購入したアラヤのディアゴナールにはスタンドが付いていませんので、これを自力で付ける必要があります。自転車はネットで購入したんですが、送ってもらうときにスタンドの装着をお願いすればよかったものを・・・これを失念した無能っぷりでございます。
ロードバイクのようにスピード重視の自転車ではスタンドを付けず、自転車を停める際には立てかけたりして使用することが多いみたいですが、旅で使用するランドーに関しては「スタンドがなかったら不便すぎる」ので、自力でスタンドの装着を試みました!
ディアゴナールにマスロードのダブルレッグセンタースタンド「CL-KA54」を装着した!
スタンドは取り付ける位置や足の数によって種類がいくつかあります。
マウンテンバイクのように後輪側に付けるサイドスタンドが一番ポピュラーですね。ママチャリなども後輪に付いています。
スタンドを付けるにあたり、サイドスタンドと自転車中央のクランク付近に付けるセンタースタンドとどちらにしようか悩んだんですが、旅では積載して自転車の重量が大きくあることから、安定性を重視してセンタースタンドを選びました。
「自転車にスタンド付けただけで記事にすんな٩(◦`□´◦)۶ 」
と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、実はこれが結構大変だったのと、ネットで調べると「ランドナーにセンタースタンド付けられるのか?」と悩んでいらっしゃる方が結構いるようなので、実際の装着例をご紹介しようと思ったわけです。
「何がそんなに大変なの?普通に付ければいいじゃん?」
と思われますよね。わかります。
ただ、自分の自転車にお目当てのスタンドが付くかどうかって、ある程度は事前に調べられますが、実際にやってみないとわからない部分があるので、購入するときにちょっと怖いんですよ。買ってもつけられなかったらショックですし。特にロードバイクやランドナーはスタンド付けてる例が多くないのでなおさらです。
私のディアゴナールに関しても「ディアゴナール スタンド」「ディアゴナール センタースタンド」などでググってみましたが、実際に装着させた紹介記事などがなかったので、大いに悩みました。
そこで自転車を購入した自転車屋さんに付けられそうなスタンドを聞いたところ「CL-KA54であれば付くかもしれない」とのことだったので、挑戦してみることにしました。
ディアゴナールのセンタースタンド装着部「狭すぎる」問題
サイドスタンドは後輪あるいは後輪-クランク間のシャフトに装着しますが、センタースタンドはクランク付近のスペースに装着します。ここが広い自転車であればセンタースタンドの取り付けに関して特に問題ないんですが、私の自転車アラヤのディアゴナールはとにかくここが狭い!狭すぎる٩(◦`□´◦)۶ !
台形の空間があるのがお分かりいただけるかと思います。ワイヤーが通っているところですね。
なんと、あのせっまいスペースに装着を試みます。
ランドナ/ロード/クロスバイク×センタースタンドでググると、ここのスペースが狭すぎたり、画像の通りギアのワイヤーと干渉してしまうために「装着不可」と書かれていることが多いです。
でも、自転車屋さんOK言うてたし・・・とりあえずやれるだけやってみます。
こちらがそのスタンド「CL-KA54」です。
スタンド単体で見るとなんだか足のような股のような感じで気持ち悪いような。
スタンド上部にネジが付いていて、スタンドを自転車の下から装着して、シャフトの上からネジとステー(薄い板みたいな奴)で固定します。
するとこのような感じになります。あの狭いスペースにもぎりぎり入れ込むことができました!
ただ、このままだとギアのワイヤーとスタンドが干渉してしまっているので、ギアを変える度にスタンドにワイヤーがこすれてしまいます。ここのワイヤーはクランクギア(前ギア)なので、走行中に変えることはあまりありませんが、気になるので・・・スタンドを削ってみようと思います!
削るのに使うのはこちらの棒やすりと呼ばれるものです。これをのこぎりのようにギコギコすることで、スタンドを削り取っていきます。棒やすりはホームセンターなどで入手できます。
本当にこんなんで削れるのかよと半信半疑でしたが、やってみると意外と削れます。
こすればこするだけ金属の粉がどんどんでてきます。
こんな感じでスタンドのステーとネジを削り落とすことに成功しました!
ステーとネジを削ることで、クランクギアの変速ワイヤーとの干渉を軽減することができます。
でも、これだけじゃだめでした。自転車の裏を見てみると、リアギアの変速ワイヤー(横に走ってるワイヤー)とスタンドの台座も干渉していました。
リアギアは走行中に結構変えるため、このワイヤーとスタンドが干渉していると、長い旅の中でワイヤーが切れてしまうかもわかりません。それは困るので、スタンドの台座も削り取ることにしました。
結構ごっそり削ってます。あまりにも削りすぎてスタンドの強度に影響するようじゃまずいですが、この程度削ったくらいではスタンドの強度に影響はないと思います。
これは自転車の裏から撮った画像ですが、スタンドの台座を削ったおかげでリアの変速ワイヤーとスタンドの接触を回避することができました(๑˃̵ᴗ˂̵)و !
そしてこちらがスタンドを取り付けた完成図です!
スタンドの長さが長いので若干後輪が浮いていますね。まあ、使用に問題ない程度です。旅では後輪側が積載の関係で重くなるため、前輪が少し浮く感じになるかもしれません。
ちなみに、このCL-KA54は長さを変えることができます。これが一番短い状態ですが、黒い部分と銀色の足の部分はネジで止められており、穴をずらせばもっと長くすることは可能です。
まとめ
アラヤのディアゴナールにダブルレッグのセンタースタンドを無事装着することができました!スタンドがないと自転車走らせるのに不便でしかたないですからね。自転車を購入したらまずスタンドの装着が急務です。センタースタンドでダブルレッグであれば停めた時の安定性は抜群なので、重い荷物を積んでも倒れることがないのではないかと期待しています。
スタンドを削ったりと、やればなんとかなるものですね。初めての自転車いじりは無事成功ということで(๑╹ڡ╹๑)p♪
後日談
スタンドも無事につきましたし、生まれて初めてのドロップハンドルを体験してきました(これから自転車日本一周する奴の発言ではないですね)!
うんうん、ディアゴナールのダークグレーはやはり色味がいいですよね、色味が。とてもシュッとしていてかっこいい!
今回は初のドロップハンドルということで、片道10km程かけて三浦半島の端まで行ってこようと思います!
・・・
無事到着しました!
いきなり到着時の画像で恐縮ですが、このキャベツと大根だらけの光景は神奈川県の三浦というところでございます。富士山が綺麗ですね(╹◡╹)
神奈川の三浦は知らなくても、「三浦大根」は聞いたことある人が多いかもしれません。横須賀と言えば海軍カレーやスカジャン(スカジャンって横須賀ジャンパーの略だってご存知でしたか?)、三浦は大根、三崎はマグロが有名です。
(なお、上の画像は三浦大根ではなく青首大根の可能性がございます)。
肝心の自転車の乗り心地ですが・・・
久しぶりに自転車乗って大変疲れました!
ちょっ、これじゃ日本一周できないので、これから毎日自転車乗って自転車筋肉を鍛えようと思います(ง `ω´)۶
シフトレバーでのギアチェンジは初め戸惑いましたが、慣れればどうってことありません。それより気になったのが、ドロップハンドルでずっと乗ってると首凝りません?慣れてないからかな?
フラットハンドルだと今のサドル高でいいんですが、ドロップハンドルを考えるともう少しサドルが高くていいのかも?この辺は調整して乗ってみてを繰り返して、一番いい高さや前後位置を見つけるしかないのかもですね。
あと、一番驚いたのは、ママチャリなどと比べて段差の衝撃がやばいです。
28Cのタイヤを履いているから余計なのかもしれませんが、MTB感覚で段差に行くとがっつり衝撃が伝わります。32Cに替えたら少し良くなるのかと思いますが。この辺も慣れの問題かもですね。
現状、乗りこなせてない感がはんぱないので、日本一周の出発までに自転車スキルを高めておきます(๑╹ڡ╹๑)p♪
(自転車乗る際のアドバイスがあればよろしくお願いします!)
お気軽にコメントください
コメント一覧 (6件)
コメント失礼します。
私はディアゴナールの購入を検討しているのですが清宮さんはどちらのサイトで購入されたのでしょうか?よろしければURLを貼っていただけると幸いです。
おお!お仲間ですね(๑╹ڡ╹๑)p♪
ディアゴナールは千葉県の一心堂さんで購入しています。
⇒ https://www.cycle-issindo.com/
対応が早くよかったですよ☆
ありがとうございます!
私もディアゴナールで日本一周計画を立ててるのでとても参考になります(*^^*)これからも頑張ってください!
おお!そうなんですね!!
フェデラルの人が多いですが、ディアゴナールでも全然問題ないですよ!
ただ、センタースタンドはつけにくいのでサイドスタンドの方がいいと思います( ・ㅂ・)و ̑̑
こちらのブログを参考にして
ディアゴナールT(並行輸入)にセンタースタンド着けました。便利ですね❗
ボルトは六角レンチで上手く締まらず交換しました。
ワイヤーは多少当たってますが
問題なく変速できたのでグリスを付けて 加工せずこのままポン付けで行こうと思います。
ありがとうございました。
参考にしていただきありがとうございました。ディアゴナールと良い自転車ライフを!