「やる気がでない」そんな時ってありますよねー!私は先週1週間、なんだかやる気がでずに、土日快晴の予報のくせに、土日ともに13時まで惰眠を貪り起きてすぐビールを飲んでいました。アル中か\(^o^)/
誰だって、やる気が出ない、そんな時もありますよね?そこで、今回は私が実施している2つの習慣をご紹介したいと思います(๑´ڡ`๑)
【1】心のサインに耳を傾ける~やる気が出ない時は、本能に従ってただひたすらに「だらだら」しまくる~
これは、私のモットーです。
"心が、本能が、だらだらしたいと思っているのであれば、決して、抗わない"
ある意味、これは心と体からのサインだったりするんですね。例えば、私はもしかしたら、日本一周⇒登山⇒再就職⇒新しい仕事&ガチ登山⇒海外出張・・・そしてブログブログブログ\(^o^)/
ちょっと疲れていたのかもしれません。
目覚ましをかけず、目が覚めたら昼過ぎだった。
やる気が出ないなんてもんじゃない、我ながら動きたいという気配が無い。
そんな時に無理して登山しても怪我の元、登山でなくとも、こんな時は「楽しみが作業になりがち」です。やる気がでないからどうにかしたい?そんな時は、"もうさすがにベッドで寝てるのが辛い"そう思うまでだらだらしたり休んだり、昼過ぎまで寝てビール飲んでまた昼寝したらいいんだと思うんです。

(´-`).。oO(さすがに人として)
休み過ぎてもいい加減辛くなってきます。
私はいったい何のために生きていて、何のために活動しているのかよく分からなくなってきたら、アカンそろそろ動こうという気持ちが芽生えます。
長い人生です。
疲れたら、休んだらいいと思っています。
【2】健全な心は健全な体に宿る~疲れた時こそ運動が効く~
精神的に疲れるとです、どうしても「休んだ方がいい」と思いがちなのですが、思い切り休んで体が元気になったら運動した方がいいです。
健全な心は健全な体に宿ると言います。
私はこれをすごく実感していて、鬱っぽくなったり、やる気がなくなったり、なんだか元気が出ない時は、走ります。好きな音楽を聴きながら、町内の公園をぐるっぐる走ります。
すると不思議なもので、それまで心に憑いていた「疲れ」が嘘のように消えていくんです。
実は、「疲れた」と感じていた心の原因の多くは、運動不足に起因することが多くの調査からわかってきています。そう、現代人は根本的に運動不足過ぎるんですね。
だから、ひたすらに休憩して、だらだらした後に、運動をするとです、それまでの疲れや心のもやもやが嘘のように飛散して、またこうして"ブログでも書くか"という気力が湧いてくるんです。先ほどハイランドの公園を永遠に周回していた不審者を見かけた方、すみません、それは私です\(^o^)/
「あまりにだらだらし過ぎると復帰できないのでは?」と思われた方、安心してください。
― 人間のあらゆる不幸はたった一つのことから来ているという事実を発見してしまった。人は部屋の中にじっとしたままではいられないということだ。会話や賭け事などの気晴らしに耽るのも、自宅にじっとしていられないからにすぎない。
人は、ワーカホリックより、どんなに忙しい状態よりも、暇に耐えられないということを、これまでの先人偉人たちが見出しており、それはどうやら本当らしいと私も実感しています。
疲れたら、自分の心や体の声に耳を傾け、ひたすらに休み、だらだらして、次に運動してみてください。運動はランニングでも、筋トレでも、ボクササイズでもなんでもいいと思います。心と体は密接に関係しています。これは科学的にも明らかなことです。
核心をついてくれる、本もおすすめ
疲れてしまった際、上記二項目にもし追加するとすれば、それは先人偉人の知恵を借りるという事でしょうか。
私がおすすめしたいのは、パンセという本です。
パンセ本体は長いので、上記の解説書から入るのがおすすめです。入門書とはいえ、多くの引用がのっているので十分楽しめます。
このブログの意味する「やる気が出ない」状態で本体を読むには長すぎるし難しすぎるので、こちらはぜひ時間があるときに読んでみてください。パンセには翻訳によるいくつかのバリエーションがありますが、上のはkindleでも読めますし、ブランシヴィック版という広く親しまれているものですよ。
パンセとは、hPa(ヘクトパスカル)など圧力の単位としてその名を冠し、パスカルの定理、パスカルの三角形、パスカルの原理など多くの偉大な発見をしたパスカルにちなんだ書物です。物理学者であり、数学者であったパスカルは宗教や人間の研究にも励んでおり、多くの名言を残しています。
有名なものに「人間は考える葦である」がありますね。
疲れた時はマンガよりアニメより、核心をついてくれる先人の知恵を借りてみるのも手だと思います(๑´ڡ`๑)
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2月に八ヶ岳に行ったのですが、まだ記録を書けてないので書かないと!
https://kiyomiya-yamaphoto.com/mountaineering/yatsugatake-amidadake-winter
先日、八ヶ岳の阿弥陀岳にて7名が滑落、3名が死亡するという痛ましい事故が起きてしまいました。経験のある方々なのだろうとニュースの文脈から読み取れますが、登っていたのが南陵というバリエーションルートであったこと、アンザイレン(登山者同士をザイルで繋ぐこと)が不幸にも全員の滑落に繋がってしまったのかなと思います。
雪の阿弥陀岳は、赤岳からの縦走路について私のブログでも紹介していますが、完全に初心者の領域を超えておりますので、何となく登っていい山ではありません。
去年、那須岳で起きた雪崩事件、私自身遭遇した木曽駒ヶ岳での死亡事故、また、知人が谷川連峰で亡くなったことなどを踏まえても、雪山登山の死亡率の高さは他の趣味とは完全に一線を画しているなと、改めて思う次第です。私自身、本当に気を付けます。
3月~5月というのは、厳冬期が過ぎ春が来て「融雪が進み、一方で時にドカ雪が降ることで雪崩が頻発する」シーズンです。1年を通じてある意味で最も危険な時期ですので、この時期から雪山登山のデビューする方はくれぐれもお気を付けください。
阿弥陀岳にて亡くなられた方々には、心よりご冥福をお祈りしております。