当ブログでもご紹介しています通り、三脚・雲台・クイックリリースはLeofotoを使っています。いずれも気に入っているのですが、同じLeofotoから「レバークランプ」なる便利なクイックリリースが発売されており、前から気になっていました。
前回の西穂高岳登山で実戦投入してきましたのでレバークランプについてご紹介したいと思います。
ノブ式のクイックリリースと三脚システム(LX-254CT+XB32)
こちらはレバークランプ へ交換する前の写真です。三脚はレオフォトLX254-CT・雲台はXB-32という種類を使っていました。
ちなみに・・・三脚というのは言わずもがな3本の脚の部分のことです。雲台という言葉は聞き慣れない方もいるかと思いますが、カメラを載せる台座の部分、クイックリリースとはカメラと三脚を繋ぐパーツのことです(上記写真に3つのタブがついていますが、今回の記事では最上部のタブのパーツの話をしています)。
クイックシューにはPeak Designのキャプチャーを使っています。これひとつでバックパックのショルダーハーネスへの固定と三脚への取り付けができるのでとても便利です。LR-50はアルカスイス互換ですのでご安心を(LR-50とPeak Designのキャプチャーは互換性があるということです)。
こちらがクランプ式のクイックリリースに変えた後の写真です。先程の写真は「ノブ式」でしたが、それが「レバー式」に変わっているのが分かると思います。
レバークランプの魅力
回すタイプのノブ式からレバータイプへ変更すると「何がいいのか?」ということですが、ノブ式は手袋をした状態で作業しづらいという欠点があります。レバークランプへ変更する事でレバーを前後に動かすだけでカメラを着脱できます。
こちらはレバークランプが開いている状態。
カメラを載せてこのようにレバーを倒すだけで簡単にカメラを三脚に固定することができます。
「なんだそんな事か・・・」と思われそうですが、手袋をした状態でクイックリリースのノブを回すのは非常にストレス。オーバーグローブをした状態ではかなり難しい作業となります。厳冬期のように手袋が必須の時期をはじめとして、大雑把な作業でカメラを三脚に取り付けることが可能となるため、レバークランプ式のクイックリリースは想像していたよりも遥かに便利でした。
撮影場所を変えたり構図を変えたりと、三脚からカメラを取り外す機会は意外にも多いもの。そんな時に「サッと」カメラを着脱できるので、冬だけに限らず、季節を限定せず使用をおすすめできます。
LR-50クイックリリースクランプ購入時の注意点
こちらがノブ式のクイックリリースですね。こやつを自由雲台のボールヘッドから取り外す必要があります。取り外した後にLR-50を六角レンチで取り付けるだけなので、交換作業が簡単だと思いますよね?だがしかし、このクイックリリースのネジは当然ながら「めっちゃ硬く」取り付けられています。
六角レンチを使って回そうとしても、ネジが糊付けされているので簡単には取り外せません。
しばらく悪戦苦闘したのち、てこの原理を使ってなんとかネジを回すことができましたが、代理店のワイドトレードは「郵送でクイックリリースの取り付け」を行っています。それほど、自分で交換するのは難しく、特に女性一人で交換するのは極めて難しいと思われます。難しければ、郵送して取り付けてもらいましょう。
まとめ
カメラを着脱するたびにノブをグリグリ回すのがストレス!!!という方は今すぐレバークランプを試してみてください。カメラの固定力はノブ式でもレバークランプでも変わらないのでご安心を。取り付けだけがやや面倒ですが、てこの原理を使ってなんとか六角レンチを回せさえすれば、交換はすぐに終わります。
「私が持っている三脚・雲台で使えますか?」という質問に関しましては、レオフォトを使っている場合は互換性がもちろんあると思います。他社製の三脚の場合はネジの太さによるかと思いますので、代理店であるワイドトレードさんへ問い合わせてみると良いかと思います。楽天では公式ショップがあるのでそちらから問い合わせるのもいいでしょう。
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