一瞬の絶景を追い求める 山岳写真に魅せられて

投稿日:2020年6月24日 更新日:

山岳写真の弊害?登山から足が遠のく『マジックアワー依存症』を治したい話…

登山には本当に様々なスタイルがありますよね!SNSなどを見ているとその事によく気づかされます。

かく言う私は、山から見られる絶景、中でもマジックアワーを絡めた山岳写真に異常なほど固執している登山家だと言えそうです(苦笑)

今日は「マジックアワーに執着しすぎると山から足が遠のいてしまうかもよ?」という私の自戒的なエピソードをご紹介したいと思います。私には関係ない?いやいや!山岳写真が好きで、山に写真を撮りに行っている人ではいつか起こるかもしれませんよ・・・!

(造語)マジックアワー依存症とは?

マジックアワーとはご来光前日没前に空が黄色やオレンジ、赤やピンクといった神秘的な色に染まる現象を言います。登山と言うより写真界隈でよく使われる言葉ですね!

マジックアワーは山に限らず平地からでも観察できます。ちなみに私は狭義のマジックアワーではなく、ご来光の瞬間やモルゲンロートなども含めてマジックアワーと勝手に呼んでいます。

マジックアワー:日没前、日の出後に数十分程体験できる薄明の時間帯を指す撮影用語で、光源となる太陽からの光線が日中より赤く、淡い状態となり、色相がソフトで暖かく、金色に輝いて見える状態である。(引用:Wikipedia)

ブログタイトルに『マジックアワー依存症』なんて付けていますが、造語ですので悪しからず。マジックアワーの美しさを知ってしまった人はすべからず、その美しさの虜になるでしょう。特に、マジックアワーが観測‟できなそうな”天気での登山や写真撮影が億劫になってしまった人の事を指して、マジックアワー依存症と呼んでいます。

マジックアワーが生み出す圧倒的な絶景

論より証拠ということで、これまで私が山で見てきたマジックアワーをいくつかご紹介したいと思います。

北アルプスの山肌がピンクに染まる至福の時。

山が焼けなくても空や雲が焼ければ絶好の撮影機会に。

ご来光や日没のオレンジ色は深く、美しい。

日没前少し早い時間は黄色の空に抱かれる。

これぞマジックアワーと言った焼け方ですね、遥か上空は深い青から水平線のオレンジ色まで、そして雲は朱色に染まります。

ご覧の通り、マジックアワーはまるで別世界かのような美しい景観を作り出します。日中の青空も最高に素敵ですが、、マジックアワーはちょっと特別な存在で、一線を画す美しさだと思っています。

写真撮影に関してはものすごい難しさもあるんですが、一番美しい画が撮れると言っても過言ではないでしょう。

一方で、日気づいたんですよね。私はこのマジックアワーにこだわりすぎているが故に、登山へ出陣する回数が減っているなと。素敵なご来光や日没が見られそうな天気じゃないと、登山に出かけもしなくなってしまったなと(反省)

山でマジックアワーを見るのは辛いよ…

山に向かう目的は人それぞれ。歩くのが好きだから晴れていればいい、写真を撮りに行っているからご来光は外せない、など。登山の中でも山岳写真が好きな私にとって、マジックアワーの時間帯は最重要ポイントです。

マジックアワー依存症の私が苦心するポイントがあります。それは山の中でマジックアワーを見るための撮影ポイントと幕営地との関係です。

マジックアワーはご来光と日没時に起こると説明しましたが、当然この時間帯に目的の撮影場所で待機していなければなりません。街の中や観光地であればそこから車で帰ればいいだけなのですが、山の中だとそうはいきません。日の出前の真っ暗な道、日没後の真っ暗な道を歩きながら幕営地や山小屋まで帰る必要があるからです。

真っ暗の中をナイトハイクするのは意外にも慣れるものですが、撮影ポイントと幕営地までの移動距離は悩みの種。

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例えばこの上河内岳に登った理由は聖岳が撮りたかったがため。理想は上河内岳の山頂や近くのコルに幕営したいのですが、夏場ではそうもいかないため、最寄りの茶臼小屋まで1.5時間近く歩いて行ったり来たり行ったり来たりしています。

マジックアワーは天気が何より大切なので、出発前は天気図とにらめっこ、行きたい山域とにらめっこ。

これまでは、そんな風に考えていましたが。

ちょっと疲れてきました(笑)

私が自身をマジックアワー依存症だと呼んだのは、これありきで登山を計画しているからです。マジックアワーが見られるか、朝焼け夕焼けの山が撮影できるかは行かないと分かりません。どれだけ天気図的に晴れだとしても、実際はガスってしまうことも多々あります。逆に曇り予報だとしても、ガスが神秘的になり、ご来光時は最高の撮影条件になることもあります。

マジックアワーにこだわるのもいいけれど・・・

それありきで登山計画を立てないほうがいいんじゃない?

そのほうが登山を純粋に楽しめるし、撮影が撃沈だったとしてもさほど落ち込まなくていいんじゃない、最近は我ながらそう思ってきました。

山から足が遠のいたら元も子もありませんしね!

もしかしたら、同じような症状に悩まされている人がいるかもしれませんし、山で写真を撮りたいと思っている人なら一度は悩んだことがあるかもしれませんね。

登山に出かければ、例え朝夕に空が焼けなくても何かしらの景色とは出会えるもの。あまり固執しすぎずに、もう少しフットワーク軽めに登山に出かけたいと思い始めた今日この頃です(๑╹ڡ╹๑)p♪

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