自転車日本一周134日目です。昨晩遅くから雨が降っていたようで、今朝早い時間も東屋の屋根を雨が叩いておりました。こんな時はゆっくりするに限りますね。
雨が止んでから出発しようと、道の駅「神林」の物産館で物色です。そこで見つけたのがきんぴらまんじゅうという品。
読んで字のごとくお饅頭の中にきんぴらが入っていました。新潟とか群馬でよく食べられるみたいですね。お菓子ともお惣菜とも取れるような味付け、美味しかったです。
雨が上がって出発進行!
9時過ぎになると雨が弱くなり、10時には止んだので出発です!時間も時間ですし、あまり無理せず近くの道の駅で終わりにしようかと思っています。
他のチャリダーさんと比べると1日の走行距離が圧倒的に短い私ですが、1日50kmくらいがちょうどいいなぁというのが結論です。マイペースで楽しく旅していきましょう。
雨はやみましたが、当然道路は濡れています。こういう時は靴の出番。普段はクロックスで走っていますが、ペダルで痛んで底に穴が空き、水が浸透しやすくなってしまったんですよね(涙)
トレッキングシューズは登山で活躍してくれるのはもちろん、GORE-TEXなので水濡れにも強く、チャリ旅で活躍してくれています。
衝撃的な名前、胎内市に入りました
道の駅神林から少し進むと胎内(たいない)という市に入りました!
・・・日本全国色々な町を通ってきましたが、胎内はこれまででインパクト一番大きいかも。由来を調べてみると、ここを流れる胎内川からきていて、胎内はアイヌ語から転じているみたいです。胎内は子宮の中という意味以外に、仏像の内部も指す言葉のようで、カントリーサインが仏像なのはそういうことかな?
他の町の人に出身聞かれて「たいない」って答えても、まさかこの「胎内」だとは思わないでしょうね。
快調に走っていたらタイヤから異音
はい、久しぶりにマシントラブル来ました。走っていると、ガガガガガという異音が!?
タイヤに荷物が当たっているのかと見てみても、特に何もなし。一見何もないように思えたんですが、
クギー!!!
めっちゃ釘刺さってる!がっつり刺さってるー!!!
マジ?何をどうしたら、こんなうまい具合に刺さるんでしょう?
Tannusタイヤはクギが刺さっても全く問題なし
私が使っているTannus(タンナス)タイヤはソリッドタイヤと言い、中に空気が入っていません。故に、クギが刺さろうが貫通しようが、パンクという概念が存在しないので、問題なし。
この通り、釘を引っこ抜けばそれでお終い!釘を抜いた後、走り心地は一切変わりません。ああ素晴らしきタンナス、ソリッドタイヤ。
普通のタイヤだったらここからパンク修理ですもんね。タンナスちゃんの強みがまさに活きた瞬間でした。
新発田というところを超えるんですが、まさか新発田で「しばた」と読むとは。「しんはった」かと思っていたぜ。通らないけど乙で「きのと」は100人中100人が読めない自信あり。こういう知らない土地の難読漢字面白い。
乙(きのと)とは十干(じっかん)という古代中国のカレンダー的なものに由来するそう。甲(きのえ)や壬(みずのえ)など・・・。漢字変換で普通に出てくるくらいにはメジャー?なようなので100人いたら何人かは読めるのかもしれません。
その後、急に雨が降ってきたのでレインウェア上下を着こみ、雨宿りできる場所を探します。
割と近くに道の駅「加治川」があったので一時避難。いい時間なのでついでにお昼ご飯も食べちゃいます。
カツ丼ミニ蕎麦セット。うむ、うまいなり。
道の駅で今後の予定を考えたりして、雨が上がったのを確認して出発です。
雨の後は太陽が燦々と輝いて、新潟らしい田園地帯の美しい風景を見ることができました。
特になんてことはない場所ですが、素敵な風景、素敵な場所ってたくさんあるものです。
日本百名城「新発田城」
今日は特に観光なく道の駅に着いてお終いかと思っていた矢先、新発田城(しばたじょう)の看板があったので寄り道しました。左端に映っているのが三階櫓(やぐら)と呼ばれる実質的に天守だった場所。
こちらは復元された新築の櫓。
辰巳櫓というらしい。詳しい歴史上の事はよく分かりませんが、私が以前住んでいた高田馬場(たかだのばば)がまさかの登場でちょっと嬉しかった。
内部見学可能。
こちらの新発田城ですが、入場料は500万円です。なお、500万円払えない場合はタダです。ちょっと何言ってるかわからないという方はぜひ来てみてくださいね。
新発田城は日本百名城に選ばれているんですって!人が少なく、静かでいい所でした。お城もこじんまりした物でしたが、逆に接しやすいというか身近に感じて良かったです。
ちなみに、実質天守だった三階櫓だけ見学不可。中に入るには自衛隊の許可が必要とのこと(これはマジ。新発田駐屯地の敷地内なので入れないらしい。そこは何とかしてほしい怒)。
ここから眺める辰巳櫓が一番良かったかな!紅葉と青空とのコラボが素敵じゃない。
新発田城は姫路城や大阪城のような迫力はないものの、こじんまりして可愛らしく、なんだか愛着が湧くようなお城でした。ここメインの観光だとちょっと物足りないけど、他の観光と併せて寄るならおすすめです。
お城って、好きな人は本当に好きですよね!それこそ、日本百名城をメインに日本一周している人がいるくらい。
その後は道の駅を目指して走ります。燃料タンクも顔が描いてあるだけで絵になりますね。空もいい感じ。
・・・と、気分よく走っていると。
おおっと。久しぶりに来たよコレ。自動車専用道路ね。この7号線。新潟方面行くための幹線道路なんですが(怒)しかも、目的の道の駅がこの7号線上にあるため、辿りつけるのか??
他の道から迂回して、裏手から入ろうとするも・・・。
漂うやっちまった感。田んぼや、畑や。
・・・詰んだか?時間も時間で、また雨が降ってきているため、道の駅に辿りつけないと結構キツイ。マジでこの辺の空き地で野宿も考え始めた時。
道の駅の裏手に辿りつくことができました!よかったぁ!
道の駅「豊栄(とよさか)」に無事到着して本日は終了です。ここは道の駅というよりもサービスエリアという感じ。自動車専用道路にあるしね。そのためか食堂が19時までと遅い営業。
食堂の前か展望台がテント張るのにいいんだけど・・・展望台は人生放浪系リアル旅人が2人もいて無理なので、食堂の前でテントを張ることにしました。
明日は新潟市に行きます。
今日の移動ルートと旅データ
本日の走行距離 | 47km |
総走行距離 | 5,101km |
平均走行速度 | 14.2km/h |
スタート | 道の駅「神林」(新潟県) |
ゴール | 道の駅「豊栄」(新潟県) |
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コメント一覧 (2件)
お疲れ様です。いつも楽しくブログを拝見させていただいております。
少し前の記事で恐縮なのですが、登山中の一眼レフはどういう運び方をしているのでしょうか。私も一眼レフを持って山に行くこともあるのですが、首から提げていると移動中にブラブラして疲れるし、リュックに入れていると撮りたい景色や動物がいた時に咄嗟に反応できずに残念な思いをすることがあります。もしよろしければ参考までに教えていただけますと幸いです。
コメントありがとうございます(๑´ڡ`๑)
実はこのこと、そのうち記事でまとめようと思っておりますので、
詳細はその時にご確認していただければと思いますが、
北アルプスのように両手を使ってホールドする山はPeak Designのキャプチャーカメラクリップという道具を使ってザックのショルダー部分にくっつけています。かなり便利な道具なのでおすすめです。