先日PeaDesign東京に行きLeashを購入しました。その際、一緒に購入したのがクリエイターキットとエブリデイケースです。
この2つを使えばスマホを動画撮影用カメラとしてバックパックに装着することが可能!
登山では危険箇所を歩くなど手が離せない状況が多々あるのですが、そんな時の撮影で活躍してもらう予定です。
これで動画撮影の幅が広がれば嬉しいですね。
スマホで動画を撮影する目的
動画撮影用の機材としてDJI Pocket2を持っていますが、ジンバルカメラなので手で持ちながら撮影する必要があります。手ぶれ補正がついているので綺麗な映像が撮れる反面、手が離せない状況では使えないというデメリットがありました。
手が離せない状況というのはスリリングかつ非日常的な映像が撮れるのですが、安全第一なのでジンバルカメラを使うわけにはいきませんよね。そんな時でも、両手を使わずに動画が撮れたら・・・そう思っていました。
解決策としては、GoProを頭の上に乗せて撮るのが一般的でしょうか。しかし、私の場合は撮影の90%をDJI Pocket2でこなせる見込み。残り10%のために購入するのは尻込みしてしまう・・・。
そんな時に出会ったのがクリエイターキットだというわけです。
CREATOR KIT(クリエイターキット)
クリエターキットの同梱物。
大前提となりますが、クリエイターキットを登山で使う場合、同じPeak Design(ピークデザイン)というブランドのCapture(カメラクリップ)という装備を使うことが前提となっています。
「なんですかそれ?」という方はぜひこちらの記事(登山で一眼レフやミラーレスを持ち運ぶのにおすすめな神アイテム「Peak Design キャプチャー v3」)も併せてお読みください。
キャプチャーとは『一眼レフやミラーレスカメラなどを登山のバックパックにワンタッチで着脱するための道具』のこと。このホルダー部分にクリエイターキットを装着して、そこにスマホを固定するというわけですね。
アルカスイス互換
クリエイターキットには2つのプレートが用意されており、1つはアルカスイス互換(キャプチャーと互換性あり)、もう一つは1/4″-20(1/4 インチネジ穴付きプレート)です。
エブリデイケース
スマホケースであるエブリデイケースはファブリック素材が使用されており、日常用として使っても悪くなさそうです。私がお店に行った時はフィンガーストラップがついているエブリデイ「ループ」ケースしか在庫がなかったのですが、フィンガーストラップ無しのタイプもありますよ。
中央の凹みがクリエイターキットと連結する部分(マグネット式)。
私はiPhone12専用ケースを購入しましたが、使っている機種に関係なく使える汎用タイプ(ユニバーサルアダプター)も売られています。
OPPOやXiaomiなど専用のケースがなくても使えるのは嬉しいですね!
クリエイターキットとエブリデイケースの操作性
連結はマグネット式なのでエブリデイケースとクリエイターキットを近づけるだけで『ガチッ』とくっつきます。
マグネットによる着脱は落下に対する一定の不安が付きまといますが、しっかりしたロッキング機構をしているのでまず大丈夫かと思います。
スマホを外すには上部についているボタンを押しながら離すだけ。
この辺りのギミックもシンプルなので、説明書を読まなくても直感で理解できますよ。
スマホをバックパックに装着
こちらが先ほど紹介したキャプチャーと呼ばれる製品の中でもクリップと呼ばれるパーツ。
本来はこちらに一眼レフやミラーレスなどのカメラを固定しますが、今回はスマホを装着したクリエイターキットを固定します。
固定方法はとても簡単。
物理的にスライドさせるだけです。取り外すときは横側についているボタンを押しながら逆方向にスライドさせます。
バックパックへ無事に装着することができました!
一見すると複雑なギミックに見えますが、装着も着脱も本当に簡単なのでご安心あれ。
実際に背負って撮影してみましたが、iPhoneの広角カメラで撮影しても手が映り込むこともなく、第一印象は非常に良好でした。
早く山の中で使ってみたいです。
スマホを付けっぱなしでも良いですが、地図などを確認するのにポケットにしまっている方も多いはず。
クリエイターキットはバックパックに常時装着して、撮影の前後でスマホを付け外しする運用がいいかもしれません。
スマホをクリエイターキットから取り外す時は、上部のボタンを押し下げてスマホを引き離すだけです。こちらも簡単。
クリエイターキットは角度を変えることができるので、目の前を映すことも足元を映すことも可能です。
アイゼン歩行の様子や、雪山登山でのレクチャー動画など撮りやすいかもしれませんね(雪山でスマホが動くかは別問題として)。
クリエイターキットについているネジを閉めることで、ダブルロックとなり、キャプチャーと完全に固定することができます。
まとめ
登山中に得られる感動を写真で残すのも良いですが、動画を撮ることにより、臨場感をよりストレートに伝えることができます。
スマホを動画撮影用カメラとすることで、新たに機材を購入することなく動画撮影の幅がグッと広がりますね。
記録を残すために山に行くというのは本末転倒な気もしますが、登山に向かうためのモチベーションは人それぞれ。
私の場合は山を歩いて景色が見たいから、山で写真を撮りたいから、動画を撮りたいから、そしてその情報を発信したいから・・・いずれも山に行く動機であり、いずれか一つだけというわけではなく、すべてが複合的に作用して入山しています。
新しい道具が加わったことで動画撮影の幅が広がりそうです。
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