登山と日本一周とそのアフターストーリー

Japan Nomad

投稿日:2016年10月13日 更新日:

【北アルプス】後立山連峰 縦走(その1)~北アルプスが初冠雪!?栂池で凍えた夜から絶景の白馬岳へ~

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-11

北アルプス遠征登山に行ってきました!

長らく停滞していた秋雨前線がようやく南下し、天気予報によると秋晴れが3~4日間は続きそうとのこと。秋晴れを待っていた私にはこれ以上ない嬉しいニュースです。

この前、穂高岳(前穂~奥穂~北穂)を縦走しました。

【北アルプス】前穂高岳・奥穂高岳・北穂高岳 縦走(前半)~重太郎新道から絶景の前穂高岳へ!~

今回は何処へ行こうか・・・そう考えただけで胸が躍ります。複数の候補(剱・立山、裏銀座など)がある中で、決めたのは後立山連峰

北アルプス屈指の人気縦走路であり、名峰が立ち並ぶその壮観な景色を楽しみに、行って参りました!

と、いうことで・・・後立山縦走シリーズここに開幕です(๑╹ڡ╹๑)p♪

夜行バスで新宿から長野へ移動

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-1

登山の舞台は富山・長野県。

まずは新宿のバスタ新宿から長野駅に移動します。

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-2

これまで新宿⇔松本の便を利用していましたが、新宿⇔長野は初めて。

また、夜行バスということで・・・

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-3

3列の独立シートです!

これは嬉しい。お隣さんとくっついてないので広々とスペースを使えますし、足も伸ばせるようになっているので、普段の4列シートと比べると寝やすい。

しかし・・・私は夜行バスで全く寝れない性質でして(汗)ウトウトするだけで長野までの6時間ほどを過ごします。

(´-`).。oO(前泊移動してもいいんですけどね、宿泊代かかるし、まあいっかと言うことで)

・・・

長野駅に着いたのは朝の5時くらい。24時間営業のファミレスやマックで時間を潰そうかと思って「ました」。

長野駅前、結構寂しい感じで24時間営業のお店が近くにない問題

…なんだって!?

松本は目の前にマックとかカラオケとかあったのにぃ!長野駅ぃ!県庁所在地ぃ!(白目)

しかし、私は日本一周チャリダー。これくらいでは動じませんよ?少し離れれば24時間のマックやガストがあるんですが、駅前にはなさそう。タクシー使うのも癪なので、適当にその辺で寝ました(笑)

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-4

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-5

日が昇っても、バス始発の時間までまだ幾分あります。

駅ビルに入っているスタバでブレークファスト(´▽`)

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-6

長野駅には東口善光寺口とがあり、東口の科の木というkioskでバスの切符を事前に購入することができます。

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-7

購入したのは長野駅⇒栂池高原(つがいけこうげん)の切符です。

後はバスが来るのを待って、栂池までレッツゴー( ・ㅂ・)و ̑̑

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-8

快晴の青空の下、栂池高原に無事到着!

さあ、ここから登山スタートです!

と、その前に・・・

後立山連峰って何処にあるの?どんな山?

これから数日かけて歩く後立山連峰(うしろたてやまれんぽう)のご紹介(╹◡╹)

後立山は読んで字のごとく、立山(北アルプス北部、富山の山々)の(富山から見て)背後にある山脈のこと。場所は富山県と長野県にまたがり、後立山の連嶺には名峰が並びます。

主な山は白馬岳唐松岳五竜岳鹿島槍ヶ岳、(針ノ木岳蓮華岳)など。

一番高いのは標高2,932mの白馬岳で、南部の槍ヶ岳と並び北アルプス人気の山ですね。

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-28-%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1

今回の移動ルートと後立山の位置関係を図にしてみました。

今回私は白馬岳から登り、唐松、五竜、鹿島槍と縦走します。(もちろん逆ルートでも縦走可能です)

白馬岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳は日本100名山に選ばれている名峰で、それを次々に踏破できる贅沢な縦走路なんです!

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-11

遠景で眺めても美しい後立山連峰の連嶺。

ここを歩くことができる、とっても魅力的なコースでございます(๑╹ڡ╹๑)p♪

後立山はスキー、スノボでも大人気!

登山をしなくても、スキーやスノボをする人は白馬五竜を聞いたことありませんか?

白馬47白馬五竜と言えば人気のスキー場なので、来たことある人が多いかも!かく言う私もスノボで来たことがあります。

冬はスキー・スノボ、春~秋は登山と北アルプスの中でも大人気の場所なんですね☆

栂池高原・白馬大池から白馬岳山頂を目指す

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-9

栂池・白馬大池という登山口から白馬岳山頂を目指します!

「え?」と思われた方が多いかもしれません。「なんで白馬大池?大雪渓は?」と思いますよね。

と、言うのも・・・

白馬大雪渓、雪不足で通行止め問題

「白馬岳」と言えば「大雪渓」と返ってくるくらい、白馬の大雪渓は有名で、通常はこのコースから登る人がほとんどです。雪渓歩きを楽しめるし、登山の時間も一番短いので人気のコースです。

が!

2016年は例にない雪不足の影響で、9月から大雪渓が通行止め

雪渓の内部が空洞化しており、安全性を確保できないのがその理由。

大雪渓から登るのが一番早いんですが、通行止めじゃ仕方ありません。そこで代替案として白馬大池を経由するルートで今回は登ります。

大雪渓は年々雪が減っていると言われており、温暖化の影響なのか何なのか・・・心配ですね。

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-10

バスで栂池高原に着いた後は、ゴンドラリフトイブ栂池ロープウェイと乗り継いで登山口まで移動。

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-11

ロープウェイから見える景色は格別!これからこの山稜を歩いて行きます(๑╹ڡ╹๑)p♪

栂池山荘、栂池ヒュッテに到着

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-13

ロープウェイを下りて少し歩くと栂池山荘栂池ヒュッテがすぐ見えてきます。

それにしても(この時は)いい天気ですね(白目)。

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-14

時刻は11時ということで、ちょっと早めのお昼ご飯。

白馬岳、登山スタート!

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-15

栂池には栂池自然園という公園もあり、そちらを散策する人も大勢いらっしゃいます。

この時期だと登山する人はほとんどいないので、たくさんの人の中から私だけ登山口へ(笑)

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-16

いい天気の下、石の階段を上って標高を上げていく。

10月も半ばですが、天気がいいので暑いくらい(´▽`)

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-17

落陽したダケカンバの白い幹が緑の中に浮いているようで美しいですねー!

青空もいい感じだし、幸先良いスタート。

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-18

1時間半ほど歩いて天狗原に到着。ベンチがあるので少し休憩。

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-19

その後は大きな岩の上を縫うように歩いて行きます。

栂池コースは白馬岳登山の中でロングコース。ガシガシ登って行きますよ!

ここまではいい感じ!(そう、ここまでは涙)

雲の量が気になり、顔に何かが当たりだす・・・

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-20

とってもいいお天気に恵まれた・・・かのように思われた今日の登山。

時間の経過とともに雲の量が増えているような?

あと、時折顔に何かが当たる・・・雨じゃないし、雪でもない。

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-21

白馬大池の手前の乗鞍岳に到着すると、空は分厚い雲に覆われ一気に下り坂。

「をいをいをい」と空にツッコミながら歩いていると・・・

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-22

あられが降ってきた。顔に当たってたのはお前らか。

・・・マジ?嘘でしょ?

嘘だと言って山の神様。

雨よりいいけどね?濡れないし?でも、まさか雪とか降らないよね?

初日から雪とか降らないよね?

10月の北アルプスは厳しかった、縦走初日に北アルプス「初冠雪」

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-23

乗鞍岳から白馬大池は目と鼻の先。

しかし、その間に天気はさらに悪くなり、強風がビュービューと吹き荒れ、あられが顔に当たって超痛い

こんなこともあろうかと、バラクラバを持ってきていたのですぐに装着。これがなかったら初日で敗退(下山)していたかもしれないほどの天候でした。

バラクラバとは顔面を冷気や雪などから守る装備ですね。こいつに命を救われたと言っても過言ではない。バラクラバの重要性については後日みっちり語ります。

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-24

強風とあられの攻撃の中、やっとの思いで白馬大池に到着すると・・・

雪が、降って、きました(超白目)。

それも、ガチで。

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-25

雪の勢いはパラパラとかじゃなく、ザーザーに降ってます。

なお、白馬大池山荘はすでに営業を終了しています。ゆえに、テント泊一択です。

もう一度言いましょう・・・テント泊です!雪の中!

そしてこの雪は、2016年北アルプス初冠雪です!初雪です!

記念すべき日に登山しちゃったよ、ひゃっほーう!メモリアルー!!٩(◦`□´◦)۶ 

はじめて雪の中テント設営、雪の中テント泊

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-26

それはまさに、地獄のような時間の始まりでした。

雪は収まる気配がなく、極寒の中でテントを設営。両足の感覚がない(・×・)

10月のこの時期であればいつ雪が降っておかしくない北アルプス。わかってた、覚悟はしてた。それなりの装備を持ってきたつもりですが・・・いざ雪に降られてみると、それは想像を絶する寒さでした。

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-27

幕営の準備ができてテントの中に入るも・・・寒い、寒い、寒すぎる。

夜ご飯を食べて寝るわけですが・・・足が痛すぎて目が覚めちゃうんです。この時、ホッカイロの必要性を痛切に学んだ清宮でした。なお、出発前にこんな会話が。

母「ホッカイロとかあった方がいいんじゃないの?」

清宮「荷物になるしいいよ」

愚息すぎてごめんなさい٩(◦`□´◦)۶笑

降り続く雪と強風がテントを叩く音を聞きながら、朝が来るのをダンゴムシのように丸まって待つのでした。

小蓮華岳から望む、絶景の白馬三山

 

 

北アルプス、後立山縦走2日目です。

1日目は栂池高原から登山をスタート、途中で霰(あられ)や雪に降られながらも白馬大池山荘でテント泊したところまでです。

事件は夜中に・・・

雪降る中、白馬大池山荘のテント場で朝が来るのを待っていた。

とにかく寒いので、寝ようとしても目が覚めてしまう。何度目かの覚醒の時、衝撃の光景を目にする。

シュラフめっちゃ濡れとる!?

テントが雨漏りでもしたのかとまず思うも、犯人は別にいた。

この日、私は新たに購入したシュラフカバーを使っていたのであるが・・・

 

シュラフと、シュラフカバーの間が、めっちゃ結露しとる!!!

えええーーー!?(←リアルに叫ぶ)

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-39

シュラフカバーとは、結露したテントのフライシートから水滴が垂れてもシュラフが濡れないように守り、またシュラフの保温性を高める目的で使用する、文字通りシュラフに被せるカバーのこと。

シュラフが濡れないように守る、そのために使っているのに・・・

シュラフカバーの内部が結露してシュラフがメッチャ濡れた٩(◦`□´◦)۶ 

モンベルー!!!(の、せいではないのだが…叫ばずにはいられない)

原因はシュラフ内部と外気温(テント内部)の温度差。

外があまりに寒すぎて、私から発せられる蒸気が冷やされ水滴となり、シュラフカバーが結露するという事態に!全部雪のせいだー( ;∀;)

シュラフに穴が開いたと言ったら信じますか?

とにかく寒すぎるので、バーナーを焚いて温まりつつ、シュラフも乾かす・・・

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-38

(写真は後日自宅で撮影)

バーナーの火でシュラフに穴開いたーーー!!!

白馬岳中腹、夜中の12時、雪降る極寒の氷点下、シュラフが濡れ、さらに穴が開いたことを想像してほしい。

冷静じゃいられない(笑)

落ち着け、こういう時こそ落ち着こう。そ、素数だ。「素数を数えて落ち着くんだ」笑

・・・冗談はさておき、応急処置としてゴムバンドでシュラフをふさいでとにかく朝が来るのを待つしかないですね。

ふぅ。

新しい朝が来た

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-2

山の中で人知れず戦い、テントの床に散らばった羽毛の無残な姿にがっくりしつつも、何とか頑張るしかない!

夜中過ぎに雪から雨に変わったこともあり、雪は思ったほど積もっていませんでした。

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-3

これがまだ10月半ばとか、下界では信じられない光景ですね。

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-4

時折青空も覗き、頑張る活力が湧いてきます。

テントが凍ってカチコチ問題

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-5

氷点下の中で雨が降れば、もちろん水は氷ってしまう。テントのフライシートがカッチコチに凍ってる!

バリバリとできるかぎり払い落とすも全ては無理で、テントの重さが倍増(・×・)

ポカリスエットも凍ってる

ポカリを飲もうとすると・・・ジャリっとした食感が。

ポカリ凍ってるぅーーー!(笑)

ポカリの具体的な凝固点は分からないものの、当然真水より凝固点降下しているはず。テント内がいかに寒かったかを物語っておりました(・×・)

これからどうする?決断を迫られ・・・

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-6

標高が2,500m程の白馬大池でこの雪を考えれば、白馬岳山頂は雪が積もっていること間違いなし。

登山道は凍結していないか?そんな中、山頂を目指すべきか?

山頂まで行けたとして、唐松岳まで縦走できるか?

凍結しているかもしれない不帰ノ瞼を通れるのか?

まず頭に浮かんだのは「ここまで来たんだから白馬岳のピークは踏みたい!」ということ。

山頂付近にある白馬山荘はまだ営業しているので、雪の様子を見つつ山小屋の人に相談してみることに(╹◡╹)

白馬岳山頂目指して出発

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-7

白馬大池山荘から山頂までは約3時間ほどの行程。

いざ、出発!

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-8

ハイマツもテントみたいに凍ってる。

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-9

雪には山の住人たちの足跡がたくさん残っていました。

これは雷鳥さんかな!?

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-11

これはどなただろう?

熊にしては小さいし、カモシカなどのシカ類(2本の足跡が残る)ではなさそう。キツネかオコジョか・・・とにかくたくさんの足跡が残っていました(´▽`)

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-12

白馬岳の絶頂に至る前に、小蓮華岳という山を通ります。

雪化粧した白馬三山

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-14

圧巻の景色!ド迫の白馬三山!

昨日は極寒の中で本当に辛かったけど、その分山は私にスペシャルな景色を見させてくれました。今日は山が秋から冬に変わる、まさにその瞬間。うっすらと雪化粧をした白馬三山は実に美しい。

白馬三山とは白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳(しろうまやりがたけ)のことです。

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-15

白馬岳はもちろんのこと、白馬鑓ヶ岳が非常に美しく、かっこいい名峰だと思いました(╹◡╹)

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-40

ここからだと杓子岳や唐松岳は隠れて見えないですね。

白馬岳が北、鹿島槍ヶ岳が南となりますが、雪は見事に北>南で積もってます。五竜岳までは白味がかっていますが、どうやら鹿島槍ヶ岳まで行くと雪は降ってない様子。

本当に奇跡的な巡りあわせで降雪に出会ったようですね。

小蓮華岳に到着!

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-16

小蓮華岳の山頂には剣が祭られてました。

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-17

小蓮華岳は白馬三山の眺めがいいですねぇ!

いやぁ、本当にきれい。

まさに「山に来なければ見ることができない絶景」だと思います(๑╹ڡ╹๑)p♪

下界から眺めるのとは違う、間近で見るからこその迫力です。

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-18

白馬鑓ヶ岳の標高が白馬岳より高ければ、こっちが主役になっていたかも。

(白馬岳2,932m、白馬鑓ヶ岳2903m)

白馬鑓ヶ岳めっちゃかっこいいですよ!

なにしろ、その美しい容姿からコッチが白馬岳だと勘違いしていたくらいです(笑)

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-19

標高が上がるにつれて積雪量が増えてきました。

小蓮華岳を過ぎる頃には積雪10cmと言ったところでしょうか?

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-21

雲が切れて晴れ間が覗きました!

白馬岳かっこいいー!!!こんな絶景見れるなら・・・冬山も早く行きたくなっちゃいます。厳冬期と違って完全に雪に覆われているわけじゃなく、岩肌も見えてるのがいいんですよ(๑˃̵ᴗ˂̵)و!

昨晩は辛すぎたけど、雪の中テント泊する経験もできたし、何しろこの景色に出会うことができました。

結果、雪が降ってよかったと思うのでした(๑˃̵ᴗ˂̵)و!

三国境に到着!

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-23

三国とは越中(富山)、越後(新潟)、信濃(長野)のことで、ここを境に3県が広がっています。

標識にある雪倉岳方面をずーっと進めば日本海へ至り、昔は交通の難所と言われた親不知という場所に着きます。

栂海新道(つがみしんどう)という縦走路ですね(╹◡╹)

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-24

山頂付近で日陰となっている所は凍結してます。

転ばないように慎重に歩いて、

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-25

最後の坂を登り切れば・・・

雪の白馬岳山頂へ!

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-27

白馬岳(2,932m)登頂です!

初日から雪が降るという事態になりましたが、無事にピークを踏むことができました(๑╹ڡ╹๑)p♪

白馬岳の由来

白馬岳は「しろうまだけ」と読みます。断じて「はくばだけ」じゃないんですね。元々、この山にできる雪形(雪と岩肌が作る模様)がに見えること、田植え前の代搔き(しろかき)の時期になると馬の雪形が現れることから代馬岳と呼ばれました。それが白馬岳に転じ、さらに山以外の駅名や町名などでは馴染みのある読み方、白馬(はくば)になったと言われています。

なので、今では山は「しろうま」、山以外は「はくば」と発音されています(╹◡╹)

雪形が山の名前になったケースは多いみたいですね!(蝶ヶ岳や常念岳など)

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-28

雲海がすごくて下界の様子はわかりませんでしたが、先に続く杓子岳や鑓ヶ岳を眺めながら先に進みます。

山頂は風が強くてすぐ退散٩(◦`□´◦)۶ 

白馬山荘で今後のことを相談してみる

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-30

白馬岳山頂から20分程行ったところに白馬山荘白馬頂上宿舎があります。

この時期なので人影はまばらですが、夏の登山シーズンであればたくさんの登山客であふれる人気の山小屋です。ちなみに!白馬山荘(はくばさんそう)は日本最大の山小屋で、収容人数は800人というマンモス級!

ちょうどオーナーっぽい方にお会いしたので今後の事を相談してみました。

オーナー「これからどちらへ??」

清宮「唐松岳へ縦走したいんですけど・・・どうですかね?」

オーナー「絶対やめた方がいいと思うよ。」

清宮「ですよね。凍ってますもんね(白目)」

清宮「不帰ノ瞼はこれが初めてなんです。ちなみに!今日ここに泊まって明日の朝一で行くのはどう思います?」

オーナー「夜のうちにもっと凍結するだろうからね、まず私が止めます(にっこり)」

清宮「ですね(ニッコリ)」

ガーディアン!笑

悔しいですが・・・

白馬岳から唐松岳への縦走は断念します

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-29

縦走先にある杓子岳と白馬鑓ヶ岳。本当は行きたいけれど・・・

これまで通った道から雪があるのは明らか、場所によってはかなり凍結しているでしょう。

ただの登山道なら雪があっても凍結していても進みました。しかし、白馬岳から唐松岳に縦走するには後立山最難関とも言われる、不帰ノ瞼(かえらずのけん)を通ることになります。

ここには北アルプス三大キレットの一つ、不帰キレットという名前からしてヤバそうな道が通っており、凍結している可能性があるのに行くのは危険すぎる。

しかも、初めての通過であれば尚更です。このコンディションで不帰ノ瞼に突入しようものなら、万が一が十分起こり得ます。

泣く泣く、泣く泣く・・・白馬岳から唐松岳への縦走は断念します( ;∀;)

それなりに登山経験も増えてきましたが、計画を断念するのはこれが初めてです。

しかし、諦める勇気も必要。特に今日は絶対必要。

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-31

十分、十二分に美しい景色を堪能することができた。白馬岳の山頂まで行くことができた。それで良しとしましょう。

後ろ髪を引かれる思いはありますが、安全第一。

雲が上がってきた白馬岳を見納め、下山開始です( ・ㅂ・)و ̑̑

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-32

白馬大池山荘に帰ってきました。

この辺りの標高では雪が解けてますね。

・・・

同じ道を戻るのはちと退屈ですが、栂池登山口まで戻ります。

ちょっと急ぎ足。

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-33

白馬乗鞍岳に到着!急がないと・・・

と、言うのも、下山するのであれば今日の宿のことを考えなければならないのと、ロープウェイの最終時刻が16:30なのでゆっくりしていると乗り遅れてしまいます(汗)

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-34

栂池登山口に到着!

下山せずに、栂池ヒュッテに泊まるのもいいかと思ったんですが・・・一人だと割高になってしまうとのこと٩(◦`□´◦)۶ 

どこぞのホテルと同じ方式で、部屋料金なので人数が多い方が安いんですね(涙)

素泊まりで8,500円かかるとは(・×・)

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-35

そうであればロープウェイに乗って下山しないと!

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-36

急いだ甲斐あって最終の便に間に合いました。しかしまだ安心できません。今日の宿を確保せねば!

栂池観光協会(TEL 0261-83-2515)に電話して安い宿を教えてもらい、速攻でTEL!2軒目で何とか宿確保しました。

ゲストハウス「シャトレ山彦」に到着

%e3%80%90%e5%8c%97%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%97%e3%82%b9%e3%80%91%e5%be%8c%e7%ab%8b%e5%b1%b1%e7%b8%a6%e8%b5%b0%ef%bc%88%e7%99%bd%e9%a6%ac%e5%b2%b3%ef%bc%89-japan-nomad-37

ロープウェイから徒歩10分程のところにあるゲストハウス「シャトレ山彦」が今日の宿です。

時期も時期だけに、今日の予約は私だけ!一軒家を貸し切りの形になり、とてもリラックスすることができました(๑╹ڡ╹๑)p♪

・・・後半へ続く。

 

 

Copyright © Japan Nomad, 2015~2020 All Rights Reserved