【旅287日目】清里高原の「吐竜の滝」は一見の価値ありな滝

昨日、一昨日はご報告の通り、甲府に住む後輩ちゃんの家に泊めてもらっていました。とは言え心配ご無用、ロマンス的な事は一切起きておりません。もう兄妹みたいな感じですからね。実を言えば、お酒飲んだ後いつ寝たのかすら覚えてないくらいです(笑)

それはもう、死ぬほど爆睡していたみたいです(後輩談)。

さあ、今日こそは出発だぁ!!!

・・・雨、降ってるやん。え、めっちゃ降ってる(ドン引き)。

そんな訳で、仕事へ行く家主を見送り、雨が落ち着いて後から出発する不思議な事態に。通り雨だったようで、割とすぐに止んだので私も出発です!

山梨県と言えばこの人…!

山梨県と言えばこの人「武田信玄」ですね。駅前には信玄の像があります。山梨と言えば武田信玄、信玄餅、なんですけどね、正直言います。武田信玄が何をしたのか全く分からん。がっつり調べる時間はないので、これは将来の宿題に取っておこう。とりあえず、甲斐の国(山梨)を統一した戦国武将という事だけは分かりました。

武田信玄を祀る武田神社へ

甲府駅から近く、武田信玄を祀る武田神社へとやって来ました。

とりあえず、まず気になるのは・・・。

なぜ、手水舎に数学の問題があるのだろう?

武田信玄と数学には何か関係があるのだろうか。全国の神社周っていて、これは初めて見ました。ちょっと調べた所、算額(さんがく)というものらしい。算額とは、「自分で発見した数学の問題と解答を神社に奉納すること」みたい。他の神社では見たことがないけれども、掲示されていないだけなのか、何なのか、ちょっとよく分からない。

風林火山…!!!

風林火山は、武田信玄と関係がある言葉だったのか。”動かざること山のごとし”だけは知っていましたが、他のフレーズは知りませんでした。

疾き(はやき)こと風の如く、其の徐(しず)かなること林の如し、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如し

知らないと恥ずかしい常識だと思いますが、日本一周を通して学ぶことができたんだから、良しとしよう。知らなければ覚えればいいだけです。

八ヶ岳の麓を通って長野県を目指す

甲府を出た後は、八ヶ岳の麓を通って長野県を目指します!

途中でTRIALに寄った際、クロックを新調。ダイソーの物より質が良く、良い買い物ができました(290円)。

山梨に行ったら桃を食べよう

道の駅「にらさき」にてちょっと休憩&物産館を覗いて行きます。

山梨県に行ったらを食べると言うのは、もはや義務感すら感じるところ。ちょうど桃の時期に来れたので、いたるところで桃の直売所が開かれています。

南アルプス市の桃だそうですが、いい感じで熟れていてとても甘く、最高でした。

しかし、聞いたところによると山梨県民は硬い桃が好きなんですって?硬い桃も良いけれど、ある程度柔らかい方が甘い気がしますけどねん。

あと、桃と関係ないですが、山梨県には空港がなく新幹線も通っていないという話を後輩ちゃんとして、ちょっと不便だなと感じました。空港も新幹線も無い県って他にあるのか?いくら東京が近いとはいえ、どちらかは欲しい所ですよね。

清里ラインを目指して走っていると、右手に茅ヶ岳(かやがだけ)が見えました。背はそれ程高くないものの、颯爽とした良い山ですね。日本百名山を選んだ深田久弥の終焉の地として有名になった山。百名山を全部登ったら、ご挨拶に行きましょうかね。

八ヶ岳の麓を走る清里ラインが地味にキツイ!

甲府から始まった今日の旅路。これから清里ラインという坂道を延々と走り、長野県入りを目指します。傾斜はそれ程大きくありませんが、ずーっと坂が続く辛い道です。

しかし、なぜだ??

昨日あんなに休んだのに、体が、重い…!?

おそらく、昨日休み過ぎて、体が、鈍ってる(笑)

あと、一昨日寝過ぎたせいで、昨日あまり眠れなかったという悪循環が影響している(自業自得すぎ)

清里ラインの坂道と湿度による汗でノックダウン寸前。

食べログ10万人が選ぶ至高のグルメに選ばれたとか何とかのソフトクリームを食べて坂を上ります。

気づけば標高は1000mを越えてました。

萌え木の村のROCKで絶品カレーライスを食す

息も絶え絶えでたどり着いたのは「萌え木の村」という観光地。山の麓とは思えない様なお洒落な雰囲気。その中の一角に、ROCKというお店があります。後輩ちゃんにカレーライスが美味しいとおすすめ頂いたので食べに来ました!

しかし、ここで問題発生。

清宮、汗をかき過ぎてTシャツが100%変色しています(白目)

お洒落な感じなのよ、これが。

店員さん、失礼だと思って直視はしないけど、気になってる、俺のびしょ濡れのTシャツが確実に気になってる。

斜め後ろのカップルの彼女、めっちゃ見てる。「え?何であの人あんなに濡れてるの?ゲリラ豪雨?」的な視線を感じますぜ。違うのよ、100%汗なんです。みんながエアコンのきいた車で快適ドライブしている間に、9km/hくらいの鈍足で、汗びしょびしょで自転車こいで来たんです(‘ω’)ノ涙

・・・全部、湿度のせいだ・・・

大きなベーコンの乗ったビーフカレーは絶品!

お値段もそれなりですが(1500円)、これは食べる価値あり。店内おしゃれだし、デートで非常におすすめのお店。

愛する八ヶ岳は雲の中。なんかもう、雲がゴアーッってなってすごいですね。

・・・

さて、この後どうしたものか?

実は本日、滝の写真を撮りに行こうかと思っていました。しかし、時刻はすでに16時前。これから寄り道して滝を撮りに行ったら目的地に辿りつけるか微妙なライン。

― 滝は諦める??

― しばらく逡巡した結果、滝へ向かう事にしました。滝を撮って間に合わなければ清里で野宿すればいいじゃないか。何のために日本一周してるんだと。少なくとも、気になった風景は撮りに行くべきという考えです。

吐竜の滝が期待以上、写真で見ていた以上!

やって来たのは清里から3km程離れた所にある泊竜の滝(どりゅうのたき)です。

ネットの写真で見た印象は「そこまで名瀑ではないけれど気にはなる」というものでしたが・・・

迫力も、滝の雰囲気も、辺りの清涼感も、何もかもが素晴らしかった…!!

3本の滝が川へと至り、新緑の緑と相まって爽快感がすごい。決して大きな滝ではありませんが、全景としてはそれなりの規模があり、川と併せると結構な迫力があります。こういったマイナーな滝の何が良いって、有名な滝と比べて観光地化されていないことなんです。

滝のすぐ近くまで行けるし、滝に触れることも滝つぼに入ることも可能です(めっちゃ冷たいけど)。

滝は、近くに寄れて、触れられて、写真が撮れるのが良い。展望台から眺めるより、そこにある岩から眺めた方が、何倍も良い。それこそが、自然のもつ本来の雰囲気を愉しむということだと思います。

吐竜の滝は見て良し、写真撮って良しで、とってもおすすめの滝でした。

来てよかった。

まさかの日本一周チャリダーと出会う

吐竜の滝から清里へ戻る道、自転車で坂を上っていると後ろから声をかけられました。

なんと、自転車日本一周している方…!!

まさかこんな(辺鄙な)所で会うとは思いもしなかったのでびっくり。三重からスタートして、まだ出発まもないチャリダーさんですが、農家さんの所で飛び込みで働かせてもらったりと行動力が凄い。

そしてなんとなんと、西崎さんは日本一周チャリダーに会うのはこれが初めてだと言います。光栄なことに記念すべき第一チャリダーの称号を頂きました。これから日本一周、頑張ってくださいね!

・・・

その後は清里で適当に野宿してお休みなさい。

移動ルート

今日の旅データ(287日目)

本日の走行距離 61km 
総走行距離 11360km 
スタート 友人宅「ゆりえ家」
ゴール 野宿「清里の廃屋の駐車場」

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コメント一覧 (8件)

    • たし、かに!!!笑
      意外とそういう県あるんですね。三重は、確かに、ない(笑)

  • もし埼玉を通過する時、ご連絡いただけますか?旅のお話をお聞きしたいんですが?お食事でもしながら。
    宜しくお願いします。

    • こんにちは!
      埼玉県の「さいたま」でしょうか??
      明日、川越を経由して東京方面に向かいますので、お昼ご飯であれば可能です(๑´ڡ`๑)
      一方、夜は東京近くまで進んでいるかと思いますので、もしそれでもということであれば、
      少し移動をお願いできますでしょうか?

    • ざいーつ!?あの、ざいーつ!?
      そういえば山梨だったね!
      コメントありがとう(๑´ڡ`๑)
      桃よりもコメントの方がうれしかったよ!ナカームにもよろしくね☆

  • 吐竜の滝、私も行きました!とてもいいところですよね。残りの旅もお気をつけて。ブログが終わってしまうのは寂しいですが、無事に帰着できることをお祈りしています。

    • 吐く竜の滝、いいですよねぇ(๑´ڡ`๑)
      残り、今日を含めて4日間となりました。
      寂しいような嬉しいような、いや、寂しい気持ちが大きくなってきたかもしれません。
      最後の2日間が交通量が多いため、気を引き締めて帰宅しますね!
      旅ブログは終わりますが、ブログは継続しますので、ぜひその後もよろしくお願いします(๑╹ڡ╹๑)p♪

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