日本一周167日目は橋の下でお目覚め。地面が大変岩々しいのですが、涸沢に比べればなんのその。
久しぶりのテント泊はすこぶる快適でした。やっぱりテントは2~3人用がお勧めです。日本一周のように荷物が多い場合は特にですね!
昨日雨だったので、テント内に張り綱して部屋干し始めました(笑)
「橋の下にテントあるんだけどー!!!マジでー!!!」と、通学中の小学生たちが盛り上がっているのを聞きつつ、ゆったりとした朝を過ごしました。
通学路の橋の下に、ある日突然テントがあったらウケるでしょうね(笑)
皆、驚きと笑いの中間位のテンションでした。
鳥取方面を目指して出発
9:30頃、お世話になった「なかむら橋」を出発!
鳥取県を目指します!
ってあれぇー!鳥取まで100km以上あるのか(白目)
今日中に行くつもりはないんですが、どこまで進むか悩ましい。ここから先は兵庫の山間部、峠の途中で夜になるのは避けないと。
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姫路を過ぎると一気に田舎道になりますが、自転車としてはこれくらいの方が走りやすいので助かります。
「ここは長野」という看板の写真を撮る程には特にこれといった物がありません(笑)
宍粟(しそう)に入るときれいな清流が流れています。この辺りは鮎が有名みたい!
山間部の割には平坦な道が続くので、ありがたい限り。
お昼時、道の駅「播磨いちのみや」に着いたのでここでお昼ご飯を頂きます。
いやはや、道の駅に来るのもだいぶ久しいぞ?
京都、奈良、大阪では道の駅に寄っていないので、最後に寄ったのは滋賀県かな?
「伊予豚のとんかつ定食」を頂きました!
地元の豚ちゃんね・・・とか思って調べてみると、伊予って愛媛県の事っぽいんだけど?笑
兵庫県産ではないのかな?
道の駅の目の前に伊和神社(いわじんじゃ)があるので寄ってみます。
調べてみると、この伊和神社は一宮(いちのみや・地域の中で格式の高い神社)なんだとか。道の駅の名前はここから来てそうですね。
先日寄った海神社と伊和神社は播磨三大社に数えられています。
・・・播磨?
恥ずかしながら、播磨(はりま)ってあまり聞いたことがないので調べてみると、昔で言う所の播磨国(はりまのくに)は、概ね兵庫県を指すようです。
神社はとても美しく、境内、社殿共に鹿島神宮を小さくしたような印象を受けました。
伊和神社の祭神は大己貴神(オオナムヂ)。大国主(オオクニヌシ)の事ですね(オオナムヂはスサノオに大国主と名付けられる前の名前)。
大国主と言えば天照(アマテラス)に国譲りをした最重要な神様の一柱(神様は「柱」で数えます)。有名な因幡の白兎は大国主にまつわる話です。大国主は出雲大社をはじめ、多くの神社で祀られているんだとか。
参拝した後は再び鳥取方面を目指します!
おおう、ついに戸倉峠の文字が・・・地元の方の話ですと、相当キツイ峠のようです。気合入れていかないと。
ここに限った話ではありませんが、主要な街から外れた山間部に住むのって本当に大変だと思う。
いきなりここに住めと言われたら、やっぱり難しいもの。
峠に入る前、最後の道の駅「はが」に到着!ただいまの時刻は15時。うーん、微妙ですね。峠を越えて次の道の駅「若桜」まで35km程。
峠の最中で暗くなりそうなので、今日はここまでにしておきましょう。
氷ノ山の登山は中止
元々の計画では若桜を拠点に氷ノ山(ひょうのせん)に登る予定でしたが、止めることにしました。
実は、次の三連休(18日~20日朝)が山の天気的にすごく良いんです。それなら晴れを大山(だいせん)登山にあてたい。氷ノ山は「できれば登りたい」くらいなので、今回は見送ることに。同時に、大山の前に予定していた蒜山(ひるぜん)も見送ることにしました。
氷ノ山も蒜山も登りたいのですが、優先順位で言えば大山とは比にならないので、今回はパス。
登らないので簡単に紹介しますと、氷ノ山は中国地方で大山に次ぐ高峰、日本二百名山に数えられています。百名山を選んだ深田さんの著では「もし大山以外に中国地方で強いて名前を挙げるなら、氷ノ山かな・・・」という形で紹介されています。
厳冬期にはスノーモンスターが見れるっぽいので、いつか厳冬期に登ろうと思います。
蒜山はコスモスと合わせた写真を撮ってみたい!
道の駅でゆっくりしていると、男性が話しかけてくださいました。
「日本一周なんて羨ましい」と言っていただけると、嬉しくなりますよね。コーヒーと飴ちゃんまで頂きました!ありがとうございます!
今日の走行ルート
今日の旅データ
本日の走行距離 | 50km |
総走行距離 | 6392km |
スタート | 野宿「なかむら橋の下」 |
ゴール | 道の駅「はぎ」 |
飲み物 | 240円 |
朝食 | 165円(食パン半額ぅ!+ジャム) |
昼食 | 890円(とんかつ定食) |
夕食 | 0円 |
雑費 | 0円 |
使用金額 | 1295円 |
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コメント一覧 (4件)
清宮さん、兵庫県たつの市から鳥取県に抜けるんですね。峠越えは、慣れたもんでしょうが、伯耆富士の大山を目指して一直線には「サスガ」の一言。大山のレポート楽しみにしています。
そうですー!と、いいますか鳥取ナウでございます。
これから記事を書きますが、兵庫~鳥取の峠は日本レベルで言えば雑魚といった感じでした笑
とても助かりました(๑´ڡ`๑)
伯耆大山ですねえ。後半戦の登山で最重要な山の一つですからね。
ここは晴れ確定の日に標準を合わせることに。
ぜひ楽しみにしていてくださいね(๑╹ڡ╹๑)p♪
順調に進んでいますね(^-^)
ちょくちょく神社にも寄っているようですが、その土地土地の神様に挨拶して行くってのは大切なことです。
ちなみに、狛犬は向かって右側が雄で、左側が雌です。
なので、たまに子連れの狛犬を見つけることがあるかもしれませんが、たいてい左側の雌が連れています(余計な情報でした:笑)
さすがに旅の日数が160日超えてきてますからね、出発当時とは訳が違います(๑´ڡ`๑)
古事記の本を読んでから神社に寄るのが楽しみになりました。
日本の神様を知っていくと、日本各地の伝承や伝統が違った視点で楽しめます。
ちょくちょく神社ネタ挟んでいくつもりです☆
子連れの狛犬この前いましたー!
雄と雌があったんですか・・・また注意してみてみます(๑╹ڡ╹๑)p♪