自転車再検討?タイヤ交換で注意すべきタイヤの太さやリム幅について

日本一周自転車検討2-Japan Nomad (5)

日本一周の相棒はARAYAのフェデラル!と前々から決めていたんですが、なななんと、協賛会社様のタイヤと合わないことが判明し、早速再考することとなりました。自転車やタイヤについて担当者の方とお話したんですが、自転車のタイヤサイズなど、知っておくべきことがたくさんあると感じたので、これを機にサイズの見方や互換性について調べてみました。

目次

日本一周でよく使われている自転車の種類

タイヤサイズの前に、もう一度自転車の種類をざっと復習しておきます。過去チャリダーさんのブログを見た感じ、自転車日本一周では以下のタイプがよく使われています。

  • ランドナー ◎
  • クロスバイク ◎
  • マウンテンバイク ◯
  • ロードレーサー ◯
  • ママチャリ △
  • ミニベロ(小径車)△

旅用の自転車ランドナーや、ロードレーサーとマウンテンバイクのハイブリッドであるクロスバイクが多いですね。いずれもマウンテンバイクと比べてスピードを出しやすく、荷物を積んでも安定した走りができるので、長距離の旅に向いています。

マウンテンバイクはオフロードに強いですが、スピードを出しにくいのが難点。オフロードと言えばシクロクロスという選択肢もあります。シクロクロスはオフロード競技で使われる自転車で、キャリアも付けやすいみたいなので、オフロードもどんどん行きたい人にはおすすめかもしれません。

ロードレーサーはその逆で、スピードは一番ですが、荷物を積んだ時の安定性に不安があります。

ママチャリは車体が重い上にギアの変速も少ないので、重い荷物を載せて進むだけでも大変そう。ミニベロは車輪が小さく、これまた進むのが大変そうです

自転車本体も選択肢が多くて迷ってしまいますが、自転車日本一周で使う自転車はこれだ!過去チャリダーのデータありでも紹介した通り、皆さん色々な自転車で旅をされているので、本人の努力次第でどんな自転車でも行けるだろうというのが私の結論です。

日本の道路はよく舗装されていますしね。

どうやってタイヤを選んだらいいのか?

自転車本体も大事なんですが、スピードや積載時の安定性に大きく影響するタイヤもまた悩みどころです。タイヤの大きさや太さはスピードや荷物積載時の安定性に大きく影響します。

気になった自転車のスペックを見れば使われているタイヤの種類や大きさ、幅が書いてあるんですが・・・慣れていない私のような初心者にはとても分りにくい表記だったりします٩(◦`□´◦)۶ 

・ (表記1) 26×1- 3/8
・ (表記2) 700×23C
・ (表記3 )32-622 

なんじゃこりゃー!よくわからん!◯◯mmとか太い細いとかで書いてほしい・・・というのは暴論ですね。タイヤにはタイヤの表記方法がありましたので、どうやって見るのかご紹介していきます。

タイヤの表記方法(フランス系、インチ系、ETRTO)

タイヤのサイズにはいくつかの呼び方があり、26×1- 3/8のタイプをインチ系、700×23Cの表記はフランス系、32-622はETRTOといいます。それぞれの数字はタイヤの外径や幅を表しています。ちなみにですが、ETRTOは「the European Tyre and Rim Technical Organization」の略だと思われます(ETRTO)。

・ 26×1- 3/8(インチ系) ⇒ タイヤ外径(inch) × タイヤ幅(inch) 
・ 700×23C(フランス系) ⇒ タイヤ外径(mm) × タイヤ幅(mm) 
・ 32-622 (ETRTO)⇒  タイヤ幅(mm) × ビード径(mm) 

インチ系で書かれたりフランス系で書かれたりしますが、タイヤの太さを見るにはETRTOの左二桁を見ましょう!

ETRTOが【32-622】であれば、タイヤの幅は32mmということになります。

タイヤの幅について考える

自転車最速のロードレーサーですが、タイヤめっちゃ細いですよね。よくあんな自転車で運転できるなと驚きますが、タイヤの幅が細ければ細いほど速度が出やすくなります。逆に、タイヤが細いほど荷物積載時の安定性が失われます。

日本一周では速さと安定性どちらも大事なので、うまくバランスのとれたタイヤ選びが重要だと言えそうです。

例えば、ARAYAフェデラルのETRTOは【32-584】なので、タイヤ幅は32mmということになります。ママチャリも同様です。旅を想定しているランドナーや重量級のママチャリで使用されているタイヤ幅が32mmというのはスピードと安定性のバランスが取れたタイヤ幅の目安になりそうです。

タイヤの大きさについて考える

タイヤの大きさは自転車の速さに影響します。よく使われるタイヤは26インチと700Cというタイプなんですが、26インチのタイヤ直系は約66㎝なのに対し、700Cのタイヤ直径は約70cmと少し大きめです。一般的に26インチより700Cの方がスピード志向と言われており、タイヤが大きい分加速した時にスピードを維持しやすいようです。

ちなみに、現在では700Cのタイヤが主流になってきているそうですよ(担当者さん情報より)。 

タイヤ交換の際に気を付けるポイント

購入時についているタイヤから別の物に変える際にはビード径とリム幅とタイヤの幅を考えて交換する必要があります。ビード径って何やねん٩(◦`□´◦)۶ という感じですが、ビードはリムにタイヤをはめ込む部分のこと、ビード径はビードから反対方向のビードまでの距離のようです。

 

タイヤを交換する際、タイヤの幅は太いものでも細いものでも装着できますが、ビード径は同一の物、リム幅は互換性のあるものを選ぶ必要があります!

例えばフェデラルのETRTO【32-584】を見るとビード径は584なので、交換できるタイヤはビード径が584の物のみとなります。リム幅も注意が必要です。タイヤのカタログからリム幅を確認し、自転車のリムと互換性がある物を選ぶ必要があります。

例えば以下リムを見てみると、リム幅は19mmだとわかります。

日本一周自転車検討2-Japan Nomad (4)

リム幅ってリムの製品情報まで見ないと書いてないことが多くてちょっと不便ですね。自転車カタログのリム欄を見ると製品名しか書いてないことが多いです٩(◦`□´◦)۶ 

次にタイヤのカタログを見てみましょう。

日本一周自転車検討2-Japan Nomad (2)

ここに書いてあるタイヤのリムはいずれも19mmをカバーしているので互換性がありますね!

こちらのサイトにタイヤ幅とリム幅の分りやすいグラフがあります。
こちらのグラフにARAYAフェデラルを当てはめてみますと、フェデラルのリム幅は16.5mmなので、32mmのタイヤはジャストフィットだとわかります。

タイヤの幅については、ビード径が同一でリムとタイヤのリム幅が問題なければ、太いものでも細いものでも装着することが可能です。タイヤが細ければスピード重視になりますし、太ければ安定性重視になります。私はママチャリについている32mmを指標にして、32mmより細ければスピード志向、太ければ安定性志向という感じで線引きしています。

まとめ

タイヤ交換を検討する場合は、①ビード径が同じものを選ぶ②リムとタイヤでリム幅の互換性に問題がないか確かめる③スピードや安定性を考えてタイヤの幅を選ぶ の流れになりそうです。

さて、肝心の自転車日本一周の車種ですが、タイヤとの兼ね合いで現在再検討中です。残念ながらARAYAフェデラルはダメそうなので、他の物を探しています。決まったらまたお知らせしますね(๑╹ڡ╹๑)p♪

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コメント一覧 (2件)

  • ・リムサイズ27×1-1/4W/O と 27×1-3/8W/Oの違いは何ですか?
     どちらが軽いですか?
    ・27×1-1/4W/Oに使用するタイヤサイズは何ですか?
    ・27×1-3/8W/Oに使用するタイヤサイズは何ですか?
    宜しくお願いします。

    • いや~・・・すみません。端的に言うと、わかりません(汗)
      自転車屋さんがやっているようなブログに質問したほうがよろしいかと思います。
      お力になれず申し訳ございません。

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