自分の心に気づいているかい?
本当はやってみたいこと、憧れていることがあるのに、できないと思い込んで尻込みしていないか?
経験がないから、始めることすらできない、そんな自分が嫌になっていないか?
誰にでも、小さなころからずっと好きで、大好きで、楽しんでいる趣味や憧れている事の一つや二つがあるはず。もし、心当たりがない人は、自分自身に問いかけてみてほしい。
『心の底から好きだと言えること』
ない人なんていない。できるとか、できないとかじゃない。やったことがあるとか、やってみたいとかじゃなく、とにかく、自分が一番好きなこと。
人に公言していないかもしれない。もしかしたら、それは他人から見た自分には映っていない、思いも知れないものかもしれない。
他人には言ったことがまったくないものかもしれない。教えたことがないかもしれない。
あるいは、公言しすぎて周りにいる誰もが知っていることかもしれない。
周りの人が知っているか知っていないかは関係なく、これまで触れてきた、挑戦してきたかどうかは関係なく、とにかく「自分が一番好きなこと」ってなんだろう。
わからない?
普段あなたは、Youtubeでどんな動画を見ているの?
大食い?アニメ?Vtuber?デスクツアー?自作キーボード?ゲーム実況?
「何となくこのジャンルを見てしまう」そこにはあなたの根源的な好きが隠れているのかもしれないね。
人生は長いようで短く、短いようで意外と長い。
10代は学業で忙しかった。20代は就職や仕事で忙しかった、30代は子育てで忙しかった、40代も子育てで忙しかった、50代になったら親の介護が始まった、60代になったら疲れてしまった、70代になったら歳をとって挑戦できなくなってしまった。80代でお迎えが来た。
人生はいつどうなるか、誰にも分らない。
「いつも忙しくて…」という愚痴もわかる。「お金がなくて…」みんなそう感じてる(ところで、オリーブオイルの値段上がり過ぎだろぅ)
やらない理由は、1個でも10個でも思いつくかもしれない。
でも、やる理由はただ一つあればいい。
誰が何と言おうと、私はそれが「好き」なんだ、と。
私はいっさい興味がないのだが、アイススケートはいつも視聴率が高いと聞く。アイススケートの放送があれば欠かさず見る、そんな人も多いのだろう。優雅に滑り、華麗なジャンプに魅了されて。
・・・やろうぜ。観るだけじゃなく。やってみよう。それも、スケートリンクに行ってキャッキャとはしゃぐだけじゃなく、教室に通って大会に出て、Myシューズも買っちゃったりなんかしてさ。
小さなころから漫画が大好きで、大人になった今でも大好きで。ドラゴンボールは永遠に不滅ですと。大人になったら漫画やアニメが楽しめなくなるかと心配だったけど、変わらず大好きだと。
・・・描いちゃおう。読むだけじゃなく、見るだけじゃなく、自分で漫画を描いちゃおう。iPadとAppleペンシルでもいい、液タブとクリスタでもいい、紙とGペンでもいい。ネットで公開するとかコミケに応募して販売するとかしちゃってさ。
格闘技が好きで興味があるけど、これまで一切触れたことがない。空手の教室とかボクシングのジムとか、怖くて行けない。でも、はじめの一歩が面白すぎて、ちょっと読み始めたら他の何をさしおいても読み続けちゃうんですよね。
・・・俺や。次の日にボクシングジムに行って体験させてもらって、そのまま入会して、8オンスと16オンスのグローブとヘッドギアを買って。家でマウスピースの型とって。終いにはプロの選手とスパーリングさせてもらってボコされたりしちゃおう。楽しかったなぁ。グローブはまだ取ってあります。
Youtubeではキャンプや登山などアウトドア系の人に憧れます。きれいな風景を自分でも見てみたい。でも、怖くて山には行けないし、周りにやっている人もいない。私はYoutubeで動画を楽しむくらいがちょうどいいし、性に合っているのかもしれない。
・・・行ったら100倍楽しいから、行こう。山から見える景色がきれいだって?動画で見てそう思うなら、自分の目で見た時、その感動は計り知れないほど大きなものだから。
「他のなにを差し置いても好き」なことって、意外と神格化されちゃって、自分自身では挑戦したことがない、挑戦することを考えてもみなかった、なんてことがあるかもしれない。いや、多いと思う。
大人になったんだし、好きなことをやっていい。
自分が「心の底から一番好きだと思えること」に挑戦しよう。見るだけじゃない、触れるだけじゃない、自分自身がプレイヤーになることで、わかること、深まる理解、そして、見える世界が変わってくる。
明日やろうは馬鹿野郎??・・・いやいや、明日からやれるなら最高だ。本当に馬鹿野郎なのは「いつかやろう」なんだから。
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