この時期は寒くて外に出るのが億劫ですが、そろそろ梅の花が咲き始める季節です。2015年-2016年は暖冬で、12月に「梅の花が咲いちゃった」なんていうニュースも流れましたね。結局1月になって気温は下がり、梅の開花は例年とあまり変わらないのかな?
今回は「鎌倉で最初に開花する」と言われる荏柄天神社(えがらてんじんじゃ)の梅の花「寒紅梅」を撮ってきました!
冬の平日でも激混みの鎌倉「小道通り」
今回鎌倉を訪れたのはバリバリ平日の水曜日・・・にも関わらずこの人混み。
鎌倉人気ありすぎぃ٩(◦`□´◦)۶
あまり時間がなかったので、小道通りはさっと通り過ぎて目的の荏柄天神社を目指します。荏柄天神社はJR鎌倉駅から徒歩15分とちょっと遠いところにあるため、時間があれば鎌倉観光を楽しみながらゆっくり向かうのがいいと思います。
歩みを進めると目的地の看板が見えました!
ちなみに、鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)を過ぎれば静かなものです。
鎌倉が激混みとは言え、特に人が多いのは駅前、小道通り、鎌倉大仏、鶴岡八幡宮などのメジャースポットです。
荏柄天神社に到着!
天気が良かったので気持ちよく歩いているとあっという間に到着しました。こちらが荏柄天神社の入り口です。
受験生の強い味方、荏柄天神社
時期にもよりますが、荏柄天神社を訪れると「学生さん」と「その親御さん」をたくさん見かけます。
それもそのはずで、荏柄天神社の祭神(祭られている神様)は、学問の神様として有名な菅原道真(すがわらのみちざね)なんです!
あれ?菅原道真は大宰府じゃないの?
実は、菅原道真を祭ってるのは大宰府だけじゃないんですよー!
道真公はその家柄からすると破格の右大臣の位に任ぜられ、国政を委ねられるようになりました。しかしこれを快く思わない左大臣藤原時平の一派の策謀により、大宰権帥(だざいごんのそつ・・・名目のみの役職)に落とされ九州大宰府に流されてしまいました。(引用:荏柄天神社)
学問の神様「菅原道真」と言えば大宰府が圧倒的に有名ですが、ここ鎌倉にも縁があったんです。そんなことから荏柄天神社は受験生の強い味方として、冬には多くの受験生やその親御さんが訪れます。
この日も学生さんがお祈りする姿を見かけました。
荏柄「天神」社の天神とは菅原道真のこと
荏柄天神社の「天神」とは菅原道真のことみたいです。知らんかった。
道真公の死後都に天災が続き、藤原時平をはじめとする反道真公派の人々が不思議な最期を遂げることが相次いだので、これが道真公のご無念のためと考えられるようになり、朝野から神として祀られるようになりました。そもそも天神様(てんじんさま)というのは、雷雨をも操ってしまうほど力の強い神様という意味の尊称なのです。(引用:荏柄天神社)
鎌倉と言えばリス!
何故かはわかりませんが、鎌倉には大量の野生のリスがいます。台湾リスという種類みたいです。私が子供のころから大量に生息してました。鎌倉では身近な存在で、観光したら簡単に見つけられます。
この日も荏柄天神社の階段でリスを見かけました。
鎌倉で最初に開花する梅「荏柄天神社の寒紅梅」
梅の花は3月からが本番ですが、荏柄天神社の寒紅梅(かんこうばい)は1月末から楽しむことができます。鎌倉で一番早い梅の開花だと言われています。
寒紅梅の花は小ぶりで可愛らしく、ピンク色が青空に映えます。1週間後にはもう少し花が開いて、花の密度も上がるかな?荏柄天神社の寒紅梅は2月中旬が一番の見ごろかもしれません。
梅の花と言えばメジロ(鳥)ですね!ふらふらーっと飛んでこないか期待してたんですが、この日はお会いすることができませんでした。次回に期待したいと思います。
荏柄天神社は鎌倉の神社仏閣の中でもかなり小さいです。
鎌倉で有名な「明月院(めいげついん)」や「長谷寺(はせでら)」と比べると、規模や見ごたえは若干劣るかもしれませんが、他の神社より早く梅の花を楽しむことができるので、一足先に梅の花を撮りたい方にはおすすめです。もちろん、合格祈願にも。
初めての梅の花撮影・・・難しい!
梅の花は他の花と比べてとても小さい。これまで結構花を撮ってきたんですが・・・あじさい、ひまわり、曼珠沙華、コスモスなど。梅の花は圧倒的に小さい!
結構アップで撮らないと見応えがなくなっちゃう。(花は全般そうですが)特に梅の花はマクロレンズが欲しくなりますね。小さくても、マクロでもっと寄れればまた違う絵が撮れると思います。
これから他の神社仏閣でも梅の花がどんどん咲いてくるので、今度はたっぷり時間をとって梅の花を撮りに来ます。
アクセス
まとめ
鎌倉で一足先に春を感じさせてくれる荏柄天神社。朱色の本殿と寒紅梅は見応え十分。受験を控える子供がいれば合格祈願も併せてできちゃいますね(๑╹ڡ╹๑)p♪
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