こんばんは、自転車日本一周82日目です。
本日は、オロロンラインを走ってきましたよ!想像以上!想像以上に何もなかった!笑
辛かったー!!!それでは、82日目いってみよー!
日本一周82日目
天文台がある「みさき台公園(無料キャンプ場)」にて起床。
昨晩は雲がすごくて星のほの字も見えませんでした( ;∀;)
さーて!いきますか、攻めますか、稚内!100km越えはキツイー!!!
何がキツイって、おケツが痛い。お股が痛い。長距離ライドはそれが辛いのよ。。
おおう。道路と草しかないぜ。
でも、こんなのオロロンラインの序章でしかないのでした。
少し走っていると、牛ちゃんたちを発見!
いいねいいね!牛を見ると北海道って感じがしていいね!
牛に追いかけられ・・・
写真撮っていると、みんな寄ってきてくれました!
って・・・牧場の牛があっという間に全員来ちゃったんだけど。
何、どうしたの皆?
敵だと思われちゃったのかな?なんだか申し訳なくなり、退散しようとすると、
やべぇ、全員走って追いかけてくる!しかも、小走りじゃなくて本気走り。普通に怖かった。柵を乗り超えて追いかけてくるんじゃないかと思うほどの勢い。
日本一周旅立ってから、怖かった思い出トップ3入っちゃうよこれは。あー怖かった。脅かしてごめんよ!
天塩
オロロンライン本番、最後の補給ポイント天塩(てしお)に着きました!カントリーサインは、牛ちゃんと・・・しじみか?
この時は知らなかったけど、天塩の内陸部にはめっちゃ牛がいるらしいです。
オロロンライン本番に入る前に、ご飯と飲み物を買っておきます。
ここを過ぎると、次は稚内までコンビニがない。誤ってここを通過すると死にます(マジ)。
昨日からむしょうにフルーツが食べたくて食べたくて・・・体がビタミンを欲しているのかな?リンゴ2個も丸かじりしちゃいました。
リンゴ2個とは別に、お昼ご飯!
これくらい食べないとオロロンラインは戦えない!(結果として、全然カロリー足りませんでした。もっと食べるべきだった。)
天塩でお祭りをやってました。
(´-`).。oO(お祭りでゆっくりチョコバナナでも食べたい・・・)
天塩からこの橋を渡って川を越えれば・・・
幌延
幌延(ほろのべ)というところに入ります!
なんだ?この町にはトナカイでもいるのか??後ろの山は利尻島ですね!
さて、ここからがオロロンライン本番です!私もいったいどんなところなのか、よくわかっていないので楽しみです。旅人の聖地だと言われ、ライダーやチャリダーは皆通るオロロンライン、一体どんなところなのか。
一つ言えるのは・・・
何もない、ということです。
あるのは、道路、海、草、たまに風車だけ!
オロロンラインを激走!!
おー!これはかの有名な、とっても有名な風車群!オロロンラインを象徴する景色ですね。
・・・が、しかし。電線がちょっと残念。
風車は発電のためのものであって、景観のためのものではないので、仕方ないよね。期待値が高すぎたかな。
近くまで行けたので、電線を除外して撮影!
こうして近くまで寄ってみると、すっごく大きいです。
でもこんな素敵な写真が撮れるのでチャリダーは記念撮影しておくべし。
「どこがオロロンラインのおすすめポイントなの?」と疑問に思った際には、オトンルイ風力発電所で調べて、そこから北に向かっていけばオロロンラインを堪能できると思いますよ!
さーて、いきますかね!
と、言っても・・・
あの風車を過ぎるとマジで何もありません。
オロロンラインってこういうこと、なんだ。マジで何もない道路が続いているだけなのか?この先もう少し何かあるのかな?ちょっと心配になりながら進む。
オロロンラインで記念撮影!せっかくだしね!
(´-`).。oO(もう二度とここを通ることはないかもしれないし。少なくとも自転車はないだろうな。)
ちなみに、この日は日曜日。全然車が通らないと聞いていたんですが、普通の道路かのごとく、バイクと車がビュビュンと。隙間を縫うように撮りました。
こういうとき一人だとちょっと大変。
カントリーサイン通り!本当にトナカイがいるとは!寄ってみたい。しかし、18km・・・オロロンラインで寄り道なんてできません( ;∀;)
日本一周ブログでよくみるコチラ!一人じゃ遊べないしね。とにかくライダーが多くて疎外感。
走行距離3000km到達
そうこうしているうちに、3000km突破しましたー!北海道入ってから2000km突破したよな、確か。
ポチさんと一緒にいたもんな。あれから1000kmも走ったのか。
サロベツ原野的な草原がずーっと、最初から最後まで続きます。
豊富町
豊富町に入りました!
はじめはさ。オロロンラインすげーってなりました。でもさ、10kmくらいでお腹いっぱいだよ。
これが80kmも続くと「マジ???何してんの?」ってなっちゃいます。
オロロンラインは複数人でワイワイしながら走るのがいいのかもしれないなって。しかも逆風なわけですよ。精神と時の部屋的な雰囲気があります。
何も補給ポイントがないと思っていたら、一か所だけありました。お昼の時間帯だけ営業しているみたい。自販機で飲み物を買って一休み。
本当きつい。飽きるぜコレは。だって、道路だもん。
自転車で走る行為自体が好きな人は楽しいのかもしれません。私みたいに自転車を移動手段として捉えていると、オロロンライン・・・相当キツイと思います。荷物がなければ、荷物さえなければ・・・。
オロロンライン、エスケープルートは基本ないので、時間に余裕をもって走りましょう。
気分転換にダンボーさんと記念撮影。
牧草ロールがたくさんあったなぁ!冬の間に家畜のえさにすると聞いたことがありますが、すっごい数並べられてました。
もうとにかくね、ケツが痛いのよ。ディアゴナールのサドルが尖っていて硬いのなんの!
これは日本一周チャリダーを目指す全員へのアドバイスだ。絶対にケツ大きめ用のサドルへ交換するんだ。良いな?出発前にだぞ?そうじゃないと途中でケツ割れっから!ケツが痛いと自転車楽しめないから絶対に柔らかいサドルで旅に出るんだ。これは自転車日本一周TOP3に入る重要事項だぜ?
稚内に突入
やっと稚内市、入りましたー!あと、あと30kmだとー!?
雲に隠れながらも、シルエットがかっこいい利尻島を見ながら、少しずつ前に進みます。
雲と山っていうのは相性抜群ですね。
利尻山がこんなにもかっこいいなんて。オロロンラインから眺める利尻山は圧倒的にかっこいい。
途中、睡蓮が咲いている場所が!
癒されるー( ;∀;)
・・・景色に少し変化が生まれたあたり。
ぐわ、最後に坂ですかい。
展望台に着いた時には利尻山は雲の中。
行くときは晴れていておくれー!!!
みつばちの家
110km程走って、ようやく今日の宿「みつばちの家」に到着!最北端のライダーハウスとして有名な場所です。
外観はちょっと不安になりますが、中はすごいきれい!これはおすすめですぞ。
昭和から続くライダーハウス。たくさんの歴史が写真で残っています。これはすごい!
疲れき泥のように眠っておやすみなさい。
【リアルタイムのおまけ】
猛烈に、普通の生活が羨ましく感じている今日この頃。ないものねだりってやつです。日本一周した後に、ブログを読み返して、
「そういやこの時こんな風に思ってたな。キテたな。」
と、思い出し、振り返ることができるように、今思うがままを記録に残しておこう。
・・・
キツイ。自転車キツイ。旅の生活は楽しい。けど、自転車がキツイ。 オロロンラインを100km走ってライダーハウスに着いた時、感動うんぬんよりも「やっと終わったか・・・もう二度と来たくない」と思ってしまった。
私は自転車こぐのは、好きじゃないみたい。だから、長い道路をひたすら走るのが、辛い、辛すぎる。ケツは痛い。股も痛い。時間が永久のよう。リアルタイムでは本日、利尻島を一周しました。
でも、「自転車で一周する必要あんのか・・・」と思ってしまう自分がいる。
自分の足で日本一周した!
っていうのは、最後の最後の最後の最後のお楽しみ。それまでは頑張るしかない。頑張るしかない!移動手段に普段乗りもしない自転車を選んだのは、他でもない自分なんだから。
走行距離 | 110km |
総走行距離 | 確認忘れ! |
平均走行速度 | 確認忘れ! |
スタート | キャンプサイト「みさき台公園」 |
ゴール | ライダーハウス「みつばちの家」 |
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コメント一覧 (10件)
自転車の喜びは、自分の脚で自分の筋力で、普通では行けない遥か彼方まで到達し、普通の生活ではまず接することのない風景や人や文化に接することができること。
と同時に、こんな目も眩むような遠方までも、自宅から確実に一本の道で繋がっていることに対する驚き。非日常と日常は隔絶しているわけではなく、遠くても間違いなく連続性の中にある。その大きなうねりの中の一点として、自分が存在していることの奇跡。
うーん、上手く表現できないけど、あらゆる出会いに驚きの要素があった。ような気がする自転車旅行。路肩に揺れる雑草やアスファルトを這うアリですら、その出会いは新鮮だった。
湧き水とかあると、必ず口にしたものだ。もう二度と飲めないこの地の水。そう思うと、妙に愛しかった。
旅の手段を車に替えてから、出合いの数は圧倒的に減った。
体力があるうちに、一度はやっておいた方が良いよね。自転車旅行。
ただ、日本一周とか大陸横断とか、そこまでしなければならないのかどうか、私には分かりません。それは、それぞれの心に秘めた目的とモチベーション次第だと思うので。
すみません・・・この時、心がすさんでおりました。
自転車で日本一周を選んだのは自分自身。
自分の足で遠い地へ到達すること、はじめはそれが嬉しいはずだったのに、
最近はその喜びにすら慣れてしまっていたのかもしれません。
旅という日常が、その中で出会うすべての景色が旅の思い出になるのに・・・
思い出深い旅になるように、これからまた少しずつ進んでいきます。
何ヵ月も掛けての日本一周。とても貴重なチャレンジだと思いますよ。
旅の日々が惰性になるのは、当然のことだと思います。環境に馴染んで適応していくのは、当たり前のことですから。
そんなこともあって、私は輪行主体の小旅行を何年も続けていたのかもしれません。
コンクリートに囲まれて気持ちが病んでくると、自転車を担いで遠出して、出先で組み立てて荷物を積んでペダルを踏む。
何日かすると、孤独から無性に人恋しくなってきて、(コンクリート<人恋しさ)になると、自転車を分解し、荷物を宅配に預けて夜行バスで街に帰る。
ある意味、ちょっとずるいキャンパーだったかもしれませんね。
いえいえ、お気持ちわかります。
街にいると自然と孤独が恋しくなり、自然にいると都会や仲間が恋しくなります。
旅を続ければ毎日が惰性になるし、やめたら旅が恋しくなるんでしょう・・。
だからこそ「もうこんな旅をできる機会はないんだぞ?」と、
自分に言いながら、日々の時間を大切にしなきゃなって思ってます。
(それでも北海道の道は厳しいですが・・)
尻や内股が摩れて痛いのは、無理のし過ぎと判断しましょう。それは、そのまま我慢したところで、悪化はしても良くはなりません。必要なのは、休息を入れて、体に回復の猶予を与えてやること。
正直言えば、サドルの形(内股)と位置(尻)の問題でもあります。上手く体重が分散できていれば、尻と同等に手のひらの月丘辺りを中心とした手根部にもそれなりのダメージがあって然るべきです。それが尻に集中しているということは、重心が後ろ過ぎるということです。多分、上半身が起きてしまっているために、サドルがイスになってしまっているのでしょう。サドルは跨がるもの。イスは座るもの。「サドルに座る」とは、言いません。
後方に体重が掛かり過ぎると、後輪のタイヤの磨耗も加速します。そろそろ、前後のローテーションをしても良い頃かもしれませんね。ノーパンクタイヤといえど、無敵ではありません。また、そのように重心が偏った状態が長く続けば、最悪、フレームが変型する可能性があります。これは、クロモリの長所であり短所です。ゆっくりじわじわダメージを蓄積するクロモリは、アルミのように突然折れたりはしにくいですが、知らぬ間に形を歪ませるんです。適切な体重分散ができていたとしても、クロモリフレームは継続使用で変形するものと思っておいた方が良いです。
なるほど・・・重心が後ろ過ぎてお尻に負荷がかかっているんですね。
手にも体重を乗せるように意識しているつもりなんですが、
長距離走っていると、どうしても体を起こした方が楽な気がしてしまって。
サドルは跨るもの・・・この表現にすべてが凝縮されている気がします。
乗る姿勢を見直すべきですね。
フレームの変形!?うーむ、個人ではどうしようも・・・
後は自転車屋さんでチェックしてもらうしかないかもですね(汗)
ライディングの姿を目にしていないので何とも言えないんですが、取り敢えず信頼できそうな自転車屋さんに体格と自転車(ハンドルとサドルとペダル)のバランスをチェックしてもらうと良いと思います。或いは、同じタイプの自転車で同様に旅をしている人から、それとなく知恵を拝借するのも、手です。我が家に、その手の調整について書かれた書籍があるんですが、お渡しできないのが、残念です。
一番付加が掛かる部位が痛むわけですから、そのまま放置は辛いはずです。痔になりますよ。そしたらもう、自転車に乗れません。
ちょっとした工夫としては、サドルの先っちょの細いところを使うようにすると、取り敢えず太股は擦りませんし、き○たまも当たらないし、どっかり座りづらくなるので、ちょっとはましかもしれません。そのサドルは若干ですが、前後にスライドできるはずです。跨がり方さえ固まれば、サドル交換なんかもアリなんですけどね。
あと、引き足を使って漕ぐ癖が付けば、サドルに体重を掛けることが減ると思います。
フレームに関しては、すみません、ちょっとオーバーに書きました。でも、フロントフォークやステーの特にエンドやハンガーについては、少し気に掛けておいた方が良いかと。
あとは、濡れたら面倒でも拭いてあげる。正直、塗装面はあまり気にしなくても良いですが、継ぎ目やダボ穴なんかは、錆びる元になります。クロモリは早い話鉄ですから、気を付けてください。
それでは、良い旅を!
サドルの位置を前にしたらだいぶ楽になりました。
キン〇マおよびそのあたりがが痛かったんですが、
サドルが後ろ過ぎて、この辺で体重を支えていたのが原因のようです。
いつもアドバイスいただき、ありがとうございます!
自転車旅してるのに自転車素人なもので、とても助かっております。
初めてコメント投稿させていただきます。
毎日、ブログの更新を楽しみにしている一読者です。
特に絶景写真は素晴らしく、感動させていただいております。
ところで私も15年前、20台前半にバイクで日本一周を経験いたしました。
私自身は16歳になってすぐに、高校では禁止されているにもかかわらず中型二輪免許を取得するような、
バイクを運転するのも、カスタムするのも大好きな人間です。
そんな私でも、日本一周中に通る変化の乏しい道路、特に北海道のオロロンライン等の
<>を走行中は、
「・・・・・こんな所で俺はいったい何をしてるんだろ・・・・・?」
と、憂鬱とも不安とも何とも言い難い心境に陥っていました。
当時を振り返ると、旅の毎日が惰性になり始め、自分自身の行動に飽きていたのかなと思います。
私自身の旅中の経験としては、精神的に沈みがちな時期は単純ですがやはり、
出会った人や仲の良い人との会話が一番気持ちを楽にしてくれると思います。
ブログを拝見する限りですが、清宮さんは陽性で朗らかな人格の方のようにお見受けしております。
きっと素晴らしい出会いがこれからも必ずあると思い応援しております。
これからも美しい写真と、山あり谷ありのブログを楽しみに待っております。
無理をしない範囲で、日本一周の旅を楽しんでください。
bon voyage!!
コメントありがとうございます!
実体験からのコメント、骨身に染みる思いです。
「旅の毎日が惰性になり始め、自分自身の行動に飽きていたのかな」
これは、頭で理解しているだけでは防げないなと思い始めています。
具体的には、日本の魅力的な場所の写真を撮る。
すごく楽しい一方で、絶景に慣れ始めている自分が怖いです。
思い切って、すこし趣旨の違う活動をするなり、行動レベルで変化を加えないといけないのかもしれません。
人と話すことで心の重りがふっと軽くなる、そんな感覚を旅中何度か覚えたことがあります。
人と話すことは心のためにもいいんだろうなと思います。
無理せず、肩ひじ張らず、がんばります(๑╹ڡ╹๑)p♪、