写真が趣味という方はたくさんいらっしゃると思います。一方、自分が撮った写真を額装して飾ったことがある人は少ないかもしれません。
自宅や自室に『自分自身が撮った写真を飾る』のがすごくいい。
写真を撮影する意義が感じられるし、自分の写真を眺めながらの時間・生活が贅沢に感じられる。『額装』というと大袈裟に感じられますが、実はとても簡単。
写真の額装、本当におすすめですので、私の例をご紹介したいと思います。
安くて質も良いIKEAの額(フォトフレーム)
ヨドバシカメラやAmazonで調べると、額装用のフォトフレームはたくさん見つかります。ただ、どれが良いのかイマイチわからない。店頭で比較検討するのも一考ですが、私が使っているIKEAのフレームは安くておしゃれ。おすすめできます。
額装に興味があるけどフレームで迷っている方は騙されと思って使ってみてください。
ロムヴィーケンの32cm正方形と40cm x 50cm長方形の2種類を使っています。30cm正方形の方が余白が大きいので額装すると「写真家っぽい」雰囲気が出ます。
IKEAのアルフタで写真を壁掛け
写真の額装・展示に関して、できることなら「壁に穴を開けたくない」ですよね。そこで使うのが同じくIKEAのALFTA(アルフタ)という粘着テープ付き壁掛けフック。とても便利なので併せてご紹介していきます。
写真を額装
それではロムヴィーケンのフォトフレームに写真を額装していきます。
イメージはこんな感じですね。これはまだ額の上に写真を置いただけのイメージ画像。今回は正方形の額なので、プリントした写真(アスペクト比3:2)の横側は一部隠れてしまうことに。どこを隠してどの正方形部分を見せるかイメージしておきます。
山岳写真の額装にはモノクロがおすすめ
今回額装するのはこちらの3枚。他にも何枚かプリントしましたが、展示する内容や部屋とのバランスを考えて決めました。私見ですが「絶景最高!!」みたいな写真を飾ると「山小屋」みたいな部屋になってしまうのでやめました。
山小屋っぽい(アウトドアを前面に押し出すような)部屋にしたいのであれば別ですが、私はそこまでアウトドア風にしたくない。風景写真の中でも山の写真はインパクトが強いため、部屋全体のバランスを考えた上で写真を決めましょう。
今回は白黒写真を展示することもあり、写真の「白」と「黒」のコントラストに気を使いました。あまりに黒いと地味だし、白が多すぎると迫力がない。雲(白)と山体(黒)のバランスが重要です。
実を言うと、写真はパパッと選びました。後でいくらでも差し替えできるので、とにかく額装して飾ってみる経験とスピードを最優先。
話を戻して・・・ロムヴィーケンの額には表面アクリルパネルが付属してます。指紋を付けないよう気をつけながら保護シートを剥がしましょう。
(1)アクリルパネルを額の上に置いて(2)余白となる台紙も置いて(3)その上に写真を置きます。
この時、写真のアスペクト比と台紙のアスペクト比が異なることがほとんどだと思いますので、写真の「どの部分が表示されるのか」確認しながら作業を進めましょう。
最後に(4)写真を固定するパネルを置きます。
写真と台紙をマスキングテープで留めると◎
ここでワンポイントアドバイス。額を壁掛けした後に写真がズレてしまうと直すが面倒。未然に防ぐため、写真と台紙をマスキングテープ、なければセロハンテープなどで仮固定しておくと安定して良いですよ。
最後に固定パネルのフックを額縁の内側に引っ掛けます。これで写真を額の中に入れることができました。ね、とっても簡単でしょう?
額に入れるだけで愛着が湧く不思議
写真を額装することができました!!
デジタルで見るのとは違う趣があり、プリントするだけとも異なる味があります。何より、写真に対して「余白」を付与できるのが素晴らしい。インスタやツイッターに写真を投稿するときにわざわざ余白をつけている人がいるくらい、余白というのは写真を引き締める効果があります。
とはいえ、スマホの画面でチマチマ見るのとは訳が違います。それくらい、写真をプリントして額装すると愛着が湧いてくるんだから不思議ですね。
アルフタを壁にくっつける
写真を展示する場所を決めたら、次はALFTA(アルフタ)を壁にくっつけます。アルフタとは、強力な粘着テープが付いた額装写真を展示するためのフック。
壁に粘着テープで土台をくっつけたら、そこにフックもくっつけるだけ。アルフタが優れているのは、壁にねじ穴を開けることなく写真を掛けることができる点。非常に強力な粘着テープだけで写真を支えることができる強靭さと、簡単に剥がすことができる安心さを兼ね揃えています(実験済み)
剥がす際は、下に飛び出ている白いところを引っ張るだけ(こちらも実験済み)
IKEAの公式サイトで実際に剥がしている動画がありますので、そちらを参照していただけると分かりやすいかと思います。
自分の写真を額装して飾る
こちらが3枚の写真を壁掛けした様子。自分で撮影した写真を自室に飾る・・・お気に入りの写真に囲まれる贅沢な空間。写真を撮る一つの究極的な目的になりえるのではないかと感じています。
40cm x 50cm写真はそれなりの存在感があります。大きな額ですので1枚だけ飾るのにも良し、コラージュ的に飾るのであれば中心となる1枚として主役級の活躍をしてくれそう。
正面のアクリル板は光を反射しますので、飾る場所によっては反射が気になるかもしれません。とはいえ、防ぎようもありませんので私は割り切ってます。
デジタルを越える
ますます多くの人がデジタルカメラで写真を撮っている昨今。SNSやWEBに写真をアップするのは当たり前となりました。そんな今だからこそ、オフラインの極みとも言える写真のプリントや額装に挑戦してみてはいかがでしょうか。
個人的には超おすすめでございます。
今年は写真集を発売したこともあり、自分自身で撮影した写真をデジタル媒体“以外”で活用した1年となりましたね。写真集としてまとめることも、プリントすることも、額装して飾ることも本当におすすめです。
プリントすることで得られる気づきがあります。写真集の時もそうでしたが、目的によって選びたくなる写真って変わってくるもの。例えば、どこに飾るのか、大きさはどうか、カラーかモノクロか・・・写真が趣味でプリントした事がないという方は、ぜひプリントしてみてください。
額装して飾ることで「写真撮影」という趣味に新たな息吹を吹き込むことができると思いますよ!自分で撮影した写真に囲まれる贅沢空間なら、デジタル写真のレタッチも捗ること間違いなしですね!
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コメント一覧 (2件)
真似したくなる内容だったのでとりあえずIKEA行ってきます
とても簡単ですし、ちょっと送料はかかりますが公式通販のオンラインで買ってしまうのも◎
ぜひ試してみてください!