くの場所でされています。例えば、私が訪れた中では山口県の柳井(やない)なんかもそうですよね。

そんな中で倉敷はレベルが違うと感じました。

すごいですね、ここは。美観地区として町を条例で保護していることもあって、町全体が歴史ある雰囲気を例外なく残す努力をしています。どこを歩いても、どこを見ても、逸脱してる所がない。完璧なんです。

歴史ある町並みの中に面白い風景がたくさんあります。

ぷらぷら歩くだけで面白い。

お店が少ない側では路上販売してる人がちらほら。許可を得てやってるのかな?倉敷で路上販売とか、かなり良さげ。写真の路上販売したいくらいでした。

倉敷と言えば、定番の景色「くらしき川舟流し」は風情があります。以前は物資を運ぶための舟だったようですが、今では倉敷の美観地区を彩る風物詩となっています。

チケットの販売所で買うですけどね、やっぱり人気なわけです。予約もできないし、土日は乗船券を入手するだけでも大変そうでした(今日は平日にも関わらず、次の舟は一杯で・・・とか話してましたし)

おざきやで珈琲と吉備団子

一通り歩いてみて、写真も撮ったところでティータイムと洒落込みます。「おざきや」さんが一番リーズナブルに、気軽にきびだんごを食べれる場所だと思いました。一本単位で売っているし、コーヒーとのセットなんかもあるので、おすすめです。

珈琲セットにきびだんごを一本追加しました。やはり岡山県と言えば、吉備団子。涼しい店内でアイスコーヒーと甘味を堪能。

お店の人に教えてもらいましたが、「吉備団子」なのにもかかわらず、現在の吉備団子の多くは「きび」が入ってないそうです(えっ…)。おざきやさんのお団子は昔ながらの、いわゆる黍(きび)が入っているのでご安心を。

吉備と備前。岡山県の旧国名は「吉備」なのかと思っていたら、岡山は備前と備中。広島県東半分は備後(びんご)と言うらしい。広島の西半分は安芸(あき)。備中や備後は初めて聞いたな。

倉敷から岡山市街に来ると路面電車を発見。岡山県も走ってるんですね。走っている県と走っていない県、そろそろ混乱しそうだ(笑)

漆黒の岡山城「烏城」

岡山市街に入ってまずやって来たのは岡山城。カラスのごとき真黒なその姿から別名「烏城(うじょう)」と呼ばれるそう。

やっべ、岡山城、めっちゃかっこいい。

岡山城と後楽園のセット券を購入して内部へ。黒い河原に金色の鯱が圧倒的な存在感を放ちます。白いお城の代名詞、姫路城「白鷺城(はくろじょう)」も素敵ですが、私は黒いお城の方が好きかも。

「日本一周ではお城に興味ないしそんなに寄らない」とか言っていたのに、なんだかんだ毎回お城に来ていたら、お城にハマって来た(笑)

岡山城から橋を渡って次なる目的地、日本三名園の一つ「岡山後楽園」へ!

庭園からは岡山城がしっかりと見えます。

蓮の時期が近い。もう、夏ですね。

同じく日本三名園である石川県「兼六園」へもこの旅の中で訪れていますが、私は圧倒的に後楽園の方が好きでした。兼六園はだだっ広すぎて、イマイチ取り留めがない上に、まとまりがない(気がしないでもなかった)。兼六園のライトアップは素敵でしたが、庭園としては後楽園の方が好きでした。

お城にまつわる、あるいはより広範囲に日本史を復習して、お城は再訪したい。

岡山駅

岡山駅にやって来ました!まず目に留まるのは謎の噴水的なモニュメント。広島駅にも似たようなのがあったけど、正直センスイマイチだと感じたぜ(笑)

駅前には岡山を代表する桃太郎の銅像が。

サル、犬、キジ・・・

サル、犬、キジ・・・ハト・・・

ベストポジション過ぎー!!!(グッジョブ)岡山県で一番の写真はこれに決定。

鳥取県以来の再会、伯耆大山の事はこの人に聞け

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中国地方で一番かっこいい山は、まったく議論の余地がありません。他のどの山域でもある程度、好みによる議論があるもんですが、中国地方は議論の余地が微塵も存在しない。伯耆大山です。その伯耆大山に毎週末のようにでかけられ、素敵な写真を撮りまくっているAさんと上の山行でお会いしました。

岡山県在住とのことで、大山でお会いした時にも「岡山県で…」とお話ししとりまして、この度、再開を果たしました。

何度も、何度も、本当に何度も通うからこそ素敵な景色に巡り合える。それを地でやっているAさん。中国地方だったら、伯耆大山の一択。さあ、私は旅が終わったらどこの山に狙いを定めよう?もちろん、まだまだ色々な山に登って広範囲の山の開拓を続けますが、どこかの山に何度も何度も通いたい。そして写真が撮りたい。アクセスを考えると、無難だけどアルプス。特に北と中央アルプス。新宿から上高地へバス一本で行けるのは大きい。

前日夕方に移動、上高地で前泊。早朝からナイトハイクすればご来光を望める。選択肢は無限大。

ああ、早くまた冬にならないかな。

岡山の名店「やまと」

Aさんのお車で岡山の名店「やまと」へ!

食べたのはもちろん岡山のご当地グルメ「デミカツ丼」です。トンカツという私が最も好きな食べ物にデミグラスソースがかかった岡山のソウルフード。通常のデミグラソースとはやや味が違う?

ご飯が進み過ぎる味、美味すぎるので、後3杯くらい食べたかったです(笑)

次お会いするときは、ぜひ大山の南壁を案内してください!

その後は一緒に温泉に入り、ネカフェに移動してお休みなさい。

移動ルート

今日の旅データ(266日目)

本日の走行距離48km 
総走行距離10122km 
スタート道の駅「みやま公園」
ゴールネットカフェ「快活クラブ(フレスポ高屋店)」

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