フェリー「はいびすかす」は夕方6時に鹿児島を出港、朝7時に屋久島に入港しますが、何もずっと航海している訳ではありません。まず2時間程で種子島に着岸します。
「ギュイーーーーーン、ガタンゴトン、ガガガガガ・・・」
めっちゃうるさい(笑)
1時間ほどかけて貨物を降ろしますが、それからは静かなもので、朝の5時くらいまでは種子島で停滞。また2時間程かけて屋久島へ到達です。
毛布はありますが、数が少ないので、できるなら寝袋を持って行った方がいいですね!これがあれば毛布を敷布団にして、シュラフをかけて爆睡間違いなしです(船内、結構寒いです)。
船内で一緒にお話ししていたKさんのバイク!
かっちょいいー!
バイクの旅もいいですよね!自転車と車の中間。道中は風を感じ、土地の空気を嗅ぎながら旅ができます。しかもすばやく移動できるので、利点は多そうです。
屋久島に上陸!
ついに、屋久島上陸だー!!!
はい、めっちゃ雨降っております(笑)
ただいま前線が屋久島沖を通過しており、昼過ぎからは豪雨となる予想。しかしご安心。私はここ、宮之浦港すぐ近くの民宿を予約しておるのですよ!
うおー!!!
屋久島の山だー!!!
かっちょいいー!!!
早く登りたいー!!!
屋久島最高ー!!!(うるさい)
食事処&民宿「海舟」
今日が雨なのは120%分かっていたので、宮之浦港すぐ近くの民宿「海舟(かいしゅう)」を予約しておきました。今はゴールデンウィーク直前なので、ある意味一番空いている時期。30日からは一週間満室だそうです(白目)
ここを選んだのは1すぐ横にスーパー(Aコープ)がある2元が食事処なのでご飯が期待できる3名前がカッコいい(笑)
民宿に着いて部屋に入り、荷物を置いて、お休みなさい(昼まで爆睡)。
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「さて、お昼ご飯でも食べに行きますか!」
なんでや(笑)
・・・どうやら葬儀があったようで、お弁当の大量注文を受けたんだとか。夜ご飯を食べに来ますか!
そんなわけでお隣にあるAコープ(スーパー)にやって来ました。
ふむ。屋久島で売られているリンゴも青森県産か・・・。私、スーパーで青森県産以外のリンゴ見たことないんだけど、独占禁止法に抵触しそうなレベルで最強なんですよね、青森は。
おお!こ、これは!屋久島産の焼酎として有名な三岳(みたけ)だ!
屋久島に来たら飲まないと帰れないと言います(ウソ)
と、いう訳で、お弁当と三岳(ミニ)を買ってお昼ご飯としましょう。
三岳は!やっぱり!焼酎だぁ・・・(白目)
【屋久島マップ】屋久島登山はこう攻める
じゃん!屋久島のマップを作ってみました!民宿で個室にいるから作業がめっちゃ楽、超はかどる。
今回の屋久島登山では、事前に「こんな所登るんやで」というのを公開します!その方が、後でブログを公開した時に、”前に行ってたアレか”となって面白いんじゃないかなって。
まずはマップの記号から説明しましょう。
☆:主なバス停や地名。登山や観光の起点になる所。
色の付いた矢印:山行を示しています。同じ色の矢印は一回の山行で辿るルートです。
丸数字:行動日を示しています。①のみは日帰り、②や③は一回の山行での2日目、3日目です。
グレーの矢印:今回は使う予定のないルートです。
・・・それぞれの山行計画をご紹介していきましょう!
【登山計画1】屋久島横断:白谷雲水峡~縄文杉~屋久島三山~湯泊歩道
宮之浦から程近い楠川(くすがわ)からスタート。99.999%の方は白谷雲水峡までバスを使いますが、今回は横断するため、楠川から歩きで白谷雲水峡まで行きます。そこから縄文杉まで、いわゆる屋久島で最も人気のルートを歩いて山小屋へ(1泊目)。宮之浦歩道を使って宮之浦岳、永田岳を登頂して山小屋へ(2泊目)。ナイトハイクの後、永田岳 or 宮之浦岳からご来光を望み、黒味岳を越えて山小屋へ(3泊目)。最後はジンネム高盤岳や烏帽子岳、七五岳などを登りつつ湯泊歩道から湯泊(ゆどまり)へゴール。これで屋久島の北東から南西へ屋久島の横断完了です。
・・・屋久島登山の中核計画であり、歩行距離は相当なものです。天気は間違いないと読んでいるため、全日程大いに期待していますし、楽しみたいと思います。何しろ、消化日的なものがありません。全日程が主役になれるような計画なのです。
湯泊歩道は歩く人が少なく、どんなところなのか楽しみです。
【登山計画2】愛子岳 日帰り登山:小瀬田~愛子岳
マップ右上の方にあるのが愛子岳(あいこだけ)。屋久島の隠れた名峰として、登る人は多くありませんが、登山家には人気があります。登山路は決して優しくないとのことで、しかと確かめてご報告いたしましょう。屋久島の中核山域を見渡せるようなので、大パノラマに期待です。
【登山計画3】太忠岳 日帰り登山:ヤクスギランド~太忠岳
マップ右下にある太忠岳(たちゅうだけ)の日帰り登山です。天柱岩という巨岩が山頂にそびえる、屋久島の中でも有名な山の一つ。宮之浦と永田という名峰が中央にあるため、見落とされることもしばしばですが、屋久島で登山ならば、外すことができない山の一つです。
【登山計画4】モッチョム岳 日帰り登山:千尋滝~モッチョム岳
屋久島の南にそびえる男性的な山、それがモッチョム岳。海や集落を見下ろす最高の展望が山頂には待っていると言います。かなりの急登らしく、四つん這いで登るという表現も散見されますが、実際はどうなのか、楽しみです。
【登山計画5】永田岳~宮之浦岳:花山歩道~宮之浦岳~永田歩道
屋久島一番人気の登山路は白谷雲水峡から縄文杉、そして宮之浦岳へ続く道です。この辺りは道がよく整備されていて、歩きやすい反面、どこか「整えられすぎている」と言う人もいます。一方、花山歩道や永田歩道は歩く人が一気に少なくなるため、人の手が入っていない、ある意味では真の屋久島を楽しめる道なんだとか。一部荒廃しているような場所もあるようですが、そんなのは全然問題なし。花山歩道から永田岳まで上がって山小屋へ(一泊目)。宮之浦岳からご来光を望み、山頂でゆっくり1日過ごします(2泊目)。帰りは永田歩道から永田集落へ下りるコースを辿る。
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天気の兼ね合いもありますが、ゴールデンウィークの一番混む時期は温泉入ったり滝を見たりしようかと思っているため、屋久島の滞在は2週間を見込んでいます。屋久島には民宿、ゲストハウス、キャンプ場、東屋などがあるので寝る場所には困らないでしょう。コインランドリーもあるので洗濯も可能。
「がっつり楽しみたい!!!」
心がそう叫んでいます。本能に従い、2週間は満喫する予定です(๑╹ڡ╹๑)p♪
登山道具のご紹介
3泊4日の山行なんて久しぶりです。たまには山行の装備をご紹介しようと思います!
マット、テント、寝袋、ペグ、レスキューシート(2つ)、グラウンドシート
テントが浸水しやすくなっているので、レスキューシートは防水の為です。屋久島のテントは小屋のデッキに張るとのことで、ペグは不要らしいですが、一応、念のためです。
3泊4日にもなると、食料の量が多くなりますね。
朝と夜はラーメンとごはん系。昼はパンとトレイルミックスで軽く済ませます。今回は焼肉する余裕はないかな。毎日の行動時間が長いので、ご飯はしっかり食べないと!
こちらはドリンク系とクッカー、コッヘル。
中長期の縦走では新品のカセットガスを用意。新品1本あればどんなに使っても足りなくなることはないと思います。スティックコーヒーとココアは多めに持って行きます。疲れた時に、温かいコーヒーを飲むのが癒しです(あとビール笑)。
屋久島は水を途中で得られるのも助かりますね。粉ポカリは絶対おすすめだから是非試してみてください。
ライト関係、モバイルバッテリーです。モバイルバッテリーは2つ持って行きます。一つでも十分事足りるんですが。途中で万が一故障すると一大事なので、中長期(私の場合は3泊4日以上)の場合は二つ持って行くことにしているんです。スマホはGPSとして利用しているのでとても重要。
ヘッドライトも最重要装備の一つ。予備電池もお忘れなく。
ティッシュやウェットティッシュは重宝します。調理後のコッヘルを拭くのに大活躍間違いなし!ファーストエイドや痛み止めもあると心強い。万が一捻挫しても、誰かがおぶってくれるわけじゃありません。ロキソニンの飲み薬やシップがあると良いですね。コンパスや存在を知らせる笛も、万が一遭難した際に強い味方となります。スマホの防水ケースは登山ではいつも持っています。雨の時や水の中を撮るのに使えますからね。
全部そろえるとこんな感じ!
大荷物!(笑)
3泊4日だと、本来は65Lくらいのザックが適切なサイズですが、私は日本一周の兼ね合いもあり、50Lのザックで勝負です。大雪山~十勝連峰も同じ日程でしたが、これでやり切ってます!
夜ご飯は海舟でトッピーを食す
夜ご飯は止まっている海舟の食事処に来ました。食べるのは当然・・・トッピー!そう、トビウオです!トッピーとはトビウオの方言。トビウオの産地は種子島、屋久島が7割以上。種子島や屋久島に来たなら必ず食べるべき料理と言えます。
トビウオの刺身、塩焼き、唐揚げなどがありますが、今回は塩焼き定食をチョイス!お刺身とトビウオのさつま揚げも付いてますぜ。トビウオは今が旬。身が引き締まっており、淡白かつトビウオの軽い癖が最高、めちゃ美味い!
トビウオって、もっと小さい魚を想像していたんですが、実際は結構でかい。
屋久島沖のトビウオはこれくらい大きく、冬はもっと大きいんだとか!登山前にトビウオ食べて英気を養った所で・・・宿に戻ってブログを書こう(笑)
移動ルート
今日の旅データ(208日目)
本日の走行距離 | 要確認 |
総走行距離 | 要確認 |
スタート | 船中泊「はいびすかす」 |
ゴール | 民宿「海舟」 |
飲み物 | 254円 |
朝食 | 0円 |
昼食 | 450円(弁当) |
夕食 | 1600円(海舟「トビウオ塩焼き」) |
買い食い | 188円(甘夏、ポテチ) |
宿泊 | 3300円(民宿「海舟」) |
登山買い出し | 471円(パン) |
使用金額 | 6490円 |
お気軽にコメントください
コメント一覧 (6件)
こんにちは。最近D750を購入し、すっかり写真にはまり、色々調べてたらこちらのブログを拝見しました。もちろん最初から読みましたよ~。(面白くて止まりませんでした。)文章も楽しいですが写真も大変綺麗で、自分が体験しているような気持ちになります。
これまで登山はまったく興味がありませんでしたが、あまりにも綺麗な景色を見て、心が引き寄せられました。気軽に登れそうなところから挑戦してみようと思っています。
GWは妻と犬2匹を連れて宮城から北海道へ車であちこち行ってきます。清宮さんのブログを参考にさせていただきました。
日本一周頑張って下さい。これからもブログ楽しみにしてます。
また油麩丼食べに来て下さいね。
こんにちは!はじめまして(๑´ڡ`๑)
D750関連でブログにお越しいただいたという事ですね?私がいちばん喜ぶ奴です!笑
写真は一度はまると本当に楽しくて、写真を撮りたいという欲求さえあればどこに行っても面白いものです。
ぜひカメラの世界、楽しんでくださいね。
日本一周のブログ、読んでいただきありがとうございます!初めから読むと相当な分量になっていますし、
登山なんかも含めると300記事くらいになっており、大変ですよね・・・
しかし、ダイダイさんの様に仰っていただけると、とても励みになります。
宮城から東北、北海道いいですねぇ!今年は天気もいいので、最高ですね!
油麩丼は美味しかったなぁ・・・道の駅林林館を思い出します(๑´ڡ`๑)
頑張ってぇ(^o^)/~~
無事に下山いたしましたぁ!
しかし、これは思ったより疲れるのと充実感があるので、
予定を少々変更する予定です(ヘタレ)笑
それにしても屋久島良いですねぇ(๑´ڡ`๑)
こんばんは!
やっと屋久島ですね。ここで一発ギャグ・・・
やくしまるひろこでーす・・・なんちゃって!
清宮さん!ホームランすごいですね・・・84号、85号そして優勝・・・
清宮さん違い?親戚ですか?
本題に戻ります。屋久島のご飯はトッピーしかおいしいものはないのですか?
私は百名山登頂を目指しているのですが、宮之浦岳に登るの時に、屋久島の楽しさを
教えて欲しいと思いまして・・・(おいしい物。楽しいところ。しょうもないところ・・・など)
まずは気をつけて、宮之浦岳に登ってください。(ハブはいないのか?・・・)
ビビったでしょう!
それでは幸運を祈ります!
ズコーーー!!!
・・・はい、清宮フィーバーとかニュースで聞いて何だかこそばゆい感じがしますね。
自分の苗字は珍しいので他ではあまり聞いたことがなかったのに、
ここにきて有名人が出ちゃいましたね。
親戚ではありませんし、彼のおかげで私がチヤホヤされるということもありません(笑)
屋久島のご飯ですね、基本はトビウオだと思いますが、後は自然薯(じねんじょ)も
あると海舟のご主人がおっしゃってました。屋久島は登山だけでなく、自転車でぐるっと一周するので、
お昼ご飯食べつつリサーチいたします(๑´ڡ`๑)
ハブにビビっていたら日本一周なんてできませんよー!笑
それはそうと、百名山の登頂目指しているんですね、ぜひ応援させてください!
お互い山を愉しみましょう!