等々力渓谷は「都内で唯一の渓谷」と宣伝されてちょっとした有名スポットになってるみたいです。都内で自然が豊かなところないかなぁと探していた私もこのキャッチコピーに食いつき、等々力渓谷に行ってきました!ただ、都内といっても東京23区のことです。東京は東京といっても、23区の外はめちゃくちゃ自然多いですからね、東京全体で見れば他にもあるのではないかと思います。
等々力渓谷とは?
等々力渓谷は世田谷区にある渓谷です。
・・・。
というか、渓谷って何なんでしょう?
Wikipediaで調べてみると。
谷(たに、英語: Valley)とは、山や丘、尾根、山脈に挟まれた、周囲より標高の低い箇所が細長く溝状に伸びた地形のことである。渓、谿とも表記され、渓谷(けいこく)ともいう。
なるほど。確かに等々力渓谷は川に沿って低く細長い道が続いています。都内でこういう場所って他にないのかな?ありそうな気もしちゃうけど。
等々力渓谷がこれほど有名になったのは、豊かな自然が残されているからです。世田谷区と言えば一部の人は高級住宅街 (高級住宅街と言っても、実際は「成城」だけ) を思い浮かべるような場所で、ここにこれだけの自然があるのは、確かに驚きです。
鬱蒼とした小川道をトレッキング
大井町線の等々力駅から徒歩5分。等々力渓谷の看板から下に降りると、こんな感じの鬱蒼とした景色が広がります。
等々力渓谷にはこれといった観光名所があるわけではないんですが、緑豊かな景色を求めて東京の人が多く訪れます。同じ理由で、在日外国人にも大人気なんだとか。外国の方は新宿御苑とか等々力渓谷のように、都心にある自然が好きみたいです。
木漏れ日の中マイナスイオンを感じさらに奥へ
夏真っ盛りの暑い日にきましたが、それでも緑が天然のクーラー代わりとなり、渓谷に降りたら体感温度が下がった気がします。写真を撮りながら奥へ奥へ。等々力渓谷は普通に歩くと15分ほどの距離です。
後から写真を見返すと、確かに都心とは思えないような絵ですね。本当に緑豊か。
等々力渓谷から歩いて15分ほどいくと、等々力不動尊があります。多くの人は等々力駅→等々力渓谷→等々力不動尊というルートでお散歩してました。
等々力不動尊に着く前に雪月花 (せつげっか) という甘味処があります。くずもちが有名みたいですが、こんな暑い日はかき氷に限ります。かき氷は夏限定みたい。美味しい宇治金時をいただきました。
等々力不動尊
写真撮っていても、等々力渓谷から不動尊までは結構あっというまです。何か観光名所を期待して来ると拍子抜けかもです。
でも、都内にこういう緑豊かな場所があること、それを感じたい人にはとってもおすすめ。
等々力不動尊にも休憩処があって、美味しいコーヒーをいただきました。
写真はないんですが、コーヒー飲んでるときにすぐ目の前をアシダカグモがものすっごい速さでかけていきまして、びびってコーヒーこぼしそうになりました。そのアシダカグモを追う黒とオレンジ色の大きな蜂がいたんですよ。調べるとベッコウバチというらしく、アシダカグモの天敵で、麻酔をかけて巣に持ち帰り、卵を産んで幼虫の餌にするんだとか・・・。
アシダカグモはゴキさんを食べてくれる良き人間の味方 (見た目はエグいけど)。個人的にはアシダカさんを応援したくなりました。
頑張って逃げ切れたかな。すごい狭い隙間に入ってしまったんですが、なんとベッコウバチも入って追いかけてたんですよね。
勝率はほぼ100%ベッコウバチらしく、ちょっと切なくなりました。
等々力不動尊は秋になるとイチョウや紅葉がきれいなので、秋に来るのもいいですね。なお、等々力渓谷には紅葉する木がないので、紅葉を見るなら等々力不動尊までくる必要があります。
アクセス
まとめ
都内で緑豊かな道を散歩したいと思ったら、等々力渓谷おすすめですよ。目玉スポットがあるわけではないのに、これだけ注目されているのは、自然豊かな景観が残されているからですね。秋になったらまた来たいと思います (๑╹ڡ╹๑)p♪
お気軽にコメントください