『写真館』中央アルプス~日本屈指の稜線美「木曽山脈」を撮る~

宝剣岳から続く中央アルプスの稜線

厳冬期の稜線は美しい。風雪で磨かれた白い山肌と所々垣間見える黒い岩肌のコントラストがたまらない。

厳冬の中央アルプスは、まるで白い鎧を身に着けたかのような姿となる。宝剣岳(ほうけんだけ)のその先には木曽と伊那を南北に連なる稜線が続いている。写真で見ると近いようで、右に写っている空木岳と南駒ヶ岳まではかなり遠い。

厳冬の中央アルプス縦走はどのような気分だろう。

木曽駒ヶ岳より眺める御嶽山

中央アルプス最高峰であり、日本百名山にも選ばれている木曽駒ヶ岳(きそこまがだけ)。360度の展望はもちろんのこと、中でも、御嶽山の大展望が素晴らしい。御嶽山は独立峰。北にも、南にも、中央にも、八にも属さない。

厳冬期は空気が一年で最も澄み渡る時期。遠景の写真を撮るのに適している。

南アルプスの大展望

伊那を挟んで対峙する南アルプス。

甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳と南アルプス北部の山嶺に、ひょっこり顔を並べる富士山。

中央アルプスのシュカブラ

冬の中央アルプスは風が強く、木曽駒ヶ岳山頂近くには刃のようなシュカブラが発達している。稜線の岩肌とシュカブラの雪面の対比が美しかった。

厳冬の宝剣岳

厳冬の宝剣岳は快晴の青空へ突き刺すようにそびえていた。

夏の中央アルプス稜線

青空に夏らしい雲が漂う稜線。空木岳は雲の中。

これからこの道を歩けるのかと思うと、ワクワクしてくる、まさにそんな瞬間。

ホテル千畳敷の奥に迫る巨大な積雲。積乱雲ではないものの、この手の雲を見ると怖くなる。雲間から覗く伊那の町を見れば、自分がいかに高い場所を歩いているのか、思い出す。

人工物と巨大雲の対比が面白い。

怪しい雲から覗く、黒々とした稜線が異世界の様な雰囲気をつくっていた。

宝剣岳から歩き出した縦走も、濁沢大峰や檜尾岳まではまだまだ遠い。

空木岳の景色

2017年9月15日、空木岳山頂にて夕日を待つため、昼寝したりはしゃいだりしていた不審者を見た方。

・・・すみません、それは私です。

木曽山脈は花崗岩の山。稜線上には至る所に、花崗岩が散りばめられている。空木岳山頂を眺めると、山肌には無数の花崗岩が露出している。

南駒ヶ岳の夕景

私は空木岳から眺める南駒ヶ岳が大好き。昼間は快晴で次第にガスに覆われた稜線も、夕暮れ時にはしっかりとガスが取れた(山ではよくある)。

この日は、私が山で出会った景色の中でも格別だった。

焼けるような夕日が南駒ヶ岳を赤く染める。

感動の夕焼け

夕暮れの脇には御嶽山。空木岳から御嶽山を単体で撮るには距離が遠すぎる。空木岳山頂を前景として入れる事で、夕暮れ時の美しい時間を再現した。

太陽が沈む直前、直後は「加工」と疑われても仕方が無いような空の色をしていて、それ故に、写真で表現するのが難しい。

写真という小さな枠に収めてなおこの景色。実際の風景がどれ程に感動的だったか、少しでも伝わればいいのだけれど・・・。

残照

真っ赤に染め上げられる不思議な雲と、鮮やかな景色に浮かび上がる影。

赤薙岳より眺める空木岳

赤薙岳より眺める空木岳は両翼を伸ばしたような出で立ちだった。朝焼けを期待したが、とても淡い日の出を迎えた。

・・・写真は順次更新していきます。

現像

写真の現像はLightroomが主体、Google Nik Collectionも取り入れています。

目で見た景色を再現するのはもちろんなこと、山の魅力が伝わるような写真を表現したいと考えています。(ブログにアップすると、どうしても画質が劣化します。実際の写真はもっとシャープです…ゴニョゴニョ)

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