自転車日本一周272日目は、ももこの家でお目覚め。家主のももこが出社するタイミングで目を覚まし「おはよう!」と爽やかに挨拶を交わすものの、15秒後には夢の中へ。昨日に続き、今朝も手作り朝ご飯がしっかりと机に用意されていました。
女神どころか、彼女は、天使だったのか。女神と天使、どっちの方がランクが上なのかはさて置いて、こんなことされると、一般的な男性は惚れてしまうので、注意が必要ですね。
ちなみに、昨日(日本一周271日目)は「0時就寝、17時起床」と、17時間という眠りの深淵に嵌っていたため、何をしたのかと言えば、スーパーに買い出しに行き、ビールを飲んだくらいです。
“それも旅の一ページ”
そう言っておけばどうにかなるので、旅人とは素敵な職業です。
「いつまでも居てもらって構わないけど?」という、ももこの天使だか悪魔だか分からない囁きに、全身全霊で抗い、本日は出発します。・・・本当にありがとう(涙)
和歌山城
和歌山駅から2km程移動して和歌山城へ!
ふむ、和歌山城は近づくと写真が撮りにくい配置になっておりますね(汗)
先日撮った、遠景のアングルの方が私好みかな。
入場料を払って中へ。巻物や武器防具、家紋なんかの資料が豊富に展示されています。やはり、日本一周が終わったら、本格的に日本史の勉強にとりかかる必要がありそうだ。否、日本各地の再訪に備え、日本史を勉強したいと、すでに燃えています。
古事記を知れば神社参拝が面白くなうように、日本史の造詣を深めればお城訪問は絶対楽しくなる。この旅では行けていないお城がわんさかあるので、今後、登山ついでにお城も訪れたいと思います。
天守閣からの眺望は壮観。お城から眺める街というのは良い物です。概ね、県庁所在地に行くとお城があるものですが、むしろ、お城があって街が栄えたと考えるべきでしょうね。それぞれの街が、城下町としてどんな風に発展してきたのか興味が湧いてきます。
日本百名城に選ばれている和歌山城。他のお城と比べて外国人の観光客が一際多い気がしました。日本の旅行で和歌山を選ぶって、結構マニアックな気がするんだけども、有名どころは既に旅行済みってことなんでしょうか??
有田のみかん山が凄すぎた
和歌山市街から国道42号線を使い、和歌山を南下します!
程なくして、有田(ありだ)という町へ。”ありた”なのか”ありだ”なのかも知らないようなレベルの私ですが、この町には驚きましたねぇ。
「みかん街道」の看板が示す通り、目の前には大きな「みかん山」が並んでいて、この辺りがみかんの一大産地だとすぐ分かります。
みかんの段々畑がずーっと続いてるなぁ、なんて思いながら走ってるんですけどね・・・
いや・・・どこまで続いてん??笑
右も左もひたすらにみかん山、みかんの段々畑!
思わずパノラマで写真撮ってしまった程!
しかし、こんなの氷山の一角。果てしないみかん山が永遠と続てました。愛媛県でみかん山は見てきましたが、有田の規模はレベルが違いましたね。
・・・
みかん=愛媛県のイメージだったんですけども、みかんの生産量って和歌山県の方が多いんですって!?県の大きさが和歌山の方が大きいでしょうが、それを考慮しても、和歌山県すごいですね。でも、みかんって聞くと、和歌山県より愛媛県を連想するのは私だけでしょうか?汗
そんな和歌山県において、ここ有田は特にみかんの生産地として有名みたいです。
そんな、四方八方をみかん畑に囲まれた、みかん畑の結界のような場所を走っていると、凍ったお茶を差し入れいただきました。ありがとうございます!梅雨で蒸し暑くて死にそうだったので、心の底から嬉しかったです(๑╹ڡ╹๑)p♪
左右をみかん山に囲まれたサイクリングロードを快適に走っていきます。
ここだけで、一体どれ程のみかんが収穫できるのしょう??秋になると山がオレンジ色に色づくんでしょうか?どんな景色なのか、見てみたい気がしますね。
山越えする時も、辺りはみかんの段々畑です(笑)
恐るべし、和歌山県有田地方。
「里」って!笑
この辺りは里と言うのでしょうか?ちなみに「里」って看板、今日見るの二回目なんだけども?
漠然とし過ぎてやいないか!?地域名として、もう少し個性を持った方が良くないのか!?看板に脱力、突っ込まざるを得ないじゃないか。俺はボケ担当だと言うのに。
朝のうちは雨が降っていたようですが、雨上がりの晴れ間っていいですね。埃が雨で落ちて、空気が澄んでるんです。雲が多くて夕焼けにはなりませんでしたが、雨上がりの空は写真的に映えるのでおすすめ。
美浜町
和歌山県の美浜町に到着!
海沿いの、静かでいいところですね。
西御坊駅が雰囲気あったなぁ。
御坊(ごぼう)っていうのも面白い。
煙樹ヶ浜で野宿
今日は煙樹ヶ浜(えんじゅがはま)で野宿しようと思います。キャンプ場もあるんですが、オフシーズンはキャンプ禁止と書いてあったので、キャンプ場じゃない場所で野宿します。ただの、揚げ足取りな気がしないでもないですが、まあ、人も少ない場所なので、迷惑かけなきゃ大丈夫でしょう。
雨上がりは水たまりができるのでいいですよね。水溜まり写しとけば、なんとなくそれっぽい写真になるって、誰かが言ってましたよ。
天気予報的には、小雨が降るかな?的な天気だったので気にせず野宿したんですが。。
大雨襲来
リアルタイムの今、完全に喰われました(笑)
梅雨時期の天気予報で雨予測の時は、もう少し慎重に構えないといけないか。上のように降水量50ミリレベルの豪雨に襲われるとテントから出ることができません。
それどころか、テントが風で潰れそうになるので、手で押さえるなりして、耐え忍ぶしか道はなし。止まない雨は無いという事で、豪雨は台風でもない限り、長時間は続かないものです。とにかく、こういう時はテントの中で好転まで待ち続けるしかなく、二度寝なり読書なりしてゆっくりしましょう。
雨や防風のキャンプはチャンスです。こういう状況に対応できるかどうかが、アウトドア力なんだと思います。晴天、屋根の下だけで野宿していては、いざ悪天候に嵌った際、対応ができないものです。山の中ならなおさらです。
移動ルート
今日の旅データ(272日目)
本日の走行距離 | ?km |
総走行距離 | ?km |
スタート | 友人宅「ももこの家」 |
ゴール | 野宿「煙樹ヶ浜」 |
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