【北アルプス】後立山 縦走(その5)~八峰キレットを越えて鹿島槍ヶ岳へ~

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北アルプス、後立山縦走5日目です。

長きに渡った後立山の縦走もいよいよ終盤。今日は核心部ともいえる八峰キレットを越えて鹿島槍ヶ岳へ向かいます!これまでの記事は下記リンクよりご覧ください。

五竜山荘に新しい朝が来た

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唐松、五竜に続き本日も快晴。赤と青に染まる、エキゾチックな雰囲気がたまりません。風が強くて寒い中でも、皆さんきれいな空に釘づけです。

この時間をテントの中で寝て過ごすなんてもったいないですもんね。

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今日は日曜日ということで、ほとんどの方は五竜岳から遠見尾根を介して下山する様子。

私は後立山屈指の難路を行くということで、ある意味今日が勝負日。気を引き締めて行かないとですね( ・ㅂ・)و ̑̑

五竜岳から八峰キレットへ向け出発!

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昨日も通った五竜岳への道を登り、五竜岳山頂付近の八峰キレット分岐に到着。

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朝は肌寒くても歩いているとすぐ暑くなるので、アウターで体温調整することが大切。ザックを背負っている背中が汗をかき、休むと冷えるんですよね。これが厄介。

MONTANEのシェルは薄くて軽量なのに防風性能が高く、かなり重宝しています。

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鹿島槍ヶ岳への道のりは遠く、アップダウンも多そうですね。

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噂で聞いていても、結局は自分で歩かなければどんな道なのかわかりません。八峰キレット、一体どんな道なのか?八峰キレットといえば北アルプス三大キレット、強いては日本三大キレットの一つでもあります。不安な気持ちもありますが、どちらかと言えば楽しみな気持ちが大きくて。

ドキドキしながら進みます。

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鹿島槍ヶ岳に向けて一度大きく高度を下げます。ザレた坂道なので滑らないように気を付けながら慎重に。

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その後はドキドキワクワクの岩稜歩きが続きます。

人気の縦走路ということもアリ、難しい所、危険な所にはペンキ等の案内が多いので道迷いは踏み外しはなさそうですね(╹◡╹)

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G4、G5と名付けられている岩のこぶを通り過ぎるんですが、特段難しいというわけでもなく、結構サクサク進んじゃいます。それにしてもG4、G5ってどんな意味なんでしょう?

雷鳥がサミットでも行ってるんでしょうか(๑´ڡ`๑)

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北アルプスと言えば岩稜歩きですが・・・実はこういったザレた細い道の方が怖かったり。柵があるわけじゃなく、岩にホールドできるわけでもなく、下を覗けば相当な角度の滑り台になっているので気を付けないと。

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もはやお馴染みとなった垂直梯子なんかも普通に出てきますが、北アルプスではどこでもありますからね。一番有名なのは槍ヶ岳の山頂付近でしょうか?今のうちから耐性を付けておきましょう。

北尾根ノ頭、口沢ノコル

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北尾根ノ頭口ノ沢のコルなど、休めそうなスペースで小休止しながら進んで行きます。

北アルプスの山行もこれで4回目となり、稜線歩きにだいぶ慣れて来たのか、結構いいペースで進んできました。ここまでで大体半分くらい。

気合を入れて後半戦へ

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さあ!後半戦行きますよ!

今日は「山が好き 酒が好き」Tシャツを着ているので気合も十分。

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知らない方のためにご紹介。北アルプスの山小屋では大体どこもオリジナルTシャツが売られていますが、これは五竜山荘の名物Tシャツなんです(๑´ڡ`๑)

このTシャツの存在は知った時、「五竜に行ったら絶対買いたい!」と一目惚れ。昨日五竜山荘に着いた瞬間、まずこれを購入しました。

山が好き 酒が好き

山ヤを引き付ける不思議な魅力がありますよね。私にはドストライクです。欲しい方は五竜山荘へ。五竜岳は本当おすすめの山ですしね。

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歩みを進めると、結構な角度の岩場登りが続出。両手両足を使い、三点支持を忘れずに登ります。

鎖もありますが、登りの場合はあくまで補助的に使い、岩を両手でホールドした方が登りやすい場合も多いですね(╹◡╹)

逆に下りでは鎖を活用した方がスムーズに降りられると思います。

(私的)すごい所に建っているランキング1位の山小屋「キレット小屋」

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実際そんなランキングがあるわけじゃありませんが、もしあるとすれば、おそらく1位に輝くのはこのキレット小屋ではないでしょうか?

八峰キレット直前の狭い鞍部に建ち、鹿島槍ヶ岳縦走者を守る心強い存在です。本当に、北アルプスの山小屋はすごいところにあることが多いですね!

狭さゆえに、小屋の目の前が縦走路に指定されています。スペースがないのでテント場はありません。

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今年はすでに営業しているので山小屋の前で小休止。

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キレット小屋からはほぼ垂直の壁を登り・・・

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途中にあるこの手作り感満載の階段(・×・)

ちょっと怖い感じもしますが、針金でしっかり固定されているのでご安心。

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キレット小屋の後は道が細いのなんの。木材一本の道を渡ったりと、スリル満点!

しっかり鎖をつかんで渡れば問題ないですが、下に落ちたら天国へ直行ですからね、慎重に行きましょう(・×・)

八峰キレット核心部へ!

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ここから先が八峰キレット核心部。混雑する場合は譲り合いの精神が大切ですね。

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おーーー٩(◦`□´◦)۶ 

左側が断崖絶壁になっていて、恐怖心を煽りますね(笑)電車のホームとか、高層ビルの屋上とか、断崖絶壁とか、覗くと吸い込まれるようになるアノ感覚って何なんでしょうね。

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さて、八峰キレットの核心部ですが・・・歩いているとキレット感をそこまで感じることなく通過できました。そもそもキレットとは、尾根道がV字状にくぼんでいる場所のことを指しますが。実際にあ歩いてみるとアップダウンを意外と感じにくいものかもしれません。

遠景で見ると大きく落ち込んでいるんでしょうが、キレットじゃなくても岩を(ほぼ)垂直に登ったり下りたりする場所は随所にあるので、そこまでキレットは関係ないのかも・・・とか思いました。

ただ、3大キレット(大キレット、不帰キレット、八峰キレット)の中で、ここ八峰キレットが一番安全っぽいことを聞いたことがあるので、大キレットなどはもっと怖いのかもしれません。

安全に通れるならそれが一番です(๑´ڡ`๑)

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八峰キレットを越え、鹿島槍ヶ岳の双耳峰とそれを繋ぐ吊尾根が迫ってきましたよー!

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2つあるピークのうち、まずは北峰へ向かいます。その後の縦走路は南峰から続いているので、まずは北に向かうわけです。

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そして、鹿島槍ヶ岳北峰(2,842m)登頂です!!

雲一つない快晴で最高!ついに鹿島槍ヶ岳まで来たのかと思うと胸アツでっせ。

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風が強いので山頂をほどほどに楽しみ、次いで北峰から吊尾根、南峰に登り返します。

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この北峰から南峰に移る、吊尾根歩きが楽しいんです。これだけ端正で美しい双耳峰はそうそうありません。ゆるやかな吊尾根を歩きながら、これまでの縦走路を思い返すと、疲れた足も軽くなるってものです。

最後の坂を上り切れば・・・

鹿島槍ヶ岳登頂です!

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鹿島槍ヶ岳南峰(2,889m)登頂です!!南の方が北より数十メートル高いので、南峰が真の頂上となります。

いやぁ、これは嬉しいー!!!達成感はんぱないぞォ!!!

うれしすぎて槍のポーズ(๑╹ڡ╹๑)p♪

鹿島槍ヶ岳の由来

この下に鹿島という部落があったことと、この尖った山を北アルプス南部の槍ヶ岳と対比して、鹿島槍ヶ岳と呼ばれるようになったようです。白馬岳、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳、さらには針ノ木岳、蓮華岳と並ぶ後立山連峰の中で盟主とされる鹿島槍ヶ岳。つまりはこの連嶺のボス的存在ということですね。

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ここまで歩いてきた縦走路を一望。自分が歩いてきた道を振り返るこの瞬間、縦走の醍醐味の一つじゃないでしょうか。何事にも代えられない喜びと達成感が体中を駆け抜ける。

20kgの荷物背負って、この山肌を歩いてきたのかと思うと感無量です。

そしてこの素晴らしい天気!唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳と文句ない快晴が3日間続きました。

まだ終わってないけれど・・・「最高な山行だったなぁ」としみじみ(๑´ڡ`๑)

気力を絞って冷池山荘へ

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鹿島槍ヶ岳まで来たら後は下るだけ。しかし、五竜岳から鹿島槍ヶ岳まではかなり距離があったので結構ヘロヘロ。「無事に下山するまでが登山」です。

最後まで気を抜かずに、先へ進み・・・

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冷池山荘(つめたいけさんそう)に到着。山小屋の営業が今日まで(今日の泊りまで)ということで、小屋は静かで、宿泊者も数人のようでした。

テントの受付をして、テント場へ移動すると。

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誰もいない。なにこれ、ちょっと寂しい。

北アルプスは山小屋が閉まる10月の中旬になると極端に人が少なくなります。しかも今日は平日なので、当たり前と言えば当たり前か。

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ちょっとでも風を凌ぎたいので、ハイマツの間にあるスペースにテントを張りました。

実は今日の夜から天気が崩れる予報なんです。

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冷池山荘でコーラとビールを買って、ささやかな打ち上げを開催しちゃいます(๑╹ڡ╹๑)p♪

縦走してピーク踏んで景色楽しんで最後はビールとか北アルプス最高か。

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夕方になると予報通り雲が多くなってきました。明日は雨予報ですが、ここまでの好天を考えればそれくらい頑張れるというものです。

テントは私一人で誰もいないので、ビール飲んで音楽聞いたり、ここまでの縦走路を思い返しながら、心地よい眠りにつきました。

コースタイム

  • 5:00 起床
  • 7:30 八峰キレット分岐(五竜岳)
  • 9:00 北尾根ノ頭
  • 9:30 口ノ沢コル
  • 10:40 キレット小屋
  • 11:00 八峰キレット
  • 12:50 鹿島槍ヶ岳 北峰
  • 13:50 鹿島槍ヶ岳 南峰
  • 14:40 布引山
  • 15:20 冷池山荘
  • 16:00 冷池山荘テント場(設営完了)

天候

快晴、のち曇り

・・・6日目(最終日)へ続く。

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comment for this post

  1. ぴぽぱ十勝

    「山が好き、酒が好き」Tシャツ、いいですね。
    「旅が好き、酒が好き」Tシャツがあったら欲しいな。

    Reply
    • 清宮 健太 Post author

      それもいいですねぇ(๑╹ڡ╹๑)p♪
      自分へのお土産ってあまり買わないのでこれは即決で購入でした。
      そういえばですが、ぴぽぽ十勝さん電車の旅お疲れ様でした(๑´ڡ`๑)

      Reply
      • ぴぽぱ十勝

        北海道の人は電車の事を「汽車」と言うんです。その方が旅情があっていいでしょ?
        本数が少ない路線は結構大変です。
        自転車旅が終わったら、鉄道旅もチャレンジして下さいね。
        って、まずは自転車旅再開ですね。楽しみにしてますよ~!

        Reply

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