私は魚眼レンズが大好きで、日本一周の旅や山旅で必ず一緒に持って行くんですが、この度、サムヤンの魚眼レンズを売却してシグマの魚眼レンズを購入しました!
新しいレンズを購入するのってワクワクしますね。
売却したのも購入したのもマップカメラさん。購入手続きと新旧レンズの感想・レビュー・作例をご紹介します。
サムヤン魚眼レンズ15mmを売却した2つの理由
ご紹介した通り、今年の7月に購入したサムヤンの魚眼レンズ。
フルサイズで12mmという超広角の焦点距離を持つレンズで、遠景で撮れば驚くほど広い視野を、寄れば魚眼独特の雰囲気を引き出してくれます。
魚眼レンズならでは、顔でかの子太郎さん。
ネットでも高評価のレンズですし、私もレンズサイズ、価格、描写性能には満足していました。ただ、AF(オートフォーカス)がないのがどうしても不便になり、今回売却することに。
自転車旅で使用するならAFはやっぱり必要
AFがなくても、ゆっくりじっくり撮影できるような状況(三脚で構える、歩きながら使用する)なら問題ないんですが、自転車に跨りながら撮影することが多い私としては、ちょっと使いにくいかなぁと最近再考。
これまでは飛び道具的に使っていたんですが、今後はもっと活躍の場が増えそうだというのも大きな要因だったりします。
フルサイズで12mmの画角は遠景で撮るとやや広すぎる
これはケースバイケースなので12mmの超広角が活きる場面も多いんですが、ちょっと広すぎるかなと感じることもしばしば。少なくとも私には焦点距離12mmもなくていいかなと・・・言うのが使ってみての印象。画角が広すぎて持て余すことが多かったです。
ニコンD750とサムヤン魚眼レンズ12mmの作例
売却したものの、描写性能はキレキレで大満足のレンズでした。ニコンD750と一緒に使った作例をいくつかご紹介。
遠景も接写も焦点距離12mmの超広角レンズだからこその描写です
マップカメラでシグマ15mm魚眼レンズを先取り交換で購入
マップカメラさんはカメラの買い取り、販売をしているお店で、取り扱いの品数が多く、方法も簡単なのでカメラやレンズを売るのにおすすめ。
見出しにある先取り交換というのは、マップカメラに商品を売却&購入する際、購入品の全額を支払って先に商品を入手し、後から製品を売却、その金額を振り込んでもらう方法。とにかく早く商品を入手したい場合に便利ですね。
サムヤンレンズの売却
ホームページから先取り交換でサムヤンを売却、シグマ購入の手続きを完了。すぐにマップカメラからダンボールが2つ届きました。
右には購入した商品であるシグマ魚眼レンズ。左はサムヤン売却用の空箱です。
売却するサムヤン12mm魚眼レンズ。
コチラを空箱に包装します。売却用のダンボールにはプチプチなどの緩衝材が用意されているので安心です。
お別れするサムヤンを中に入れ、シールを貼って準備完了。集荷はマップカメラが手配しているのでダンボールに宛名や送り先のシールは貼らなくて大丈夫。後は集荷に来たヤマト運輸にこの箱を渡せばOK!
後日、マップカメラから受領、振り込み手続きの連絡がくるので全て手続きは完了です。
マップカメラはワンプライという買い取り制度があり、製品によっては事前に売却価格が分かっているので、査定などの手間がありません。
シグマ15mm F2.8 EX DG FISHEYE開封の儀
購入したレンズの箱を空ける瞬間、テンション上がります。
中には説明書や保証書、レンズ本体がしっかり入っています。シグマですし、マップカメラですし、この辺は不安なくていいですね。
皆大好きシグマさん。レンズは高級感があっていい感じ!
出目金ですが、サムヤンのレンズと比べるとレンズのでっぱりは小さい印象。F2.8と明るいレンズで、ここはサムヤンと同じ。
そして今回こだわったAF機能。こちらのボタンを上下することでAF⇔MFを切り替えることが可能。サムヤンのレンズにAFがあれば文句なしだったんですけどねぇ・・・。
D750を使って撮影してみた!
撮影は安定の子太郎さんにモデルをお願いしました。使用してまずの感想は・・・何といっても魚眼レンズでシャッター半押し(AF)したのが初めてなので新鮮!
写真の解像度も文句ないし、描写性能はばっちりです。
焦点距離15mmなので超広角は健在。サムヤンの12mmと比べると画角は狭いですが、私はこれくらいの方が使いやすいかな。
シグマのレンズはHSM(Hyper Sonic Motor)という機構を持つレンズと持たないレンズがあり、シグマ15mm魚眼はHSM非搭載です。HSMがあるとAFのスピードが速いんですが、魚眼レンズにAFの速さは求めておらず、特に問題なし。
大切なのはAFの精度ですが、強風で揺れ動く葉っぱにもばっちりピントが合いました。最短撮影距離15cmということで、しっかり寄って撮れますね。ちなみに、Lightroomで「レンズプロファイル」にチェックを入れると魚眼の湾曲が矯正されて、流し撮りしたような感じになります。これはこれで面白い。
ニコンD750に装着したところです。レンズの重さは370gということで軽量コンパクト。軽いは正義。
飛び道具的に使うことが多かった魚眼レンズですが、これからは日本の風景を伝えるためのメインプレーヤーとして期待してます。AFが付いたことで、三脚でしっかり構えてもよし、気軽にスナップで使ってもよしと、大活躍してくれそう。
・・・ちなみに、サムヤンを売っているのでいくらか安くなるものの、シグマの全額を賄える程ではなく、懐事情が厳しい昨今、清水の舞台から飛び降りちゃった感じですね。まあ、その分しっかり使っていきましょう。
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