ご無沙汰しております。3日間もブログを更新できず、リアルタイムとこんなに乖離してしまったのは初めてですね。楽しみにしてくださっている方には申し訳ないです。
実は、北海道では6月の梅雨が嘘だったかのように快晴が続いており、ここぞとばかりに北海道を満喫しておりました!これからブログ更新が大変や!(涙)
それでは71日目、いってみよー!
日本一周71日目
道の駅「スタープラザ芦別」にて起床です。最近はホットサンドにコーヒーが朝ご飯の定番です。
さあ!今日は富良野へいきますよ!北海道といえば富良野!富良野といえばラベンダー!今じゃ北海道で1、2を争う人気観光スポットですね。
ちょっと曇っていますが、もう少ししたら晴れる予報です。快晴を期待して富良野へ出発ー!
恒例のカントリーサインですが、富良野市はラベンダーじゃないんですね?
確かに、富良野の中でもラベンダーが有名なのは「中富良野、上富良野」という場所でして、実際そっちのカントリーサインはラベンダーでした。富良野はチーズやワインも有名なので、そっちのサインなんでしょうね。
へその街ふらの
はい??
実際、走りながらこれを見たときは、まじで意味が分かりませんでした。何しろ、富良野=ラベンダーのイメージが強いものの、富良野市に入ってもラベンダーが全然ない上に、こんな看板があったら、道外の人は首をかしげてしまいます。
調べると、富良野は北海道の地理的「中心」に位置するらしく、それが「おへそ」を意味しているんだそうです!
(´-`).。oO(それ、アピールする必要ある?笑)
早くラベンダー見たいなぁと思って走っていると、北海道らしい光景が広がります。
徐々に青空も広がってきて、いい感じ(๑˃̵ᴗ˂̵)و!
富良野から中富良野(ラベンダー)へ向かう時、大きな国道と、1~2本畑寄りの細い道が走っていますが、ぜひ畑の中の道を走ってみてください。ラベンダーに関係なく、北海道の雄大な景色、広大な畑を見ながら進むのは、それだけで最高な気分を味わえますよ!
富良野の代名詞ラベンダーを満喫
中富良野へ到着するといよいよラベンダーの看板が出てきました!
富良野のラベンダーといえば、ファーム富田が圧倒的に有名ですね。時間もあるので他のところも寄ってみることに。
「彩香の里 佐々木ファーム」というところです。
見ていただくとわかる通り、ラベンダー最盛期にはまだ2週間ほど早いんです特に今年は「記録的な日照不足(怒)」のせいでラベンダーの生育が例年より遅れており、なおさらとのこと。例年だと見頃は7月の2週目くらい、2016年は7月の3週目~4週目あたりになると思います。
手前は遅咲きのラベンダーなのでまだつぼみの状態ですが、奥の方には早咲きのラベンダーがしっかり咲いてくれていました。
ラベンダー!!1週間ほど一時帰宅していたおかげ?でラベンダーを見ることができましたー!実を言うと、時期的にラベンダーは見れないと思っていたので、すごく嬉しいです。
これから日本一周する旅人さんにアドバイスするとすれば「北海道に入るのは絶対、絶対7月になってから!」ということですね。6月に北海道入りするメリットはありません。
佐々木ファームの後は、ファーム富田へ!
ここは昔、周りの農家がラベンダー畑を諦める中、ひたすらラベンダーにこだわって育て続けたという農家さん。今では知らない人はいない程、ラベンダー畑の代名詞になりました。
ラベンダーと十勝連峰
十勝連峰(十勝岳、富良野岳、美瑛岳など)を背景に、早咲きのラベンダーが咲き乱れてます。
天気も快晴!最高のシチュエーションだぜ!
ラベンダー色の淑女達が畑の手入れをしています。これだけ大きな畑を管理するのは大変そうだ・・・
ちゃんとマナーを守って鑑賞しないとですね。
ファーム富田は海外の方に超超超人気スポットです。8割は海外の方かと思うほどの盛況っぷり。この日は平日、まだ午前中ですが、なんと!駐車場は満車!笑
駐車待ちの車が外で列を作っていました。こういう時、駐車を気にしないで済む自転車は楽ちんです。
観光地では恒例となったソフトクリーム!せっかくなのでラベンダー味をチョイス。さあ、お味はというと・・・
意外としっかりラベンダーの味がする!ソフトクリームとしてのレベルは普通ですが、せっかくなので食べてみるのもアリかな?
ラベンダー以外の花も植えられています。
ラベンダーもいいけれど、十勝連峰がマジで美しい!
一面に広がるラベンダーからいい匂いが充満してます。千葉県小湊鉄道の菜の花も香りがすごかったけど、ここも一面花の香。
しかし、ラベンダーの匂いはどうしてもトイレを想起してしまう・・・笑
ラベンダーの香水やバターなんかも売られています。
ほら見ろー!!!がっつりトイレ用もあるやないかい!
あと2週間もすれば各花が満開になると思います。
そしたら、いったいどれだけすごい景色になるのか・・・まだ早い花が多かったですが、それでも十分きれいだと思いました。
一面に広がるラベンダーや青空も魚眼レンズを使えばこれくらい広々と写すことが可能です!マジで買ってよかった(๑˃̵ᴗ˂̵)و!
見よこの景色!はんぱねー!!!
青空!花の彩!十勝連峰!最高すぎ(๑˃̵ᴗ˂̵)و!
ファーム富田には「倖の畑(さきわいのはたけ)」「トラディショナル ラベンダー畑」「彩の畑」という3つの畑があります。中でも一番有名なのが、彩の畑です。
ファーム富田の紹介でよく使われている場所ですね。
それがこちら!
めっちゃきれい、めっちゃきれいなの、本当に。
ここの花が満開だったら・・・鼻血出るほどきれいだと思います。口惜しい気もしますが、早咲きのラベンダーを見れただけ幸せってもんです。天気も最高だしね。
ダンボーさん畑入っちゃダメよ!
やば、めっちゃいい写真撮れた!ファーム富田でラベンダーや花の彩を十分堪能し、今日の宿泊地を目指します。
ファーム富田を出ると・・・
ちょうどいいタイミングで電車キター!富良野は広大な畑の中を路線が走っています。青空!十勝連峰!そしてこの電車の爽快感・・・た、たまらん!
こんな写真撮りたいなぁと思っていたので、超ラッキーでした(๑˃̵ᴗ˂̵)و!
宿を目指す前に、ラベンダーイーストというファーム富田がやっている日本最大級のラベンダー畑に寄りました。ただ、こちらのラベンダーはまだ蕾でした。
せっかく来たし、お昼ご飯にカレーをいただきます。
カレーだけじゃ足りないということで、途中にあった「福田メロン」という直売所でメロンをぺろり。これが半玉400円という格安。しかも、超甘い!超美味しい!もう一つ食べたいくらいです。
富良野で富良野メロンも食べられて、幸せすぎるぜ。さあ、本当に宿を目指しましょう!
十勝連峰の麓へ
今日の宿は「白銀荘前キャンプ場」という標高1000mにあるキャンプサイトです。
写真右手に見える十勝連峰の麓にあります。
日が長いのでまだ青空が広がっていますが、時間にして16時頃・・・
これから1000mまで高度を上げる、ちょっとキツイですね。
(´-`).。oO(この後、地獄を見るのでした。なにせ、すでに50km以上を真夏の炎天下の中走っているのです。)
キャンプサイトの売店事情がよくわからないので、夜ご飯をセイコーマートで買っておきます。セイコーマートのホットシェフはお店によって売ってるものが違います。今日は「かしわ天重」を買いました。
明日は登山なので、その分の食料も購入して、いざ!登板へ!
景色は最高!しかし、暑い。。
マジで暑い。ここは本当に北海道なのか?そう思うほどの暑さです。
・・・
富良野のラベンダーがすごいきれいだったので元気でしたが、炎天下の中走っているので疲れが溜まっています。1000mの登板、これまでも宮城のエコーラインや青森の笠松峠で経験しているので大丈夫かと思っていました。
が!
この日はマジでやばかった。意識失いかけました。疲れすぎて。。
おそらく暑さのせいなんですが、これまでの人生で一番疲れたかもしれない。それくらいの疲労感。本気で途中であきらめようかと思いました。
しかし、明日登山するにはここを登っておかないと!自転車を途中においてヒッチハイクしようかと何度も思いましたが、超スローペースで自転車を押し、なんとか、なんとか進みます。
この登板があるのに、お昼御飯が少なすぎました。暑さとカロリー不足でぶっ倒れそうに。。
そんな中、野生のキツネちゃんが!か、かわゆい。私を見て逃げるどころか近寄ってきました。
しかし、野生のキツネは痩せてますね・・・ちゃんとご飯食べられてるのかな。。
あまりに疲れすぎていて、500mに1回は休憩しないと動けないレベルに・・・自転車を押すことすらままならなくなりました。
19時を回り太陽が沈み始めると焦りが増してきます。
吹上温泉まで2kmの看板見たときに叫んでしまいました。笑
神秘的な夕日を見れたから良しとしよう。
しかし、本当に間一髪だったなぁ。1日の最後に登板がある日はもう少し余裕を持たないと危ない。
なんとか白銀荘へ・・・
やっと着いたー!!!
テントを設営し終わる頃にはうす暗くなっていました。キャンプサイトに来てこんなに人がいるのは初めてですね。
しかし、モンベルのテントが多いなぁ。
ふふふ、そんな中Eureka!のテントは目立つぜ。
白銀荘の温泉に入って汗を流します。
死ぬほど疲れていて、明日は登山だから早く寝ないといけないのに・・・星がきれいだったので「こりゃ撮っとかないと」ということで、初の魚眼レンズを使っての星撮影!
撮ってる近くのテント/タープが明るすぎて苦労しましたが、なんとか形にできたかな。
やば、早く寝ないと!もう23時じゃないか・・明日は4時起きや!
走行距離 | 75km |
総走行距離 | 2671km |
平均走行速度 | 忘れた! |
スタート | 道の駅「スタープラザ芦別」 |
ゴール | キャンプサイト「白銀荘前キャンプ場」 |
お気軽にコメントください
コメント一覧 (10件)
お久しぶりです!
天気が良くなって良かったですね!購入したレンズの威力も発揮できて何より。
テント、ヨーレイカだったんですね~mont-bell全盛の昨今でちょっと珍しい。ちなみに「Eureka!」とは、「わかった!」「発見!」といった意味。かのアルキメデスが物体の体積の計り方(アルキメデスの原理ではありません)を発見した時に叫んだ言葉からきているようです。
さて恒例のクイズです!この中で事実でない事柄が一つあります。それはどれ?
①ラベンダー栽培の発祥は富良野ではなく札幌
②美瑛の青い池は地図に載っていない
③北海道の中心の他、北海道の重心もある
④清宮健太がブログ更新をサボっていたのは実はす○きのに遊びに行っていたから
Eureka!のテントはエバニュー様のご提供なんです!
スペックのわりに価格が安いので、価格破壊テントと言われているそうです笑
とても使いやすいですし、見た目も可愛いので気に入っています(๑╹ڡ╹๑)p♪
ええ、これは簡単ですね、4番です!٩(◦`□´◦)۶
ラベンダー綺麗ですね!僕は入浴剤を思い浮かべました。
そう言えば昨日あたり鹿の角を生やして毛皮を着せたバイクが走ってました。圧巻でした。清宮さんもいかがですか?笑
くれぐれも体調にはお気をつけて頑張ってください!
なるほど!入浴剤もそうですねー!
実際売られていた気もします(╹◡╹)
ホクレンのフラッグと鹿の角まで生やしたら、ディアゴナールちゃんがイカつすぎて笑
でも、北海道では結構よく売られているのを見る気がします。
はい、風邪だけはひかないようですが、気を付けて頑張ります!
お早うございます。今頃はもう登山中でしょうか。晴れますように!
「6月の北海道入りはメリットなし」というご意見でしたが、そんな事はござんせん!6月いや5月から入るメリット大アリな場所があります。
それは礼文島と利尻島。5月はその島々にのみ咲く固有の高山植物の開花が始まります。チシマザクラは5月、レブンアツモリソウやレブンウスユキソウなどは6月がピーク。ぜひ次回はそのご自慢のカメラを持って5月の礼文・利尻島へGo!
キタキツネが痩せていた…よろしくないですね。キタキツネはたいへん好奇心旺盛で、人をそれほど怖がりません。そのため不用意に人に近づき過ぎる個体がいます。観光客がついエサをやってしまうと、キツネは自力でエサを取る事を止めてしまい、冬になるとエサが取れず死んでしまいます。近づいてきたキツネはもうエサが取れなくなっているのかも。
近づいて来たキタキツネへの正しい対処法。(当たらない程度に)石を投げて追い払う。人間の側に来てはいけない事を教えてやるのが一番の愛情です。
ちなみにキタキツネをアイヌ語で「チロンヌップ」といいます。意味は「どこにでもいる」。ケンタ君もそのうち実感できます。(笑)
もう一つ、北海道といえばヒグマ。ヒグマはたいへん賢く臭覚に優れた動物。臆病ですから、真っ昼間に人前に現れるような事はありません。それでも昔、ヒグマが人を襲う大事件がありました。場所は苫前町の三毛別という地区。そこには塀の向こうから襲ってくるヒグマの張りぼてがあるのですが…あれが実際の大きさだとすると、白鵬関が百人いても、ダンボーが一万人いても勝てません。北に向かう前に是非ともお立ち寄りください。寂しい場所なのでもしかしたら本物に出会えるかもしれません。
万一、出会ったら…動かず、顔を背けず睨んでください。向こうも実はドキドキしています。絶対に大声を上げたり背中を向けて(つまり逃げる)はいけません。間違いなく襲ってきます。
近づいてきたら…持っている荷物を横に投げます。注意が荷物に向いているスキに後退りして距離をとってからダッシュで逃げます。
それでも向かってきたら…戦うしかありません。弱点は鼻。鼻をぶん殴って怯んだスキに逃げましょう。
ちなみに、熊よけには鈴より人の声がするラジオの方が効果的です。ご参考まで。
なるほど!礼文島や利尻では5~6月で見頃なんですね!
確かにメリットナシは言い過ぎでした。。
あまりに雨がひどかったので、つい強い口調になってしまいました(笑)
キタキツネは痩せていて、つい餌をあげたくなる気持ちはわかりますが、
自然のことを考えたらそのような安易な行動は避けなければいけませんね。
クマちゃんとの出会いは一期一会!出会ったら虫さんから教えていただいた
方法で何とか逃げ切ってみせます( ・ㅂ・)و ̑̑
夫の写真館の休みに、ラベンダーを見に行った富田ファームで、清宮さんにお目にかかりました。
夫婦の写真をお願いして快くシャッターを押して頂き、それから日本一周のお話を伺いましたが、帰宅してこちらを拝見して、「こんなにすごい計画の方だったのね」と、夫と改めて驚いています。
私達は一日限りのお休みで、道外からの日帰り旅行。ひたすらラベンダー畑を目指し、ファーム富田でたっぷり時を過ごして帰りました。
目的もスピードも、そして行程も異なりますが、こういう一期一会も旅の醍醐味。
袖振合うも多生の縁、ここまでの70日分も拝見させて頂き、またこれからの旅を応援しています。
コメントありがとうございます!
旅の中で出会った方のお写真を撮ったり、シャッターを切ると、
こちらまで幸せな気分になれるので、積極的にお声がけしたりしています☆
本当にそうですね、旅の中での一期一会を大切にしております。
そして、このようにコメントを頂けると本当に心温まる想いです。
これまで紆余曲折あり、これからも大変なことがあろうかと思いますが、
楽しいこともつらいことも、すべて旅の経験、大切にしていきます。
ぜひ、ブログを通じて疑似日本一周していただけたら嬉しいです(๑╹ڡ╹๑)p♪
足が破裂して通信環境が未整備の辺鄙な病院のベッドにいるのかと、心配しましたよ。
途中で倒れたら(北海道ならまじで)洒落になりませんから、スポーツドリンクと栄養食品くらいは、常備しておきましょう。
ちなみに、私が倒れたときの前兆は、からだの熱が籠って発散できず、汗が滝のように流れ、目の焦点が合わなくなり、息が浅く早くなり、サーっ寒気が走ったあと、気付いたらアスファルトに寝転がっていた。てな感じです。
本番はそこからで、立ち上がりたくても力が入らず、呼吸は更に早くなって、もはや窒息状態になります。助けを呼びたくても身動きできません。
私の場合はそこそこ交通量の多い道だったので、
脇を掠めていく中の一台の車が停まってくれて、クーラーと水分のお陰で、取り敢えず今生きています。
北海道の広さはヤバイです。野性動物もヤバイです。ヒグマだけでなく、キタキツネも肉食ですよ。
転ばぬ先の杖で、快適な旅をお楽しみください。
本当そうですね・・・白銀荘前キャンプ場に行くまでの登りは、
リアルにやばいかと思ったくらい体にこたえました。
最近食べ過ぎていたので、お昼ご飯少なくてもいいかと思っていいましたが、
それが仇なりました。倒れてしまっては遅いですからね!
たかさん、だいぶ無茶されていたんですね!笑
はい、体には十分気を付けて旅を進めていきます(╹◡╹)