初の大雪山登山2日目です!昨日は赤岳からはじまり、緑岳、白雲岳、北海岳と周りました。白雲岳キャンプサイトからは満点の星空を眺めることができ、大興奮の夜を明かしました。
と、それはよかったんですが、実はあまりよく眠れず。
なぜだろう?テントを張った場所が思いのほか平らじゃなくて、テントの隅っこで丸まったのがよくなかったのか(笑)
大雪山登山2日目
2日目の朝、3時半ごろ起床。ほかのテントの方もこれくらいの時間に起き始めています。山の朝は早い!そして、いい感じで晴れてますね!雲一つない、すがすがしい朝です。
夕方の雲は朝になると雲海になり、また午後になるとガスってくる。山の七不思議のひとつ・・・誰かメカニズム教えてください。
テントの前室で朝ご飯の用意です。と、言ってもお湯を沸かしてアルファ米を食べるだけなので楽ちん。
最後のスティックコーヒーも消費して、2日目のスタートです!
朝の5時頃、最高の天気の中出発します。
4時過ぎに出発する人もいれば、朝はゆっくりする人もいて、過ごし方は人それぞれ。何にせよ、山で過ごす時間が最高すぎる・・・。
縦走登山、山でのテント泊にあこがれていましたが、予想以上!。本当に、これまで味わったことがないような気持ちです。今回は天気に恵まれているからかもしれないけど・・・
今後の日本一周のプランニングにかなり影響しそう。
2日目はまず白雲岳に向かいます!昨日は雲の中で何も見れませんでしたが、今日は是が非でも「ゼブラ柄」を拝みたい!
朝一で晴れていることもあり、足取りはが自然と早くなる。
昨日一度歩いているので、コース取りは完璧!
白雲岳キャンプサイトから1時間かからず、白雲岳に到着です。
景色はどうかというと!
白雲岳から眺めるゼブラ模様
快晴だー!
やった、やったよ・・・はじめての大雪山で、きれいなゼブラを見ることができましたー!
昨日は緑岳からトムラウシ方面の展望、キャンプサイトから満点の星空を。
今日は白雲岳山頂からゼブラ狩りに成功!
有名な景色ですが、写真で見るのと自分の目で見るのとでは、意味合いが全然違います。
この景色!圧巻の一言!
「山の神様ありがとー!」
と、思わず叫びたくなるような気持でした。
名残惜しいですが、今日はこの後結構歩くので、そろそろ出発します。
実はこの後、すぐ曇ってきます。白雲岳山頂にいる間は快晴で・・・本当に恵まれていたなぁ。
あの奥の方にある雲海がどんどん登ってくるんです。山の天気は不思議です。
白雲岳分岐まで戻り、次は北海岳へ!
朝ご飯にアルファ米食べましたが・・・腹が減って死にそうに。
スニッカーズとミックスナッツを貪りながら進みます。
うーん。登山時の空腹はどうしたらいいのだろう?普段食べまくってるから、お腹が空いちゃって(涙)
山ですし、そこは我慢するしかないか。
今回は初めての登山ということで、なるべく多くの山を踏んでおくかということで、御鉢を周りながら、北鎮岳を登り、黒岳から下山することにしました。
お鉢巡り
それでは御鉢巡りスタート!
北海岳の前にある御鉢平の円周上を歩いていきます。
御鉢から見える景色もまた絶景です。
御鉢の中に雲が流れ混んでますね。
晴れたりガスったりの繰り返しです。
間宮岳分岐に到着。
ここを左に進めば、北海道最高峰、大雪山の主峰である「旭岳」に進みます。
時間的には旭岳を登る時間はあります。が、今回は登りません。
と、旭岳への分岐を華麗にスルーして、途中の間宮岳に到着!
いつの間にか雲の中へ・・・
とはいえ、登山道はしっかいしているので迷うことはありません。
中岳分岐です。北鎮岳まで後少し!
雲が晴れていい天気に戻ったので記念撮影!
こういう時、一人登山だとちょっと大変です。セルフタイマーをセットしてカメラからダッシュしてポーズ決めて・・・人がいるとちょっと恥ずかしい(笑)
御鉢は見た目よりずっと広くて、歩くと思ったより時間がかかります。
でも、見る場所で景色が変わるから飽きずに進めます。
どこもかしこも絶景だらけ!
中岳を通過!
北海岳から始まった御鉢巡りもこれで半分が終了。
それからしばらく進むと、北鎮岳分岐に到着。
字が消えちゃってわかりにくいですね。
またまた雲の中に・・・
北鎮岳からさらに進むと、比布岳(ぴっぷだけ)や永山岳(ながやまだけ)などに進めます。
こっち側は紅葉の時期がおすすめなんだとか。この旅の間には無理ですが、紅葉の大雪山も絶対登ってみたいな。
・・・
これで主要な山は終了。ラストの黒岳を目指して進みます。
北鎮岳から黒岳に向かう途中に雪渓があるんですが、
相当えげつない角度してますね。
落ちないように気を付けないと。。雪渓は登りより下りの方がずっと怖いです。
大雪山登山も後少しでお終いか。ちょっと寂しいな。
・・・でも、想像より100倍素晴らしい景色を楽しむことができました。さて、いよいよラストスパートです!
黒岳石室(いしむろ)の案内が見えて、
最後に、御鉢平展望台で記念撮影!
こうやって見ると、ザックが意外と小さく見えますね。長期滞在している外人さんが使うような75Lのザックがまあでかいこと。
最後はほとんど平坦な道を歩いて、黒岳石室へ向かいます。
黒岳石室では飲み物やカップ麺が売られています。
カップ麺とビールを買って腹ごしらえ!今日のお昼ご飯はもう手元にないので、腹ペコです。
カップ麺がセイコーマートブランドですね(笑)
帰りはリフトとロープウェイを利用しますが、黒岳石室からは黒岳の山頂を経由しての移動となります。
めっちゃガスってる。。
黒岳
黒岳からは何も見えませんでした、残念!
消化試合みたいなものなので良しとしましょう
黒岳からリフトまでは歩いて下るんですが・・・
ずーっと階段で、これが疲れた足に堪えます。
しかも雪でべちゃべちゃ!
黒岳と赤岳、どちらからでも登山できますが、景観的に赤岳をおすすめします。黒岳だと初め階段ばかりでちょっとつまらないかも?
7合目のリフト乗り場に到着!
下山はリフトで
スノボやスキー以外でリフト乗るの初めてです。
楽ちん!
・・・ちょっと寝かけました(笑)
リフトで5合目まで降りたら、ロープウェイに乗り継ぎます。
昔はここも歩いて登山だったんだろうなと思うと、文明の利器に感謝ですね。
ロープウェイにて無事、下山しましたー!
山を降りたらクワガタを発見!
昔家で飼ってたっけ。
層雲峡 – 旭川駅は1日に7本バスが出ていますが、ロープウェイから降りた直前にバスが出てしまい、1時間ほど手持無沙汰・・・
割引券があったので、温泉に入ることに。
温泉は気持ちよくて最高だったんですが・・・着替えを持っておらず、さっきまで着ていた超汗臭い服を着るという一人罰ゲームを食らいました。
旭川に無事帰還
層雲峡からバスで旭川に到着し、初の大雪山登山、無事完了です!!!
最高の景色と素敵な出会い、初の大雪山は文句なしの100点満点!
そして、今回の経験からテント泊で必要な装備を見直し、次回に活かしたいと思います。
・・・
【参考タイム】
白雲岳キャンプ指定地(3:40起床、5:00出発)⇒白雲岳(5:50)⇒北海岳(8:00)⇒間宮岳(9:00)⇒中岳(10:00)⇒北鎮岳分岐(10:20)⇒北鎮岳(10:40)⇒御鉢平展望台(11:40)⇒黒岳石室(昼食)⇒黒岳(13:10)⇒黒岳7合目リフト(13:50)⇒黒岳5合目ロープウェイ(14:20)⇒層雲峡バスターミナル(14:30)⇒旭川駅(17:45)
濃い青色:1日目のルート(銀仙台赤岳登山口⇒赤岳⇒小泉岳分岐⇒緑岳⇒板垣新道⇒白雲岳キャンプ指定地⇒白雲岳⇒北海岳⇒白雲岳キャンプ指定地)
水色:2日目のルート(白雲岳キャンプ指定地⇒白雲岳⇒白雲岳分岐⇒北海岳⇒中岳⇒北鎮岳⇒雲ノ平⇒黒岳石室⇒黒岳⇒黒岳ペアリフト⇒大雪山黒岳ロープウェイ⇒層雲峡)
走行距離 | 0km |
総走行距離 | 2596km |
平均走行速度 | – |
スタート | キャンプサイト「白雲岳キャンプ適地」 |
ゴール | ネットカフェ「快活クラブ」 |
お気軽にコメントください
コメント一覧 (2件)
こんにちは〜…先日 白雲テン場でご一緒した夫婦デス!
白雲岳からのゼブラ、良かったですね…お疲れさまでした。
出会って お話できて、本当に良かったです…ありがとうございました。
また、お逢いできることを楽しみにしています。がんばってください(^-^)/
じじぃの一人言…
・メリノウールの着替えを持っているといいかも
・テントが大きいせいで、寒いかも
・ホッカイロ、あると いいかも
コメントありがとうございます(๑╹ڡ╹๑)p♪
どこかの山でお会いできたらいいですねー!冬の雪山に行く際、ぜひ連れて行ってください!
雑用なんでもやりますから(笑)
メリノウールですか、なんとなく暖かそうな響きですね、調べてみます!
個人的には、これくらいのテントサイズが好みで、これより小さいと、
皆さん狭くないのかなぁなんて思いながら過ごしています。
でも、防寒の観点でいえば、1人用の方がいいですね。
普段は自転車日本一周で荷物を中に入れることがあるので、これくらいでちょうどいいのですが(汗)
着替えやホッカイロ、これから寒くなりますし、次回は揃えて登山したいと思います☆
次は旭岳からトムラウシへの縦走とニペソツを考えています。
早く登山したいです(๑˃̵ᴗ˂̵)و!