装備紹介【デジタル】に引き続き、今回は第二段と言うことで装備紹介【カメラ】のご紹介をしていきます。
カメラ関係の荷物がちょっと重いかなと悩んだものですが、自転車日本一周の過去チャリダー「サトシさん」(ピカチュウと自転車で全国をめぐる旅の日記)が私なんかとは比較にならない程のカメラ装備を持っていっており、私の悩みなんてちっぽけなものだったとよく分かりました。
旅に何を持っていくか、どうやって旅するか・・・事前に考えることは大事ですが、考えすぎても仕方ないのかもしれません。そもそも、旅は他人と比較するようなものでもなし、あまり頭でっかちにならないよう気を付けたいと思います。
自転車日本一周に持っていく、カメラ関係の装備品
旅の日常を切り取るスナップからガッツリした撮影まで、私の旅の超重要アイテムとなるカメラ関係の装備はコチラです!
一つずつご紹介していきます。
カメラ本体
これまでの記事で何度か紹介していますが、私の愛機はニコンのD750です!
本体だけで850gあるヘビー級なので、自転車日本一周での輸送に苦労しそうではありますが、スリングバッグを上手く使えば何とかなりそうです、というか何とかします(∩`ω´)⊃))
フルサイズの中では深いグリップが特徴的で、その重さに反して扱いやすいですしね!
標準レンズ
いかつさを際立たせるために、フードを付けて撮影しました!威風堂々そびえ立ち、ナノクリスタルコートのNが金色に輝くこの子こそ、標準域を担うニコンの大三元の一角、AF-S NIKKOR 24-70mmです(最近発売されたVR付きの方ではありません)!
フードが大きいので、付けるとすごい迫力ありますね。これをD750に装着すると・・・
ドン!!
機材だけで言えばプロカメラマンレベルです。
写真が機材についてこれるように、写真をがしがし撮って腕をどんどん上げていきますよ!日本一周の旅を2回やるつもりはありませんので、この機会を大切に、最高の機材で最高の写真を撮ってきます。
広角レンズ
トキナー 17-35mm F4 FXです!
フルサイズの17mmスタートなので、APS-Cにすると12mm位に相当しますね。非常に広い画角をもち、F4通しなのでそれなりに明るく、室内や星系写真でも十分使えます。星に関しては24-70mmのF2.8を使うことが多いと思いますが、広い画角で撮りたいことも絶対あると思うので、活躍を期待してます。
高原、海岸、夕日、夜景・・・あらゆる絶景で大活躍間違いなし。自然を撮る時に広角レンズは個人的に必須です。早く雄大な自然を撮りたい!
ニコンフルサイズ、D750と一緒に使うレンズ(望遠・広角)はこれだ!で検討した通り、広角レンズはどのレンズも値段がお高い傾向がありますが、このトキナーのレンズはその中でもリーズナブルで、スペックと値段のバランスがちょうどいいと思います。
望遠レンズ
タムロン 70-300mm F4-5.6です!
これまたニコンフルサイズ、D750と一緒に使うレンズ(望遠・広角)はこれだ!で検討したレンズです。これはタムロンが創業60周年を記念し、技術の粋を結集したにも関わらず、庶民の味方タムロンは非常にリーズナブルな値段で提供してくださっているありがたーいレンズです。
自宅にて子太郎(柴犬)の撮影で使用していますが、いい感じです!細部まできれいに解像していて、さすがの300mm、かなり寄れます。これがあれば鳥などの動物撮影や、遠くからのポートレートが可能になります。24-70mmの標準域はとても便利ですが、やはり望遠レンズで遠くからアップで撮ったり、圧縮効果を利用して花をぎっちぎちにして撮ったりしたいので、望遠レンズは絶対必要です!
お手頃価格!
日本一周でお金に困っているチャリダーには助かります!
メンテナンス道具
よくあるブロワーとレンズペンとレンズクロスです。
左上の丸っぽいのがブロワーで、カメラ本体に入ってしまった小さなごみや、レンズについた埃を吹き飛ばすために使います。これを息でふーふーすると唾も一緒に飛んでしまうので、必ずブロワーを使うようにしましょう!
右側のレンズペンはレンズ表面に付いてしまった指紋を落とすのに使います。べったりついた指紋を下のクロスで取ろうとすると、汚れが伸びてしまい、きれいにならないことがあるので、指紋がべったり付いたときはレンズペンがあると便利です。
下のクロスはちょっとした指紋やほこりをさっと取るのに使います。パソコンでもよく使うと思いますが、色が黒いためクロスの汚れに気づきにくいもの。使っていると実はかなり汚れているので、たまに洗剤で手洗いしてやると効果が劇的に回復します(╹◡╹)
NDフィルター
旅のために買いました!NDフィルターが欲しくて欲しくて、この前参加したCP+2016でも各メーカーの物を物色していました。
NDフィルターとは減光フィルターのことで、レンズに入る光の量を減らすことができるフィルターです!
なんで光を減らすのかと言いますと、川や滝を絹のように撮るには通常より長い時間露光する必要があるんですが、露光時間が長くなるとその分光を取り込むので、写真全体が明るくなってしまうんですね。長い時間露光したいけど光を取り込み過ぎないように調整する。それがNDフィルターです!
これはバリアブル(可変式)といって、一枚のNDフィルターで減光具合を調整することができます。NDフィルターには減光の度合いによって様々な種類がありますが、これを度合いごとに揃えるとお金がかかるかかる!絶対バリアブルが便利なのではないかと思っています(まだ使ってません)。
見てこのお値段!(笑
2000円!2万円じゃないですよ!どういうこと!?
まあ、品質はあまり期待していませんが、初めてのNDフィルターなので、ちょっとこれで様子見ようと思っています。
充電池とSDカード
電池は3つ持っていくことにしました!
USBで充電できるならモバイルバッテリーが使えるんですが、カメラの電池はコンセントがないと充電できない上に、バッテリー切れは旅の停滞を意味するので、3つあれば安心かと思いまして。
例えば、星景写真を撮るとそれだけでバッテリー1つ使ってしまうこともありますが、バッテリー2つだそういう思い切った使い方がしにくいですよね。3つあれば大丈夫・・・なはず。
SDカードは32GBを2枚使います。
D750はデュアルスロット(SDカードを2枚同時使用できる)なので、2枚あると便利です。使い方は悩んでいますが・・・1枚RAW+1枚JPEGにするか、順次記録にするか・・・最近JPEG残しておいても使い道がないなぁと思うので、バックアップ記録にしようかな。
定期的にパソコンやウェブ上にバックアップするので、32GBでも何とか大丈夫かなと思っていますが、あまりに不便なら64GBに変更しようと思っています。
キャプチャーカメラクリップ
これはカメラを首からぶら下げなくても携帯できるようになる、最・終・兵・器です。
首からぶら下げると首が痛い云々よりもカメラが「邪魔」なんですよね。首からぶら下げて自転車はもちろん、普通に歩くとき、登山するとき、ぶらぶら揺れるとぶつけるリスクも大きくなるし、使う時間が長ければ長いほど扱いにくいものです。重いカメラならその傾向は顕著になります。
そんな時、カメラをこいつに装着することで悩みを解決することができます!
使い方は簡単で、赤いプレートをカメラの下に装着します。
次にプレートを銀色のへこんでいるところにはめるだけ!私は別売のパッドを併せて使うことで身体への負担を軽減しています。
このパッドをベルトやザックに付けて、そこにカメラをはめて完成!
こちらが装着したイメージ図です。
カメラは自転車のフロントバッグ、スリングバッグ、キャプチャークリップを上手く使い分けて運ぼうと思っています(╹◡╹)
まあまあなお値段しますが、この便利さは使ってみないとわからないですね!D750+大三元レンズとかだと、結構重たいんですが、プロパッドと合わせてバッグをきつく背負えばいい感じです。個人的には、ザックよりスリングバッグのように斜めにかけるタイプの方が相性がいいと思います。KissX7のようなAPS-Cのカメラだと、ほんっとに便利ですよ!首からぶらさげるのが馬鹿らしくなるほどです。
三脚
マンフロットのbefreeです!
三脚もカメラやレンズと同じで上を見ると際限がないので、三脚沼にはまる人が後を絶ちません。
三脚は夜景撮影や星景撮影では必要不可欠なアイテムで、夜撮は三脚なしでは無理だと思ったほうがいいです。
befreeのスペックをご紹介します!
- 全伸させればeyeレベルの高さで撮影可能
- 収納40cmと小さめのザックに入るほどコンパクト
- 最大耐荷重4kgでフルサイズでも対応可能
- アルミとカーボンの物があり、カーボンは驚きの1.1kg!(私はアルミで1.4kgです)
フルサイズのD750とNIKKOR 24-70mmを併せてもこの安定感。三脚はカメラを安定して支えるため、高価でしっかりした三脚は非常に重たくなります。持ち運び性能とのトレードオフとなりますが、あまりに重い三脚はちょっと・・・という場合におすすめです。軽さと安定性を併せ持つ三脚で、見た目もかっこいいので気に入ってます。
三脚の足は回して伸ばすタイプと、カチッと外すタイプがありますが、カチッと外すタイプの方が簡単で好きです。
レリーズ
レリーズとはカメラにコードを繋いで遠隔でシャッターを切ることができる道具です。夜景撮影のように数秒~数分と長い時間露光する場合、ほんのちょっとでもカメラがぶれるとすべてが台無しになってしまいます。多くはシャッターを押す時に振動がカメラに伝わることでブレてしまうので、それを防ぐために遠隔でシャッターを切れるレリーズを使います。
これはレリーズの中でもタイマーレリーズと言って、シャッターのインターバルを設定することができるので、星景写真やタイムラプス写真を撮る時に適しています。
このレリーズはニコンの純正ではなく、ロワジャパンというところが発売しています。付属品などは純正のが安心なんですが、D750に対応するニコン純正のタイマーレリーズがないので、評価が高いこちらを選びました。
カメラバッグ
カメラバッグに関しては、別記事でじっくり紹介しているので、こちら(日本一周で使うカメラバッグはこれだ!CaseLogicのスリングバッグが最高に使いやすい件)をご覧ください。CaseLogicのスリングバッグを使います。
装備品【カメラ】一覧
- カメラ本体
- 標準レンズ
- 広角レンズ
- 望遠レンズ
- NDフィルター
- 充電池×3個
- ブロワー
- レンズペン
- レンズクロス
- SDカード×2枚
- 三脚
- レリーズ
- キャプチャーカメラクリップPRO
- カメラバッグ
透明度の高い湖などを撮るのにPLフィルターも欲しいところですが、旅をしながら買う予定です(๑╹ڡ╹๑)p♪
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