日本一周184日目は神社にて、おはようございます。昨晩は真玉海岸で出会ったKさんに夜ご飯をご馳走いただき、すぐ近くにあった神社の軒下をお借りしました。
・・・あまりに静かで爆睡(白目)
・・・昨日の105kmって北海道の天塩~稚内以来のロングライドだ今思えば。
真玉海岸の夕景を見るために、頑張った。しかし、一昨日の疲れと相まって永眠する勢いで寝てしまいました。
奇跡のタイミングでKさん宅へ
雨の中走っていると、何と目の前にKさんが!ご自宅がすぐそことのことでご招待いただきました。特に待ち合わせをしていた訳でもないのに、奇跡のタイミングで遭遇。
ご自宅で手作りのつけ麺を頂きました。麺もスープも手作りとかこだわりすごい!
寝坊してだいぶ遅めに出発したのにも関わらず、ちょうど部落の集会が終わったタイミングで私が家の前を走っていたそうです。車で別府まで探しに行こうとしたところ、すぐ目の前を走ってきたので驚いたとか(寝坊してよかった)。昨日今日とめっちゃお世話になりましたぁ!
他県民が田舎に移住する際の苦労話や部落の話などなど、興味深い話をたくさん聞かせていただきました。
八幡宮の総本社「宇佐神宮」へ
昨日は真玉海岸へ行くのに急いでいたので一旦スルーしましたが、大分に来たなら宇佐神宮へ行かないわけにはいきません。
宇佐神宮(うさじんぐう)とは、全国に4万社以上あると言われる八幡宮の総本社、きわめて格式高い神社です。
神奈川県民の私としては、八幡宮と聞くと鎌倉にある鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)が思い浮かびますが、そう言った八幡宮のトップにあたる神社ですね。
祭神は武神として有名な応神天皇(おうじんてんのう)。歴代の天皇達は伊勢神宮に次ぐ太祖として崇敬してきたそうです。
爆睡したせいで既にお昼を過ぎていますが、これから別府へと向かいます。
国東半島(くにさきはんとう)を周って別府へ行く道と横断する道がありますが、私は横断して最短距離にて別府へと向かいます。国東半島には石像やお寺がたくさんあるそうですよ!
日本一の温泉街「別府」へ!
宇佐から別府へ向かう途中、小さな峠を二つ超えますがどちらも大した坂ではありません。
赤松峠を越えるあたりでまた雨に打たれました・・・大分と福岡の北部だけ雨雲がかかってるんですよねん。まあ暗くなる前に別府に着けそうなので良しとしますか。
別府湾を見ながら気持ちのいい道路を走ります。別府手前の日出町(ひじまち)という所ですが、この辺りは海と小さな山に挟まれた面白い地形をしています。
別府に着いた頃、頭上には巨大な雲が・・・これ以上雨は勘弁してくださいよ?(汗)
宿をどうするか調べてみると、別府にはゲストハウスがいくつかあって、しかも安い。2000円程度で泊まれるので旅人的には嬉しい限り。同じ2000円でもネットカフェで12hパックなんかよりずっと建設的ですね。
今日は別府ゲストハウスさんのお世話になります。北海道でライダーハウスは何度か泊まったけれど、ゲストハウスは・・・何と栃木県の日光ぶりだ。
郷に入っては郷に従え ― 驚き過ぎる別府の温泉文化
別府と言えば日本一の源泉数、湧出量を誇る名実ともに日本一の温泉街。別府に来て温泉入らなかったら何するの?ってくらい温泉のイメージしかありません(笑)
ゲストハウスのすぐ近くに温泉があるのでやって来ました。なんと!温泉祭りが開催中とのことで入浴料無料!(もともと入浴料100円だからお得感はあまりなし!笑)
ここからは、私が経験した衝撃過ぎる別府の温泉文化をご紹介します。
清宮:「さて、まずは体を洗・・・ん!?なんで皆、湯船のすぐ横で体洗ってんの?何なの?なんで水道使わないで湯船からお湯ザバザバしてんの?(白目)」
清宮:「まあいいや・・・って、あれ?水道から水しか出ない、隣も水しかでない、その隣も水・・・は?水道全部水しか出ないんですけどぉ!?なにこれ!?つか、誰も水道使ってないのですが?」
おっちゃん:「洗うんならその辺に座って適当に温泉使って洗いな。」
清宮:「あ、ありがとうございます。(なんじゃこりゃー!!!)」
清宮:「湯船のすぐ真横に座って体と頭を洗うって、水道の意味・・・」
(ゲストハウスに戻って受付のお姉さんを問い詰める)
清宮:「別府の温泉って水道からお湯が出ないんですが、全部こうなんですか?」
ゲストハウスお姉さん:「水道代がもったいないからお湯なんてないのよね、温泉使えばいいだけだし。そもそもシャワーをあまり使わないから。」
清宮:「いやでも、若干湯船の中に洗った水入ってましたけど!」
ゲストハウスお姉さん:「みんな湯船から温泉汲んで洗うからね、多少は(笑)別府の学生は修学旅行前に、よそに行ったらどうやってお風呂入るか説明を受けるくらいだし。過去に、別府の修学旅行生がお風呂入った後、湯船のお湯が無くなって問題になったことがあったみたいよ(笑)」
清宮:「水道の意味ないですよね?」
ゲストハウスお姉さん:「温泉が熱すぎることがあって、頭からお湯かぶると熱いじゃない?そしたら水で冷やすのよ。」
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別府は日本一の温泉街、温泉が無限に湧き出るゆえに「銭湯で水道からお湯を出すなんて意味が分からない」という不思議な文化があるようです。普通にお風呂に入りたい人は銭湯ではなく大きいホテルなんかのお風呂を利用するのが良さそうです。
でもまあ、一度は別府の温泉文化に触れてみるのもいいかもしれませんよ!他県民からすると、斬新過ぎる洗い方に驚くこと間違いなしです。
夜ご飯はKさんが持たせてくれたお弁当をいただきます。
ブログ更新しようと思ったけど、ゲストハウスの人たちと話が弾み、明日の準備もしなきゃなので全然無理でした(白目)
移動ルート
今日の旅データ(184日目)
本日の走行距離 | 57km |
総走行距離 | 7224km |
スタート | 野宿「熊野神社」 |
ゴール | ゲストハウス「別府ゲストハウス」 |
飲み物 | 106円 |
朝食 | 0円 |
昼食 | 0円 |
夕食 | 0円 |
買い食い | 0円 |
雑費 | 0円 |
お風呂 | 200円(シャンプー、ロッカー代) |
登山買い出し | 2039円* |
宿泊 | 2500円(別府ゲストハウス) |
使用金額 | 4845円 |
* お肉、トレイルミックス用のドライフルーツやナッツ類、ビール、ポカリ、ラーメン、パン
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コメント一覧 (2件)
清宮君久しぶりです。その節は、秋田県に居た時に、素通りして会うことができませんでした。何とひどい男だと思ったのですが、今度、私は、佐賀県唐津市で風車を建設しています。
九州に乗り込んできたということで、今度は素通りして行くことはないでしょう。せめて、せめて沿道で手を振るくらいのことはしたいと考えています。首を長くして待っています。
こんにちは!
私が気付かずに素通りしてしまったのでしょうか!?だとしたら本当にすみません(白目)
佐賀で風車の建設ってすごいですね!!もしみかけたら是非お声がけください(๑╹ڡ╹๑)p♪