ニコンD750でフルサイズ一眼レフデビューを果たした私ですが、現状使えるレンズが1本しかありません。状況や撮影用途に応じて適切なレンズがなければフルサイズ一眼レフが宝の持ち腐れとなってしまいます。
そこで、これからD750と一緒に使うレンズ、特に望遠レンズと広角レンズについて考えたので、私のレンズ構想をご紹介いたします。
レンズの種類をざっとおさらい
レンズで撮影できる範囲は焦点距離(mm)で表されます。焦点距離が小さいほど広角(横により広い範囲が撮影可能)、大きいと望遠(より遠くを撮影可能)のレンズということになります。
焦点距離とレンズの関係を図にしてみました。
*あくまで目安であり、必ずしもこの焦点距離に当てはまるわけではありません。
レンズの種類をざっと紹介すると、横に広い範囲が撮れる広角レンズ、遠くの物が撮れる望遠レンズ、広角と望遠の中間にある標準レンズ、標準から中望遠までをカバーする高倍率レンズ、ズームが出来ない固定の焦点距離を持つ単焦点レンズ、画が弧状に写る魚眼レンズがあります。
一本のレンズで何でも撮影できればそれに越したことはないと思うんですが、現在の技術では撮りたい対象や範囲によって焦点距離の異なるレンズを付け替えなければならないんですね。
例えば、雄大な大自然を広く写したいのであれば広角レンズが必要ですし、小鳥や野生動物などを撮影するには遠くからアップで撮影できる望遠レンズが必要となります。
現在、私が使っているレンズ「大三元 NIKKOR 24-70mm」
私はキャノンからニコンへ鞍替えした経緯があるため、D750ではそれまで持っていたキャノンのレンズがすべて使えなくなりました。
一眼レフのレンズはメーカー間での互換性がないため、キャノンのレンズはキャノンのカメラだけ、ニコンのレンズはニコンのみで使用できます。
(不要となったレンズはすべて売却し、その資金を新しいレンズやカメラに投資しました。)
ニコンフルサイズの中でも選んだボディーはD750、その際一緒に購入したのがニコンの大三元レンズの一つAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDです。
大三元レンズの「大三元」とは麻雀の役満の一つですね!
白・発・中をそれぞれ3つずつそろえなければいけない役で、あがるのが大変難しい役の一つです。
この三つの組み合わせになぞらえて、以下三つのレンズが大三元レンズと呼ばれています。
- AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED(広角レンズ)
- AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED (VR)(標準レンズ)
- AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8 ED VR Ⅱ(望遠レンズ)
麻雀で言うところの役満ですから、とにかくすごいレンズなわけです。簡単に言ってしまえば、ニコンが出しているレンズの中で、広角、標準、望遠の最上位レンズ、王様です!
f値が2.8通しで非常に明るいレンズあること、ナノクリスタルコートでゴーストやフレアに強いこと、レンズがでかくて重いこと、安い車が買える値段なこと・・・機能もサイズも値段もビッグスケール!
これはニコンの例ですが、キャノンでも同じように最上位レンズはf2.8通しのレンズを広角、標準、望遠とそろえています。
値段がどれくらい役満級かというと、私が購入したNIKKOR 24-70mmのニコン小売希望価格は、なんと約29万円でございます。29万円って、あれよ?レンズ一本の値段ですョ?
もちろん実売価格はもう少し下がりますし、Amazonなどネットで買えばさらに安く、またNIKKOR 24-70mmは手ぶれ補正がついた新モデルが発売されたので、少しこなれてはいますが、それでもお高いことに変わりはありません。
では、なぜ一番高級なレンズを購入したのかといいますと、それには明確な理由があります。
それは!レンズ沼にはまりたくなかったから!
カメラ用語にレンズ沼という言葉があります。レンズ沼とは「レンズを購入したが、その後もっと上位のレンズが欲しくなったり、他のレンズに目移りするなどの理由から、いつまでも新しいレンズを追い求め続け、結果、レンズ代金がかさむ」ことを言います。
カメラメーカーは大三元のような高級レンズの他に、グレードを下げた求めやすい価格のレンズも当然売っています。そのため、カメラを始めたばかりだと・・・
いつまでカメラを続けるかわからない。
レンズにそこまでのお金は払えない。
こんな理由からついつい安いレンズに手を伸ばしがちです。ただ、私のように「どうせなら一番上の物が欲しい」と心のどこかで思ったが最後、より上位のレンズを欲しいという欲求が止まらなくなり、最後には大三元のようなレンズを購入してしまい、結果、レンズを遠回りすることで余計にお金がかかります。
このようなレンズ沼にハマる人が後を絶たない恐ろしい趣味、それが一眼レフでございます。
そんなわけで、レンズ沼にハマらないために一番初めに買うレンズは大三元と心に決めていたわけです。
私は今、D750に大三元レンズNIKKOR24-70mmを合せて使っています。この組み合わせで鎌倉や横浜に撮影に行きましたが、機能や写りに120%満足しています。
とはいえ!標準ズームしかないのはやはり不便です。夜景やパノラマを撮ろうと思えば広角レンズが必要ですし、梅じろう(梅の花+メジロ)のような動物を撮ろうと思えば望遠レンズが必要です。
これから日本一周の旅に出て、その中でたくさん写真を撮るわけですが、標準レンズだけでは貴重なシャッターチャンスを逃してしまいます。
そこで!多くのシーンでいい写真を撮るべく、広角レンズと望遠レンズを追加で購入します!
とても前置きが長くなりましたが、ニコンのフルサイズで使える広角と望遠レンズを並べ見て、購入するレンズを検討していきます。
望遠レンズの構想
ニコンにサードパーティのタムロン、シグマを加えて候補を挙げてみます。
ニコン
- AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II(大三元!約24万円)
- AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR(小三元!約15万円)
- AF-S VR Zoom Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED(約6万円)
- AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR(約25万円)
タムロン
- SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD A005N(約3万円)
シグマ
- APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO(約2万円)
「◯-◯mm」のところが焦点距離(撮れる範囲)で、「f◯-◯」のところがf値(写りの明るさとボケ具合)を表しています。値段の差がすごいですね!何しろ、一番安いシグマのレンズは2万円、ニコンの大三元は24万円と、20万円以上の差があるのです。
値段差の要因は様々ですが、f値を小さく(この場合2.8)、通し(どの倍率でもそのf値で撮れること)と言われる機構(大三元で言えば、70mmから200mmまでf2.8の明るさで撮れる)、手ぶれ補正機能の有無などが大きな要因です。
特に、f値が小さい通しのレンズはとても高額になります。大三元一番の特徴にもなっています。
スペックと値段から考える
写りも大切ですが買える値段かどうかはもちろん重要です。私はすでにD750と大三元「NIKKOR24-70mm」を買っており、懐のダメージは甚大です。散々「大三元」だとか「レンズ沼」だとか言ってますが、いま望遠と広角も大三元を揃えるのは財政的に現実的に不可能です。死んじゃいます٩(◦`□´◦)۶
ニコン
ニコン純正レンズで言いますと、大三元や小三元(大三元のf4通しバージョン)は値段的に厳しいです。またNIKKOR80-400は値段も機能も(400mmの超望遠は不要)オーバースペックなので却下します。
ニコンならAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDが有力!
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II(大三元!24万円)・・・値段NGAF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR(小三元!15万円)・・・値段NG- AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED(6万円)
AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR(25万円)・・・値段NG
シグマ
シグマの70-300mmは焦点距離と値段的にはとっても魅力的ですが、このレンズには手ぶれ補正機能が付いていません。広角や標準なら手ぶれ補正なくても何とかなるんですが、望遠レンズでは非常に遠くの物を撮るため、手振れしやすいという性質があります。
そのため、手振れ補正のないシグマのレンズは却下です。
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APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO キヤノン用 フルサイズ対応(2万円)・・・手ぶれ補正なしNG
タムロン
タムロンは望遠や高倍率に強みを持っているメーカーです。キャノン時代も「高倍率ズーム(便利レンズ)」のお世話になりました。
今回の70-300mmも3万円と値段が安い上に、手振れ補正機能が付いているため、これはアリですね!(ただ、タムロンのレンズは個人的な感想として「見た目がダサイ」と思うので、そこだけ残念です)
- SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD ニコン用 フルサイズ対応 A005N(3万円)
広角レンズの構想
広角レンズは全体的に高くて懐が痛い痛い。タムロンの望遠のような庶民の味方レンズがありません。
ニコン
ニコンのNIKKOR14-24mm f2.8は数あるニコンレンズの中でもNo.1の神レンズだと言われています。ワイド端が14mmスタート!フルサイズの14mmとかめちゃくちゃ画角広い上にf2.8通し!描写もきれっきれだと言われています。ただし、お値段25万円です。今の私では手も足もでません。値段的に無理ゲーです。
ニコンなら18-35mmですが・・・正直なところ、35mmとかは標準レンズ(24-70mm)と焦点距離が被っているため不要です。広角レンズはワイド端がどれだけ広いかを求めているので、広角レンズで18mmスタートはちょっと狭い印象です。
フルサイズ18mmはAPS-Cにすると12mm・・・キャノンAPS-C時代に10mmを使っていたので、当時より狭くなると思うとなんだか悔しい気がしますね。サードパーティーのレンズが頑張っていることと値段的に純正のニコンさんは却下します。
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED(大三元!25万円)・・・値段NGAF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR(小三元!12万円)・・・値段NGAI AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-ED(22万円)・・・値段NGAF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED(7万4千円)・・・18mmスタートNG
シグマ
シグマはと言うと、ワイド端12mm!フルサイズで12mmはやばいですね!雄大な自然など大パノラマを12mmで撮ったらどんな画になるのか、想像するだけでワクワクしますね!値段も6万円と広角の中では手頃な方です。
- 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM(6万円)
24-35mm F2 DG HSM | Art(10万円)・・・焦点距離と値段NG
タムロン
さあ、タムロンさん。15mmからスタートなのは高評価ですが、値段が10万円と高いこと、何よりこのレンズ1.1kgと私のNIKKOR24-70mmより重い!カメラやってない人からしたら「レンズ一本で1kg越えとか信じられない」ですよね。そして、そんなレンズを何本か持って日本一周する私は馬鹿ですね(ง `ω´)۶
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SP 15-30mm F2.8 Di VC USD ニコン用 フルサイズ対応 A012N(10万円)・・・重さと値段NG
トキナー
ダークホースのトキナー。これまでトキナーを使ったことがないので勝手がわからない面はありますが、ニコンの大三元に迫るスペックでも7万円、一つ下は6万円と値段が手頃で17mmスタートです。17mmはニコンの18mmより1mm広いですね!標準や望遠レンズだと1mmの画角なんてほとんど違いが出ませんが、広角レンズは1mmの焦点距離が画角に大きく影響してきます。
値段を考えればどちらも十分ありですね。
- AT-X 16-28 F2.8 PRO FX(7万8千円)
AT-X 17-35 PRO FX 17-35mm F4 (IF) ASPHERICAL(5万8千円)
なお、広角レンズでは手ぶれ補正機能が付いてないものが多いのですが、私はあまり必要ないかなと思っています。広角レンズ、焦点距離12mm~18mm等で撮った写真は非常に広範囲を撮影することになるため、多少手ぶれが起きていたとしても、画にするとほとんど気にならない程度となります。
一方、望遠レンズは非常に狭い範囲を拡大して撮っているので、少しの手ぶれでも画に大きな影響を与えるため、手ぶれ補正機能が付いているレンズがほとんどです。
望遠レンズと広角レンズの最終判断
値段、焦点距離、写りなどの他にレンズではとっても重要なファクターがあります。それは・・・レンズの重さです。
一眼レフが重いのは、本体のそれよりレンズの重さによるところが大きいのです。旅では何本かレンズを持っていく上、他の荷物も大量にあるため、なるべく軽いレンズの方が好ましいのは言うまでもありません。
これらを踏まえ、最終的に私が購入するレンズはこれだ!
・・・前置きが果てしなく長くなりましたが、最後までお付き合いいただいありがとうございました!
望遠レンズ
ニコン AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED(6万円)⇒ 745g(手ぶれ補正あり)- タムロン SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD A005N(3万円) ⇒ 765g(手ぶれ補正あり)
上記2つのレンズはf値も焦点距離も全く同じ、重さもほとんど同じです。主に違うのはニコン純正かサードパーティーのタムロンであるかということです。大三元ほどの値段であればニコン純正にこだわりたいところですが、今回は値段を考慮してタムロンの70-300mmにしようと思います!
タムロンの70-300mmは2010年発売と少し古いレンズですが、タムロン創業60周年記念モデルとしてタムロンの粋を結集して作ったレンズであり、かつ、サードパーティー一番の強みである低価格を前面に出した庶民の味方として、また写りも素晴らしいと評価の高い「大変ありがたい」レンズです。手ぶれ補正機能も協力で、300mmの望遠でもばっちりホールドしてくれるみたいです。
広角レンズ
シグマ 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM(6万円)⇒ 545gAT-X 16-28 F2.8 PRO FX(6万8千円)⇒ 950g- トキナー AT-X 17-35 PRO FX 17-35mm F4 (IF) ASPHERICAL(6万円) ⇒ 600g
トキナーデビューします!
え?シグマの12mmすごいじゃん?フルサイズで12mmとかどんな画なのか見せてほしい?
え?トキナー1万円しか違わないならf2.8通しの16mmワイド端にしないの?馬鹿なの?
・・・わかります。私もそう思います。
でもね、この子達・・・出目金なんです(◯ω◯)
出目金とは、レンズが平らではなく出目金の目のように膨らんでいるレンズのことをいいます。魚眼レンズがその代表ですが、広角レンズでワイド端を広くしようとするとどうしても出目金になってしまいます。ニコンの広角大三元も14mmスタートの出目金ちゃんです。
出目金の何が嫌なのかといいますと、保護フィルターを付けられないんですよ。保護フィルターなしでは、落としたり傷をつけたらそこで試合終了です。フードを付けたからと言って、フィルターなしは怖すぎるので、残念ながら却下となりました。
旅とフルサイズと高倍率ズーム
ニコンやタムロンには大変便利な高倍率ズームレンズが存在します。高倍率ズームとは28-300mmと言った、標準~望遠を一本で担うことができる万能選手で、値段も9万円程度とめっちゃ安いのが特徴です。
撮れる幅が広いので、レンズ交換の手間がなく、旅のような荷物を減らしたい場面で力を発揮します。
正直、魅力的です。なにしろ高倍率ズーム=標準レンズ+望遠レンズなので、これがあれば望遠レンズを1本減らせます。お金的にも重さ的にもありがたい。
でも、APS-Cからフルサイズに移行する際に心に宿ったこの言葉「便利ズーム使うくらいならAPS-Cのままでいくないか?」。
高倍率ズームレンズはその便利さから(揶揄でもあります)便利ズームと呼ばれています。
こいつを見ると「標準レンズって何のために存在しているの?」と思われる方がいるかもしれませんが、実際ラインナップは便利ズームより標準ズームの方が圧倒的に多いのです。何しろ、ニコンのフルサイズ一眼レフで使えるニコン製高倍率ズームは上記の1本だけです(APS-Cは4本あります)。
フルサイズ一眼レフなんていう重たいカメラを使う人は、カメラに愛を持ち、カメラやレンズの重さにロマンを感じている人だと思います。そう、写りのためには重さなんて気にしない、そんな人がフルサイズを使っているんだと思います。
写りで言えば標準レンズ>便利ズームとなります。もし、便利レンズと標準レンズの写りが全く同じであれば、標準ズームなんていうカテゴリーのレンズは淘汰されるはずです。
しかし、実際にはそうならず、広角、標準、望遠と役割を明確に分担しています。お金や重さは確かに負担ですし、レンズ交換ははっきりと手間ですが、その結果手に入る写りである・・・と思うようにしています。
まとめ
便利ズームに心傾いたのは事実ですが、オーソドックスに広角、標準、望遠と揃えるのが一番かなという結論になりました。高倍率買って大三元使わなくなったら本末 大 転倒ですしね。
今回は懐事情を鑑みて望遠レンズはタムロン、広角はトキナーに決めました!これに標準レンズのニコン「NIKKOR 24-70mm」を足してばっちりです。
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コメント一覧 (11件)
星景写真を撮るためにも広角は20mm F1,8辺りにするのも手だと思いますよ。
ちなみに750+単焦点ならpeak designの Capture Pro Camera Clip を使えば撮影しやすさが格段に向上すると思います。
ザックを背負って肩紐にカメラを固定 → ボタンを押して固定解除 → 持ち上げて取り出し → 構える動作に入れます。
1kgのレンズだとCapture Camera Clipでは厳しくなりますが、軽いレンズならCapture Pro Camera Clipも
使いやすくていいアイテムです。
>猫ロケットパンチさん
こめんとありがとうございます!
単焦点いいですねぇ!レンズも小さいみたいですし、
20mmあれば広さも、f1.8くらい明るければ星の撮影も楽楽いけそうです。
旅行ではズーム機能が欲しいので、今後欲しいレンズのひとつになりそうです。
Capture camera clip・・・実はもってるんです(╹◡╹)
カメラの取り扱いが本当に楽なのでいいんですが、
仰る通り、大三元レンズのようなヘビー級だと重くてちょっと微妙なところ。
まだザックに付けたことはないんですが、上手くつかえないかと検討中です。
Capture camera clipを持ってるなら話は早いです、ProPadを追加しましょう。
ザックでも合計重量が1kg程度なら快適に使えます。僕は自転車で走るときは
主にウエストバックを肩に斜め掛けしてそこにProPadを使って固定しています。
使ったことは無いですが、CaseLogic 辺りのスリングバッグで
使うのも悪くないんじゃないかと思います。
登山をやってみると解りますが、普通のストラップで
岩場とかでカメラがふらつくと
レンズが岩に当たることが有るんですよ・・・
僕は疲れていたら24-70なら岩に当てる自信があります。
登山用ザックに20mm + Capture camera clipで
固定するのが色々と便利だと思いますよ。
後、これも自転車で走ってみると解ると思いますが
疲れていると止まってわざわざカメラバックから取り出すのは億劫になります。
(ママチャリで気軽、身軽に走ってるだけならいいんですけどね)
特に24-70のように1kg近いレンズだと長さも相まって
カメラバックに仕舞って背負うのも大変になるでしょうね・・・
旅を始める前に自転車+カメラ+荷物で何度も試走した方がいいですよ。
また、これも大きなお世話になりますが、自転車の総重量が重い自転車で
センタースタンドを使うとスタンドとパイプの接触している面がどんどん凹みます。
(持ち上げるたびに下のパイプだけで支える形になり、パイプが変形します。)
そのリスクを承知の上使っているならいいですが、気をつけてください。
>猫ロケットパンチさん
なるほど・・・実は、買ったもののフルサイズで使うにはいかんせん重すぎて、
旅ではどうしようか本当悩んでいたところです。
kissX7+レンズだとパッドなくても快適に使えるんですけど、
D750+大三元とかの重さになるとパッドなしでは無理なレベルでした。
紹介動画を見るとパッドがあればフルサイズ+大きいレンズでもいけそうな感じがしますね!
無知でお恥ずかしい限りですが、カメラ用のスリングバッグがあるんですね。
これならレンズ交換もカバンをおろさないでできるので楽ですし、
カメラクリップ+pro padを固定できれば、
自転車走行中もカメラを出し入れしなくて済むのでいいですね。
登山の時はザックに固定できそうですし、確かにフルサイズをぶらぶら
首から下げて山を登るのは、考えただけで・・・重いし邪魔だろうなぁ。
カメラの携帯をどうするか今一番の悩みなので、ご助言本当に助かります!
他の方からもセンタースタンドのことはご指摘受けまして。
ブログ見るとセンタースタンド+前後パニアで旅している人もいるので、
大丈夫なのかなと思っていましたが・・・ある程度リスクを頭に入れておいたほうがよさそうですね。
やばそうだったら途中で自転車屋さんにでも持っていき、サイドスタンドに変えようかと思います。
もってくれるといいんですが(汗)
清宮さん
2kgに耐えられるかどうかは、その人次第でしょうね。でも
仮に重さに耐えられても次のリスクがあるのを忘れないで下さい。
特に自転車に慣れないうちはコケルこともあると思います。
コケル際のコツは(当然ですが)日本だと左側にこけろです。
で、ここからは予想ですが、体の左側に長いレンズで
固定していたら落車の衝撃でプレートが回転して
カメラが左に振れてレンズが地面に当たるんじゃないかと・・
少なくともこけなくなるまでは24-70以外にした方が無難でしょうね。
サイドスタンドにするなら、センタースタンドの方がまだ現実的ですよ。
つまり何が言いたいかと言うと、荷物満載の自転車を路肩に止めたいなら
ガードレールか壁に立てかけろってことです。
すわなち・・・荷物満載の自転車で走っていてカメラで撮影しようとしたら
結構大変ってことです。カメラ+レンズで2kgを超える場合は特に大変でしょうね・・・
>猫ロケットパンチさん
そうですよねぇ・・・自転車乗っているときのカメラについては検討かなと。
コンデジポケットに忍ばせて、写真的にこだわりがないシーンは簡易的に撮影、
きちんと残したいものは一眼で撮影(バッグに入れておく)の方が無難かなとは思っています。
カメラを取りだす手間などは、これから乗ってみないと分らないところではありますが。
センタースタンドがもってくれることを祈るばかりです(゜ω゜υ)
すごい田舎で立てかける場所がないところもあるんじゃないかと思って、
そういうときはスタンドないと不便ですよね。
出発前にカメラ+積載自転車で慣らし運転は必ずしておこうと思います(╹◡╹)
清宮さん
実際、行動記録に750なんて不要でしょう。
シャッターを無駄に消費するだけです。
行動記録にはコンデジでもいいですが、テンポが遅いので
画質を含めて高倍率のレンズ付きAPS、m43辺りがいいかもしれませんよ。
(実際走ってる途中にレンズ交換なんてほぼ無理です。)
キャノンならEOS 8000D EF-S18-135
https://kakaku.com/item/K0000741193/
m43なら DMC-G7H 14-140(下はレンズのみのリンク)
https://kakaku.com/item/K0000782625/
https://kakaku.com/item/K0000782660/
上のセットは重いので、お勧めはm43のパナ機です。
合計重量650gで換算28-280mm、しかも手ブレ補正付き。
天気が良ければそんなに撮れる絵に違いは有りません。
ボケはどちらでも750に敵いません。
騙されたと思って写真でも見比べてください。
>猫ロケットパンチさん
いつも親身に考えていただき、ありがとうございます!
普段撮り=コンデジ、ガチ撮影=フルサイズが普通ですよね(汗
ただ、家にあるコンデジは古いものしかないので、場合によっては買わないとなんですよ。
以前ご提案いただいたよカメラクリップ+スリングを試してみたところ、
斜め掛けにカメラクリップ+パッドで留めればさほど重さを感じず、
自転車もそのままいけそうだたので、もしかしたら・・・初めはこれでやってみるかもしれません!
それで無理ならコンデジにしようかなと思っています。
後は出発までにこれでトライアル&エラーで調整しようと思います(╹◡╹)
多分一度はこけると思うので、逆に最初は使わない方がいいです。
最新のコンデジは知りませんが、ちょっと前の奴でも
いちいち時間が掛かるからイライラするんですよ。
ついでに紹介しておきますが
パナのGM!1なんてカメラ重量 150gなので
14-140 265gを取り付けても合計420g。
手のひらサイズで換算28-280mmです。
撮れる絵もAPSと大して変わりません。
EVFが無いのでどピーカンの時は困りますが
コンデジよりは遥かに便利でしょう。ちなみに
GM1は処分特価なんで12-32付きでも3万ちょいです。
なので、コンデジ買うくらいならGM1の方が良いと思いますよ。
一応・・・センサーサイズが段違いですからね。w