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登山や日本一周で使うシュラフ(寝袋)を検討!モンベル・イスカ・ナンガどれが良い?

2016年1月26日 

こんにちは、2016年春から自転車日本一周を予定している清宮です。「日本一周中は寝床どうするの?」とよく聞かれます。

日本一周のような長旅の場合、基本となるのはキャンプと野宿です。

いつも宿に泊まっていたらお金が持ちませんし、何よりテントで過ごす非日常な生活こそ旅の醍醐味であり、旅のやりがいというもの。

そんなキャンプや野宿に欠かせないのが寝袋(シュラフ)ですね。

いくつかメジャーなメーカーがあり、各社商品ラインナップが豊富なので何を使おうか悩んでいました。比較検討していく中で候補もかなり絞られましたので、今回は私が検討している寝袋と選んだ基準を紹介していきたいと思います。

寝袋(シュラフ)の選び方のポイント

普通に生活していればシュラフの出番はありません。

私の場合、シュラフを最後に使ったのは大学院生時代、徹夜でやらないといけない実験の後、研究室にあった汚い寝袋で寝たのが最後でしょうか。

上記のように「たまに使う」のであればどんなシュラフでも問題ありませんが、自転車に積載して毎日使うとなると、携帯性や利便性が何より大切です。その点、シュラフ選びで気になるポイントを列挙してみます。

1. シュラフの重さ

自転車の荷台に乗せて運ぶので、軽ければ軽いほど良い。500gほどの物から2Kg近いものまで、種類や商品によって重さには幅があります。

自転車で運ぶものはシュラフだけでなく、他にも山のようにあるので、一つ一つのアイテムの重量をできるだけ軽くしたいところ。

2. 中綿(なかわた)の種類

寝袋には綿が詰まっていますが、この中綿の種類は大きく2つに分けられます。

1つは化繊(化学繊維:いわゆるカセン)もう一つはダウン(羽毛)です。

実はこの中綿で結構悩んでまして。それぞれ一長一短あるみたい。メモがてら、メリットとデメリットを書き出してみます。

化繊のメリット

値段が格段に安い。濡れに強く、濡れてしまった場合でも保温力が高い。素材の強度が高く、洗濯機で洗濯できる。

化繊のデメリット

ダウンと比べて極度にかさばる。重たい。パッキングした時のサイズが大きい。

ダウン(羽毛)のメリット

軽量コンパクト。パッキングした時のサイズが化学繊維より格段に小さい。保温性に優れる。寝心地が良いというレビューが多い。

ダウンのデメリット

化学繊維より高価。濡れに弱い。濡れると保温性が一気に失われる。洗濯機では選択できず、一度濡れると乾かすのが困難。

・・・

日本一周の移動を考えれば軽いものが好ましく、この点ではダウンに軍配が上がります。一方で、テント内の結露や自転車走行中の雨など、濡れるリスクを考えると化繊も魅力的に思います。。価格については化繊の方がダウンより半額程度の値段と魅力的です。

後日談

化学繊維のシュラフは自転車日本一周では選択肢に挙がりません。絶対にやめましょう。洗濯機で雑に洗えるのは確かに魅力ですが、あまりに大きく、そして重たいです。日本一周や登山では素直にダウンのシュラフを選ぶのが吉です。

3. 価格

先人の知恵により、日本一周チャリダーが初期投資としてケチってはいけないとされるもの。それがシュラフとレインコートです。

ケチって安物を掴まされ、適正使用に事足りない場合、QOL(生活の質)を著しく低下させるため、きちんとしたものを選択すべきです。

例えば、保温性が十分でないシュラフを買った場合、寒くて寝れないだけでなく、寝不足で自転車走行に影響したり、登山では低体温症になる可能性さえあります。

一方で、必要な道具をあげれば枚挙にいとまがない装備類。それぞれの価格はなるべく抑えたいのが本心です。

旅で必要なスペックを持ち、かつなるべく安いものを選びたいですね。

4. コンフォート温度/リミット温度

シュラフには適切に寝れる温度の目安が設定されています。メーカーによって定義がまちまちだったりしますが、ある程度の目安にはなります。

私の場合、秋にも登山をしたり、冬には雪山登山に挑戦したいという願望がありますので、ある程度の寒さに対応できるものを選ぶ必要があります。

5. メーカー

色々なアウトドアメーカーがシュラフを作っていますが、シュラフ初心者が選ぶべきメーカーはそれほど多くありません。

シュラフの評価が高く、安定感のある御三家だと思っているメーカー(モンベル・イスカ・ナンガ)から選ぶことにします。にします。

気になっているシュラフはこちら

1. モンベル ダウンハガー800 #3

シュラフと言えばモンベルというくらいシュラフでは評価が高いみたい。

自転車や徒歩で日本一周してる人のほとんどがモンベルのダウンハガー800#3を使っているのでは?というくらい選ばれています。

自転車日本一周ではド定番と言える寝袋ですね。統計を取らなくても、過去のブログをザッピングした限り、間違いなく人気No.1ではないでしょうか。

モンベルのシュラフは独自のストレッチシステムで快適に寝れると高評価。コンパクト、軽量、ストレッチ性能、日本一周で選ばれている実績。

選べば失敗は少ないであろうシュラフだと思われます。

  • メーカー:モンベル
  • 型番:アルパインダウンハガー800#3
  • 素材:ダウン
  • コンフォート温度:3度
  • リミット温度(丸まって何とか耐えれる温度): -2℃
  • 重量: 600g
  • 収納サイズ: 14×28cm
  • 値段: 30,000円
  • 備考: 日本一周シュラフとして実績多数

2. モンベル ダウンハガー800 #2

同じくモンベルですが、上記の#3より寒い環境に強いモデル。

10月に長野県の涸沢(からさわ)などで登山をする予定なので、#3より#2の方が登山を考えるなら適用範囲が広いのかも。

寒くて寝れない事態は避けたいですし、暑ければ寝袋の上で寝ればいいだけですからね。

  • メーカー:モンベル
  • 型番:ダウンハガー800#2
  • 中綿: ダウン
  • コンフォート温度: 0℃
  • リミット温度: -6℃
  • 重量: 715g
  • 収納サイズ: 16×32cm
  • 値段: 31,000円

3. イスカ エア 450X

シュラフメーカーとして歴史ある日本の会社イスカのシュラフ。

イスカには「エア」や「パフ」など用途に分けたラインナップがそろっています。

その中でもエアは日本の山の定番モデルとしてメーカーで紹介されており、登山での使用を視野に入れるのであればしっくりきます。

リミット温度も上記モンベルの物とさほど変わらず。

しかし、レビューを見るとイスカのリミット温度はモンベルより緩いという記述が多く、その点不安に感じています。

  • メーカー:イスカ
  • 型番:エア450X
  • コンフォート温度: 記載なし
  • リミット温度: -6℃
  • 重量: 840g
  • 収納サイズ: 16×32cm
  • 値段: 38,000円

ナンガ オーロラライト 450DX

こちらも日本老舗のナンガのシュラフ。

ナンガ最大の利点は永久保証が付いていること。これは大きい・・・。

防水性や保障の観点からするとナンガのシュラフは輝いていますね。ただその分値段が高い。

  • メーカー:ナンガ
  • 型番:オーラライト 450DX
  • コンフォート温度: 0℃
  • リミット温度: -5℃
  • 重量: 865g
  • 収納サイズ: 14×30cm
  • 値段: 39,000円

他にもノースフェイス、ドイター、タケモなどアウトドアメーカーや寝具メーカーからシュラフが販売されていますが、恐らく上記御三家を検討するだけで十分だと思い、他のメーカーまで細かく見るのは止めにしました。

ただ一点、タケモはリーズナブルで本格的なシュラフを作っているメーカーなので、検討の価値があると思います。

まとめ:選んだのはモンベル

御三家のリミット温度(最低使用温度)が近いシリーズを比較すると、いずれもパッキング時の体積や重量に大きな違いは見られませんでした。そうなれば、その他の機能や価格などが気になります。

  • モンベル:収縮性と価格が魅力
  • イスカ:特徴は?
  • ナンガ:永久保証と高級感

モンベルを選んだのは日本一周前と言う事で少しでも出費を抑えたい気持ちと、何より本当に多くの日数をテントの中で過ごすことを考えると、シュラフに包まりながら過ごす時間も相応に長いと判断。

つまりは収縮性が高く、使い勝手のいいシュラフと日本一周は相性がいいと考えました。

ナンガの永久保証も魅力的ですが、シュラフが破れたり修理に出すことがどれほどあるのか不明だったこと、やはり値段がネックとなり今回は見送りました。

後日談

極寒の白馬大池のテント泊にてシュラフに穴をあけたことがあるので、永久保証のナンガはやはり良いなとその時感じました。永久保証の適用範囲を細かく見たわけではありませんが、不安な人にはナンガは心強いですね。

モンベルのダウンハガー800 #3 と #2 は最後まで悩みましたが、大は小を兼ねる理論で、少しでも寒い環境に適応できるダウンハガー800#2をチョイス。これで日本一周と登山をしたいと思います。

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横須賀育ち横浜在住の30代。山岳写真が好きで北アルプス中心に活動しています。好きな山は穂高岳。製薬企業を退社して2017年に自転車日本一周達成。現在は代理店・EC関係の仕事をしています。
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