こんにちは、自転車日本一周22日目です!
昨日は日本の原風景が残る大内宿に宿泊し、星の写真も撮って大満足で布団に倒れました。そして1秒で寝ました。
旅に出て、寝ようと思ってから寝入るまでの記憶が全くありません(笑)
人間、本気で疲れていると一瞬で寝てしまうようです。
それでは、22日目スタート!
起きてすぐ太ももの痙攣?
携帯の目覚ましで起きたんですが、立とうとした瞬間、右足の太ももが痙攣していて全く動きませんでした。
いやー焦った。
ちょっとストレッチしたら治ったので大丈夫です。
距離は短いですが、連日上り坂ばかりなので、太ももちゃんがかなり疲れています。これで一時中断したら前と同じように激痛に悩まされるんだろうな。
大内宿で名物女将と記念撮影
美味しい朝ご飯をいただきます。
ご飯お代わりしてお腹いっぱいです!アスパラガスとお味噌汁が美味しすぎて美味しすぎる!
朝シャンしてさっぱりします。これからだいぶシャワー浴びれない予定なので、ここで綺麗にしておかないと。
大内宿の名物女将と記念撮影。
って!コード入っとるやんけ!笑
この女将、なんと2年以上テレビでレギュラーやってたんだって!
すっげー。芸能人のお友達たくさんいるとのことです。
今では話す人が少なくなってしまったという会津弁を操る元気爆裂なお母さん。
もし大内宿に行くことがあれば、絶対に扇谷本家の宿泊がおすすめですよ。
扇屋は7組しか泊まれないし、宿は後2つしかないから、繁忙期なら早めの予約が肝要ですね。
またこらんしょ
福島弁で「また来てください」という意味だそうです。
次は冬に遊びに来ます!
大内宿から会津若松へ
今日は会津若松市街を目指します。
まずは昨日死ぬ気で上った湯野上→大内宿の坂道を下ります。
約6kmのく・だ・り・ざ・か!
初夏のような日差しを受け、緑のトンネルに囲まれて風を感じる。自分の足で上った坂を今度は下る喜び。
もうまさに、ひゃっほーう!
って言いたくなるほど気持ちいいですね。
一瞬ですが、最高速度50.6km/hをたたき出しました。
運転には注意を払ってますが、つまづいたりしたら吹っ飛びますね(汗)
と、喜んでいたらくらーいトンネルが。
ライトを点灯して存在をアピールします。
ここでありえないことが・・・トンネル内で私を追い抜いた車が、前方の車をさらに追い抜いたんです。
すぐ目の前に対向車がきているのに。本当馬鹿なのかなと思いましたが、対向車が緊急ストップしてなんとか事故は免れました。
私含め、後続の車一同息が詰まる思いでした٩(◦`□´◦)۶ バカやろう!
それにしても、本当にいい天気です。緑と青が織りなす絶景を見ながら走ります。
山肌が崩れ落ちているところが・・・地震の影響でしょうか?
大内宿から会津若松へ抜ける道は、山の緑と空の青、川の清涼感を感じられる素敵な道ですね。
今日は天気がいいのもあって、走っているだけで本当にきもちいい。
ただの橋に自転車停めるだけで絵になります。
118号をひたすら進みます。
本日お気に入りの1枚。
遠く飯豊山を望みながら農道を行く
ずっと国道を走っていましたが、横に目をやると素敵な農道があったので入りました。
よく見ると遠くに雪化粧した山塊が見えます。
何の山だろう?
この時期になってもこれだけ雪が残っているというのはかなりの豪雪地帯なんでしょうか。
結構平らな山容をしていますね!
後日談
この時期の東北でこれだけ雪が残っているのは飯豊山くらいなもの。標高2100m足らずの山ですが、非常に大きな山容と豪雪で知られ、東北を代表する山の一つです。
会津若松のシンボル「鶴ヶ城」
会津若松が近くなってきて、サイクリングロードがよく整備されています。
これ本当にありがたいんです。
是非全国で進めて欲しいです。そうしたら自転車 VS 自動車のバトルもなくなります。
会津若松はということで、会津若松城(鶴ヶ城)に向かいます。
私は会津若松城が一般的かと思っていましたが、地元では鶴ヶ城の方がなじみ深いようですね。
市街地のど真ん中にあるのでアクセス良好。
いや、このお城の周りに街ができたという方が正しいでしょうか。
こちらが天守閣!
こじんまりとしたお城ではありますが、きれいな色してますね。
青空バックで堂々とした佇まい。お城なんて久しぶりに見たなぁ。
天守閣前の芝では幼稚園生がモンキーパークさながらの様相を呈していました(笑
・・・
暑い。すっごい暑い。朝ご飯しっかりいただいたのに、この暑さでかなりへばってます。
実は、めっちゃへばってます(笑)
ちょっとクラクラするような。これはアカンということで、お昼ご飯にします。
会津若松のご当地グルメを調べてみると・・・。
会津名物「ソースかつ丼」
ソースかつ丼が有名みたいです!
とんかつは私の大好物。料理としては一番好きと言っても過言ではありません。
こちらの「とん亭」は40年前からソースかつ重をやっているとのことで、楽しみです。
おおー!かつにソースがたっぷり染み込んでますね。
やべえ・・・
これ、まじやばいっす٩(◦`□´◦)۶
超美味しい!お、おいしいぞ、ソースかつ重!かつ丼と言えば普通は卵でとじるのが一般的ですが、会津のソースかつ丼は卵ではなく甘辛いソースで仕上げています。
想像以上にがっつりソースですが、それが美味しい。ご飯が進む進む。会津若松に来た際にはぜひ食べてみてください。
後日談
ソースかつ丼と言うと後日食べる福井県は敦賀のソースかつ丼を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。発祥は諸説あるようですが、会津のソースかつ丼は千切りのキャベツが付いているようです。確かに、敦賀のソースかつ丼にはキャベツがなかったように思います。
外に出ると・・・灼熱。まだ5月上旬、ここ福島なんですけど?
夏か!٩(◦`□´◦)۶
次の目的地に行く前に洗濯をします。
暑いからか、連日上りばかりだから、ぶっちゃけかなり疲れてます。げき疲です。
洗濯機にかけてちょっとお昼寝。 zzZ
目覚めた後は夜ご飯様に食パンと、
トッピングを買いにきました。
「つぶあん」と「ツナマヨ」を購入。
福島ならどこでも見かけると言うほど人気、福島のソウルドリンク「酪農カフェオレ」もここで押さえておきます。
お味の方は・・・おおう、牛乳がかなり濃厚で、甘いテイスト。MAXコーヒーが好きな人にはたまらないかも(私は大好きです)。
・・・
その後、乾燥器をかけながら少しお昼寝していると。ここで事件が(久しぶりに事件ですョ!)。
自転車の方に行ってみると、先ほど購入した食パンが!めっちゃ!荒らされている!
誰だぁー!俺の食パンを台無しにした奴は٩(◦`□´◦)۶
お前か、お前なのか!・・・カラスですかね。見かけなかったので油断しました。がっでむ。
白虎隊の眠る「飯盛山」
洗濯を終え、体力も少し回復。
白虎隊のお墓がある飯盛山に来ました。
白虎隊は戊辰戦争で組織された、若干15~16際の隊士達です。会津戦争で劣勢から戦の負けを悟り、ここ飯盛山で自決しています。
大したことない小さな丘なんですが、上に登るために有料で動く歩道がありました。
これはさすがに自分で上ります!
墓地に至る途中に、有名なさざえ堂があります。
二重らせん構造でめずらしい形をしていますね。
飯盛山で自決した20人のうち、1人は喉を刺したため、一命をとりとめています。
なので19人の霊なんですね。
飯盛山から見る会津若松の景色はなかなかでした。
15歳で戦争・・・。
本当にそんな時代があったんだって、こういうところに来ると思い知らされます。15歳って、今で言うと中学3年ですよ・・・。
今日はネットカフェ、快活クラブにてお休みです。
新白河で止まったネットカフェ、リラックスと比べると、快活クラブがまるでホテルのように感じられる。値段はほぼ同じなのに。
明日以降の予定を立てていたんですが、ここから太平洋側に抜けるには、山を越えるか、遠回りして郡山の方まで降りないといけないっぽいんです。わざわざ白河から会津若松へ来ている私としては、明日磐梯山を登り、そこからさらに山を越えて海側を目指します。
途中寄り道もするので、ここから3日間ほどかなりキツそう。
野宿もするので今からドキドキです。
日付 | 2020年5月13日 |
本日の走行距離 | 38km |
総走行距離 | 718km |
スタート | 宿「大内宿(扇屋本家)」 |
ゴール | ネットカフェ「快活クラブ(会津インター店)」 |