【屋久島】迫力の「大川の滝」と野生動物の宝庫「西部林道」そして屋久島一周へ!

昨日の屋久島は年に数回レベルという超が付く程の豪雨に見舞われました。雨宿りの為、栗生の民宿「ぽんかん」にて一日マッタリ。あの雨の中で出発していたらと思うと、本当にゾッとするレベル。ピーク時は平地でも20mlくらいの雨量で、宮之浦岳とか山頂付近はどうなっていたのか想像すらできません。

・・・

さて、栗生を出発して花山歩道の入り口まで自転車でやってきました!

今日は屋久島の南西から北まで観光スポットを巡り、宮之浦まで屋久島一周(完)の予定。

目次

屋久島で最大の滝「大川の滝」

大川林道すぐ近くに屋久島の最大瀑布「大川の滝(おおこのたき)」があります。

落差88mを誇る大瀑布で、日本の滝100選にも選ばれている名瀑ですね。

滝つぼすぐ近くまで寄ることができるタイプの滝で、落差88mの迫力は伊達じゃない。近くまで寄ると水しぶきが舞っています。生憎の曇り空ですが、逆に渋い写真を撮ることができましたかね。

屋久島観光に来たら外せない有名どころですが、期待以上の名瀑布でした。

日本三名瀑の袋〇の滝とか、華〇の滝とかより、全然いいですよ!大川の滝はおすすめです。

大川の滝を後にして、これか西部林道に入っていきます。

西部林道とは栗生から永田までを通っている道で、名の通りちょっとした山ゾーンを走ることに。ここは大型車の走行が規制されており、観光バスが通れない区間です。そのため、栗生から永田へバスで行こうとすると、ぐるっと宮之浦の方まで周らないといけないんですよね(汗)

動物王国「西部林道」

・・・めっちゃサル!!!笑

今まで「あ、サルだー!」とかテンション上がってたのが馬鹿らしくなるほどに、西部林道にはヤクシマサルがたくさんいます。

カメラを望遠レンズに切り替えて撮影開始や!

「チラッ」

(道路にほふく前進の構えで撮影)

お猿さんかわゆいなー!

毛づくろいされてめっちゃ気持ち良さそうやんけ。

西部林道では愛嬌たっぷりのヤクシカが貴方をお待ちしております。子供の鹿さん、最高に可愛いぜ。

(ヤクシカは警戒心強いので結構撮るの難しいです)

西部林道は屋久島の中でも屈指のアニマルスポット。ここを走って猿と鹿に出くわさないのは不可能です。それくらいたくさんいます。

とは言え、相手は野生の動物。

特にヤクシカは近づくとすぐに逃げてしまうので、写真を獲るには望遠レンズが必須。お猿さんも望遠レンズがあれば、いろんな表情を撮ることができますよ。

青空に映える屋久島灯台

永田集落近くにある屋久島灯台にやって来ました!

ここから眺める屋久島の海が、まあきれいなこと!

灯台とか海はやっぱり晴れている日に楽しみたいですね。

永田集落

屋久島灯台から程なくして、永田集落へ到着!

永田と言えば永田岳ですね!「永田岳、宮之浦岳、永田岳・・・」ブログで散々言っているので、山に興味が無い人でもそろそろ覚えてしまったのでは?笑

雲があって見えませんが、あの雲の奥の方に永田岳があります。永田岳山頂からは永田集落を見下ろすことができますが、宮之浦岳山頂からの景色はオール山。つまり、どこの集落からも見えないんですよね。でも、それもまたいい(笑)

写真の鳥居は永田嶽神社。屋久島の神社は基本的に山岳信仰で、年に何回か岳参りを行うと言います。永田から永田歩道を使って永田岳まで行くのはかなりの距離があるので、岳参りも大変でしょうね(汗)

永田にはご飯処が基本ないので、商店でラーメンを食べてお昼を済ませちゃいます。実はこの時すでに14:30くらいで、腹が減って死にそうでした。

商店の方ともう一人のお客さんとお話をしていたんですが、何とこのお父さん91歳だと言うから驚きの極み!頭は鮮明、畑仕事してバリバリ働いているし、本当お元気。

「岳参りで永田歩道を使うのは集落のうち何人かで、後は安房から登っとる。永田歩道は大変過ぎや笑」とか、「昔は浜辺でキャンプファイヤーしてても、横で亀は産卵しとった」とか、永田の話をたくさん聞かせていただきました。いつだって、地元の方に地元の話を聞くのは面白いし感慨深いです。

永田集落には美しい海岸があり、ここは日本一のウミガメの産卵地として知られています。

多い時では10頭が一夜に上がることもあるんだとか!

そんなこともあって、永田浜でのウミガメ観察はかなり厳重に管理されており、光はおろか写真も禁止とのこと(さらに1500円かかります)。でもまあ、ウミガメにとってはその方がいいですもんね。

走っていると、東シナ海展望所が!

東シナ海の展望って、なんかすごいですね!関東住まいの私からしてみると、東シナ海なんて天気予報の世界と言うか何と言うか、そんなもんが見れる場所にいるんだなぁと、しみじみ思っちゃいます。

屋久島に居て半分くらいは山の中にいたのでついつい忘れてしまいますが、ここって離島なんですよね。辺りは360度海に囲まれ、海岸線から少し中に入ればそこは山岳地帯。

屋久島って本当に独特な場所だと改めて思います。

(海も最高だけど、俺はやっぱし山が好き!!!笑)

志戸子ガジュマル園

さて、自転車をガシガシこいで、屋久島の北までやって来ました。

ここ志戸子(しとこ)にはガジュマル園があります。200円かかるんですが、せっかくですしね、入ってみることに。

猿川や中間でガジュマルは見ていたので、それ程期待していなかったんですが・・・

お金をとるだけあって、ここはガジュマルのレベルが違いました(笑)

妖怪はてはモンスター・・・植物というカテゴリーから逸脱したかのような不気味な姿は圧巻です。

不思議の国のアリスのダークサイドな世界へ迷い込んだかのような、まるで映画にでも出てきそうな世界を楽しむことができますよ。

屋久島を周って再び宮之浦へ!

屋久島の北東に位置する宮之浦まで戻って来ましたー!

と、同時にお土産屋さんへ。いろいろ物色した結果、今回は自分用にステッカーを二つ購入。左のステッカー、めっちゃいいやんーーー!すっごくお気に入りなので、自転車のパニアバッグに張るのはもったいないという事になり、自転車用に右の奴も購入。

この存在感よ(笑)

ステッカー構成は北海道屋久島という、最高にアンバランスなのが逆に良い!

屋久島の最後は益救神社へ

宮之浦にある益救神社(やくじんじゃ)へやって来ました。

屋久島は元々益救(やく)から来ているとする説もあるそうです。益救神社は「救いの宮」とも呼ばれ、この”お宮”が「宮之浦」の由来であり、益救神社の奥宮が宮之浦岳だというのは、何とも面白いじゃないですか。

宮之浦の市街を走れば見えてくるのは宮之浦橋・・・

初日はすごい雨でしたねぇ。

あれから2週間経ったのか・・・本当あっと言う間でした。時を忘れるくらい楽しかった。

何かすぐにでも帰る風の言い方ですが、フェリーは朝発ですので、今日は海楽園で最後のキャンプ。

大好きなネクターとビールで乾杯じゃー!!!

そんな私を祝ってくれるかのように、とびっきりの夕焼けに包まれました。

さあ、後はブログでも書いてお終いか。

そう思っていたら、最後の最後に事件がぁ!!!

首がぞわぞわする?手がワシャワシャする?

ブログを書いているときに、なぁーんか、首元がチクチクする気がして。

確認するも異常なし。

それからも時々チクチクしたり、ピリッとしたりするんです。

???

気にせずブログを書いていると、マウスを握る右手が急に「ワシャワシャ―!!!」となってびびる。

右手を見てみると・・・

巨大なムカデが這っているーーー!!!

(白目)

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!

お気軽にコメントください

コメント一覧 (2件)

  • どうも、フミオです。

    清宮さんの記事を読んで、屋久島って本当に独特な島だなぁと感じますね。天気にも恵まれたのはラッキーでしたね。

    九州で一番高い山があり美しい大自然や亜熱帯から冷帯(または亜寒帯)まで様々な気候や植生の変化を感じられる島なんて世界的にも珍しいですしね。

    またリアルタイムだとパソコン、救出して貰えて良かったですね。

    引き続き清宮さんの日本一周の旅路を楽しみに拝見させていただきます。

    • こんにちは!フミオさんはいよいよ北海道ですね!
      電車&バスだと北海道攻略は大変そうですね(汗)
      がんばってください☆
      2週間いたので、雨も晴れも愉しむことができましたよ!
      ぜひいつか屋久島の大自然を肌で感じてみてください(๑´ڡ`๑)

コメントする

Category
カテゴリー
youtube
ranking
ranking
ranking
youtube
ranking
ranking
Special
特集
youtube
ranking
ranking
ranking
youtube
ranking
ranking
ranking
Prefectures
日本一周カテゴリー
Mountains
登山カテゴリー
Tags
タグ検索
目次