日本一周の自転車を納車しました!相棒の名はディアゴナール

ついに旅の相棒となる自転車を購入&納車しました!出発まで残り1か月とちょっと、そろそろドロップハンドルの自転車に慣れておかないと!

3月に協賛会社まで自転車で行ってみる予定なので、早めに納車できて良かったです。自転車も届き、いよいよ旅が近づいてきた感じがします。

目次

ついに自転車を購入しました!自転車の名は「ディアゴナール」

“自転車”日本一周ですからね。言わずもがな、自転車は肝心要の最重要アイテムです。過去記事(自転車日本一周で使う自転車はこれだ!過去チャリダーのデータあり自転車再検討?タイヤ交換で注意すべきタイヤの太さやリム幅について)にてご紹介の通り、当初、自転車はアラヤのフェデラルでいくつもりでしたが、協賛会社にご提供いただくタイヤとの兼ね合いで見直すことになっていました。

旅に必要なスペックなどを考え、私が選んだ自転車はこちらです!!

じゃん!!

自転車購入-Japan Nomad (2)

アラヤのディアゴナールです!!

かっこいい。

過去チャリダーさんが多種多様な自転車で日本一周していることを考えれば、ママチャリだろうがミニベロだろうがロードレーサーだろうがMTBだろうが、割と何でも日本一周はできそうです。

そうなると、ますますインスピレーションといいますか、見た目の好みは大事なんじゃないかと思っています。

ダークグレーというカラーなんですが、グレーに薄い紫が入ったような色味でとってもクール。ハンドルやサドルのブラウン、フェンダーやスポークのシルバーと相まってシックでシュッとした印象です!

見た目に惚れただけではなく、性能も申し分ありません。その上、価格も6万円代とお手頃です。他社でよく使われているGIANTのグレートジャーニーやGIOSのSPAZIOあたりは10万円超えてきますからね。

この自転車は・・・ブルベ?ディアゴナール?スポルティーフ?ランドナー?

自分の自転車がどんな種類か知った上で購入するのが一般的かと思うんですが、このディアゴナールは自転車分類的に微妙な位置にいます。「乗っている自転車の種類なんですか?」と聞かれたときに「よく分らない」ではかっこ悪いので、詳しく調べてみました。

アラヤHPでのディアゴナールに対する説明です。

ランドナーと同じく、日本のスポーツ車の故郷でもあるフランスに源を辿るディアゴナール。フランス全土のディアゴナール、つまり対角線にあたるコースを制限時間内に走る長距離サイクリングのことで、現在で言うところのブルベ、ロングライドになります。レースではありませんが、スポーツ志向の高いサイクリングと言えましょう。また同時に、ツーリングに必要なスキルや装備も必要になるものです。長距離を、速く、そして快適に走るためにスポーツ車を見つめなおしました。高速ツーリングに適した700Cホイールには、ロードより少し太めのタイヤを履き、機能性を重視してロード系コンポーネントを装備。日本のツーリングに必要なフェンダーもリヤ分割式の、オリジナル設計で装備しました。

ちょっと分りにくいので補足します。

ランドナーとは旅に主眼を置いた自転車で、ドロップハンドルにロードレーサのような見た目でありながら、フェンダー(泥除け)が付いていたり、ダボ穴(装備を付ける穴)が豊富についていて、キャリアの装着やパニアを背負って積載し、長距離の旅を完走する持久性と、ある程度のスピードを兼ねそろえた自転車のことです。

上の説明で出てくるブルベというのは、決められた距離を一定の時間内に完走する自転車競技のことで、時間内に完走することが目的であって、到着順による順位をつけない長距離走のことなんだそうです。ディアゴナールというのは、ディアゴナール・ド・フランスのことを指し、フランス全土を対角線状またぐ9つのルートを走行する自転車競技のことです。

ブルベとディアゴナールは自転車の種類ではなく、長距離の自転車競技を指すんですね。

ディアゴナールではこんな感じでフランスを横断するみたいですよ!

一方で、ディアゴナールという名前はランドナーに700Cのタイヤを付けた車種にも使われてきたようで、アラヤのディアゴナールもこの一種だといえそうです。

ディアゴナールを調べると必ずスポルティーフという言葉が出てきます。これは(簡単に言うと)ロードレーサーにフェンダーをつけた自転車みたいなものらしいです。見た目はランドナーとほとんど一緒ですが、ランドナーよりスピード志向の自転車と言えそうです。

私が購入したアラヤのディアゴナールは、ロードのスピードパーツとランドナーの旅パーツを併せ持つ、スポルティーフとランドナーの中間くらいの自転車なんだと解釈しています。

ディアゴナールの特徴

  1. フレームがクロモリ(クロム・モリブデン鋼)なので弾性があり乗り心地がしなやか!お尻にゴツゴツきにくい。
  2. ドロップハンドルのブレーキレバーに加え、フラットバーにもサブブレーキが付いているので、ドロップハンドルに慣れていなくても安心です!
  3. フェンダーが付いているので、雨天時の走行もばっちり!
  4. リアのフェンダーけは簡単に取り外し可能なので、輪行(自転車をばらして袋で持ち運ぶこと)にも対応!
    自転車購入-Japan Nomad (3)
  5. フレームにキャリアを装着できるダボ穴が前後豊富についてるので、キャリアを付けてパニアバッグ積載可能!
  6. 700Cとスピード志向のタイヤが付いており、走行性もばっちり!
  7. ギアの変更はフレームについているWレバーで、レトロな見た目がとってもグッド!

自転車購入-Japan Nomad (1)右側がリアギア(後ろ)で左側がクランクギア(前)の調整です。右側レバーを手前に倒すとリアギアが軽くなり、奥に倒すと重くなる。左側レバーを手前に倒すとクランクギアが重くなり、奥に倒すと軽くなる。・・・ってなんで左右逆やねん٩(◦`□´◦)۶昔の自転車はこのWレバーが主流だったそうです。今ではロードやランドナーなど一部の自転車で採用されています。古風な見た目に一役買っていますね。

フェデラルとディアゴナールを比べてみる

フェデラルで日本一周されている方はたくさんいらっしゃいますが、ディアゴナールは調べた限りいないみたいです(ちょっと不安)。確かに、旅を考えればランドナーであるフェデラルをあえて外してディアゴナールにする理由は、ぶっちゃけあまりありません。

  • フェデラルの値段が約55,000円、ディアゴナールは約63,000円(一心堂)とどちらもコスパ最強です。
  • ディアゴナールはロードのパーツで作られていて、フェデラルはMTBやクロスバイクと同じパーツで作られている。
  • ディアゴナールは700Cのタイヤに対しフェデラルは26×1-3/8(650A)のタイヤで、ディアゴナールの方がスピード志向。
    26×1-3/8というのはママチャリと同じです。
  • タイヤの太さはディアゴナールが28Cに対しフェデラルが35C。
  • スポーク(タイヤの中の骨)の数はディアゴナールが32本に対して、フェデラルが36本と4本多い。
    36本というのはママチャリと同じ構成。
  • ギアはディアゴナールが2×8=16段、フェデラルが3×8=24段とフェデラルの方が細かい調整が可能。
    自転車購入-Japan Nomad (4)
    自転車購入-Japan Nomad (5)ディアゴナールのクランクギアとリアギアです。

フェデラルのスポークが多かったりギアが多いのは、荷物を積んだと時にスポークの負担を分散したり、積載して坂道を登るときにギアを細かく変えられるようにしているためです。頑丈なママチャリとの共通点も多く、安定性や堅牢性重視の作りとなっています。

・・・と書くと、ディアゴナール大丈夫か?と思われそうですが、スポークの数は32本でも36本でもメーカーの耐久性をクリアする基準で作られており、32本もあればあまり関係ありません。ギアは自転車をこいだ時の軽い/重いを決めるところで、これには後輪のギア構成が大きく影響してきます。ギアの幅が広ければそれだけ軽い/重いを調整できるんですが、ディアゴナールの後輪ギアは11-32T(8つのギアについている歯の数が11-13-15-18-21-24-28-32)と非常に広いため、軽い/重いの調整は自由自在です。

ディアゴナールには28C(数が大きいほどタイヤが太い)のタイヤがついていますが、私は32Cのタイヤに交換するので、積載時の安定性もばっちりです。

自転車の次は・・・

自転車の次はロックやキャリア、パニアバッグなどを購入していきます。

っとその前に、スタンドですね!!写真見ていただけると分りますが、現状自転車を立てるスタンドがありません。実は、ロードレーサやランドナーってデフォルトでスタンドが付いていないんです٩(◦`□´◦)۶

ママチャリの感覚だと信じられないですよね。というか、これらの自転車はスタンドを付けることを想定した造りになっていません。実はスタンド付けるだけでちょっと手間だったりします。でも、スタンドがないと不便すぎるのでまずはスタンド付けます。

まとめ

自転車が来たことですし、これからは自転車に乗って写真撮りに行ったり、旅立つ前によく乗り慣れておこうと思います。さぁ、これで旅の準備もいよいよ本格化です(๑╹ڡ╹๑)p♪

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!

お気軽にコメントください

コメント一覧 (4件)

  • 昔と違って舗装多いので32Cまでは・・・・・
    自分はSURLYロングホールトラッカーなんですが フロント35Cリヤ28Cに換えようと考えてます

    替えスポーク
    ミッシングリンクとチェーンカッター
    お持ちですね?
    昨年はパンク4回 チェーン切れ1回 スポーク切れ1回しました
    切れてからスポークは#13に全部入れ替えました(700Cなので強度ないですし)

    • スタートするまでは32Cが日本一周では最適なのかと思い込んでいましたが、仰る通り、舗装道路を走ることがほとんどなので、32Cは要らないなと感じているところです(๑´ڡ`๑)

      (いえ、私は持っていません汗 普通のチャリダーさんは持っている物と推察いたしますが。)
      チェーン切れとは怖いですね。。ふつうに走っていて切れることがあるんですね(白目)

  • 始めまして、日本縦断を考えている大学生です。このブログを拝見し、ディアゴナールを使おうと考えています。そこで質問があるのですが、ディアゴナールはキャリパーブレーキを使っていても32cのタイヤをはけるのでしょうか?

    このブログを見て自分も頑張って縦断してみようと決断できました。大変参考になりましたm(__)m

    • こんにちは!日本横断、いいですねー!応援していますので頑張ってください(๑´ڡ`๑)☆
      ディアごななーるを検討とのこと。デフォルトで泥除けも付いてますし、走りやすいと思いますよ。
      ご質問のキャリパーブレーキ・・・すみません初耳でして、調べたものの、あまり適当な事はいえません。
      ぜひご購入の際に自転車屋さんでご確認してみてください。
      その辺あまり詳しくなく、申し訳ないです(;´Д`)

weiss_pie へ返信する コメントをキャンセル

Category
カテゴリー
youtube
ranking
ranking
ranking
youtube
ranking
ranking
Special
特集
youtube
ranking
ranking
ranking
youtube
ranking
ranking
ranking
Prefectures
日本一周カテゴリー
Mountains
登山カテゴリー
Tags
タグ検索
目次