一瞬の絶景を追い求める 山岳写真に魅せられて

投稿日:2016年5月12日 更新日:

【旅21日目】江戸時代の宿場そのままに、日本の原風景が残る「大内宿」

こんにちは!自転車日本一周も3週間、今日で21日目でございます。

本当にいい経験できている。人生、やり方によっては3週間でこれだけ経験して色々感じられるのかと、驚いています。

周りの方に協力いただき、旅中で出会った人に助けられながら、楽しい日々を過ごせています。本当、皆さんに感謝しなきゃですね。

さあ、今日はどんな1日になったのか!21日目いってみよー(╹◡╹)!

道の駅「しもごう」は野性感満載?

夜になる前、道の駅の方とこんな会話がありました。

今日はどこに泊まるの?
清宮
道の駅でテント張らせていただこうかと。大丈夫ですか?
全然構いませんよ。ただ、ここ夜は何か出るみたいなので気を付けてくださいね。
清宮
で、出るといいますと?
よくゴミが荒らされていて・・・イノシシじゃないとは思うんだけど。

構います。私が構います。

この道の駅しもごうは完全に山の中にあるため、鳥とか獣的な鳴き声が結構聞こえます。

不安だけど、まあでも、ほらあれよ。道の駅で車中泊の人もいるから、何かあったら協力しt・・・

・・・あれ?車中泊の人は?

皆帰っちゃたの?今夜一人なの?山の中の道の駅に一人なの?

ギャーギャー。

・・・何かが遠くで鳴いていますが、冷静を装って夜を明かしたのでした(特に何もありませんでした)。

それでは、本当に21日目のはじまりです。

朝起きた時は霧っぽい感じ。モーニングとメロンパンで朝ご飯を済ませます。

今日は5時半起きの7時半出発です!

移動距離は短いので、ゆっくり行きましょう。

天気予報では午後から晴れ。昨日は雨だったので晴れが待ち遠しいですね。

下郷屈指の観光名所を目指して

道の駅からはずーっと下り坂。40km/hの快速でとばします。

昨日がずっと登りだったので気持ちよすぎ!

車で旅をしているお父さんと出会い、黒飴ちゃんをいただきました!ありがとうございます!

飴って疲れた時の絵エネルギー補給に本当役立つんですよね。北九州に行ったら泊めてくれるとのことでした!

下り坂を進み、だいぶ高度が下がったところで晴れてきました!

それにしても景色良すぎ!

南会津は山に囲まれていて、登りは大変ですが下りは景色もいいし最高!

途中で見かけたのがコチラ。昭和っていう街があるの??

今日の目的地は大内宿ですが、その前に少し寄り道をします。

名勝「塔のへつり」

一つ目がこちら、塔のへつりです。

石の塔が何個も連なった形をしていて、百万年の歳月をかけて侵食と風かを繰り返し、今の形になったそうです。

この窪んだ所を歩け・・・たそうですが、現在は歩けません。入り口までは行けるんですが、すぐ通行止めになっていました。

東日本大震災の影響なんだそうです。

面白い所ですが、どこか行くついでに寄るのにちょうどいいかなっていう感じかな。

塔のへつりの後は湯野上温泉駅を目指します!(福島空港ってあるんだと驚いた)

実を言うと、塔のへつりは道中で見つけたから寄っただけ。

茅葺屋根の駅「湯野上温泉駅」

気持ちよく走っていると着きました、湯野上温泉駅です!

ご覧の通り茅葺屋根の駅舎を持つ非常に珍しい駅です。

ここ以外には大分県にある豊後中村駅の2つだけみたいですよ。

自転車を停めて中に入ってみます。

電車の待ち時間に読めるプチライブラリーがあったり、何より囲炉裏があるなんて情緒満載の待合所。

普段は囲炉裏を焚いているということですが、今日はお休みでした。

お菓子を購入してお茶を飲むこともできます(お茶無料)。

キター!!!

足湯です!

自転車日本一周チャリダーが皆さん利用されているのに、自分はまだ出会ったことがなかったので、今か今かと待っていました。

ふっー。天気もいいし、青空の中、誰もいない素敵な駅、ゆったりと足湯に浸かるとか、幸せすぎる。

極楽、極楽。

なお、タオルとか面倒だったのでそのまま靴下履いて出発しましたが、一瞬で乾きました╭( ・ㅂ・)و ̑̑ !笑

足湯から上がるとちょうど電車が入る時刻だったので良さそうな場所を探してパシャり。

茅葺屋根の駅にずいぶんポップでキュートな電車が入ってきました(笑

大内宿を目指して山道へ

さあ!湯野上温泉駅を堪能したところで、今日の目的地、大内宿を目指します。

最高な天気だね。距離にして数キロだし、こんな気持ちいい天気の中走っていたら、あっという間・・・

と、思ったら湯野上温泉駅から大内宿まではひたすら上りです。

さっき、せっかく下ってきたのに、まさかまた上るとは。

写真では伝わりにくいですが、結構な上り坂です。

着いたー!大内宿です!

自動車やバイクは駐車場に停めますが、自転車ならそのまま入っていいみたい。

おおー!こりゃすごい!

茅葺屋根の家が道を挟んでずらーっと並んでいます。

大内宿は、江戸時代には農業と宿場として利用されていたそうですがが、現在はすべて家が観光業向けのお土産屋であったりご飯処になっています。

この茅葺の家、本当に人が住んでいるんです。

そこがすごいですよね。ただの飾りじゃありません。

日本一周の看板引っさげて大内宿を自転車で通ったら・・・それなりの注目を浴びました。すみません、ちょっと狙ってました(笑 

大内宿は1本道の両側に茅葺の家が整然と並んでいるので、その道を自転車で通れば目立ち、そこにこの荷物なので非常に目立ちます。

本当に江戸時代にタイムスリップしたかのような光景ですね。周りの人も声を出して驚いていました。

昔の人はこういう宿場と宿場、町から町へ歩いて移動していたのかと思うと、すごいですよね。

日本の原風景、こういった素敵な景観をずっとずっと残していきたいですね。

食事処だけの家もありますが、多くはお土産+食事処という形を取っています。

売られているものは手作りで味のあるものばかり。

大内宿に来ると財布のひが緩くなることまちがいなし。

郷土料理「しんごろう」

そういう私も、財布の紐ゆっるゆるです。

本能のままに買い食いします。

こういうところでお金使わないとね!

こちらはしんごろという郷土料理。ご飯にじゅうねん味噌(えごまを使った甘みそ)を塗り炭火で焼いたもの。

一通り回り、買い食いもしたところで・・・お昼ご飯にしましょう!

あまりに美味しそうだったので、お昼ご飯前に買い食いしまくるという暴挙にでておりました。

お昼ご飯は、大内宿では一択、お蕎麦を食べよう!

というのも、どこの食事処もお蕎麦屋さんです。

お店はこの大黒屋にします。選んだ理由にあまり意味はありません。たぶんどこで食べても美味しいと思います。

郷土料理「ねぎ一本蕎麦」

注文したのがこちら!その名もねぎ一本蕎麦

合成写真かのようなこちらの写真ですが、注文すると本当にこの形で運ばれてきます。

ねぎ一本蕎麦は福島県会津の中でも大内宿でしか食べられていない超が付くご当地グルメ。

どうやって食べるかと言いますと、このネギで!蕎麦を引っ掛けて!ねぎと一緒にかじって食べます。

生のねぎを箸の代わりにして使い、そのままかじって薬味にする豪快な料理です。

元々の発祥は長野県みたいですが、広く普及したのは会津の大内宿で、その後長野県に逆輸入されたとか。

高遠そば(たかとおそば)ともいい、大内宿の中でも三澤屋では高遠そばの名前でメニューに載っているそうです。

天気がいいので、お土産を見たり買い食いしたりして大内宿を行ったり来たり、不思議なことに長い時間いても飽きないんですよね。

茅葺屋根の修理をしていました。

茅葺屋根は15年程しかもたないようなので、維持が本当に大変みたい。

大内宿の近くにはダムがあり、そのお金で町が潤った際に一部の家が茅葺屋根をやめてしまったそうです。

しかし、大内宿は国指定の重要伝統的建造物保存地区です。

この文化を残そうということで、一度茅葺屋根をやめてしまった家も、改めて茅葺屋根にしたそうです。

そのような町の人の思いで大内宿は残されているんですね。

宿は名物女将のいる「扇屋本家」

一軒だけ、茅葺屋根ではない家があって目立ってますね。

ここが、本日の宿でございます!

なんと大内宿は泊まることもできるんです!

私も泊まれると知ったのは割と後の方で、知ったときは驚きました。

大内宿の中には宿が3件あります。今私が泊まっている「扇屋、山形屋、伊勢屋」の3つです。

泊まれると知ったとき、絶対泊まりたいと思いました。こういう文化って、絶対にそこでしか、現地でしか味わえません。

近くの宿屋、ホテルとは違う、そこでしか味わえない空気感があるはずです。

それに、かの有名な大内宿に泊まれるなんて!事前に予約して、幸運にも部屋が空いていたので予約しておいたんです(๑╹ڡ╹๑)p♪

チェックインできる14時になったので、荷物を部屋の中に入れさせてもらいました。

さて、夕飯は18時からなのでまだかなり時間があります。

これからの選択肢は2つ。

1)大内ダムまで自転車で行って、ダムの周りをぐるっと走る。

2)目の前に売られている美味しそうな「ところてん」と、よく冷やされたビールを頂く。

いやいやいや。これはちょっと。確かに美味しそう、この晴れた日に、大内宿で、昼間からおビールを頂いたらどれだけ美味しいことか。

でもね、あなたまだ昼の14時とかよ?その時間からビール飲むとか、いいの?堕落してないですか?

「自転車日本一周」掲げてるんだから、ダムまで行って周りを走ろう。きっとすてきな景色が待っているはず。

よしっ!ダムまで行ってきます!

・・・。

心はね、心はダムに行ってると思います。

って、アホか!٩(◦`□´◦)۶

なんで大内宿まで来て、自転車でダムの周り走らなきゃいかんのよ!

しかもまた上りらしいし!んなわけあるか!ビール飲むわ!

ところてん最高ー!

さて、夕ご飯までまだ時間がありますが、ちょっと宿でゆっくりしようと思います。

中に入ると大量の写真が。

どうやらここの女将さん、かなり有名みたいですね。

芸能人と写っている写真がたくさんあります。

囲炉裏で岩魚を焼いているー!!!

囲炉裏本当に使うんだ!ってかこれで岩魚焼くんだ!そして夜ご飯に出てくるわけね、ちょっと楽しみすぎますな

大内宿のお店は16時を過ぎると閉め始め、17時には完全に閉まっています(人がいない時はもっと早いし、忙しい時期はもっと遅いらしい)。

誰もいない大内宿を楽しめるのも宿泊者の醍醐味です。

大内宿に来るなら絶対に泊まりをおすすめしたい。

泊まれる宿が3軒しかないので土日だと大変だと思うので、平日狙いでしょうね。

扇屋の夕食が最高すぎた件

さあ、夕飯の18時になりました!

どんな料理が出てくるのか楽しみです。

うまい。超うっまい。これ全部地元の食材ですって。

美味しすぎて、まだ宿泊中なのにまたここ来ようと思った。

というか、次は誰か連れて絶対また来る。

こういう郷土料理食べたいなと思っていたけれど、まさかここまでだとは、大内宿すごい。扇屋さん最高です。

旬の山菜、蕎麦の実、鱒の刺身、岩魚の塩焼き、タケノコのお団子、こづゆ、お蕎麦。どれも絶品でした。

郷土料理「こづゆ」

こづゆも会津地方の郷土料理でおめでたい席などで出されるようです。

夜の大内づくもまた乙な物です。

この旅で初めて星を撮ってみました。

山の奥でいい感じかと思ったんですが、星撮影は修行が必要そうです。

でもまあ、星を撮ること自体が本当に初めてだったので、今日のところはこれで良しとしますかね。

後日談

大内宿は冬も人気。雪化粧した茅葺屋根もさぞ趣のあることでしょう。かなり寒いとは思いますが、次回はぜひ冬に行きたいと思いました。

日付 2016年5月12日
本日の走行距離 25km
総走行距離 680km
スタート 道の駅「しもごう」
ゴール 宿「大内宿(扇屋本家)」

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