【旅28日目】羽州街道の難所「小坂峠」を超えて宮城県へ!

こんにちは!日本一周28日目でございます。

朝起きて、とある事件に気が付いてしまいました・・・。しょっちゅう事件が起こるので、事件ファイルNo.Xって番号付けようかな(涙)

それでは、28日目いってみよー!

目次

はじめて泊めていただいた桃井宅から出発

昨夜はツイッターで知り合った方のご自宅に泊めさせていただきました。旅はじめての「人の家」に泊めさせていただき、人のご厚意に甘えてばかりで少しの罪悪感と多大なる感謝の気持ちを感じています。

それなのに!布団に着くなり!すぐに寝てしまうという無能っぷり٩(◦`□´◦)۶ 

あまり旅の話をすることができず、申し訳なかったです。来年から自転車日本一周を考えているとのですので、出発する際には当ブログでも紹介しますね。

昨日に続き、今日もとってもいいお天気。むしろいい天気過ぎて、暑いぜ。寒いよりずっといいですけどね。

さて、今朝気づいてしまった事件というのはですね・・・

昨日、パソコンとwifiを接続したまま寝てしまったようで、何もしてないのに4.5Gbも通信量を無駄にしてしまいました。おかげで今月の7GBまでもう空きがほとんどない( ;∀;)

wifiなしではブログの更新が厳しいので、デザリングとうまく併用しながら、追加で1GB程購入してやりくりしようと思います。くそう、無駄な出費だぜ。

泊めさせていただいた伊達市の梁川は田んぼ地帯、目的地方面を目指すにもイマイチ方角が・・・

多分あの奥に見える山がそうですね。

ええ、今日も今日とて、山を峠を超えますよ!

走るルートは概ね、1市街地 2内陸部(山間部) 3海側 に分けられると思うんですが、自分はほとんど海側を走ってないですね。別に避けてるわけじゃないんですが、行きたいところが内陸に多い気がします。

田んぼ地帯から国道へ出て、まずは国見方面を目指します。

ああ・・・山が。山が迫って来おる。

左を見ても右を見ても前を見ても山の壁。

七ヶ宿を目指して激坂の小坂峠越え

今日の目的地は、この七ヶ宿(しちかしゅく)というところです。

これから通る羽州街道(うしゅうかいどう)に「上戸沢、下戸沢、渡瀬、関、滑津、峠田、湯原」という7つの宿場が置かれたことから、七ヶ宿というそうです。

少しずつ坂が増えてきました。天気がいいから暑い暑い。

小坂宿と呼ばれていた宿場を過ぎると、やばい傾斜になってきました。

とてもじゃないですが、自転車こいで上るような坂ではありません。

ぐわっ。

いや、熊とかいいから。

熊より坂。この坂ヤバイ。旅の中で一番の傾斜です。

ぬおー!!!

小坂峠、積載した自転車で通るような峠じゃないですな。

自転車をこぐのはとっくに諦めて、少しずつ押し進めます。

押して進むのも大変。いい筋トレになりそうだ。

良すぎる天気も相まって、なかなかの重労働に。

顔を上げたら大きな鳥居が道路をまたいでいます。

あれ?道間違えた?神社の中に入っちゃう感じ?進むべき道はどこじゃー٩(◦`□´◦)۶ 

・・・??

鳥居だけあって本殿とかはありませんでした。

脇に羽州街道と書かれた看板と、弘法水と書かれた水場があります。

弘法水とは、かの弘法大師が発見したとされる湧水のことで、全国各地にあるそうです。

丁寧にコップまで置かれているので飲めるのかな?飲み水とはかいてありますが、苔が生えまくってなかなかワイルドな状況に。

・・・

冷たい山水です。顔を洗ってさっぱりし、当然!旅人なので!お水もいただきました。冷たくておいしー!

それにしても、小坂峠、旅人泣かせの坂です。

小坂峠は羽州街道の難所と言われ、途中にある産坂(さんざか)は出産のような苦しみからその名前が付けられたとか。

羽州街道と奥州街道は江戸時代から東北の主要な街道として使われてきました。羽州街道は宮城、山形、秋田、青森と続き、奥州街道は岩手、青森へ。

自転車という乗り物は使っていますが、江戸時代から使われているような街道を自分の足で歩くと、それだけでいい思い出になるし、旅してるなぁって実感が涌いてきます。

車やバイクだとビューッンと一瞬で過ぎちゃいますからね。苦労した分だけ、思い出も愛着も経験も増す気がして、自転車や歩き旅のいいところなのかなって、そう思います。

信達平野を見下ろしながら宮城を目指す

坂は大変ですが、そこから見える景色は絶景ですよ!苦労したぶん、爽快感がハンパない。

ここは小坂峠から見下ろす信達平野(しんたつへいや)、坂を上って下の景色を見下ろすと「自分の足でここまで上ったんだな」って実感できて、すごい達成感ありますよね!

登山もそうですが、その達成感があるから、わざわざ苦労して山なんて上るんでしょうね。

ヘアピンカーブのきついところは押しますが、自転車に乗れるところは乗ります。

頭がくらくらしてきた・・・

自転車に乗れば太ももが、自転車を押すとふくらはぎが疲れるので、交互に休ませるといい感じ。

そして・・・

福島県から宮城県へ!

峠の一番きついところを越せば!そこは宮城県!

5/47都道府県(千葉、茨城、栃木、福島→宮城)です!

県が変わると「前進している」ことがわかって嬉しいもんです。

宮城県に入るとすぐ、朱い鳥居が立ち並ぶ場所が。

・・・なるほど、坂入り口で見た鳥居はここの神社のものだったんですね!

萬蔵稲荷神社(まんぞういなりじんじゃ)と言うらしい。

100程もある朱い鳥居がずらりと立ち並びます。

木々の中にある鳥居をくぐり、

奥に社殿がありました!

朱色で統一されて、雰囲気ある神社でした。

鳥居が並ぶ景色ってなぜか惹かれます。鳥居で有名な京都の伏見稲荷が今から楽しみです。

標高が高いからか、野生の藤の花がたくさん咲いています。

栃木のあしかがフラワーパークは行けなかったけど、野生の藤をたくさん見られたので、まあよしとしましょう。

苦労して上った後はご褒美の下り坂が!

びゅーんっと一気に駆け下りました。

し、しかし・・・目の前には再び上り坂が( ;∀;)

車は通りますが、自転車や歩いている人はまずいません。

自転車を押しているときは、天気もいいので梢のせせらぎを楽しんだり、好きな音楽を聞いています(ぜーはーぜーはー言いながらですけどね笑)。

まだ梅雨前ですが、暑いので夏っぽい音楽を聞いてました。

七ヶ宿ダムまで来ました!後少し!

「ようござったなっす」って!笑

すんごい方便ですね。何弁なのかな?ちょっと調べてみると・・・山形弁?

福島では、会津弁、福島弁、郡山弁などを聞くことができました。これから上に上に行くと色が強くなっていくのかなぁ?青森とか楽しみです。

大きな七ヶ宿ダムの横を走ります。

この時、すでに疲れすぎて早く着きた過ぎてすごいスピードで飛ばしてました。

目的地である道の駅「七ヶ宿」まであと2km!

・・・そして、

道の駅七ヶ宿で野宿

到着ー!!!

道の駅の横に野球場が併設されている!

宿場の名前がついた道の駅なんて、休むのにもってこいですね。

県が福島から宮城へ変わっただけで、売っているものが全然違うなぁ。

この道の駅には変わったものが多い感じがしますね。

宮城県と言えば!牛タン!ずんだ!

よーし!仙台着いたら牛タンとずんだ食べて食べて食べつくそう。どっちも大好きなんですよ。そういうものにお金は惜しみません。美味しいものにまでお金払わなかったら、何も食べれなくなっちゃいますもんね。

・・・

今日はやめとこう。

(ネタじゃなく)今日は本当にやめました。疲れているので、飲んだら寝ちゃいそう。

自炊するにしても、ちょっとでも色があった方が見た目も味も栄養もいいですよね。

ただ、結構な量で売られていることが多く、なかなか手を出しにくかったんですが、これからは少しでもいいから何か買って自炊レベルをアップさせたい。

野菜に目をやると、なんと行者にんにくが150円で売られているじゃないですか。

行者にんにくとは、とても強烈なにんにく感がある、5月頃獲れる山菜です。まさに旬ですね!行者が修行中に食べるのでその名が付いたとか。栄養豊富で、育つのに時間がかかるので結構貴重みたいですよ。

今日はこいつをパスタに入れて食べようと思います!

行者にんにく食べるとか旅っぽくていい!

日付2016年5月19日
走行距離26km
総走行距離909km
スタート友人・知人宅「桃井家」 
ゴール道の駅「七ヶ宿」 

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コメント一覧 (2件)

  • 宮城で牛タンといえば『利休』と言われがちですが個人的には味噌牛タンなら『一福』味噌以外なら『司』というお店を強くおすすめします

    • コメントありがとうございます!
      利休は仙台以外でもありますもんね。他のお店にしようと思っていました。
      味噌牛タンも普通の牛タンも食べるのもありですね。
      実は友人からも「司」がおすすめと聞いていました!
      これは行くしかないですね(๑╹ڡ╹๑)p♪
      貴重な情報ありがとうございます!

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