ご無沙汰しております清宮です。「自転車日本一周アフターストーリー、「ブランドマネージャー」としての挑戦!」にてご紹介した通り、自転車日本一周を終えた後、スポンサーだった(株)ラウダにてブランドマネージャー兼、海外担当者として仕事をしております!
デジタルな時代なので海外とも簡単にやりとりできますが、重要な案件はやはりFace-To-Face、Heart-To-Heartが重要ということで、この度初の海外出張へ行って参りました!行った国はスウェーデン、エストニア、イタリアの三カ国です。せっかくの海外出張ですので、出張の様子を写真付きで簡単にご紹介したいと思います(๑´ڡ`๑)!
目次
スウェーデンのholdit本社を訪問!
さあさあ、まずは成田エクスプレスにて成田空港へ!ちなみに、10日間の出張ですが私が持っている荷物はこのバックパックのみ!スーツケースとかお邪魔なので持って行きません。
今回は社長、副社長と3人での海外出張。例のごとく任せて頂いた責任が大きいので多少心配ではありますが、実践あるのみ!
成田空港で先方へのお土産を物色していると、ギラギラしたお土産ショップが海外の人にやたらと人気でした。海外の人って日本にどんなイメージを持っているのかって気になりますね。秋葉原っぽいイメージなのでしょうか?
「日本ってどんな国?」と聞かれたときにきちんと答えられないと恥ずかしいので、自分なりの考えを持っておくことは重要かなと思います。
「サムライってどういう文化なの?」は実際に聞かれてちょっと感動しましたよ!(笑)
東京はあいにくのお天気。ジャンボ機に乗って飛び立ちます。
さらばだ日本。
ちなみに、私はあまり海外の経験がありません。渡航歴はこれで・・・
- アメリカ
- ナミビア
- ジンバブエ
- ザンビア
- 南アフリカ
- ボツワナ
- スウェーデン
- エストニア
- イタリア
なんかすごいラインナップになってきました(๑´ڡ`๑)
天気が悪いと言ってもロシア上空まで来ると青空が広がっています。
さすがロシア・・・辺り一面真っ白けで春はまだまだ先の様子。
アマゾンみたいに川が蛇行に蛇行を重ねていて面白い。飛行機から見る地形はまさにこの瞬間しか見れないので、私は窓側の席が好きですね!
ロシアの雪山を眺めて大興奮!
あまり標高は高くなさそうですが、それでもロシアと言う土地柄か山は真っ白!本当は日本の雪山を飛行機から眺めるために窓側を取ったんですが、天気が悪いのを失念しておりまして。帰りにリベンジを果たしたいと思います。
美しい!
海外に行くのは前職時代に友人とアフリカ旅行へ行って以来です。機内食を食べてワインを飲んでおやすみなさい、となるはずが、まさか隣席が女学生だったのでちょっとお話をしながらの贅沢フライトでございました。
出だし好調!
9時間のフライトですが爆睡したおかげであっという間。気が付けばトランジットで一旦降りるため、ヘルシンキ/ヴァンター空港が間近に迫って来ました。
雲間から眺めるヘルシンキの雪の街が美しかった(๑´ڡ`๑)
ヘルシンキにて昼食を頂きます。食事はすでに北欧風。スープに付いている黒パンは北欧でよく食べられるみたい(この後毎回出てきました・・・)。
日本とヘルシンキは時差が8時間あり、まったく不思議な感覚ですが、9時間フライトして日本ならすでに夜中のはずが、再び時間は昼に逆戻り。海外出張ではこれが大変ですね。
全体を終えた感想としては、初日の移動疲れがハンパない。
「ムーミンの舞台はどこか?」なんて問題がセンター試験に出題されて話題になったとか!
正解はそう、ここフィンランドです(๑´ڡ`๑)
日本からスウェーデンは直行便がないため、ここヘルシンキに寄りました。ヘルシンキは北欧諸国のハブ空港となっているため、多くの人がここヴァンター空港に一度寄ってからそれぞれの目的地を目指すみたい。今回フィンランドはトランジットだけ、観光などはせずにスウェーデンへ!
フィンランドからスウェーデン第二の都市ヨーテボリへ
10時間以上のフライトの果てに、ようやく目的地のスウェーデンへ到着!
やって来たのはストックホルムではなく、スウェーデン第二の都市、ヨーテボリ/ランドヴェッター空港です。
皆さんはスウェーデンというとどんなブランドを思い浮かべるでしょうか?
もちろんholdit(ホールディット)?笑
今一番有名なのは家具インテリアのIKEAでしょう。他に馴染み深いのはファッションブランドのH&M、しかしスウェーデンに来ると最もブイブイ言わせているのは自動車メーカーのボルボ(VOLVO)だと感じます。ランドヴェッター空港のVOLVO色がすごい!
長い長い初日、空港のあるヨーテボリからヴァーベルグまでタクシーで移動、ようやく目的地のkust hotel までやってきました。holditの担当者O氏に教えてもらったホテルですが、北欧を感じられる素晴らしいホテルでしたね(๑╹ڡ╹๑)p♪
holdit本社に潜入
ビジネストリップですので、もちろん目的はビジネス。
ラウダはholditの日本正規代理店をしています。
普段はメールやスカイプでやりとりしている人と顔を突き合わせて話をするというのは、その何倍も意味があるものです。スウェーデンからしたら異国の地日本からやってきたということで、盛大なおもてなしを頂きました。感謝、感謝です。
便利な世の中になり、一日の移動でこんなところまで移動できちゃうんですから、すごい世の中だと思います。それにしても遠くまで来たものです!
【楽天】Apelviken 北欧本革手帳型ケース(1wayタイプ)
地図を見て頂くと分かりますが、holditの商品名の多くは、地元の地名や海岸の名前を冠しているんです(その分発本が難しいですが汗)。
【楽天】Tronningenas 北欧本革手帳型ケース(2wayタイプ)
Apelviken(アペルヴィケン)やTronningenas(トロニンニェナース)などは、holditの人に発音を教えてもらうまで違う読み方をしていました(笑)スウェーデン語が商品名になっているので、本物の北欧デザイン、北欧ケースだと分かっていただきやすいとは思いますが・・・笑
北欧ではラム肉をよく食べるようです。他にもトナカイの肉なんかも目にしました。昼食はヴァーベルグの地元レストランへ連れて行ってもらったり、
本場スウェーデンの量販店でどのようにholditが売られているか見学したり、
凍てつく海岸線をドライブしたり、
夜は予約しないと入れない人気のレストランにてご馳走をいただいたりと、holditの方々と非常に有意義で楽しい時間を過ごすことができました。
いやそれにしても、海外でビジネスの商談をするというのは、前職時代の私では到底考えられない職務であり、下手したら一生叶えられない仕事内容だったかもしれません。これも日本一周が無ければと思うと、日本一周は私の人生に大きな転機をもたらしてくれたのは間違いありませんね。
海外のブランドを個人で並行輸入して日本のネットで売っている人もいますが、こうして担当者同士が顔を突き合わせ、議論し、交渉し、関係を深めていけるのが、個人での並行輸入と会社としてのビジネスで大きく異なる所であり、ラウダとしてもholditとしても、今後ますます日本での認知度を高めていけたらなと思う次第です(๑´ڡ`๑)
北欧式の朝ご飯はパン、ヨーグルト、それに必ず鰊(ニシン)があります。鰊の酢漬けは北欧の名物、日本人の味覚にもグッドテイストで飽きません。でも、米が無いのはやはりつらいです涙
スウェーデン西海岸に拠点を置くholditのブランドコンセプトとなる海岸ですが、春の到来はまだ少し先の様ですね。ブランドのある地域を知るという事は、ブランドを理解するうえで重要だと思うんです。そういった意味でも来ることができてよかったですね!
ヴァーベルグからストックホルムへと汽車で移動!
木材の運搬の北欧感よ笑
ラウダの大先輩と私が同じ高校出身と言うのも、これまた奇跡的なご縁だと思うんです。
私の母校である神奈川県立横須賀高校はすごいんですよ?オリンピック金メダルの猪熊功さん、ノーベル物理学賞の小柴昌俊さん、前首相の小泉純一郎さんと、多くの著名人を輩出している学校です。
…だからと言って皆が皆偉人になれるわけではありませんけどね笑
残雪のストックホルム
残雪のストックホルムを見て周りました。気温はマイナス2~3℃と大したことはありませんが、途中雪も降ってきて、観光には今一つなシーズンかもしれません。この時期の北欧はあまり晴れないみたいです。
川だか海だかは流氷みたいになってました!
2週間前まではマイナス20℃とか凍てつく寒さだったようで、真冬にスウェーデンを訪れる場合は雪山登山ばりの準備が必要なようですよ?
ストックホルムの観光地は王宮や市庁舎から展望(冬季閉鎖中)などが有名ですが、今回ダントツで感動したのがヴァーサ博物館です!
ヴァーサ号とはスウェーデン人の祖先であるヴァイキング時代の船のこと。浅瀬で沈没していたものをサルヴェージして保存しています。
「本気の海賊船!大きさが圧倒的!こんなでっかい木造船よく造れたな!」その迫力にただただ驚きました。
度肝を抜かすくらい大きくて感動するので、ストックホルムに来たら是非訪れてみてください!
スウェーデンは世界に先駆けてキャッシュレス化に取り組んでおり、どこでもクレジットカードが使えます。そんな国のお金はユーロではなくスウェーデンクローナ。治安は全体的にいいので安心。ストックホルムの物価があり得ない程に高い。
他にもノーベル賞博物館やらドイツ教会やらを見学して、公私ともにスウェーデンは大満足で幕を閉じました(๑´ڡ`๑)
スウェーデンからおとぎの国「エストニア」へ!
エストニアに行ったことがあるという知人を私は知りません。
それもそのはず、バルト三国の一つであり、フィンランドの南に位置するこの国はなかなかにニッチで、観光でも行く人は少ないのではないでしょうか?
エストニアは様々な国の統治下にあった歴史があり、今年独立100周年を迎えます。
首都はタリンで、タリンの旧市街は世界遺産に登録されています。空港のお土産屋さんからしておとぎの国っぽい可愛い雰囲気が漂う、タリン空港に到着です。
世界遺産タリンの旧市街で入ったお店が魔法使いのような世界観です。
エストニアに来た目的はもちろんビジネス。
ラウダはエストニアのハチミツ「Meveda(メヴェダ)」の日本正規代理店なんです。私はブランドの主担当ではないんですが、海外関係の折衝を担当しており、Mevedaの担当者とミーティングにやってきました!いつもはメールやりとりなので、やはり直接話すといろいろなアイディアが出るし話が弾みます。
実は自転車日本一周中にも一度宣伝したことがあるメヴェダハニー、めっちゃ美味しいので一度食べてみてくださいね。つい先日バカ売れして、今一時的に在庫を切らしていますが、4月頭には再入荷する予定です(予約受付中)。
メヴェダのT氏は私とほぼ同い年なんですが、この身長差はいったい\(^o^)/
holditもそうでしたが、北欧の人は背が高くてイケメンなので、ちょっとあれですね、勘弁してほしいです笑
エストニアからイタリアへ!
かなり疲れてきましたがエストニアから最後の目的地であるイタリアへと飛びます!
エストニアからミラノへの直行便が無いため、一度ドイツのフランクフルトを経由してミラノへ!
ミラノのDuomo(ドゥオーモ)を見に地下鉄でやってきました。
迫力ありますねー!
もう夜だというのに、有名な観光地とあって多くの人で賑わっていました。そして、平和だったスウェーデン、エストニアから一転して、人生旅人系の方々(浮浪者)が一気に増えたので、セキュリティ的に気を引き締めなければなりません。
イタリアもビジネスでやってきました。ラウダはCellularline(セルラーライン)というイタリアNo.1のスマホアクセサリーブランドの代理店をずっとやっており、そのミーティングのためです。
本社はReggio Emilia(レッジョエミリア)という場所ですが、観光地ではないため訪れたことがある日本人はほとんどいないのではないでしょうか?
イタリアで生ハム食べ過ぎて、しばらくは no more 生ハム状態になりました・・・。
ブランドを知るにはその国を知らねば・・・ということで、「ナポリを見て死ね」と言われるナポリへ足を伸ばします。
ナポリの町並みは衛生的に決して美しくはないものの、異国情緒溢れる街で、歴史の匂いがそこら中から漂う感じ。ナポリと言えば青い洞窟が有名ですが、今は時期的に微妙でしょうし、そもそも晴れてないのでまた夏にでも訪れたいと思います。カプリ島も有名ですね。
ナポリはジェラート発祥の地だと教えられたので来てみましたが、今調べたらフィレンツェって書いてある\(^o^)/
とにかく、イタリアにはジェラートのお店が多く、味も良いので何回か食べにいきました。
汽車でナポリからローマへ!
バチカン市国の入り口「サン・ピエトロ大聖堂」
バチカン市国に入るには長蛇の列に並ばなければいけないみたい。どう見ても夜までに全員入れないんだけど、どうするのだろうか?
イタリアの教会は、特に有名でなくとも内装がすごい。
パルテノン神殿に行ったり、
トレビの泉に行ったり、
有名観光地は人がすごい\(^o^)/
スペイン広場にも行きました、
映画「ローマの休日」でオードリーヘップバーンが座った有名な階段です。
夜のコロッセアムは迫力があります。
夜でも人が多く、身の危険はまったく感じませんでした。ローマは治安がいいのかもしれませんね。裏路地に入ってでも行かないかぎり、平和なものでした。
ナポリの夜の裏路地はヤバそうな人いたので要注意ですが。
イタリアから日本へ帰国!
ヨーロッパ周遊出張も閉幕です。
再びヘルシンキを経由して、成田空港を目指します。
途中、飛行機がアーベントロートで焼けて大興奮でした。
しかし、私が一番見たかった景色はここからやってきます!睡眠をとりながらも飛行機が日本に入る前に目を覚まし、撮影用意。
OK・・・飛行機は新潟県上空へと入りました!
飛行機から眺める日本の山嶺
すっごい!!!
新潟県に入って程なく、真っ白に雪を頂いた巨大な山嶺が見えてきました!新潟から福島へと入ろうかという手前、新潟、福島、山形に跨るその巨大な山、この辺りでこれ程に白く、これ程に大きな山は他にありません。
圧倒的なスケールの飯豊連峰(いいでれんぽう)です!!!
かっこよすぎて涙しそうになりましたわ。イタリアの造形美もいいですが、山の美しさといったらありません。
空から眺める山もかっこいい。これはヘリをチャーターして上から山の写真を撮ることも本気で検討したいレベルの絶景ですね!
程なく、飛行機は福島県へ!
目の前にまた山が見えてきました!右に見える巨大な湖は猪苗代湖(いなわしろこ)でしょう。そうすると、つまり!
磐梯山(ばんだいさん)かっこいい!
福島県はやはり絶景過ぎる。磐梯山ということは、右奥が安達太良山(あだたらやま)、左中央に吾妻連峰、そして左奥は蔵王山でしょうか!?
この景色にはやられましたね。
小さな島国の日本も、こうしてみると巨大なもので、ここを自転車で一周したというのですから、やはり日本一周というのは、ちょっとした事だよなと、飛行機で目頭を熱くしておりました(๑´ڡ`๑)
大きなトラブルもなく、無事に日本へ帰国です!
癒される、日本に癒される。この安心感と居心地の良さたるや。10日間でこれですもんね、世界一周している人が帰国した時の万感たる思いは到底想像できません。
それにしても、多くを学び、経験した、とても有意義なビジネストリップとなりました(๑´ڡ`๑)
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